客観視の難しさとその他徒然に

 去年の7月以降、小説と言う趣味にドップリ浸る日々。

 それは本当に充実していて、特にこのカクヨム様に出会い、ここで書き続けられる事は本当に幸運でした♪

 カクヨム様での活動が楽しくなると、他の投稿サイトも興味が出てきていくつか調べてみたのですが、色んな書き手様から刺激や学びをいただける、と言う点ではカクヨム様が一番かな、と感じられました。

 何と言うか……書き手同士の交流が凄くやりやすいというか……


 そんな日々ですが、その中で小説と言うものに対して色々と気付いた事があるので、またもや徒然なきままに書いてみようと。


 1:ミステリーが読めなくなった。

 私、ものすごくミステリー好きです。

 エドガー・アラン・ポーやアガサ・クリスティー、コナン・ドイルに始まり、最近の外国ミステリーをメインに色々と。

 お陰で大学の頃はミステリ好きの友達とも付き合いが出来て、今でも時々会ってはミステリー談義をしています♪

(ただし、クリスティーの「アクロイド殺人事件」のネタ晴らしだけは恨んでるぞ!(笑))


 ただ、最近はカクヨムさまでの皆様の作品を読んだり、小説の事考えたり書いたりで全くと言うくらい読めなくなった……

もうまさに「趣味 小説!」と言う感じ。

将棋やオンラインポーカーも再開したいんだけどな……

 ならカクヨム様のミステリーを! と思ったのですがこれ、気をつけないとコメント欄やレビューで結構ネタバレすることが(汗)

 カクヨム様でもいいミステリーあったら読みたいな……


 2:客観視の難しさ

 これは小説を自分で書いてみて痛感しました。

 私的に読むと書くではこんなに違うのか! と感じた一番だと思います。


 今までの全ての作品がそうなのですが、アイデアとプロット、そして書き始めは凄く客観視できている。

 以前のエッセイにも書いたように自分が「世界で一番厳しい読者」で、その基準を突破しないと、絶対に書きたいと思えないので。


 でも、書き始めてある程度経つと今度は「あばたもえくぼ」になってしまう。

 自分の書く展開やキャラクターの全てが傑作に感じてしまう。

「今書いてるエピソードが自分の最善だ」

「新作こそが最高傑作だ」

 なんて、どこかのミュージシャンみたいな事を考えちゃう(汗)


 私だけかもだけど、自分で書くと何であんなに客観視できなくなるんだろ……

 もう欠点が見えなくなる。


 バイオリンもそうなんです。

 あれは特に自分の肩の骨に乗せて、あごで挟むため構造上自分の骨を通すせいか実際以上に美音に聞こえるんですよ。

 で、自分は音に酔うけど録音を聞くと愕然とする……みたいな。

 成長するとそのズレも修正できましたが、子供の頃はそれでよく泣いてました(汗)


 もちろん自分の書く全てが傑作! なんて事はあるはず無いので、今はある程度ストックが溜まったら全部を完全にフラットな目で見直すようにしました。

 その時はポメラからいったんカクヨム様に移して、あら捜しする意地の悪い目で。

 すると、やっぱり不満や物足りない点が出てくるので、そこで改めて書き直し。


 お陰で隔日投稿が出来ないときもあるけど、そこは拘りたい。

 金銭が発生してないとはいえ、読んで下さる方の時間を使ってもらっている時点で、出来る最善を尽くしたいので。


 3:プロットから外れてくる……

 これは好きなキャラクターで生じる現象で、今の「リム……」で言うとコルバーニさんとアンナさんが双璧(汗)

 この二人は当初決めていたプロット内での動きに対し、結構自由に動く動く……しかもそれが今の私の気持ちに合致してたりするので。

 特にアンナさん、リムちゃん大好きなんでね……別行動嫌がるんです(汗)


 で、プロット内の二人のシナリオを作り変えた事も何度と無く(笑)


 最初の頃はこれじゃダメだ、と思い軌道修正してましたが、今は書き手の私としてはこれもまた小説の楽しみなのかな、そんな子達がいるのってありがたいな、と思えるようになり、二人には思うように動いてもらい眼に余るときは戻ってもらおう(笑)と思っています。

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