「誰かが自分を気にかけているということにたまらない不快さを感じた。はやく、かき消したかった」
竹史的にはやはりそうなるか~・・・。
二人を見ていると裕佳子ちゃんたちの関係とシンクロしてしまいます。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。こちらもお読みいただき、ありがとうございます!
はい、竹史的には、そうなってしまうのです。人に見られる、注目をされるというのが不快で不快でたまらないんです。高原の前向きでさばさばした言動に彼女を見る目がやや変化したものの、注目される不快さがなくなることはありませんでした。
裕佳子と章の関係も、裕佳子が思いっきり引っ張っていましたよね(^^;) 高原よりさらに強引だったのではないかと……
コメントをありがとうございました。
こんにちは。
ハシボソガラス、初耳でした。自分も高原さんと同じように饒舌になった竹史さんを見て驚いちゃいました。鳥……お好きなんですね。
高原さんの距離の詰め方も悪気はない(当たり前ですが……)けれど、竹史さんのことを知ってる身としては複雑な気持ちになりますね……。
作者からの返信
リオンさま
こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。
新たな竹史の一面がかいま見られる一話でした。いつもむっつりしていて、子供じみた言動の目立つ竹史ですが、鳥が大好きで、そこをつつかれると人が変わったかのように饒舌になります。
この先、鳥に関するうんちくを何度か語ります。そのたびに竹史の印象が少しずつ変わるかもしれません。ゆるりとお付き合いいただけますと、嬉しいです!
高原と竹史の関係は、どうにも先行きが明るくならないのです……
コメントをありがとうございました。
むぅ……。分かってはいるんだけどそれでも、高原さん良い子そうなのに、竹史のもったいないことを――って、思っちゃいました。これはきっと神様のせいだ。もぉ!
うん、カラスに種類あるんですね。知りませんでしたー! ちょっと、見れたらこっそり見てみます。
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ! いつもお読みいただき、ありがとうございます。
「神様のせいだ」、そうですよね、本当にそんなものなのかもしれません。竹史は竹史で、容子は容子で、神様を恨んでいるかもしれないですね。
カラス、実は楽しいですよ。ハシブトガラスとハシボソガラスは、だいたいどこででもみられると思います。それ以外の種類は渡り鳥だったりして珍しいので、難しそうですが。見る機会があれば、どうぞゆっくり観察してみてください~。とくにハシボソガラスは歩き方がえらく可愛らしい(お尻を振り振りしながら歩きます(//▽//))ので、ぜひぜひ~
コメントをありがとうございました!
タイトルは竹史の好きなものでしたか。と同時に自己開示に係る印象的な一話でした。興味の対象でない女の子に好かれるという体験。彼の幼くて狭い世界がこれを機に広がっていくのか、気になります。
作者からの返信
カワセミさま
こんにちは。コメントをありがとうございます。
竹史の鳥好きについては、次話で詳しく語られますのでここでは割愛しますね。ハシボソガラス、もう何回か登場しますので、どうぞお楽しみになさってください。
興味の対象とならない女の子からのアプローチですが、人間嫌いという一面がなければこの経験を生かして自分の世界を豊かにすることもあり得たでしょうが、彼にとってはむしろ内にこもらせる一因となった感があります。
こんにちは。
やっぱり母子は似るのかな、、と思いました。
カラスがおおきく口をあけて、おわあ、と鳴くところで、萩原朔太郎の詩ではおなじように猫が鳴いていたな、と思い出しました。あちらはちょっと不吉な響きでしたが、、こちらではどうなるでしょうか??
作者からの返信
久里 琳さま
おわあ、こんばんは。いえ、こんにちは。コメントをありがとうございます。
高原と﨑里ちゃん、似てますよね。似させるよう意識したわけではないのですが、どこかで親子のつながりを感じていたのかもしれません。人におせっかいなくらいちょっかいを出す点では祐介と﨑里ちゃんもよく似ています。
黒猫にはミステリアスなイメージがありますし、実際顔や姿にも不可思議な力の気配を感じるのですが、カラスには感じませんね。顔がどことなくユーモラスですし、あの歩き方(第四章で言及します)がもう、コミカル以外のなにものでもないので……。墓場や刑場にオオガラスが群れている光景を目にしていないと、カラスが不吉というイメージは案外ないんじゃないかなと思っています。
とはいえ、この第三部に「ハシボソガラス」とタイトルを付けたのはコミカルねらいではなく、カラスの一般的イメージと構造色を伴う美しい黒色のイメージの付加を期待しています。
おはようございます。
高原さんは、度胸があって、あっけらかんとした強さがありますね。
ここでハシボソガラスがでてきましたか。
それに、しっとり笑顔で魅入る、美男である竹史さん。
高原さん、思わず、袖くいしました。
……竹史さんは、終始、俺にかまうなオーラだしてる……。(;´∀`)
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。コメントをどうもありがとうございます。
高原は押しは強いものの、さばさばとして、基本的にあとくされのないタイプです。
ハシボソガラス、出てきました (^^) このあとも、繰り返し出てくるマスコットです。竹史がなぜカラスが好きなのか、それについてものちのち出てきますので、どうぞご注目ください!
竹史は自分に注目されることが大嫌いなので、ことさら絡もうとする高原に不快感をとおりこして怯えているところがあります。シャツをつかんでしまったの、逆効果でしたね、おそらく (^^;)
編集済
こんにちは
容子さん強いですね^^。でもその押しの強さは娘の﨑里ちゃんにもちゃんと受け継がれている感じがします。
食べ物には無頓着な竹史君はカラスに詳しいんですね。もしかして女性がダメというよりは、特定な存在を除いて人間自体が苦手なのかなと思いました。反動で人間以外の生物(動物?)には興味や愛着があるようなそんな感じです。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。コメントをどうもありがとうございます。
似てますよね、容子さんと﨑里ちゃん。性格が似ているので、好きになるタイプ(というか個人そのもの……)が同じなのもさもありなんです。
人間全般が苦手そうな雰囲気、それにカラスが好きであることがここで示されましたが、それについては第四章ではっきり言及されます。人間が苦手だから動物が好きになるのか、それぞれは独立しているのか、ちょっと考えてみましたが、どっちの可能性もありえますね。
3人の関係は大体予想に近いかな?
日本のカラスにハシブトガラスとハシボソガラスがいるのは数10年前まで知りませんでした。
カラスと言えば、キリマンジャロのカラスが思い出されます。
第2ハットのすぐ下(標高3800m付近)にのみ集団でいました。
首筋にのみ白いラインがありました。
『シロエリオオハシガラス』と言う名であるのが、帰国後検索して分かりました。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
はい、読みは大正解でしたね (^^) シロエリオオハシガラスを検索してみましたが、白い襟巻がアクセントになって、かわいいですね。このカラスも頭がいいのでしょうね。そんな高山でどんな生活をしているのか、見てみたいものです。
コメントをありがとうございました。