まるで他人の日記帳を読むような感覚

一人称視点の作品といっても、主人公自身になるタイプや、物語の登場人物の一人になるタイプなど、色々な感じかたがあると思いますが、こちらの作品はまるで日記帳を読むような感覚に陥りました。

誰も悪くないのに残ってしまった前妻への『罪』の意識。
仮に悪いものがあるとしたら時代が悪かったというべきか。

現在から過去を振り返っているため、祖父がどうなったのかわかっているが故に先が気になって仕方がありません……!

その他のおすすめレビュー

ガエイさんの他のおすすめレビュー41