最も厳しく、最も熱烈な
趣味で小説を書き始めたのが、今年の6月頃。
それ以来、私生活の中心に小説がありました。
そんな大切な小説を書く、と言う行為ですがその中で適時意識している事が一つあります。
それは「自分が最も厳しい読者であり、最も熱烈なファンである」と言うこと。
自分が「あ!こんなの書いてみたい」と言うアイデアを出しても、もう一人の自分という読者の選考を突破しないと、まず書くところに行かない。
自分では「これなら面白く書ける!」と思ってても、自分の中の読者が「こんなの詰まらない、ダメ」と判断したら、スッと熱量が下がってあっさりボツになる。
もう一人の自分のダメだしはとても厳しく、アイデアが出た段階の私が考えもしない方面からケチをつけてくる。
「この話書ききれるの?エラく気合い入れて壮大にしてるけど、絶対ダレるよね。今までのパターンだと」
「クライマックス、全然盛り上がってなくない?」
「『起承転結』じゃなくて『起承承結』になってるんだけど…」
「そもそも主人公、好きになれないんだけど」
「これ暗すぎるからヤダ。最後まで読むの苦痛」
「明るいけどペラペラ。数話で飽きると思う、私」
と、容赦ない・・・
ただ、自分の中の読者は一旦満足してOKを出したら、今度は一転熱烈な最強のファンになる。
書いてる間は幸せいっぱいになり「こうすればもっと面白くなる」「この人物はこう動かそう」とアイデアをガンガン出してくれる。
「これ、大丈夫かな?」と思っても「大丈夫!私はこれ最高に面白いと思う」「じゃあこういう風にしよう」と励ましたり話を動かしてくれる。
なので、私の小説はとにかく「厳しく熱烈なファンである自分」をどう満足させるかが、最初の肝になるのです。
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