原稿用紙2枚にも満たない僅かな文字数。その中に甘酸っぱい「青春」を目一杯に詰め込んだ、珠玉の恋愛作品です。
描かれるのは、1人の少女の恋模様。いつまでも続くと思っていた日々に終わりが見えた時、初めて彼女は自分の中にあるモノと向き合うことになります。
ソレが一体何なのか。どうすればいいのか。気づいてしまうと止まらない。だけど、でも…。
そのように『神様、私に勇気をください!』と叫ぶ少女の内面を、赤裸々に映し出した青春の記録。
変わらないで欲しかったものが変わろうという時。果たして少女はどんな選択をするのでしょう。
思わず背中を押したくなる、そんな彼女の姿。ぜひ一度、ご覧になってみてはどうでしょうか?
人によっては忘れていた何かを。またある人にとっては忘れていたかったなにかを呼び起こす。そんな、むず痒くも心地よい読後感に包まれること、請け合いです!