【それは甘くて苦い砂糖菓子のような】描き終わりました
今朝、拙著【それは甘くて苦い砂糖菓子のような】書き終わりました。
近況ノートに書かずにこちらに書いたのは、ひとえにこの作品が私にとって特別な物で、完走出来たことが近況報告に留めたくないほど嬉しい物だからです。
私の父親はかなりの洋画好きで、私が物心ついた頃からリビングでは必ずと言って良いほど、ビートルズを始めとする洋楽か、70年代〜80年代の洋画が流れていました。
そんな環境だったので、私も半強制的に見させられてたのですが、結果としてその時代の洋画が持つセピア色の空気感に魅了され、中でもサスペンスやスパイ物に魅了されてました。
その原風景への郷愁は大人になってからも続き、折に触れてDVDを買っては見ていました。
そして物語と言えるレベルでは無かったのですがボンヤリと脳内で、あのセピア色の雰囲気を持つスパイ物のストーリーをこね回していました。
発表する形も当てもなく。
なので、小説を書き始めた時に(いつか憧れたあの空気感を持ったスパイ物を書いてみたい!)と思って始めたのが「それは甘くて苦い砂糖菓子のような」だったのです。
でも現実は厳しく、意気揚々と始めたものの特に好きな世界と言うこともあり途中で(あれも書きたい。これも加えたい)と欲張ってしまい、当初のプロットを大幅に修正。
当初のクオリティに満足できず、大幅なプロットの修正に次ぐ修正…
そのため(今の私では書けないのかな…)と心が折れかけて、一週間程更新中断になってしまい…
でも、ある日仕事終わりにカフェで子供の頃に見てた洋画のDVDを見直してたら「やっぱり書きたい!!」と言う情熱が沸騰してきて一気にラストまでのアイデアが!
その勢いでプロットをカッチリと組み上げて、満を持して再度書き始めて納得行く…どころか当初の構想より遥かに納得行く形で、文字通り自分の中の物を出し切れました。
なので、今朝は感動して思わず一人で涙ぐんでしまったほど…ああ、恥ずかしい(汗)
やっぱり小説って楽しい。
どんなに才能の無さや無計画さに自己嫌悪になっても、それ以上の幸せをくれる。
後は最後まで投稿して行こう!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます