EP07-漆:嵐の中の仮面舞踏会への応援コメント
応援コメント、失礼します!!
何だか、唐突なまでに今までの謎が明らかになりそうですね汗
プロフェッサー・ジーニアスを名乗る少年?をはじめとする、〈アンチ・ゲノム同盟〉、今後共闘関係にでもなるのでしょうか?
そして強化改造のシーン、何となく機動刑事ジバンの「パーフェクトジバン」への強化を思い出しましたが私だけか? 状況も若干似ていたので汗
ネクロとの対話で〈神たるゲノム〉なる存在が言及されていますが、宇宙人なのか? それとも、デビルマンにおける神々のような、全ての創造主のような超常的存在がいるのか?? そして、その存在の「血を受け継いだ」ゲノム・チルドレンは、やはり元々人間ではない??
スポンサーは全ての創造主的な存在の召喚儀式でもしようとしているのか?
究極の進化に至った獣核が、ゲノム・チルドレンの求める物。
それが南野光一君の解放の力だとすれば、これから彼は狩る側から狩られる側になるのか? こうなると、南野光一君がいるから犠牲が出る、のような展開も発生しそうで少々先が怖いですね。
しかし、南野光一君は自らの行いを「エゴ」だと言うが、実際「他者を救う」事を望み、それを最優先するのなら全てのヒーローは「エゴイスト」という事にならないか? その行いの結果、救われる人がいるのか、傷つけられる人がいるのかという違いがあるだけで。そのエゴの結果、救われる人がいるのだから貴方は確かにヒーローだよ……。
作者からの返信
お読みいただき、また嬉しい応援コメントもありがとうございます!
《パーフェクトジバンへの強化を思い出した》、なるほど! 言われてみれば近いですね! 書いている時は「圧倒的な戦力差で敗北→強化改造へ」くらいの指針しかなく、むしろ言われて初めてオマージュっぽくなっていることに気付きました(汗)
いいですよね『機動刑事ジバン』! メタルヒーローに詳しいわけではないのですが、学生時代に東映公式配信のものを観て「カッコいい……!」と大興奮していました! もしかしたら知らぬうちに私もあの流れを踏襲していたのでしょうか……?
《プロフェッサー・ジーニアスを名乗る少年(?)》のおかげで、仰る通り結構な唐突さで色んな情報が開示されていきます……本当に唐突でちょっと申し訳ないくらいです(汗)
作者の中では「エピソードは12までと決めているのだから、そろそろ終止符を打つ準備をしなくちゃ!」と思ってここで書き始めた次第です。「遅すぎる!」と完結させた今となっては思いますが……
《神たるゲノム》という謎の存在に、今もよくわからない〈スポンサー〉の真意、そしてネクロたち〈ゲノム・チルドレン〉の目標……情報の雨あられで大変に混乱してしまいますよね(汗)
ただ間違いなく言えるのは、ネガティブ先生の仰る通り《全てのヒーローは「エゴイスト」という事にならないか?》という問いに私は「そうだと思います」とお答えできる点でしょうか。
3年前に放送していた『仮面ライダーリバイス』という作品では、主人公が「お節介」として人々を救っていく中、しかし彼のそれは「エゴ」だと突きつけられる場面もあったように記憶しております。
しかし「自分ではない誰かに助かってほしい」「自分とは違う人間に笑ってほしい」というのは、究極的に言えば「自分以外の誰かに自分の願いを叶えてほしい」と考える……《エゴ》には違いない。
そして仰る通り《そのエゴの結果、救われる人がいるのだから貴方は確かにヒーローだ》と感じてもらえるのは、作者としてはこの作品で最も叫びたい内容が伝わっている証拠でもあります。嬉しい。けれど所謂ニチアサ的なハッピーエンドは簡単にお出しできないので、そこは本当に申し訳ない……
ただ、それでも光一が悩み苦しみながら進んでいく道の先に、救われた誰かの笑顔があったり、読んでくださった方の中に何か小さくても糧になるものがあったりすれば、作者としては嬉しいです。
EP07-伍:夢でも幻でもへの応援コメント
応援コメント、失礼します。
元々再生幹部だったネクロですが、「ネクス・ゼロ」という新たな力を得て強化復活してきたと。主人公が何らかの強化を遂げて幹部クラスを打ち破るのは鉄板ながら、この物語では敵キャラもパワーアップするのですね汗 かなり凄惨な目に遭っている南野光一君の一方、冷たい感覚と呆気なさを感じさせる敗走が妙にリアル。
そして師匠、鼎真由美さんを自分が助けた大多数の一人としてではなく、「笑っていてほしい人間の一人」と見ているのがかっこいいですね。良くも悪くも小を切り捨てる事が出来ないのが、師弟でそっくりだと感じます。それだけに、彼らには幸せになってほしい、ほしかったと思わざるを得ないのも悲しいですが……。
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントもありがとうございます!
《この物語では敵キャラもパワーアップする》、そうですね……確かに「オマエ再生幹部のくせに強化形態があるのかよ、ずるいな〜」というのはあるかもしれませんね……改めて指摘された事で私もそう思います。ずるいぞ。
ただ、「映えるアクション」としてではなく「命のやり取りの殺し合い」としての戦闘を描く以上、主人公だけが特別に意味や理由もなく強化形態だったり敵を圧倒する能力だったりを獲得し続けるというのは、作者である私にはひどく不自然に思えます。
それこそネクロにとって、これまで大神正仁を操ってきた経緯は単なる嫌がらせ以上に「この新兵器〈N-X-0〉を完成させる」という明確な目的もあったのです。むしろ光一が覚醒した〈解放〉の能力の方がよほど「意味がわからない……」とネクロを戦慄させた事でしょう。
そもそも何がネクロをここまで駆り立てているのかは、当エピソードを見届けていただければわかる……かもしれません……たぶん、おそらく……
《良くも悪くも小を切り捨てる事が出来ないのが、師弟でそっくり》、確かにその通りですね。というか、当作品における赤マフラーと呼ばれる者はみんなどこかしら、そういう気質を持っている気がします。
多くを救うために少ない側を切り捨て続けるのが正義というなら、極論、石ノ森章太郎先生など昭和のマンガ家先生たちが描いていた悪の秘密結社の思想こそ真実「正義」ということになります。ネオショッカーあたりに言わせれば「人口爆発で食糧不足が起これば飢餓となる」というのも、考え方としては間違っていない。日本ほか先進国では少子高齢化が加速している現状ですが、途上国ではものすごい勢いで人口は増え続けているわけで。あながち悪の秘密結社の言葉だからと全否定もできません。
ただ。
「そういう建前を傘に独善的な悪事を働くものより、そんな世界でも小さな幸せを守るために戦える者にこそ《正義の味方》という称号は相応しいとは思わないか?」
と、石ノ森先生の作品を読んでいると、そう問いかけられている気がしてくることもあります。あくまで個人の解釈で、それこそ実際にお会いしたこともないので本当のところは分かりませんが……
脱線をしました、失礼。
自分の幸福を失った男たちが、しかし誰かの小さな幸せを守りたいと思う。一種の祈りにも似た想いがあればこそ、赤いマフラーを巻く彼らはダークであってもヒーローと呼べるのだと私は思います。
さて、そうは言っても光一は大ピンチ。このままでは亡き師匠の守った人も、守りたかったオーナーも、守り抜きたかったこの街さえも全てがネクロの毒牙に……絶体絶命のダークヒーローに起死回生のチャンスはあるか?
良ければ当エピソード、最後まで見届けていただければ嬉しいです!
EP07-参:夢の迷い人への応援コメント
応援コメント、失礼します!!
ハロウィンの新メニュー、表現の仕方なのか流れるような手際の良さゆえか、妙に美味しそうに感じます! 少し、食欲をそそられました汗 この頃には最初に描かれていた、力加減の調整も慣れてきているのでしょうか。そして主人公、本当にハロウィン仕様のコスプレを披露してくれる機会があるのか? オーナーの見繕おうとしていた衣装におもわず笑ってしまいましたが汗
でも、依頼人の父親にここまで心情を吐露させてしまう主人公、やはり相手の心を無自覚に開かせる安心感や優しさがありそうで、やはり好きな主人公です……。
今回出てきた隕石に付着していたという生命体の痕跡に関する情報。スポンサーや以前出てきた人工生命体とも関わりがありそうで気になりますね。実はこの痕跡を元に作り出した未知の生命体が、寺嶋姫澄さんをはじめとする人工生命体だったり?
人が語ってくれた何気ない優しい言葉を、他者への励ましとして伝えられる主人公。優しさの橋渡しが感じられて、こちらも温かな気持ちになります……。
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントもありがとうございます‼︎
《ハロウィンの新メニュー》、食欲をそそられる描写になっていたなら嬉しいです!
ちょうど最近ハロウィンの時期ですし、私も読み直してみたら「カップケーキ食べたいな」と思いました(笑)
光一も力加減に慣れて、不安な情勢はありつつも精神的には落ち着きがありますね。ただオーナー様の提示したコスプレ衣装は……どうなのでしょう、着てくれるかな……(笑)
《依頼人の父親にここまで心情を吐露させてしまう主人公、やはり相手の心を無自覚に開かせる安心感や優しさがありそう》、ありがとうございます!
作者としては光一の「コーヒーを飲んだ相手を安心させてくれる温かみと優しさ」こそ、彼の本質的な魅力だろうと勝手に思っているので、そういう点も好きになってもらえて嬉しいです‼︎
《人が語ってくれた何気ない優しい言葉を、他者への励ましとして伝える》、温かな気持ちになってもらえて作者も大変に嬉しく心ホッコリです!
《隕石に付着していた生命体の痕跡》、宇宙SFなミステリーものっぽくやっておりますが、真相はいかに? またシリーズものとしての大筋でもあるので、ここでは詳しく語れませんが、推理・考察なども楽しんでもらえたら嬉しいです!
(解答に納得されるかどうかやツッコミどころがないかなどは、個人的に自信はありませんが……汗)
さて、優しく穏やかな時間は一旦ここまで。次回からまたハードな場面がやってきます。良ければまたお読みくださると嬉しいです‼︎
EP07-壱:モノクロの双眸 への応援コメント
応援コメント、失礼します。
ここまでであまり南野光一君の容姿描写が無かったので、少々新鮮でした。青空色のエプロンと鉄面皮以外は、あまり容姿が分からなかったので汗
橋端三平の外見年齢が三十路程度というのも、何気に初情報では!?
個人的にはもう少し上の年代だと思っていたのもあるので、少々驚きが。
今までで最も真摯な対応をしているようにも見える橋端三平さんですが、ただの三枚目なのではなく、意外にいい人なのかもしれませんね。
夢を絶たれたヴァイオリニストの娘と突如失踪した娘を探す父親。
南野光一君が娘さんの写真を凝視していた伏線もあり、今後の展開が気になりますが、この親子にどのような希望の光を見出させてくれるのか楽しみです!!
作者からの返信
お読みいただき、応援コメントも、ありがとうございます!
《容姿描写》、新鮮味を感じていただけたなら何よりです。いつも喫茶店で光一が「いつもの探偵+依頼人の客」を見ている、という構図が多かったので、このエピソードでは敢えて逆にしてみました。視点が変われば見え方も違ってくる、それもまた人間らしさなのかなと。
元・ヴァイオリニストの失踪娘と、その行方を探す父親。二人が見るのが希望の光か、はたまた絶望の闇か、見届けていただければ嬉しいです。
EP06-拾:結びの約束への応援コメント
応援コメント、失礼します!!
「秋晴れというには少し強すぎる陽光に目を細めながら、空を仰ぐ」
さりげない描写ですが、何となく見過ごしがちな仕草を的確に表現していて、少し羨ましいです。その観察眼も汗
橋端三平さん、今回依頼情報を漏洩してしまっただけかと思いきや、きっちり見せ場がありましたね汗 相変わらず、有能といえば有能な方。
そして、大神正仁刑事と神宮慈乃先生も、険しい道のりかもしれませんが幸せになれそうで本当に良かった……。南野光一君の言葉が、その一助になっている所も嬉しい!! 登場初期は苛立ちしか感じていなかった大神正仁刑事ですが、周囲の助力もあり、自分の力を正しく使ってくれそうでその成長も頼もしかったです。
他人の幸せを望み喜べる主人公に、最後に降りかかるのが絶望だったとしても、彼の救いになる希望がわずかでも存在していてほしいですね。(それが他者の笑顔だけでなく、彼個人への許しだったり救済だったならどれだけ嬉しいか……)
これからの戦い自体、主人公の力が抑止力に全くならないイメージで描いているようですので、正直不安しかありませんが、どうかこの悲壮な覚悟を抱く主人公に今後も自らの笑顔が残っていますように。
作者からの返信
EP06を最後までお読みいただき、また嬉しい応援コメントもありがとうございます‼︎
《さりげない描写ながら的確な表現、その観察眼も少し羨ましい》、ありがとうございます。ただ、私個人は毎パートの走り出しを書くのに苦労するたちでして、おそらくここは「9月の終わりだってのに暑いなぁ……」みたいな記憶を頼りにノリとテンションで書いていたかもしれません。正直、指摘されて初めて「私、こんなこと書いたっけ?」と首を傾げました(汗)
《大神正仁刑事と神宮慈乃先生》、二人のこれからの門出、喜んでもらえて何より嬉しいです!
実のところを申し上げますと、神宮先生は「いかにして大神正仁を〈実験体〉にせず、また殺害も許さず、後半戦への憂いなく退場させるか」という個人的問題を解決するために登場させた人物でもありまして……本当に、当エピソードが割と良い形で決着できたのも彼女のおかげ、なのかもです。
《他人の幸せを望み喜べる主人公》、そのこれからについて前回のお返事で不安を煽ってしまったようですみません……(汗)
ただ事実として、次回EP07からはストーリー全体でいう後半戦に突入。大幹部たちがそれぞれの思惑や考え、時に祈りにも似た意志で強大な力を行使する中、主人公=南野光一は翻弄されてしまいます。
一応の完結を成した後の今だからこそ言えるのですが、どうやら最後の物語は誰にとっても100点満点には至らなかった様子です。それは読者様にとっても、作者である私にとっても。ただ、今の私には「どうすれば最適解に辿り着けたのか」が未だ掴めず、出力する目処も立っていません。
そんな杜撰さですので、ここから先の物語に関しては、作者から「是非とも読んでいただきたい、私の自信作でございます!」とはあまり太鼓判が押せません……不甲斐ない作者で申し訳ないですが……
しかし、もしそれでも「行けるところまで行ってやろう」と仰っていただけるのであれば、EP07も楽しんでいただければ嬉しいです‼︎
EP06-玖:これから君が生きる道への応援コメント
応援コメント、失礼します。
左前腕部切除に薬物中毒。
大神正仁刑事、かなり酷な後遺症が残ってしまいましたね。
この老医師、EP02終盤で登場した老医師と同一人物?
しかし、この老医師の説明もありようやく自分の置かれていた状況や、南野光一君の真意を理解してくれたようで、少々嬉しかったです。自分に出来るやり方で、南野光一君の想いに応える覚悟を見せてくれた事も……。
個人的にはネクロが正体を現した後も、警察内部で黒銀の情報操作が行われるのだろうかと思っていた事もあり、ネクロ=早乙女歩生明が黒幕だった事だけでも警察組織に理解されたようで安心しました。もうスポンサーは警察組織に利用価値を感じていないという事でしょうか? どちらにしても、大神正仁刑事だけが真実を知っているという状況ではなかったのも嬉しかったです。
ちなみに、今回「ASH」というEP01に登場していた会社の名前が登場していますが、他の応援コメントを見る限り、何かあるのでしょうか。それこそ、山城玲さんの再来のような。
作者からの返信
お読みいただき、また鋭い応援コメントありがとうございます!
《大神正仁刑事の後遺症》、本当に改めて読み直すと酷な状態ですよね。書いたのは私なので弁明のしようもありませんが……ただ、あの日の私が自分に課した「大神義仁刑事から命を奪わずに、EP07から出て来られないようにする」というミッションは達成したので、それだけは成功だと今でも自負しております。
というのも、最初から本編は12エピソード(各エピソードが一ヶ月相当で通算一年の物語)と決めていたので……ここから大筋の物語は後半戦になります。つまり、敵が今までの想定を軽く凌駕してくる、それこそ南野光一が必死に足掻いてもまるで歯が立たないことも想像に難くない……というざっくりしたイメージが作者の中にありまして。
つまりは「大神義仁刑事、その人間の身体のままではこれから戦う大幹部たちに瞬殺されるor噛ませ犬にされて光一を無暗にピンチに陥れる」という未来が私の中で確定的でした。
では「なら大神正仁も人間なんかやめて、光一と同じ〈実験体〉になればいいじゃん!」とツッコミを入れられると、それは違うと私は言いたいのです。
大神正仁がこれまで説いてきたのは、人間の世界で当たり前にあってほしい「正義」の話です。少し過激な物言いこそあれど、彼が人間として正しく生きてきたからこそ、語られる正義は説得力を持つはず。物語開始時点で命を奪う側以外の選択肢を失った光一と違い、正しく人を守ることに躊躇しない熱血漢であるからこそ、光一は「この男を死なせてはいけない」と思った……と、作者は勝手に解釈しております。
共感を呼べるほど描写力や構成力が乏しい作者なので、光一の気持ちを推し量ってくれ、とは言えませんが……少なからず光一が望んだ結果の一つに大神正仁は辿り着いてくれた、とだけ。
《老医師はEP02と同一人物か?》、そうなのです!!(気付いてもらえてめっちゃ嬉しいです!!)
大神正仁の置かれた状況がどれだけ非道な悪意に染まっていたものか、それを言葉にできず救出の道がこれしかなかった光一がどれだけ苦しんだか、その一端だけでも伝えるには、この人しかいないと勝手に思いまして。
もちろん大神正仁からすれば「よく知らない医者」ではあるのですが、25年前の赤マフラーにまつわる父親の隠された気持ちを語れるのは、先輩刑事でも他のどのキャラでもなく、この老医師しかいないなと。
《EP01登場の会社「ASH」の名前が出たが、何かあるのか?》、はい、あります。実はEP11こと最終回前編に繋がっていきます。あんまり言ってきませんでしたが、このEP06の大神正仁の決着の仕方こそ、EP11の完成に絶対に必要だと思って確定させたほどです。
すみません、長くなってしまいましたが、次でEP06も終止符です。あまり嬉しくない部分もあるかもしれませんが最後まで読んでいただけると嬉しいです!!
EP06-捌:刑事と死神への応援コメント
応援コメント、失礼します。
大神正仁刑事、一応南野光一君の期待を裏切らないだけの男ではあったという事ですね。ネクロの命令に抗ってみせた神宮慈乃先生と大神正仁刑事ですが、やはり、愛?
ネクロ、想定外の事態が起こっていたとはいえ、ここまで感情を剥き出しにして動揺するとは。赤い悪魔リトロに比べて、若干小物っぽさを感じずにはいられませんでした。とどめを刺す事は出来ませんでしたが、自分の力が通用しないと理解した以上、更なる計略とパワーアップも考えられそうですね。
真実を知った大神正仁刑事ですが、ここからどうなるのでしょうか。色々なルートが考えられそうですが、ここで退場なのでしょうか? どのような道に進むにせよ、南野光一君にも納得できる道であれば良いですね。
作者からの返信
お読みいただき、応援コメントもありがとうございます!
《神宮慈乃先生と大神正仁刑事》……陳腐ではあるかもしれませんが、確かに《愛》と片付けてしまえばそれまでのことかもしれませんね。
もちろん大神正仁に関しては薬の効果が良くも悪くも効いています。
1.痛覚麻痺(本来は人間の身で扱い切れないX4の負荷を認識しづらくさせるため)
2.肉体の限界時に作動するはずのブレーキ機能の阻害(これ以上は動いたら死ぬかもしれない、という人間の本能的な部分はX4使用時の邪魔になるため)
3.感情の高ぶりによるトランス状態移行(ネクロとして「赤マフラーを憎む感情」によって上記2種の効果持続と、限界以上の肉体稼働率を求めたため)
ゆえに「大神義仁刑事、普通その状態では動けなくない?」という問題を気合とガッツ、そして愛で乗り切るという主人公補正みたいなものが掛かっております。
(たぶんこの大神刑事が主役で、事情を全て把握したうえで動いていたらもっと読み手のストレスは減ったのでしょうね……)
《ネクロの小物感》、意図したものではありませんが、私の本質には近いと思います。書き手である私が誰よりも小物なので(笑)
真面目な話をすると、ネクロは小物であると同時にまだ感覚が狂いきってないゲノム・チルドレンとも言えるかもしれません。以前に仰っていただいた《人間らしさ》も、リトロ他の大幹部たちが生まれてから今までに喪失したそれを、彼は(無意識的にですが)残している。天才集団の中に身を置いた凡才(と本人が勝手に思っている)、という評価が正しいかもしれません。
作者の視点での話かもしれませんが、ネクロは他の幹部たちに比べて突出した強みが少ないんです。リトロは「不死身にも等しい回復」、ホロウは「スポンサーさえ認める改造技術」、ゼノウは「他の追随を許さない圧倒的な破壊力」……といった具合に、競争相手が軒並み天才鬼才だらけで。警察での地位や情報操作、裏切者の始末などもやっていますが、極論「競争に勝つ力」とは言い難い。
そんな劣等感の塊であるネクロは「私が誰よりも人間どもを上手く利用し、他の幹部たちを出し抜いてやる」と自分に言い聞かせて保っている部分もあるので、結論《小物》です。でもこういう奴ほど妙にしぶとい。
EP07からは《更なる計略とパワーアップ》が待っていますので、よければそちらも是非。
大神正仁の顛末、南野光一が納得する形に収まるかどうか、最後まで見届けていただけると嬉しいです!!
EP06-漆:刻印の悪魔への応援コメント
応援コメント、失礼します!!
遂に大神正仁刑事が真実を知りましたね。彼が真実を知る事。読者としては色々な意味で少しは嬉しいのかと思っていましたが、それよりもネクロの外道ぶりが際立っていて驚きました。個人的には、ネクロに痛めつけられる大神刑事の痛みの描写が生々しく、鋭さを感じる表現で好きですね。
そして寺嶋姫澄さん、やはり人間ではなかったのか!!
〈ゲノム・チルドレン〉を複製しようとしたとの事ですが、誰が? 一体何のために?? その辺の事情も気になりますが、ここまで来るとやはり彼女以外にも人工的に造られた存在がいそうで気になります。
「当たり」の人間を喰らえば力を得られるとの事でしたが、「アルビノ化」という新しい単語が出てきましたね。ただ喰らうよりも更なる力を得られるようですが、一体どのような現象なのか。
最初からこの展開にする予定ではなかったようですが、序盤から全て繋がりを持ったストーリー展開になっており、その繋げ方の上手さを凄いですね!!
大幹部クラスを前にかなり深刻なダメージを負ってしまったらしい南野光一君ですが、本当に勝てるのか? 真実を知った熱血刑事が黒銀の死神に何を思うのか? 緊迫した状況もあり先が気になります。
作者からの返信
お読みいただき、また応援コメントもありがとうございます!
《大神正仁が真実を知る》、本当に痛快エンタメならもっとスカッとするべきシーンなのでしょうが、私には「最悪の形で告げられる真実」というのが一番合っていたようで……普通なら致死量のダメージを受けながら精神的にもギタギタにされる大神正仁刑事ですが、表現が好きと言ってもらえて作者はとても嬉しいです(笑)
《寺嶋姫澄とゲノム・チルドレン》、実は本作の出発点にあたる設定を利用すれば《上手い繋げ方》となりそうで良いかなと思い、このような形になりました。人工生命体、今後も関わっていきますので楽しんでいただけると幸いです。
《アルビノ化》、いわゆる「他のより良質な当たり」程度に捉えていただければと思います。
(EP04の笹瀬川翡翠の眼が白かったことも踏まえて)
大幹部を前にして負傷したまま戦うことになった光一と、真実を知った大神正仁と、どのような結末に辿り着くのか、最後まで見届けていただけると嬉しいです!!
EP06-陸:極限の一手への応援コメント
応援コメント、失礼します。
潜入からのX4とのハイレベルな戦闘、知識に裏打ちされた想像力のなせる技かもしれませんが、やはり尊敬してしまいます汗 「恣意的」という言葉自体、全く知らなかったです。南野光一君についてもそうですが、大神正仁刑事、いい加減にしてくれ……。視野が狭いから、情報を知らないからでは、済まない事をしてしまったのではないか。南野光一君が負ったダメージが、今後の戦闘にも影響を及ぼすほど深刻ではない事を願うばかりです。
作者からの返信
お読みいただき、また応援コメントありがとうございます!
《恣意的》、私も普段から使う言葉ではないので、執筆当時の私のトレンドだったのかもしれません。覚えたばかりの言葉を連呼する幼い子どものような精神性なので(汗)
《大神正仁、いい加減にして》、ですよねぇ……状況的には仕方ないけれど、しでかした内容がかなり最悪の部類なので、苛立ちごもっとも。
倒れた南野光一、勝利した大神正仁、二人がこの後どうなってしまうのか、最後まで見届けてくださると嬉しいです!!
EP06-伍:正義を嗤うへの応援コメント
応援コメント、失礼します。
一話の中にかなりの情報が詰め込まれていて驚きました。
〈ゲノム・チルドレン〉計画=ネクロの同胞を創り出す方法との事ですが、その後の寺嶋さんに関する「十七年も前に造ったらしい個体」との台詞から察するに、ネクロはもちろん寺嶋さんも実は人間ではないのでしょうか? 今思えば、ネクロの出自も寺嶋さんの実の両親についても言及がありませんでしたが。
ちなみに、以前信太郎君がトンネル内でおかしくなった時、「ゲノムの子」と発言していましたが、実は信太郎君も元から人間ではなかったりする可能性も?
人間の在り方を過剰に嫌うネクロの思考から、人間の正しさに対するある種の執着のような物を感じました。人間の在り方を理解しているから、嫌悪しているのか。本当に関心が無いなら、ここまで人間について考えも巡らせるとも思えないため、元々人間ではない?かもしれない彼の人間らしさを初めて見た気もしました。
過去キャラなのか、ゲノム・チルドレンの一人として「ジェミニ」というキャラに言及されていますが、もしかして信太郎君とも何か関係が?
見当違いな事を言っていたら申し訳ありませんが、とにかく謎が謎を呼んでおり先が気になります。大神正仁刑事、生き残ってくれ。
作者からの返信
お読みいただき、また鋭い応援コメント、ありがとうございます!
《寺嶋姫澄もネクロも、実は人間ではないのではないか?》、とても嬉しい着眼点をありがとうございます!
仰る通り、この二人の《出自や実の両親について言及がない》のは、わざとらしく謎として置いております。
また《信太郎の「ゲノムの子」発言》も、本編を最後まで読めば何を言っていたか一応は理解できるようになっております……納得されるかどうかはわかりませんが……
《ネクロの執着、人間らしさ》、嬉しい評ですね。仰る通り、彼は《人間について考えを巡らせて》ばかりいたキャラクターとして、ある意味では作者である私の人間観を語ってくれる存在でもありました。人間のここが弱い、人間のここが嫌い、人間のここが反吐が出る……といった具合に。
《ゲノム・チルドレンの一人〈ジェミニ〉》……作者個人の意見ですが、おそらく私が一番に愛しているゲノム・チルドレンが〈ジェミニ〉です。以後も(主にEP08)でまたその名前が出てきますし、ある意味では信太郎どこか主人公=南野光一にとっても無関係とは言えないキャラですので、また見かけた際は注目してやってくださると嬉しいです。
《謎が謎を呼ぶ》、というか呼び過ぎて何が何だかわからなくなりそうかなと思いますので、ここからは赤マフラー=南野光一と大神正仁刑事の紡ぐ物語を楽しんでいただければ幸いです‼︎
EP06-肆:幼馴染の憂鬱への応援コメント
応援コメント、失礼します。
寺嶋姫澄さんの両親、実の親ではなかったのですね。
育ての親から受けたらしい仕打ちを考えるに、ここで更に寺嶋さんに追い打ちがかかるとは。尚更かわいそうな存在に思えますが、もしかすると今後更にここまでのキャラの裏設定的な物が語られる事もあるのでしょうか。
大神正仁の母親が出て言った事について、個人的には警察官としての職務を優先してばかりの旦那に嫌気が差したのだとばかり思っていましたが、何か含みを持たせていますね。何か他に事情があるのか、安納超常現象研究所の事件と関連があるのか? 気になります。
神宮慈乃先生、ほとんど夕暮れ時の公園にあるブランコに座っているだけの状況なのに、ここまで心理描写だけでストーリーを進行できるのも尊敬します。大神正仁に関して、ここまで濃いキャラにするつもりは無かったとの事でしたが、ここまで細かな設定がある辺り、かなりスリッパ先生的にも愛着がありそうだとも感じました汗
そして大神正仁刑事、早く仇の暗躍に気づいてくれ……。
作者からの返信
お読みいただき、また嬉しい応援コメントもありがとうございます!
《寺嶋姫澄の裏設定》、実は完全に後付けです(汗)
ただ寺嶋姫澄の初登場(EP03)で、どうして彼女が「恋」というものに焦がれていたか、という点を鑑みた時、この設定しか思いつきませんでした。大神正仁が恋愛感情の機微を汲み取る能力がもう少し高ければ、おそらくこの悲劇になっていない……と作者は勝手に思っています。
《大神正仁の母親》、実はちゃんと出て行った理由を考えていたのですが、本編でちゃんと話す場面が作れませんでした(笑)
もしかしたら今後、外伝などを書くタイミングがあれば、もしかしたら書くかもしれませんが……ちょっと確約できないので、そこはどうぞお気になさらず。
《ここまで心理描写だけでストーリーを進行できるのも尊敬》、ありがとうございます!
ただ「大神正仁はここまで濃いキャラにするつもりはなかった」のですが、EP03のラストで引っ張ってしまった以上、雑に退場させるのはダメだな、と勝手に思ってしまい……おかげでどうやって展開するべきか、創作の中で一番に悩んで苦しんで描いたキャラではあるかもしれません。おそらく愛着というより「執着」という方が納得度が高いです。
ヤキモキさせる大神正仁の辿り着く結末、最後までお付き合いいただければ幸いです。
EP06-参:伝えたかったこと、伝えたいことへの応援コメント
応援コメント、失礼します。
神宮慈乃先生と大神正仁刑事、辛い過去を共有している幼馴染というだけかと思っていましたが、少なくとも神宮慈乃先生からは矢印が向いているのでしょうか? 「その瞳の色が、恋する乙女のそれだと気付いているのか、いないのか」という表現が出てくる辺り。大神正仁がそのような感情に鋭いようには見せませんが、失ってはじめて……みたいな状況にならない事を願うばかりですね。
現状X4は警察の主戦力のような扱いですが、X4を量産した後ネクロは装着した人間を操って更なる悲劇をもたらそうとしていると。結構危険な状況ではありますが、警察サイドが主人公サイドの状況を知らない限り、今後更に主人公に非難が集中しそうで悲しいですね……。
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントもありがとうございます!
《神宮慈乃先生からは矢印が向いて》、います!(笑)
女性ならではの奥ゆかしさ……というわけではありませんが、少なくとも恋する乙女な部分は確実にあります。そして大神正仁刑事、ご指摘のとおりそちらの方面は鈍いです。本当に鈍い……作者の私が言うのもアレですが、おそらくシリーズで一番その手の話に鈍い男です(苦笑)
《X4を量産した後ネクロは装着した人間を操って更なる悲劇をもたらそうとしている》、そうなのです。仰る通り、まさしく《結構危険な状況》で、主人公サイドからすれば「冗談じゃないぜ」と目を剥きたくなるもので。
さて、主人公=南野光一はこの危機的状況に何を思い、どう立ち向かうのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです‼︎
EP06-弐:悪夢と依頼とカカオの芳香への応援コメント
応援コメント、失礼します。
確か南野光一君や師匠は味覚は消失しているが、嗅覚は残っているのでしたっけ?
初期の設定を若干忘れそうになってしまっていて、若干申し訳ないです汗
そして、久しぶりの迷探偵、橋端三平さんの再登場!!
最近、めっきり登場しなかったのでこのままフェードアウトの運命なのかと思っていましたが。黒銀プリンセスホテルの件で、本当に死にかけたにもかかわらず通常運転なのが逆に安心しました。
神宮慈乃さんも「当たり」のようですが、予知夢的な能力にでも目覚めたのか?
普段ここまで強引な形で関わっていない南野光一君が、橋端三平さんに圧をかけている辺り、大神正仁に対する本気の期待のような物が感じられました。
今回初めて「最初から殺す気の無い戦い」に臨むようですが、南野光一君の期待が、ほとんど盲目的になってしまっている熱血刑事に届く事を願うばかりですね。
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントもありがとうございます!
《光一や師匠は味覚こそ消失しているが、嗅覚は残っている》、その通りです。失ったのは「食べて美味いと感じる喜び」であり、他の感覚器官は機能している状態です(こちらこそ、わかりづらくてごめんなさい……)
《久しぶりの迷探偵、橋端三平の再登場‼︎》、喜んでもらえて何よりです!
メタな話なのですが、実はこの迷探偵さん、EP05時点で再登場させるかどうか悩み、しかし敢えて外す選択をしましたところ、非常にストーリー作成がやりづらいと判明しまして(苦笑)
『ピリオド』という物語世界において、おそらく不死身の男です(笑)
《大神正仁に対する本気の期待》、あると思います。というか光一は、彼の真っ直ぐさと正義感に、この街の希望を見ている節さえあります。ただでさえ仮初の平和の裏で多くの惨劇を目の当たりにしてきた光一だからこそ、その非道に向けて正当に怒りを覚えて叫んでくれる、正義感が喧嘩売っているような男にこそ「正しくいてほしい」「視野さえ広がれば街の涙をたくさん拭ってくれる」と、そんな期待をしているのだと思います。
これまで「最初から敵対者はすべて殺すつもり」が前提だった光一が、仰る通り「初めて最初から殺す気のない戦い」に臨みます。光一の祈りにも近しい期待は、大神正仁の心に届くのか……見守っていただければ嬉しいです!
