拙作「さよなら、悪魔」
もう皆様の耳に何匹もタコが出来てしまっている上に、食傷気味で胃薬もいると思うくらいでしょうが……
今まで、小説書いててこんなに楽しい作品があるの!?と思うくらい楽しいです。
特に心美ちゃんを描くのが……
「キャラクターが勝手に動く」の意味が本当の意味で分かったくらいで、プロットの量が激増するくらい、彼女は動き喋る……
そして、彼女のバックグラウンドも膨らんできました。
ただ、そうなると共にとある悩みも出てきました。
それは「独り善がりになってないか?」と言う物。
私は心美ちゃんを書くのが楽しくて仕方無いです。
もしかしたら恋してる!?って錯覚しそうになるくらいに彼女の事ばかり考えてる(汗)
もっと彼女の色んな面を書きたい。
「手のひらの花火」が終了間際の時、石丸有紀ちゃんロスが酷くて、それを埋めたくて上回る魅力を感じさせ、なおかつ真逆のタイプの「ふわふわ、きらり」の星野いすずちゃんを考えました。
今回はそれ以上の子が必要だと思うくらい(汗)
でも……それって正しいのかな?と。
もしかしたら自分の自己満足で読者様のニーズを無視して置いてけぼりにしているのではないか?
読者様のニーズは別のところにあるのではないか?
だとしたら今の私はそれを見えていないのかも……
そんな不安が生じています(汗)
でも……その不安の反面、今の私の中のエゴが滲み出してて、この作品はサイコホラー、サスペンスであると共に「柳瀬心美」と言う一人の少女の物語にしたい、と。
彼女が悪魔なのかそうでないのか?
でもどちらであっても、心美ちゃんと言う一人の少女の生きる姿を描き切らせて頂ければ嬉しいな……って。
多少プロットが膨らんでも伸びても。
もちろん物事自分の都合の良い事ばかりになるほど甘くはないと思います。
そうなると作品事態がもし、読者様のニーズと異なっていた場合に皆様からそっぽを向かれる覚悟を持たないと……とも思ってて、それが最近やっと出来てきました。
作者のエゴを出したいなら、そっぽを向かれても当然。
読者様はボランティアじゃないので、ニーズに合わない作品に付き合って頂くのは違いますので。
なので、ここからはPVとか応援ハートとか、コメントとかお星様かとか読者選考とか意識するのはフェアじゃない。
それらは全部忘れてしまおう、と思ってて。
正しいのか間違ってるのかは分からないけど……本当に。
この文章を書いてても不安になるくらい。
でも、完結しちゃったら私の性格上、心美ちゃんを書くことはない。
あのリムちゃんや石丸ちゃんも書かなかったくらいなので。
だったら完結までに後悔ないようにしないと、彼女を書ききれなかったらきっと私はずっと先々まで後悔すると思うので……
「さよなら、悪魔」自体、今のプロットだと続編を書くタイプの物ではないと思いますし。
ホント、こんなに書いてて楽しい作品は初めて!と思うと共に、こんなに悩んで悩み抜いて進めている作品も初めて!
ホントに小説と言うものを色々学ばせて頂いてます(汗)
迷う時は、自分が後悔無いと思う方向を選ぶ。
叔母様から教わった私の人生訓です。
なので、皆さまから頂くコメントは本当に有り難いです。
何と言うか……羅針盤みたいだな……と。
有り難うございますm(_ _)m
※けっして「コメントが無い方に価値がない」とか、優劣をつけての言葉ではないので……
どのような形でも、1ページでも読んで下さった方に皆様に等しく、心からの感謝を持たせて頂いていますのでm(_ _)m