私にとっての長編と短編の立ち位置
最近まさにタイトルの通りの内容を考える事が多いです。
他の方は分からないけど、私にとって小説って「自分の中に『ゴリッ』と生まれた何かを吐き出す事」
なので、絞って作り出すと言うより、いきなり生まれたボンヤリした何かの形を整えてやる、みたいな……気取った書き方ですいません(汗)
この言葉が1番適切だったので。
特に何故か分からないけど幸せな時や楽しい時にはあまり浮かばなくて、悔しい時や悲しい時に、その「グワー」っと爆発しそうな気持ちの時にフッと浮かぶんです。
特に短編はそれが顕著。
マグマのような突発的な感情と共に「今感じたやつ、絶対にこれ書く! 今すぐ書きたい!」みたいな勢いで一気に書くことが多い。
だから、短編は読み返すと本当に一貫性が無くて、色に例えるとまさに原色のみ!って感じに思えます。
そして火傷しそうな熱さ……
一方長編は、同じ過程で生まれるのですが、こちらは、ずっと心の中にあった色んな感情や好奇心、願望が切っ掛けを与えられて形になった、みたいな。
なので、浮かんだ後もゆっくりと自分やアイデアを見つめ直して、形を整える。
色で言うと色んな暖色を使ってるみたいな。
なので、浮かんでから書き始めまで数週間や一月はかかる。
「リムと魔法が消えた世界」なんて、プロット作ってから書き始めまで一月半かかったし(汗)
エピソードもしっかりと作ってから書いている。
逆にほとんど全ての短編は、浮かんでその日の夜、最短で元のアイデアが浮かんで三十分後に書きはじめたことも。
「承認欲求」と「水の繭のわたしたち」がまさにそれでした。
もう一気呵成。
テーマが浮かんだ時点で「これ書かなきゃ!」と感じて、ファミレスに入ってもうストーリーを考える時間も勿体ないと感じて、指が考えてるの!?と思ったくらいにキーを叩きながら、脳内の映像をスケッチするみたいに書いてました。
まさにノープラン。
他の短編もこの2作程ではないけど、似たような感じ。
極端過ぎ!!
何せ元が猛烈な感情や衝動なので、寝かせたらもう書きたくなくなっちゃうし、胸の中にモヤモヤが凄いんです(汗)
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