EP06-壱:追想の刑事への応援コメント
応援コメント、失礼します。
死んでいる父親、大神義仁刑事の死を最初実感できなかった大神正仁の反応が、少々リアルだなと感じました。死んでしまった方の表情を見ると、一見本当に眠っているように見えるので。苦痛も無さそうに。その後父親の死を実感した後、幼馴染の生を心から喜べる大神正仁は一応明確な善人ではあるのだとも。
南野光一君の放った言葉はこの方向性を間違ってしまっている刑事に一応届いてはいたようなので、軌道修正が可能な内にその刃をスポンサー側に向けてほしいですね。
作者からの返信
お読みいただき、また嬉しいコメントもありがとうございます!
《父の死を実感できなかった大神正仁の反応がリアルだと感じた》、ありがとうございます。自分の経験に即した部分でしたので、リアリティを感じてもらえたなら幸いでした!
仰る通り、亡くなった方の表情を見ると「本当は眠っているだけなのでは?」と思ってしまうものですよね。しかし実際に触れた瞬間の冷たさや硬さで「本当にもうこの世にいないんだ……」と実感させられる、とでも言いましょうか。
《光一の言葉は、この方向性を間違ってしまっている刑事に一応届いてはいた》……そうですね、戯言と切って捨ててはいなかった、という程度かもしれませんが、確かに彼の中に残った言葉だったようです。
EP05で初めて「見失うな」と言われた瞬間の正仁には「何いってんだコイツ?」程度だったそれは、夢の中に現れる父親の影と重なりまして。光一が本当に伝えたかった意味を理解するまで、あとどれほどか……
よければ最後まで見守ってくださると嬉しいです!
EP05-拾:泣き虫たちの十字架への応援コメント
応援コメント、失礼します。
「オレは、悪です。犯してきた罪ゆえに、逃げてはいけない戦いもあります……」
この言葉、誰かの笑顔を守るために「実験体」を殺した者、守るために殺した者として「奪う者」ではない人間を殺したら、今まで命を奪った者達に顔向けできない。そのような解釈で合っているでしょうか? だとしたら、人間一人が背負える物を越えてしまっている気もしますが。
善と悪はあくまで解釈次第だと思いますが、南野光一君の思考と環境下だと彼自身が自分を善人だと思うのは、もう不可能なのか……。鹿本紬さんと獅子内拓先生の霊体が登場していますが、南野光一君自身が自分を許せないなら、せめて今後も、例え霊でも誰か彼に救いを与えてほしいですね。
作者からの返信
EP05、最後までお読みいただき、また鋭い応援コメントありがとうございます。
《守るために殺した者として「奪う者」ではない人間を殺したら、今まで命を奪った者達に顔向けできない》、概ねその解釈で私も一致しております。
光一のやっている戦闘行為は「爆発したら不特定多数に被害が出る時限爆弾を、爆発前に処理する」というものとも言えます。
もちろん今の大神正仁を見て「自分で止まれる」とは彼も思っていないのですが、少なくとも〈獣核〉という自由意志と肉体制御権を剥奪する存在の恐ろしさを身を以て知っているのが光一です。
だからこそ「X4という鎧を得たとはいえ、〈獣核〉に侵された身体でない大神正仁なら、その命を奪わずとも止められるかもしれない」……そんな風に思っているのかなと。
特に彼が寺嶋姫澄の一件で見せた真っ直ぐすぎるほどの正義感が、光一には持ちえないもので、でも同時に正しく機能すれば人々を救う大きな力になることも感じている。
それはつまり、スポンサーを追い詰めた後の街で、彼のような人間が人々を守ってくれるならという光一なりの祈りでもあるのだと、私は想っていて……
《南野光一君の思考と環境下だと彼自身が自分を善人だと思うのは、もう不可能なのか》……これは私の個人的な解釈ですが、その思考はそもそも光一には頷けないのだと思います。
私個人が性善説を過信していた過去があり、それゆえに今は性悪説を唱えている側で。それが色濃く反映されたのが光一という自覚もあります。
ただ光一自身の中にある正義というのは、それこそ仰る通り《人間一人が背負える物を越えてしまっている》……そういうものになってしまっています。
そういう意味で言えば光一は、神様になりたいのかもしれませんね(笑)
(『君の神様になりたい』という楽曲をやたら聴いていた作者の影響もあって)
さて、大神正仁との一件を巡る決着はEP06にて展開されます。そちらも楽しんでいただければ幸いです!!
EP05-玖:正義のために進む先への応援コメント
応援コメント、失礼します。
ネクロ、大神正仁の仇だったのか⁉
つまり現状、大神正仁は父親を殺した仇に掌の上で踊らされているのだと……。
あまりの滑稽さに怒りしか感じていなかった大神正仁ですが、ここまでくると逆に同情と心配の気持ちが勝ってきますね。
前回南野光一君から放たれた「本当にすべきことを見失うな」という言葉にも、引っかかりを覚えている描写も無いですし。
このままネクロに利用され続けて、最終的に真実を知ってしまったら精神崩壊してしまうのでは……。信じていた正義が間違いだったと気づかされた時、立ち直れるのか。心配になりました。
何か不穏な〈クスリ〉の描写もありましたが、知らず知らず人間ではなくなっていっているのでしょうか? 読み進めていた時、最終的に一条薫さんのようなポジになる想像をしましたが、改心系怪人のようなポジも考えられる?
慈乃先生が目をつけられてしまったようですが、南野光一君か警察サイドが状況を打開してくれる事を祈るばかりです。
作者からの返信
お読みいただき、また嬉しい応援コメントありがとうございます!
《滑稽さに怒りしか感じなかった大神正仁、逆に同情と心配の気持ちが勝ってくる》、ありがとうございます。EP05執筆開始当初「大神正仁をどう描くべきか」「当初の予定と違うことになるが、直感を信じるなら大変な路線変更だぞ」と頭を悩ませた当時の私がすごく、すごく報われます(笑)
現実の警察組織は厳しい基準を以て人事采配をしているとは思いますが、あくまで創作物であるこの世界においては、街が黒幕の掌の上。志を同じくする仲間だと思って背中を預けた相手が実は親の仇だった……というこの展開、執筆当時の私が「これしかない」と思って書いていたことでして。
それこそ《クスリ》は、人を良くするのが一般的ですが、究極的には「人体に悪影響が出ないとわかっただけの毒」とも取れるもので。ネクロがどんな薬品を大神正仁に与えているのか、それが今後の彼をどう苦しめてしまうのか……
また慈乃先生に目を付けたネクロの次なる企ては何か。それに対して南野光一はどう戦うのか……
大神正仁を巡る物語の決着編とも言える次回EP06、よければそちらも楽しんでいただければ幸いです!!
EP05-捌:解放の死神への応援コメント
応援コメント、失礼します。
まさかそんなはずはないとは思いますが、本当に科捜研なら実験体を元に戻せるという事は無い……ですよね? ですが、本当に可能性ゼロならスリッパ先生がここでこの台詞を言わせた理由が分かりませんし、真意が気になる。南野光一君に対する、新たな揺さぶりなのか?
そして、ネクロが警察内部に潜入している事に気づいたらしい主人公。今後の展開が更に気になりますね。今までは冤罪でテロリスト扱いされていましたが、まさか本当にテロリストになってしまうのか。
作者からの返信
お読みいただき、また応援コメントありがとうございます!
《科捜研なら》のくだり、わかりづらくて申し訳ないです……純粋に大神正仁の怒りを増進させる為の嘘で、つまりは〈ネクロ〉の嫌がらせです。
大神正仁にしてみれば「寺嶋姫澄を助けられなかった」という後悔と怒りは強く、赤マフラーが無惨に命を奪ったという認識も強い。そこに「助かる可能性はあった」と吹き込まれれば、〈獣核〉の性質を知らない大神正仁はまんまと騙される……という意味合いで、執筆時に挿入した記憶があります。
もちろん光一にとってみれば、嘘だとすぐにわかる話なのですが、例外的に助かった人間(EP01の山城玲)もいるので、揺さぶられるところではあったのかもしれませんね。
さて、警察内部に幹部級が潜んでいることに気付いた南野光一は、今後どう動くのか。また憎しみを新たにする大神正仁とどう関わるのか。
EP05の最後まで、また明確に続くEP06も楽しんでいただけると幸いです……!
EP05-漆:白銀の正義への応援コメント
応援コメント、失礼します。
情報は一種の武器とはいえ、警察側に誤情報がもたらされるだけで、こんな簡単にその刃を誤った方向へ向けてしまうのか……。以前スリッパ先生が仰っていた「正義を盲信する人間の危うさ」、自分自身の判断をほとんど伴わずに、鵜呑みにする事の恐ろしさを感じます。それと同時に、力ある者には相応の責任が伴うという事実も。その現実を理解しているからこそ、ネクロはこの大神正仁にX4を託したのでしょうか?
だとすると、悪い意味で切れ者ですね。
南野光一君を臆病者と罵倒する彼に、段々盲目的で滑稽な正義漢というよりは、ただの自己満足なだけの男だと感じてきました。相手の気持ちや事情を、一切考慮していないだけに……。全てを受け止める覚悟を持つ主人公に対し、その辺の違いもあってこの若手刑事さんは楽なのだろうなと。怒りが募る一方です。
そして獅子内拓先生、獣化してしまったのか。それとも……。
いずれにせよ、続きが気になっております!!
作者からの返信
お読みいただき、また鋭い応援コメントありがとうございます!
《自分自身の判断をほとんど伴わずに、鵜呑みにする事の恐ろしさ》《力ある者には相応の責任が伴うという事実》、まさしく言いたかったことそのものを言語化していただき嬉しい限りです!
当作品、いわゆる昭和のライダーをリスペクトした部分が多いのですが、特に原作者先生のヒーロー作品に多い「もし陰謀論が実在するなら?」という観点で執筆していまして。故に「知らない情報が多い刑事」である大神正仁は仰る通り《自己満足なだけの男》となっていますね(汗)
特に〈ネクロ〉は意図して「大神正仁なら言葉巧みに誘導するだけでX4を使ってくれる」と内心でほくそ笑んでいる部分もあり……
もちろん光一の《全てを受け止める覚悟》も、一年以上にわたる地獄じみた環境での戦いを経て形成されたもので、詰まるところ「自分自身が〈獣核〉の恐ろしさを体感している」=「獅子内拓先生の痛みも想像に難くない」という基盤あってのもの。
つまらないことを言ってしまうと「人間、誰しも自分の知らないことは考えが至らない」という話かもしれませんね……
さて、正義をお題目に力を振り回す大神正仁と、怒りのまま暴走する獅子内先生と、その両者を知っているからこそ苦しむ光一とで、この戦場がどう決着するのか、見届けていただければ幸いです‼︎
EP05-陸:復讐と覚悟への応援コメント
応援コメント、失礼します。
戦闘を表現する様々な知識とその最中の心理描写、徐々に悲鳴を上げて千切れていく巨獣の描写といい、生々しくて好きですね。ただ、それ以上に相手の怒りや憎しみ、その気持ちからは逃げないし受け止める、どれだけ傷ついてもスポンサーを追い詰めるまでは止まらないとする、南野光一君の静かながら煮えたぎる覚悟が非常にかっこいいです。やはり、この真面目で、自罰的で、仮面の奥に全ての想いを隠す主人公、大好きです……。その全ての重荷を受け止める覚悟が、ライオンの巨獣=獅子内拓先生の心に届いたらしい事も。時々彼も一人の人間である事を忘れそうになりますが、どうかその心が壊れない事を祈るばかりですね。
「正義なんかない」と言い切る南野光一君ですが、スポンサーを壊滅させて何気ない笑顔を守る事がなすべき事と思うなら、それはもう立派な正義なのでは? 彼の思う正義とは、全く異なるだけで。
そして、この状況で現れた大神正仁さん。タイミング的に再度滑稽さを感じてしまいましたが、この状況での役割が現状分からない……。見た目のイメージは、アギトの北條さんが装着していたV‐1システム?
