応援コメント

インターハイー4」への応援コメント

  • 佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    弓を介して伝え合うその気持ち。
    いいですね!

    人に見られる事がとても嫌いなのに、それでも祐介さんのために弓を引く竹史さんの強い気持ち。

    勝つことよりも大事な気持ちがあって、竹史さんは本当に祐介さんが好きなんですね~。

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。拙作をいつもお読みいただき、ありがとうございます!

    カクヨムでもいくつかインターハイに言及した弓道小説を読みましたが、みなさん試合に真剣に向き合っていて、こんな甘っちょろい覚悟の選手がいたら噴飯物だろうな……と後ろめたさがあります (^^;)

    でも、弓道家といえどもまずは人間。みんながみんな、常に弓道至上主義で生きられるわけじゃないよね、と開き直って書かせてもらいました。

    はい、竹史にとっては、弓道の試合で勝つことより、祐介を喜ばせる射をすることのほうが大事です。

    コメントをありがとうございました。

  • こんにちは。
    弓道は技術も大切なのでしょうけど、その上の精神的なものが勝負を分けるんでしょうね。研ぎ澄まされていったり迷いでぶれたりする様子が、読む側の緊張感をも高めるように思えます。

    作者からの返信

    久里 琳さま

    こんにちは。拙作をお読みいただき、どうもありがとうございます。

    はい、おっしゃるように、技術の習得は必須ですが、それだけでは越えられない壁のようなものが厳然とそびえているように思えます。弓道特有の「病」と呼ばれる克服困難な悪癖も、精神的なものから生まれてくるようです。

    どのスポーツも突き詰めればそうなのかもしれませんが、弓道はその傾向が強いように思えますね。

    コメントをありがとうございました!

  • こんにちは。

    「頬を上気させた祐介が奮起に潤んだ瞳で竹史をねめつけた。」
    ここの表現、好きです!

    竹史さんは、ゆうさんと、ふたりで、弓をひきたい。それが望みなんですね……。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    試合の合間に竹史を睨んだ祐介の目つき、お褒めいただき光栄です! 状況はまるで違えど、強い興奮状態にあるという意味では同じですからね、竹史の胸をつくような目つきになってしまいます。

    その目を見て、竹史の憑き物が落ちるのも、個人的には気に入っています。

    竹史は弓道が好きだけれど、そこには「ゆうに見てもらいてえ」という気持ちが強くあります。さらに、ゆう以外に大勢の観客がおるんなら、いっそ弓道なんてやめるほうがいい、それくらい周囲の目を嫌悪してますね。

    コメントをどうもありがとうございました。

    編集済
  • 特訓の成果は出たようですね。
    ですが、竹史のモノローグの端々に、自己決定や幸福追求を、自分の外に委ねている様子がありますね。想いをかける相手へ傾倒ではなく、自己の移譲であるなら、やはり良くない傾向である気もしますがどうなんでしょうね。
    とはいえ、自分というものが見えにくい竹史の輝く時を容子は知っている筈。その辺りを足がかりになんとか変化があるといいのですが。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます。

    弓道に関しては、特訓のかいがありました。

    ただご指摘いただいたように、竹史が確固たる自己とそのよりどころとなる基準を自分の中に構築できていないのは、これ以降の彼の人生においてさまざまな場で障壁となって現れます。全てにおいて消極的なこともそうですし、祐介を諦めることができずいつまでも引きずり続けたことも、それが影響しているでしょう。彼にとってそれが一概に悪いと言えるかどうかは別問題として。

    容子のような存在がずっと近くにいれば、のるかそるかの賭けでもありますが、竹史が大きく変わっていた可能性はあるでしょうね。耐えしのぶことに対する耐性がそれなりに高かったため、竹史は自己の外部基準を失うと、ただ内に引きこもり耐える生活を続けることになります。苦しさや不都合に出会ったときに、このままでは良くないと自ら思わない限り、変わることは難しいですね。

    苦しい展開が続きますが、その中に、小さいながらもいくつかの変化が現れます。見届けていただければ嬉しいです。

    コメントをありがとうございました。

  • こんにちは

     個人戦で祐介君と竹史君が同じ射場にいたなら、結果はどうなっていたんでしょうね?

     決勝最後の舞台を二人で戦えたならそれこそ最高だったような気がします。その為にも竹史君には我慢して集中してもらいたかったところです。

     しかしインハイで個人戦全国二位、団体三位は凄い成績ですね。校舎に垂れ幕がかかるレベルです^^。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作お読みいただき、ありがとうございます。

    同じ射場でというか、祐介が竹史の前方で行射していたら、もう少し我慢のしようもあったのかもしれません。でも、祐介がいないと集中できないという時点で、もう彼の限界が見えているような気もします。

    団体・個人ともに入賞というのは、めっぽう強いことになりますね。実際は母校の記録を見ても、全国大会で入賞記録はあれど団体か個人かであり、ひとつの大会で両方というのは見つけられませんでした。先日帰省のおり、剣道部女子の入賞で垂れ幕がかかっていたのを見ました(^^)

    コメントをありがとうございました。