企画参加ありがとうございました。描写が丁寧で読みやすいのがとても良かったです。加えてストーリーも少し寂しさを感じさせるもので、読んだ後、じんわりと心に残るものがありました。素晴らしい作品だと思います。
祖父の現在と過去に焦点を合わせたお話で、孫はそれを本人から聞いたりしながら触れていく物語なのですが日常から乖離せず、詳細ながらも人物たちの視点に寄り添い続けている事からかとても人物たちの息吹を感じます。まるで現実に起こった話を孫と共に聞いているかのようです。文章の中だけではなく、実際に彼らは生きているように感じさせてくれます。良いお話ですね。祖父と孫の終着点が楽しみです
丁寧な情景描写丁寧な心情描写それらが淡々と切々と折り重なり合い丁寧に祖父と祖母の過去を掘り起こすまだ完結した物語ではないのですが最新話である第7話まで拝読し、涙が止まりません最後までこの物語を追わせて頂こうと思います
細かい情景描写が良く、とてもリアルに『旅』を感じられます!
写真家である主人公が、かつて訪れた北海道をもう一度訪ねる話です。語られる彼の根底には常に祖父との思い出が存在しており、語られる話の明暗は関係なく彼が祖父を大切に思っていたのがよく分かります。もう一度訪れた北海道で、主人公は何をするのか。ぜひ読んでみてください。
あんまり長々とは書けないけど、これだけは言える。おじいちゃんも孫も本当に素敵な人。とっても続きが楽しみです。
一人称視点の作品といっても、主人公自身になるタイプや、物語の登場人物の一人になるタイプなど、色々な感じかたがあると思いますが、こちらの作品はまるで日記帳を読むような感覚に陥りました。誰も悪くないのに残ってしまった前妻への『罪』の意識。仮に悪いものがあるとしたら時代が悪かったというべきか。現在から過去を振り返っているため、祖父がどうなったのかわかっているが故に先が気になって仕方がありません……!
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