作者からの返信
お読みいただき、また有難い応援コメントもありがとうございます!
《南野光一の静かながら煮えたぎる覚悟が非常にかっこいい》《この真面目で、自罰的で、仮面の奥に全ての想いを隠す主人公、大好き》……本当に嬉しい評をありがとうございます‼
《立派な正義》……「スポンサーの壊滅」と「笑顔を守る事」が達成された時、おそらく光一の中でもようやく自分の行いを正義だったと思えるかもしれません。
正直、作者である私の中でも光一の思う正義を明確に言えません。
しかし間違いなく人間の為せる域は既に越えている。それこそ「一人でも無辜の民を取りこぼすなら、もう正義とは呼べない」くらい過激な思想かもしれません。
《大神正仁の滑稽さ》、確かにあります。正直「お前ここで出しゃばるんじゃないよ⁉」と作者も後から思いました(汗)
『アギト』のV-1システム、近いと思います! 明確に絵を描いたわけではないので私も「これです」とお出しできませんが……
ちなみに大神が使うシステムの元ネタは『アギト』劇場版限定の方でした。スペックは下げましたが……
それに状況的にも大神正仁、氷川さんでなく北條さんの位置ですね……
さて。乱入してきた大神正仁刑事、いかにして戦況をかき回してしまうのか、その背後に潜む魔の手に光一はどう立ち向かうのか、最後までお付き合いいただければ幸いです!
EP05-伍:届かぬ声の、その先にへの応援コメント
応援コメント、失礼します。
最初読み始めた時、唐突に別のストーリーになったようで少々驚きました。
まるで甘酸っぱい青春の恋物語を読んでいるような……。
実際には太合総合病院、黒銀プリンセスホテルの両方と関係がある人物で、その見事な繋ぎ方にも少々驚きましたが汗 改めてこの舞台となっている都市、黒銀の平和は、仮初で上辺だけの物だと感じずにはいられません。
次から次へと冤罪をかけられる南野光一君ですが、今後坂上愛さん以外に全ての事情を理解してくれる援助者的な人物は現れないのか……。獅子内拓先生もホロウに完全に騙されて取り返しのつかない状況になってしまっており、救いがあるのか気になります。仮面ライダーBLACKにも秋月杏子さんみたいなキャラがいますし、今後そのようなキャラが登場するかも気になりますね。
かなりリアリティがある作品ですけど、この作品霊体が普通に登場する世界観なのですね。面白い。
作者からの返信
お読みいただき、また嬉しい応援コメントありがとうございます!
《唐突に別のストーリーになったようで》、改めて考えてみると今回のヒロイン(?)の鹿本紬は「いきなり喋ってるけど誰だい君は?」って読む側には感じられる仕様になっちゃってますね……しかし《甘酸っぱい青春の恋物語》と感じていただけたなら、執筆当時の私がとても報われます(笑)
《黒銀の平和は仮初めで上辺だけの物》、まさしくその通りです。単純な戦闘力だけに飽き足らず、悠々と情報操作が行えるほど街に浸透している敵役、その恐怖こそ、私が描きたかった世界観なのかなと思います。
《全ての事情を理解してくれる援助者》、今後それに近い人物は登場します……ただ「こういうキャラが欲しかった!」と納得していただけるかは、ちょっとわかりません……自信を持って「これでしょ!」と言えるほど私は自分の感性に自信が持てません……。
《霊体が普通に登場する世界観》……そうですね、確かにそう読めます。ここまでのエピソードで亡き師匠が「魂」という言葉を使い過ぎて、作者である私も感化された結果、かもしれませんね……汗
EP05-肆:黒銀のベテラン刑事への応援コメント
応援コメント、失礼します。
風祭交番の巡査長、例の巨獣の正体なのでしょうか?
ライオンの巨獣はスポンサーの実験体ではなく、あくまで第三者を改造した第三勢力だったりするのでしょうか?
早乙女歩生明=ネクロは巨獣と南野光一君の相打ちでも企んでいるのか?
謎が謎を呼ぶ展開を描くのがやはり上手くて尊敬します!!
最後の水早刑事の言葉、妙に唐突且つ不吉に感じますが、彼は死んでしまうのでしょうか? センチメンタルな気持ちになっていたとはいえ、妙に不吉さを感じるラストでしたが。
作者からの返信
お読みいただき、お褒めの言葉と応援コメントもありがとうございます!
ライオン巨獣の正体は誰か? ネクロの狙いは何か? まさしく謎が謎を呼んで収拾がつかない感じになっておりますね(汗)
とりあえず次のパートで「ライオン型〈実験体〉の正体」は判明いたしますのでご安心ください!
最後の水早亮介刑事の言葉……確かに割と唐突ですね(汗)
当人の中では「助けられなかった先輩の分まで、その息子さんである新米刑事を守り抜こう」と自らに言い聞かせている節もあるかもしれません。
また、赤マフラー打倒に燃える大神正仁が滲ませた一抹の不穏さも相まって、「俺がしっかりしなくちゃならねぇ」なんて思ったのかな、と今更ながら思います。
その大神正仁刑事が今後どうなるのか、ライオン型〈実験体〉も含めて、主人公=南野光一とどう関わっていくのか。最後まで楽しんでいただければ幸いです。
EP05-参:夢と現のサインへの応援コメント
応援コメント、失礼します。
南野光一君の夢に現れた少女、一体何者!?
太合総合病院の爆発、あるいは黒銀プリンセスホテルでの虐殺に巻き込まれた誰かの関係者なのか? あるいは、南野光一君が昔会った知り合いなのか??
「逆恨みしたくなるほど酷い現実なら想像してやれる。だが、それで加害者になっていい理由になるのなら、法律なんか紙切れより価値が低いよ」
上記の言葉。言い回しなのか、余りにも冷徹さを感じる表現ゆえか、妙に心に残りました。本当に、スリッパ先生の表現力には脱帽します!!
作者からの返信
お読みいただき、また鋭い応援コメントありがとうございます!
「逆恨みしたくなるほど酷い現実なら想像してやれる。だが、それで加害者になっていい理由になるのなら、法律なんか紙切れより価値が低いよ」
冷徹さ、感じていただけましたか! 手前味噌ではありますが、自分でも一番にしっくりきている表現です(笑)
時に、光一の夢に現れた見知らぬ謎の少女……その正体、是非とも見届けていただければ幸いです!
(個人的な話にはなりますが、このEP05で私が一番に力を入れ、かつ何度読み返しても「このパートがあるからこの話は嫌いになれない……」と思ってしまうのが、この少女の正体が明かされるパートです)
EP05-弐:墓参りと幼馴染 への応援コメント
応援コメント、失礼します。
大神正仁、幼馴染がいたのですね!?
前回までで事件の全貌をほぼ知らないがゆえに、個人的にヘイトと滑稽さしか感じていなかった大神正仁ですが、彼を大切に想う神宮慈乃先生の登場で若干絆されている自分を感じました。我ながら単純だとは思いましたが、このような背景が描かれると大神正仁にも一応良い所や彼なりに犯罪を憎んでいる気持ちが分かり、複雑なものを感じます。
一応良い部分もある刑事なだけに、彼にも南野光一君の心情を少しでも理解してほしいですね。全てを理解して、それでも自分の立場を貫く姿勢を見せてくれれば、この若手刑事に対する認識を変わると思うので……。この人、赤マフラー=南野光一君に対する怒りと復讐心で変わってしまうのでしょうか?
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントありがとうございます!
大神正仁の幼馴染=神宮慈乃先生、実は読者様以上に作者にとって大切な意味を持つキャラとして登場させた部分があるので、そう言っていただけて嬉しいです!
実際、私自身がEP03までの彼を「事件の概要を断片的にしか知らず、しかも敵の情報を鵜呑みにしているため、主役の苦しみを理解しないまま叫んでいる人物」と書いてきたこともあり、ヘイトと滑稽さばかりが強調されてしまっていたのは、良くなかったなと反省している点でもありまして……
この若き刑事がこれからどう変わっていくのか、怒りと復讐心で壊れてしまうのか、それとも別の道へと進めるのか、またその過程で赤マフラーとはどう関わっていくのか……
叶うならば最後まで見届けていただければ幸いです。
EP05-壱:巨獣、強襲への応援コメント
応援コメント、失礼します。
ライオンの巨獣、最初は4幹部(今は3幹部ですが)の内の誰かかと思いましたが、もしかして大神正仁さんか? それとも、上手くミスリードを誘われているのか? あの子の仇とも言っていましたが、過去に討伐した実験体の関係者なのか?? いずれにせよ、新たな強敵の出現、再度主人公の心に影を落としそうな存在の登場に、続きが気になっております!! このEPでは、今まで主人公の事を「死神」、「ヒーロー」と呼称していたのが、初めて「この街の騎士」という表現が使われていますが、何かの伏線、あるいはこだわりなのでしょうか?
作者からの返信
お読みいただき、また嬉しい応援コメント、ありがとうございます!
ライオンの巨獣、確かにこのセリフの感じや戦闘描写だと「こいつ、大神正仁、かも?」と感じますね……作者、今更の気づきです(汗)
謎のベルト型〈実験体〉の正体は? 誰の仇だと叫んでいるのか? 残った幹部たちとの関係は?
続きも楽しんでいただければ幸いです!
ちなみにご指摘の《この街の騎士》、個人的な意識としましては、EP04での戦いを乗り越えた光一の姿がオーナーにはそう見える、という感じでしょうか?
これまでは冷徹に〈実験体〉を葬ろうと努めてきた光一は「死神」らしく。しかし人の穏やかで優しい想いを踏みつける悪意へ憤る姿は「ヒーロー」だったはずで。
謎は多いままながら〈解放〉という虹色の強化を経て、守護者としての佇まいになりつつある光一を、彼女は《この街の騎士》と見ていたのかな、とも。
(単に執筆当時の作者が「死神」「ヒーロー」以外の表現が使いたかっただけかもしれませんが……汗)
SS-3:Sinnerへの応援コメント
応援コメント、失礼します!!
葉音智那さん、リトロとの戦いで解放されて、転生してまで南野光一君の元へ現れてくれたのでしょうか!? 南野光一君からすれば、古傷を抉る事にもなったと思いますが、彼が周囲に穏やかな時間を与えていたと新たに知れて嬉しいです!! 久しぶりに喫茶店特有の静かで穏やかな、優しい時間が描かれていて、こちらまで癒されてしまいました。コーヒーを注文して、そのカップに口をつける流れをここまで雰囲気良く、優しい時間として描ける描写力はやはり尊敬してしまいます汗
残酷な世界観ゆえに、南野光一君と葉音智那さんの平和なやり取りが、本当にかけがえのない物だと感じてしまいますね。南野光一君が周囲にふるまうコーヒーの美味しさも、クッキーの食感すらも……。ちなみに、喫茶店の名前である「風祭」はシンさんから貰ってますか? そして、もしかすると同時期に行方不明になった岡切慎にも出番がある??
