物語のツボ
誰でも物語において「好きなパターン」と言うのはあると思います。
もちろん私も例外ではなく、昔からたまらなくツボにハマる傾向と言うのがあるのです。
今回はそんな誰得なことを徒然なるがままに自分語りをと……
わわ……凄く書くのが楽しみになってきた!
1・別作品のキャラクターが特別出演
同一作者のAと言う作品の登場人物がBの作品でチョイ役で出る、って言うあれです。
またはチラッと存在を匂わす(主人公が見てるテレビ番組に出てるとか、新聞記事に出てるとか)
私、このパターン物凄く好きで、そういうのを見るだけでとってもワクワク♪
上手くいえないけど、一粒で二度美味しいみたいな(違う!?)
こういうお遊びが大好きで……
なので、私自身もいくつかの作品でコッソリ(全然コッソリしてませんが……)やってます。
ほんと、ワクワクドキドキします。
私事で恐縮ですが、大学の頃先輩に誘われて演劇サークルにドハマりしてた影響からか、登場人物の心理を徹底的に深堀りしてその人になりきるくせがついてて……なのでキャラクターへの感情移入がドップリいっちゃうんですよ。
当時、なぜか男役をよくやってたわりに、男性キャラ書くのがいまいち苦手ですが(汗)
2・悪者がいない。または悪者が仲間になる。
このパターンも見るだけでしびれます!
先ほど書いたように、キャラクターにドップリなりきって読むせいか、悪者がいなくてみんな仲良くゴールイン! とか、悪者が主人公の仲間になる! と言うパターンに当たるともうしびれます。
それだけでそのキャラのファンになっちゃうくらい。
敵方の集団とか見てると「この兵士や側近にも家族や恋人とかいるのかも……」と感じてしまい、いまいちのめり込みにくいので、悪者のいないパターンは感動さえ覚えます。
と、偉そうな事を書いてるクセに私自身悪の存在を書いたりしてますが(汗)
はい、そう言ってる半面「純粋な悪」と言う存在にも興味深々で、そういう存在を色々書いてみたい、と思ったりして……
3・スピンオフ大好き!
自分の作品でもやってますし、尊敬する作者様の作品でも二次創作させていただいてますが、主人公以外のキャラクター中心の視点で描く物語ってなんであんなにワクワクするんだろ……
同じ舞台なのに、まるで違う色彩に見えるような。
●○●○●○●○●○●○●○●○
と、言うのが私のツボにはまるパターンです。
上記のパターンを読んでると血がカッと熱くなるような興奮を感じるし、自分が書いてるときは細胞がプチプチ目覚めるような心地よい感覚になっちゃいます。
で、上記のほとんどを拙作「リムと魔法が消えた世界」でやってますが、これからもっと色々な作品でやってみたいな……
で、気分が乗って来たので本題とは外れますが、ついでに私の書いてみたい作品も……
(書きたいな……でも、書けない)
と、思っている物はいくつかあって、一つは「サイバーパンク」
最近「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を読んだのですが、本当に面白かった!
で、単純な私は「サイバーパンク書きたい! こんなの書いてみたい!」と思ったのですが、致命的に文章力が無い……
あの極彩色のギラギラした雰囲気や熱量。クリアな陰影。そして圧倒的な世界観を創造するイマジネーションが足りないんですよ……とほ(汗)
で、他には「戦記もの」
色彩で言うと「重厚な黒」って感じの作品。
設定もストーリーも世界観も重厚さや緻密さに溢れてて、読むものを機械と硝煙と争いの世界にいやおう無く引きずり込む。
そんなのを書きたいけど……文章力も知識も無い(汗)
後、演劇を題材にした青春物も書きたいんですよ。
先ほど書いたように大学の頃、演劇サークルやってて本当に楽しくて楽しくて……
自分が別人のようになれる。
役を掘り下げた果てに一体化するあの「パチッとハマる」感覚……
そんな喜びやシビアな現実を書いた青春物。
一度高校演劇を舞台にした作品のプロットを考えたのですが、あえなく挫折(汗)
ああ……
と、言う感じで、今回は物語に関してかなりじっくりドップリ自分語りさせて頂いちゃいました♪
いや~書いてて本当に楽しかったです!
お読みいただいた皆様、本当に有難うございました。
素人物書きの自分語り 京野 薫 @kkyono
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