こんにちは。
同級生と夏の海で絵に書いたような青春の1ページですが、どことなくうっすらと暗いものがあるなぁーと感じました。
竹史さんの「恥ずかしい」からTシャツを着て欲しいという理由、滅茶苦茶共感しました。
作者からの返信
リオンさま
こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。
真夏を謳歌する高校生たちの、きらきらした海辺の光景のはずなのに、どこかに翳りを予感させる一幕です。それを感じ取っていただけたのは、とても嬉しいです。その翳りは次話「文化祭」にてさらに濃さを増します。
男子の上半身裸、あれ、ときに目のやり場にこまるんですよね。学校のプールでは有無を言わさず男子は上半身裸ですが、脱ぎたくない子も多いだろうし、見たくない子も多いんじゃないかなあと思います。
コメントをありがとうございました。
こんにちは。偶然にも『パンツを履いた猿』と主題が少し被ってますね^^。
もし私の性別が女性だったら、自分の体を磨きに磨いてセクシーな水着を着るんじゃないかと思います。いや、男である現在筋トレとかやってないのでそれはないですかね…。
現在週に二回くらいジムで泳いでいますが、男性でも上半身を隠している人をたまに見かけます。それが何を意味するのかは分かりません。
海でスクール水着はなかなかの破壊力だと思います。あれは逆にスタイルにごまかしが効きませんよね。容子さんは自身で結構自信があるんじゃないでしょうか(ダジャレになってしまいました)?
竹史君は相変わらず態度悪いですね。らしいと言えばらしいんですが、舌打ちはいけませんね。幸せが逃げていきそうです。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。コメントをいつもありがとうございます。
『パンツを履いた猿』、絶妙なタイミングでした。
九州の片田舎から巡り巡って関東に流れ着き、逗子や七里ガ浜でビキニのお姉ちゃんを見て驚きました。本当に海で着る人、いるんですね。見ていいものなのか、どぎまぎしました。
……というくらい、当時の田舎の海ではおしゃれな水着なんてありえず、スクール水着で泳ぐのも普通でしたね。残念ながら、破壊力ゼロでしたよ (^^;) とはいえ、つんつるてんのスクール水着ではごまかしがきかないのは確かです。容子はスタイルにコンプレックスはないのでしょうね。
竹史の舌打ちは、確かに態度悪いです。こういうタイプの人間が近くにいたら、私なら即座に逃げます。竹史の場合、容子に絡まれることに対するストレスがものすごく強いということで、多めに見てあげてください。
竹史と祐介で、この時分に成熟の度合いがこれだけ異なると、自意識が邪魔して一緒にいるのが辛くなるでしょうが、それが恋慕の要素が入ると障害にはならないでしょうね。反対に祐介と容子が近しくなるのも、それと同じ理由からなのかな、と思いました。
作者からの返信
カワセミさま
こんにちは。こちらにもコメントをありがとうございます。
成熟(心身の)の度合いという観点から彼らの関係を見たことはなかったので、ご指摘いただいて興味深く感じました。
竹史の精神的な幼さは内向的な性格に引きずられた結果かもしれません。同年齢の祐介、容子に比べて幼い印象は否めないです。ただ、これまで描いてきた自分を制御できない幼稚さには人間嫌いという気質がオーバーラップしているので、積極的にからまれたときの舌打ちや、手を振りほどく行為がどちらによるものかは微妙です。
祐介と比べて体格的なコンプレックスもあり、こちらも自尊心に影を落とす要因となっているでしょうね。
容子と祐介を比すると、どちらが大人なんでしょうね。余裕ある祐介、したたかな容子、どちらも堂々と世間を渡っていける強さをすでに身につけていそうです。
こんにちは。
女子高校生2人✕男子高校生2人で海! 青春だなあ。
しかし爽やかーなようで、竹史さんが不機嫌そうだったり、舌打ちしたり。
ボールがとれた時は笑ってましたが。
普段むすっとした美男子が弾けるように笑ったら、破壊力あるだろうなあ……。
竹史さんは、祐介さんと2人で過ごした自転車旅行がかけがえのないもので、2人きりの秘密にしておきたかった気持ちがあるのでしょうね。
しかし、祐介さんには、その気持ちはわからない……。女子たちに話すのに、何のためらいもありません。
もうすでに、竹史さんが祐介さんに向ける想いと、祐介さんが竹史さんに向ける想いには、隔たりがある……。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。早速お読みいただき、コメントも書いてくださり、ありがとうございます。
海、よいですよね。九州東部の海辺の町、混雑していない海水浴場がいくつもあって、交通手段さえ確保できればよりどりみどりです。
竹史の態度は相変わらずよろしくないのですが、構われるのがとにかく嫌なのです。特に何でも見通されそうな高原からは、できるだけ注目されたくねえ、と逃げ回っています。そのむっつりがたまに笑顔になったときの破壊力は半端ないですね。
祐介にとって竹史は相変わらず「小学生の弟」的な存在で、竹史の複雑な胸中なんてまったく勘づいてもなければ予想もしていません ( ・_・)
サイクリングに花火大会に海水浴。
私の年代からすると眩し過ぎて目を細めてしまいますが、四人にはそんな余裕はないのでしょうね。
ここまで拝読して、青春時代が夢だったなんてあとからほのぼぼ思っております。(^_^)
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! こちらもお読みいただき、ありがとうございます。
本当に、青春時代の真ん中にまさにいる彼らは、夢中であちこちぶつかりながら……うーん、道に迷っていますね、おそらく。
きっと彼らも、あとになって、ようやく、きらきらした思い出として懐古できるようになるのでしょう。そのきらきらは美しくもあり、辛くもありますね。
コメントをありがとうございました!