しかし葉音さん、曙信太郎君に最初好意をもっているようにも見えましたが、徐々に南野光一君にも惹かれはじめていたのでしょうか? 友人とも、そのようにもとれる描写でしたが。スリッパ先生、恋愛小説も描けそうで羨ましいです!!
黒猫の死、周囲の涙だけで傷つく主人公が、ここまでの戦いでどれだけ傷ついているのかを考えると、想像を絶するものがありそうだと感じました。それでもまた立ち上がるから、ダークヒーローなのかもしれませんが、本当に物語の最後には彼自身に対する救いもあってほしいですね……。
作者からの返信
お読みいただき、また嬉しい応援コメントありがとうございます!
《久しぶりに喫茶店特有の静かで穏やかな、優しい時間が描かれていて、こちらまで癒されてしまいました。》嬉しい評価、本当にありがとうございます!
手前味噌ではありますが、このサイドストーリーは「戦いとは無縁の穏やかな時間」をたっぷり&濃厚に描けて、細部の描写も落ち着きと温かみのある雰囲気が出せて、作者自身が誰より満足しているかもしれません(汗)
それこそ葉音智那が信太郎に「好意のような感情」を見せたり、南野光一に「友情とも恋愛感情ともつかない気持ち」を感じていたりというのも、自分なりのリアリティに沿っての結果でして。
甘いルックスと気さくさで初手から好感度が高くなりがちな信太郎と、笑顔こそ見せないけれどコーヒーからじんわり優しさが伝わる光一と。どちらも恋愛に発展できそうな相手だけれど、ただ何となく「一緒にいると楽しい」とか「安心できる相手と思う」とか、意外とそういう距離感の人もいるのかなと。
恋愛もの、やってみたい気持ちもありますが、まだまだ上手く設定や世界観などの土台が固まりませんで……(汗)
ちなみに《喫茶店の名前である「風祭」》、そうなのです、『風祭真』さんからいただきました!
あんまり言ってくれる人がいなかったので嬉しいです(笑)
時に岡切慎……実は葉音智那もなのですが、その名前自体がアナグラムというやつでして。智那は蜂の実験体、同時期にいた蟷螂の実験体の存在、そして〈リトロ〉の従僕となっていた彼らは「外界への意思表示能力を奪われていた」という事象。
作者から言えるのは「後はご想像にお任せいたします」、とだけ……
《残酷な世界観ゆえに、南野光一君と葉音智那さんの平和なやり取りが、本当にかけがえのない物》、そう感じてもらえたのが何より嬉しいです!
本当なら二人はこのまま大学生活を送り、平和な時間を生きていたかもしれない。当たり前だと思っていた日常がこんなにも特別なものだったと、光一は残酷な戦いに巻き込まれてより実感し、けれど戻らない日々と奪ってしまった命にまたどうしようもなく傷ついてしまう……
執筆当時の私が描きたかったドラマがこれなのです……「スカッとした!」と思えるカタルシスはほぼないので、派手なアクション系ヒーローが好きな方には「?」と首を傾げられてしまうばかりですが、しかし仰る通り《それでもまた立ち上がるから、ダークヒーロー》、私もそうなのだと思います。
繊細で自罰的な思考が過ぎる、作者の弱過ぎるメンタルを過剰に反映してしまった光一ですが、誰かを守り救いたいという想いの結実とも言える虹の力=〈解放〉を携え、また新たな戦いへと向き合います。
EP05&06、また重たい痛みの話ではあるのですが、またどこかのタイミングで読んでいただければ幸いです!
EP04-拾:七夕の願い事への応援コメント
応援コメント、失礼します。
最初の「ごめんなさい……」、オーナーの寝言なのか南野光一君の台詞なのか、一瞬分かりませんでした。南野光一君、それを言う立場とも言えないだろうに。
そして、翡翠嬢の左目にあったアビリティ、主人公の右目に移ったのでしょうか? どんな秘密があるのか。今後の説明が気になりますね。何時でも発動可能な能力かも分からないので汗
また裁きを受けるべき立場とは言え、オーナーもやはり悲しみと罪悪感で傷ついているのが分かりました。南野光一君と坂上愛さん、スポンサーという共通の敵がいるとはいえ、一緒にいる事も本来辛いのかもしれませんね……。
EP04という過去編、想像以上にハラハラしましたが読み応え抜群でした。
願わくば、主人公のエゴと言う名の戦いの果てに、主人公にとっても救いとなる笑顔が溢れていますように……。
作者からの返信
EP04を最後までお読みいただき、また嬉しい応援コメント本当にありがとうございます!
《最初の「ごめんなさい……」どちらのセリフかわからなかった》、しまったです、作者一生の不覚……!
でも仰る通り、どちらの言葉とも捉えられますね……汗
《光一とオーナー、一緒にいる事も本来辛いのかも》、その通りだと作者も思います。
オーナーは光一を改造してしまい、この地獄じみた戦場に引き込んでしまった罪を抱えて。
しかし光一はオーナーにとっての最大の味方である師匠の、その死の原因を作ってしまった。
どちらも互いに謝っても謝りきれない罪悪感を持ち、しかし遺された側として〈スポンサー〉を追い詰めるという共通の目的だけで協力体制を続けている……今更ながら歪なバディかもしれませんね。
〈解放〉の力、少しだけネタバレをすると「アビリティを自在に使える」、ということはないです。(今後の展開でもあまり言及しなかったので……)
本来は光一が持ち得ない能力が、当人たちにとっても無意識のうちに譲渡されてしまったものなので……
「今だ!アビリティ発動!」みたいなことは基本的には難しいです。
ただ、無意識下で発動するものもあるとかないとか……
本当はEP05をご紹介すべきですが、よければ是非『Side Story』も読んでやってくだされば幸いです……
作者としては「これこそ最も書きたかった!」と思いつつ、でも本編ではできないエンディングの一作なので……
※もちろん飛ばして読んだとしても本編の内容理解に支障はございませんのでご安心を。
EP04-玖:虹架ける死神への応援コメント
応援コメント、失礼します。
勝った……。
何を犠牲にしたのかは現状不明ながら、赤い悪魔、師匠の仇を討てた!!
通常の特撮最終回並みに、強い高揚感を感じました。
しかし、改めてオーナー=坂上愛さんが取り返しのつかない事をしてしまっているのだと、感じずにはいられません。元凶はスポンサーながら、彼女の浅慮な部分が様々な人達を不幸にしている現状に、彼女もまた裁きを受けるべき人間だと感じます……。
たとえ悪と罵られても、自分が傷つき罪を重ねる結果になろうとも、誰かの笑顔を守れるなら。基本的に「正しさ」は人を救うとも思いますが、その裏では必ず誰かが傷ついているという現実を少々思い知りました。筋を通す事が、誰しもが納得できる行動が、必ず人を救うわけではないのだと。今更ながら、彼らの正義は凄まじく自己犠牲的ですよね。ピリオド先生のヒーロー感、かなり残酷ながらある意味ヒーローの本質を表しているようにも感じます。偉そうな事を言える程の、知識も経験も無いながら汗
南野光一君、自分を大切にしてほしいと幾度も感じてきましたが、このエピソードの彼が彼なら、もう受け入れるしかないのですね……。
作者からの返信
お読みいただき、また嬉しい応援コメント本当にありがとうございます‼︎
勝ちました!
作者も書きながら「こいつに勝てるの?」と思っていたので、このパートは執筆終了時の私自身もすごい高揚感でいっぱいでした。
《取り返しのつかないことをしてしまったオーナーも裁きを受けるべき人間》、そうですね。
作中時点でまだ二十代半ばの天才肌で、実は社会経験や人付き合いにも疎い「世間知らずのお嬢さん」な坂上愛博士。
しかし仰る通り、自らの研究に心酔した彼女の《浅慮》ゆえに、その技術を悪に利用され、街に広がる哀しみの連鎖の一つのトリガーになってしまった……師匠も光一もその点では被害者で、これは誰にも庇えない罪です。
この事実だけはどうあっても消せないし、だからこそ笹瀬川先生は土下座してでも筋を通そうとする。
《凄まじく自己犠牲的な正義》、まさしくです。
光一があそこで老体を殴り付けても、ある意味では「正しい」「筋が通っている」のかもしれない……
けれど、それでは赤い悪魔〈リトロ〉と変わりません。
望まない力を持ってしまった南野光一という少年が、ともすれば悪の怪人と後ろ指をさされても、それでも戦い続ける理由。
作者個人の勝手な解釈ですが、かつて助けてもらえなかった自分自身を投影しているから、なのかなとも。
人生で最大の親友を奪われ、怒りで盲目になった結果に友人を亡き者にしてしまい、そして道を示してくれた師匠まで自爆させてしまった。本当なら「もう何もできない……」と泣いて立ちすくんだっておかしくない側と私は考えています。
しかし彼の中に「正義」があるとするならば、かつての自分のような痛みに泣いて立ちすくむしかなくなった誰かの、その痛みだけでも止めること。
それだけは生き残った光一が唯一、師匠や親友の代わりにできる事だと彼自身が定めた戦う理由です。
《ヒーローの本質》、私もずっと探していますが、まだ確実に「これ!」とは言えない気がしております。私も知識や経験に富んだ人間ではありませんから。
でも南野光一という人物が、「助けて」の声さえ言えないまま悪意に踏み付けられる誰かに手を差し出す、そのために力を使える《ヒーロー》であるのなら。
〈解放〉という力の代償は、もしかしたら「そのヒーローとしての生き方から逃げられない」という事なのかもしれませんね……
EP04-捌:喰らいつく殺意への応援コメント
応援コメント、失礼します。
少しずつ、じわじわ傷ついていく主人公に絶望感に近いものを感じます……。
まだ大幹部が残っているのに、その従僕の連中すら倒せないなんて。
力なき正義は無力。そんな言葉を思い出さずにはいられません。
自爆装置などという言葉も出る辺り、本当に死ぬ時は呆気なく人は死ぬ、都合の良い助太刀など空想の中だけ、そんな非情さを感じずにはいられませんでした。
しかし主人公、人の笑顔を守るために自分の心を捨ててしまうのか……。
まだ奥の手を隠し持っていたようですが、本当に取り返しがつかない事をしているのでは!? 人の為に必死になれる南野光一君は好きな主人公ですが、ここまで悲壮な覚悟で捨て身になられると段々悲しみすら感じてきますね。贖罪のために、あなたに死んでほしい人間なんて誰もいないんだよ!!
作者からの返信
お読みいただき、また嬉しい応援コメントもありがとうございます!
《少しずつ、じわじわ傷ついていく主人公に絶望感に近いものを感じる》、執筆当時の自分が一番に出したかった味を感じ取ってもらえて嬉しいです(光一の状況としては最悪に近いものですが……汗)
《自爆装置》に関しては師匠同様「万が一、理性を失って暴走する怪物になるとわかった際の安全策」という理由で光一にも搭載されています。
もちろんオーナーの心的負荷を想像すると使えるわけもない代物ですが、場合によっては非情に徹しなければ光一自身「死んでほしくない人々を殺戮する装置」に成り果ててしまう……本当に酷い設定ですね(書いた私が言うのもアレですが……)
《ここまで悲壮な覚悟で捨て身になられると段々悲しみすら感じてきます》《贖罪のために、あなたに死んでほしい人間なんて誰もいないんだよ!!》、ありがとうございます。ここまで言ってくださること、本当に嬉しいです……!
