私の大切な場所

 最近、カクヨム様に入る際に楽しみなのが、初めて立てさせて頂いた自主企画「心が暖かくなる、穏やかになる本棚」を回ること。

本屋の店内をブラブラと何となく回りながら、気が向いた本を手に取る。

そんな宝探しにも似たワクワク感を、企画にご参加頂いた皆様の著作に対して感じています。

 おかげさまで150作品を超えるご参加を頂き、私も数々の才能に触れることが出来、幸せを感じています。


 特に、この企画内でご参加頂いた皆様が、執筆での新たな発見や新しい繋がりを得て頂いているかも……と考えると、嬉しくなります。

カクヨムの末席にいるだけの私がこんな事に関われるなんて……と。


 私自身、カクヨム様で様々な作家様と関わらせて頂いたり、著作を拝読する中で自分がアップグレードされているのが分かったし、何より大好きな小説と言う趣味で、様々な発見や交流まで得られるのはこれに勝る幸せは無いと思うのです。


 小説を書くことは孤独な作業だと思い込んでいた私にとって、今の世界が広がる感覚はとても嬉しいので、この嬉しさを自分なりにカクヨム様へ還元できたらいいな……と思っているので。


 なので、調子に乗ってるかもですが、いずれまた自主企画も行えたらいいなぁ、とも思っています。

 出来れば、幅広い方にご参加頂ける条件は無いかな?とボンヤリ考えている段階ですが……


 「心が暖かくなる……」を回っていると、とある書店を連想します。

そこは二階建ての広い敷地を持つ所で、本の量も膨大なのですが、一番の特徴が「店内の好きな本を、店内のソファに座り何時間でも読んでいて良い」と言う物。


 そこでは定期的にピアノの生演奏も行われており、来店者は店内の好きな本を何冊でも店内のアチコチにあるソファに持ち込み、店内のカフェで頼んだ飲み物やケーキを頂きながら、ピアノ演奏に耳を傾けつつ、誰にも気兼ねせず何時間でもゆっくり読書を楽しむ事が出来る……と言う、とんでも無く贅沢な時間を過ごせる場所で、私も週に数回は訪れています。


 採算取れるのか?と思いますが、その書店のファンは多く、いつ来ても店内は混み合っており、レジはいつでも混んでいる。

 それだけお客様が来ていても、ソファに座れなかったことは無いほどに豊富なくつろぎスペースがあるのも恐ろしい(汗)

 

 閉店時間も遅いので平日に仕事で煮詰まった時などに訪れて、1~2時間ほど店内にある大好きなガウディやフランク・ロイド・ライトの写真集やゴッホの画集を見ながらボンヤリすると、出る頃には気分がスッキリ♪

調子の良いときは、店内でガッツリ読みたい小説をカフェで頼んだ珈琲を飲みながら読み込んだり。

実は有給頂いているので、この文章もその書店で書いていたりするのです。


 いつかこの書店を舞台に書きたいな、と思うほど私にとって一番のお気に入りの場所です。

自主企画から、エラく話しがそれました、すいません(汗)

なので、この自主企画もその書店のような場所になればいいな♪

……と、無理矢理戻しちゃいました(汗)

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