自分より他人の笑顔が大切。
そんな欠落した主義を貫く光一が身も心もボロボロにして戦う哀しみこそ、私が一番に突き詰めたかった「ヒーロー感」なのかもしれません。
ゆえにこそ「喰えば勝てるかも」と提示された少女の涙を拭って立ち上がり、最後の力を振り絞る彼の「たとえ身体は怪物同様になっても、それでも人間としての意志を貫きたい」とする愚直さにこそ、このバッドエンドを覆してほしくて……。
次回、誰も予期しなかった力の覚醒でスーパー反撃タイムです!
良ければその最後までお付き合いいただければ嬉しいです‼
EP04-漆:道化師の嗤う声への応援コメント
応援コメント、失礼します。
翡翠嬢の左目。何か主人公のパワーアップの鍵だったりするのでしょうか?
スポンサー側にとって必要な力なら、主人公側にとっても現状打破の力になり得そうな気がして気になります。
そして、ゲノム・チルドレンとは一体? 獣核とは一体何なのか?? リトロの過去に何があったのか??
謎が深まるばかりで、先が気になっております。
笹瀬川清兵衛先生と翡翠嬢が助かるのか。正直予想できませんが、オーナー=坂上愛さんは一発くらい笹瀬川先生に平手打ちされてもおかしくない汗
ヒーロー物の小説において、ここまで主人公側に現状打破のシンプルで単純な力を与えてほしいと思った事はあまりありません!! そして、特撮ヒーロー物のヒーロー達が、如何に力量差で恵まれているのか。それを感じずにはいられません。
どうかこの先の展開で、主人公に更なる力がもたらされる事を願っております!!
血赤のマフラーに誓いを込めている主人公なら、きっと正しく使ってくれると思うから……。
作者からの返信
お読みいただき、また嬉しい応援コメントありがとうございます!
《敵側にとって必要な力なら、主人公側にも現状打破の力になり得る》、まさしくです!
「力の善悪を決めるのは使い手次第」、というテーマは古くからヒーロー作品のメッセージであり、当作品もそのドラマを描きたいという点がずっとありました。
現状、敵の語る謎ワードが新たな謎を呼んで混迷を深めておりますが、最後には概ね答え合わせが終わる……はずです!(納得できるものかは作者にも保証できかねますが……)
《ヒーロー物の小説において、ここまで主人公側に現状打破のシンプルで単純な力を与えてほしいと思った事はない》《特撮ヒーロー物の主役達が、如何に力量差で恵まれているのかを感じずにはいられない》、読者様にはヤキモキする点かと思いますが、個人的にすごく大事にしていた点なので、そこを感じ汲み取ってもらえて嬉しいです……!
1970年代の特撮ヒーローに「こんなの子供騙しだ」と言う人がいまして。聞けば「敵の方が数は多いし、主役の性能はバレているはずなのに、それでも敵が倒されるなんておかしい」と。
今では、孤独が売りだったヒーローも「みんなの力を一つに!」と叫ぶなど多人数が当たり前ですが、私個人としては「一人でも一人でも守る守る俺は……!」と歌っていた彼らの根幹を描きたかったので……
罪なき笹瀬川清兵衛博士&翡翠嬢に救いはあるのか? 師匠の仇である謎多き〈リトロ〉の本領は? そして絶体絶命の南野光一に勝利への道はあるのか?
この後も、ゆっくりで構いませんので、お付き合いいただければ幸いです‼︎
EP04-陸:喪失の追憶への応援コメント
応援コメント、失礼します!!
この頃の南野光一君は、割と直情的だったのですね。
というより、これが本来の彼なのかもしれませんが……。
実験体を殺す事で彼らに救いを示し、実験体に奪われるかもしれなかった人間の笑顔を守る。そのスタンスに至るまで、このような経緯があったとは。
蜂の実験体の正体を知った時の反応が、まだ立場上の覚悟を決め切れていない者の未熟さを感じました。そして改めて、情け容赦の無い世界観だとも。
今まで主人公の血赤のマフラーには師匠の魂を受け継ぎ、戦うという決意だけが込められていると思っていました。もう一つ、自らの殺戮本能に飲まれない誓いの証でもあったとは!!
割と情が深く、直情的な南野光一君が冷静さの仮面を被っているのには、この時の誓いも含まれているのですね。笑顔の下に激しい怒りを隠す師匠とは正反対ですが、上辺の仮面に隠された様々な想いを考えると、やはり彼らはヒーローだと思います。最後の慟哭には、悲しみ、無力感、重圧、色々な感情がない交ぜになっていただろうと感じます……。
そして、半壊になりながら、内心では恐怖心もあっただろう師匠。最後まで弱さを見せない姿は、まさしくヒーローでした。その師匠の魂を受け継ぐ「自称」弱すぎる弟子が、この絶望的な戦力差を覆す事を願うばかりです……。
作者からの返信
お読みいただき、また嬉しい応援コメントも本当にありがとうございます!
《割と直情的な光一こそ本来の彼なのかも》、そうなのです。本当は光一、怒りに身を任せてしまうところがあるような、そんな普通の少年でして。
しかし仰る通り、血赤のマフラーへの誓いを込めて仮面を被っています。埋め込まれた力の代償である殺戮本能に負けず、師匠の示した輪廻という救いを体現する存在に、少しでも近づこうとして。
《最後の慟哭には、悲しみ、無力感、重圧、色々な感情がない交ぜになっていただろうと感じます……。》
本当に執筆当時の自分が乗せたかったもの全てを感じてもらえて、嬉しいです。自分自身にも少しだけ通じる部分があるところなので、そう感じてもらえていたのなら、無駄ではなかったと思えます……
《半壊になりながら、最後まで内心の恐怖や弱さを見せない姿は、まさしくヒーロー》、嬉しい評をありがとうございます!
でもこの師匠、ちょっと欠落した人で、たぶん自分が負ける事や死んでしまう事より、少年が無惨に殺される事の方が怖かったのかもしれません。今までたくさん戦って、でも一人で戦場に立つしかない彼にとって、初めて肩を並べられるかも知れない子が光一でしたから。
そんな強すぎる男を師匠と呼び魂を受け継いだ「自称」弱すぎる弟子が、この先の圧倒的で絶望的な戦力差を覆せるのか、ご覧いただけますと幸いです……!
EP04-伍:想いの泪と秘めた怒りとへの応援コメント
応援コメント、失礼します。
惨い……ですね。
それまで当たり前にいてくれた家族を失った経緯が、あまりに呆気なさすぎる。
この流れだと南野光一君、世間的にも死んだ事になっているのですね。
親友への想い、自分ではなくて親友が助かれば良かったと口にする南野光一君に、段々怒りが募ってきました。確かに彼の気持ち自体は分かりませんが、読者として断片的にでも彼の感情を見ているがゆえに、彼が人を笑顔にできる人間なのは事実。それが出来る人間ばかりではないだけに、ふざけるな!!という一種の身勝手な気持ちを感じてしまいました。
そして、笑顔の仮面の下に激しい怒りを隠す師匠、かっこいいです。
南野光一君を地獄に引きずり込みたくて助けたわけではないのでしょうが、彼を認めた経緯が本質を見ているように感じられて好きですね。
赤い外套の悪魔。伏線なのかは分かりませんが、「名前もない誰かの想いを受け継ぎたい」という想い、正体を明かさず人知れずに戦うヒーローの本質を表しているようで、かなりかっこいい信念だと感じました。
叶うならば、この自分の傷より他人の傷を気にするバカな師弟二人には、二人共最後まで生き残っていてほしかった……。
作者からの返信
お読みいただき、激しくも鋭い応援コメント、ありがとうございます……!
《ふざけるな‼︎という一種の身勝手な気持ち》、なるほど、感じてくださったのですね。光一の生みの親として、とても有り難く思います。
ここまでのエピソードで光一が「誰かを笑顔にできる人間」になった事実はありますが、しかし幼い頃からの刷り込みというのは恐ろしいもの、信太郎と一緒にいた頃の彼には「オレが笑顔にした」という実感は皆無でした。
そんな中で、光一にとって憧れ続けた「笑顔の象徴」とも呼べる信太郎と引き離された際の怒りと悲しみは当人でも予想以上に大きいもので……
《笑顔の仮面の下に激しい怒りを隠す師匠、かっこいい》、嬉しいお言葉、ありがとうございます!
まさしく《正体を明かさず人知れず戦うヒーローの本質》そのものとして描いた人物です。私の中でも「昭和の時代を守り抜いた仮面のライダーたちに通ずる信念の具現化」くらいの気持ちで描いたので、カッコよく感じてもらえて何よりです!
《自分の傷より他人の傷を気にするバカな師弟二人には最後まで生き残っていてほしかった》、書いた人間としては申し訳なくも、この作品を好きでいる私としてはやはり嬉しいお言葉、ありがとうございます……!
そんなバカな師弟二人が向かうこの先、本シリーズでも屈指の「惨い話」にはなりますが、その向こうに架かる虹が見えるまでお付き合いいただければ幸いです……
EP04-肆:別離と邂逅の追憶への応援コメント
応援コメント、失礼します。
もしかして、南野光一君が親友は死んだ、殺されたと思っている根拠はこれだけなのでしょうか? あの「影の王子」同様、敵の首領格として再会する、あるいはそこそこの地位にある実験体として再会するのでしょうか。設定が似通っているだけに、そんな風に思ってしまいました。
そして南野光一君、貴方はもう少し自分の心配をしてくれ。そして、自分に自信を持ってくれ……。今際の際になっても誰かを心配するような人が、人を笑顔に出来ないとは思わんよ。
師匠、技名がカタカナと漢字が混ざっているのはこだわりなのか。
妙に愛嬌のある男だと感じました。
作者からの返信
お読みいただき、また鋭くも嬉しい応援コメントありがとうございます!
《設定の似通っている親友が死んだと思っている根拠》、実はこの後、もう一波乱がございます(主にEP04-陸にて)
《光一、もっと自分を心配して、自信を持ってくれ》、そう言っていただいてありがとうございます。
でも信太郎を失うまでの光一にとって「誰かの笑顔」とは、「信太郎がいるから発生する現象」という認知の歪みもあったのかもしれません。
無表情な自分一人では決して周りは心を開いてくれない、みたいな勘違いをずっとしていたとも(あくまで作者の中での光一はそうだ、という話ですが)
《妙に愛嬌のある師匠》、その表現が一番に嬉しいですね!
光一がダークな表情多めなので、師匠は明るさ多めで書いていたので!
この後、そんな師匠との一幕がございます。良ければ是非お読みください……!
EP04-参:過去からの来訪者への応援コメント
応援コメント、失礼します。
オーナーの素性が明かされましたが、元をたどれば師匠と南野光一君が地獄に放り込まれたのにはオーナーの技術も関係しているのですね。師匠はそれを知っていたのでしょうか。だとしたら、それはそれで人間的に出来すぎている気もしますが汗
「それが危険でないはずもない。だが研究者としての探求心がその赤信号を見えないように隠してしまう。認められたいという欲求が判断を鈍らせて。狂った研究が孤独を生み出し、そのせいで嫌でも自覚させられる弱さが、道を踏み外させる」
上記の言葉、まるで現場を見てきたかのようにリアルな表現で驚きました。何を元にしているのかは分かりませんが、想像力だけの表現だとすれば物凄い表現力だなと汗 翡翠嬢の母親が死んだ経緯を主人公にしか聞こえない状況で話す場面も、主人公の行動やシチュエーションが考えられていて、居た堪れなさを感じずにはいられませんでした。
しかし、マッドサイエンティストであったオーナーのストッパーになったのが、笹瀬川先生の良心だったというのが、何となくいかにも人間らしいあり方だと感じました。一点の良心が存在するがゆえに、その者を悪と断じる事が出来ないグレーな部分が如何にも人間らしいなと感じます。
そして、リトロに海に投げ捨てられてしまった主人公。大丈夫なのでしょうか。
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントもありがとうございます!
EP04、少し過去回想が長いので分かりにくいのですが、端的に言えば「師匠はオーナーと出会った事で、オーナーの技術提供のせいで自分が苦しむ羽目になった」と理解していました。
しかし、お褒めいただいた「道を踏み外させる」の部分も師匠はよく理解しているのも事実。
(あくまで作者の個人的な想像なので本当のところは不明ですが……ある意味では作者が承認欲求モンスターなだけかもしれません汗)
《一点の良心が存在するがゆえに、その者を悪と断じる事が出来ないグレーな部分が如何にも人間らしい》、すごく嬉しいお言葉です!
悪人と一口に言っても、最初から最後まで悪以外の何者でもない、なんてものは少ないと私は勝手に思っているので、オーナーがそれを体現していると感じてもらえて嬉しいです‼︎
強敵リトロに海へと投げられてしまった光一の過去と未来がどうなるか、是非とも読み進めていただけると幸いです!
EP04-弐:甘味の香りがする少女への応援コメント
応援コメント、失礼します。
久しぶりの新メニュー登場が少し嬉しいです!!
喫茶店のメニューなので簡素な物が多いのかもしれませんが、このメニューチョイスが少し好きですね。しかし、EP04‐零との繋がりが現状分からず、疑問が湧くばかりです。なぜか疼いているらしい南野光一君の獣核の事もありますし、この少女、一体何者なのでしょうか。
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントもありがとうございます!
《新メニュー》、喜んでもらえて何よりです!
《EP04-零との繋がりが現状分からず》、ですよね汗
一応、次のパート(EP04-参)にて少しは判明しますのでご安心ください汗
疼く光一の〈獣核〉や少女の秘密など、EP04で登場する謎も楽しんでいただければ幸いです!
EP04-壱:仮面談合への応援コメント
応援コメント、失礼します。
ネクロ、リトロ、ホロウ、ゼノウ。
大幹部というからにはネクロレベルの敵キャラは一人ではないとは思っていましたが、まさか4人も⁉ しかも、ネクロが最も強いわけではないと。一気に読者視点での危機感が増したように感じます。
主人公が多勢に無勢な気もする反面、次元戦団バイラムやデルザー軍団のように全員が同格の幹部のようなので、足の引っ張り合いが起こりそうな気が汗
そして師匠、ホロウによって造り出された存在なのでしょうか。一気にダークヒーロー感が増す過去ですが、ここまでくると師匠の過去等も気になってきますね。描かれる時は来るのでしょうか?
しかしスリッパ先生、談合やペストマスク等の言葉に関する知識も幅広いですね汗
作者からの返信
お読みいただき、鋭い応援コメントもありがとうございます!
《4人の大幹部》、執筆当初は「ショッカー・ゲルショッカーの大幹部が4人だったから、こっちも4人から!(必要になれば増やせばいい)」という乱雑な思考で始めた覚えがあります汗
戦闘力が桁違いの最強幹部ゼノウ、技術者筆頭ホロウ、街の外で敵対勢力を狩るリトロ、そして街の内部で情報工作を担うネクロ……そんな感じで役割分担をして差別化していましたが、もうワンポイントとして仮面の形状を選んだ覚えがあります。それこそペストマスクもその時に調べて理解したものでして……知識はいつもネットの海に助けてもらっています汗
《師匠はホロウによって造られた存在》、その通りです。光一が「心ある科学者=オーナー」に改造された戦士であるのに対して、師匠は「敵の実験によって改造兵士となった人物」として描いております。過去のお話は……充分とは言えませんが、最終回までに開示できるものは開示しておりますので、それは今後にご期待いただければ幸いです!
(師匠のスピンオフを書こうとして何度も頓挫している作者の言うことなので、信じるかどうかはお任せいたします……)
多勢に無勢の主人公、今後どうなるか、また読んでいただけたら幸いです!
EP03-拾:梅雨空の向こう側への応援コメント
応援コメント、失礼します。
橋端三平さん、なんとか生き残っていてくれて嬉しいです!!
そもそもEP01の時から、あれだけの修羅場を生き残っているのが不思議ではありますが汗
そして、このEP03ラストのセラフィーナさんは不思議ちゃんではなく、まさしく「光」でした。そして、南野光一君も真面目過ぎるくらい真面目な、我々と変わらない心を持つ一人の人間なのだと改めて感じました。殺戮兵器となる覚悟を決めていても、やはり彼も心の叫びを受け止めてほしい、自分自身で認める事すら出来ていない正義を認めてほしい人間なのだと感じずにはいられませんでした……。
いつか来るのだろう主人公の断罪と引き換えに、主人公の周りが笑顔で溢れている。その笑顔に主人公の心が少しでも救われる事を願ってしまう。そんなラストでした。
作者からの返信
EP03も最後までお読みいただき、とても嬉しい応援コメントまで、ありがとうございます!
《橋端三平》、本当に不思議な輩ですよね……ある意味では主人公にも負けず劣らず不死身キャラですね笑
《セラはまさしく「光」だった》《光一もまた我々と変わらない心を持つ一人の人間と感じた》、すごく嬉しいお言葉です……!
光一自身、こんな残酷な世界でこんな苦しい宿業を背負わされてしまった子だからこそ、自らの心を殺して「殺戮兵器でいなければ」と言い聞かせている節もあって。
本当は普通に笑って、普通に泣いて、普通に怒りに叫びたかった……そんな「普通の少年」だったはずなんです。
だからこそセラが示してくれた「光」が、そんな彼の殺し切れない優しさや正義への想いを照らしてくれたのかもしれません……
次回EP04は、光一やオーナーにとっての「エピソード0」であり、それに伴い存在だけ仄めかされてきた「師匠」との関わりも少し描かれていきます。また読んでいただければ幸いです……‼
編集済
EP03-玖:正義の味方の向かう先への応援コメント
応援コメント、失礼します。
なんと、ネクロが警察組織に籍を置いていたとは!!
警察組織に潜入しているネクロのプレゼンしていた強化スーツ、未確認生命体第4号をモチーフにした「あのスーツ」のようだと感じましたが、ネクロの発言で一喜一憂する大神正仁さんが現状本当に滑稽なだけなのが気になりますね。本当に南野光一君を倒せる装備を与えるわけもないですし。
本当の敵に小馬鹿にされている上、大神正仁さんを犬に例えたネクロの表現が的確過ぎて、ネクロへの苛立ち以上に大神正仁の視野の狭さに苛立ちが募りました。
ネクロの手の平にある警察、視野の狭すぎる大神正仁が今後主人公の真意を理解しないまま、妨害してきそうな展開に若干不安を感じています。
しかしスリッパ先生、警察関連の描写といい、知識が幅広くて凄いです!!
作者からの返信
お読みいただき、鋭い応援コメントもありがとうございます!
《ネクロの提示するスーツ》、まさに「未確認生命体第4号モチーフのそれ」みたいなものです!
執筆当時は「映画の黒いのっぽくしよう!」と笑っていましたが、当作品の〈X4〉、後に作者の首を絞めるスーツとして大変に頭を悩ませました……今後の登場で光一をどう苦しめるか、どうぞお楽しみに!(?)
《大神正仁への苛立ち》、作者の気持ちとシンクロしてもらえて嬉しい限りです!
仰る通り、大神正仁は「視野の狭い人間」……つまり「事件を断片的にしか知らないせいで、敵の全体像がまるで視えない新米刑事」という立ち位置で書きまして……
ただこれは「この世界の警察は何してんだよ!」という特撮番組でよく突っ込まれた視点に対する私なりのアンサーでもあります。
大神正仁のように「仲間だからと疑いもせず信じてしまう」のもいれば、その先輩の水早亮介のように「疑ってはいるが、なかなか尻尾が掴めないから深く切り込めない」というのもいる。
それぞれの考えや思いはあっても、人間である限り完璧な一枚岩になって皆を守れるわけではない……と言いますか……うまく言えませんが……。
また「警察内部に紛れた情報操作をする敵」は、私が好きな特撮ヒーロー番組にずっと抱いていた疑念への私的見解でして。
今の時代は特にそうですが、情報は一種の武器。特に「情報による裏付けあってこそ初めて力を発揮する」のが組織……数の力です。逆に言えば、その情報を握られてしまえば、組織は鈍るはず。〈スポンサー〉の扇動する実験への余計な茶々入れをさせないためにも、このポジションはいるだろう、と。
すみません長くなりました……汗
次でEP03も最後……作者が読み返す度にぽろぽろ泣き出すラストも、お付き合いいただければ幸いです……!
EP03-捌:半壊の死神への応援コメント
応援コメント、失礼します。
本人なりの正義感なのは理解できますが、大神正仁さんの台詞がやけに残酷に感じました。認められる姿を演じ続け、その上で真の理解者を求めていた寺嶋嬢に、彼女の心の叫びを理解していなかったあなたが言うのかと……。ある意味、弱音を見せないというのが、彼女の主張だったかもしれないのに。
寺嶋嬢の闇と苦しみを理解した上で眠らせた南野光一君と、相手の気持ちを理解しておらず自らの正義を振りかざすだけの大神正仁さんで、良い対比になっていると感じました。そして、スポンサーとは別方向で大神正仁さんにはヘイトが溜まった回でしたね。今後、この若手刑事さんにも心境の変化が表れる時が来るのでしょうか……。
そして、橋端三平さんがギャグ補正でも生き残っている事を願ってます汗
作者からの返信
今回もお読みいただき、また鋭く刺さる感想コメント、ありがとうございます!
《弱音を見せないことが寺嶋姫澄の主張だったかもしれない》、実質その通りだと思います。
言われてみれば大神正仁は「いつもニコニコしているなら問題はないのだろう」と表面だけしか見えていないキャラクターではあるのかもしれません。
ここは仰る通り《寺嶋嬢の闇と苦しみを理解した上で眠らせた南野光一と、相手の気持ちを理解しておらず自らの正義を振りかざすだけの大神正仁》という対比を自分も意識していた気がします。
また、これは作品が完結した後になっての私見なのですが、大神正仁という人物を通して伝えたかったのは「思い込みの怖さ」と「正義を盲信する人間の危うさ」だったかなと思います。
「正しいのだから何を言ってもいい」「間違った相手は糾弾されて然るべき」……どれも一度は立ち止まって「本当かな?」と考えるべきところで。
警察官だって人間だからミスをしますし、正しいからと言って言い方が悪ければ反感を買うこともしばしば。何より「悪いやつはみんなで糾弾してやっつけよう!」と晒しあげるクラスや職場、ネットでの炎上事件など……「それのどこが正義なんでしょうか?」と問い掛けたくなることは現実に多々あって。
本当はEP03でお役御免になるはずだった大神正仁刑事は、仰る通りの「ヘイト」を感じてもらうキャラであり、またその問題に対する出口を模索するためのキャラだった……のかもしれません(私自身ノリと勢いで書いている部分が大きいのであまり偉そうなことは言えませんが汗)
今後、大神正仁という人間が「正義とは何か」「刑事とはどうあるべきか」、そういうことを考えるフェイズがやってきます(主にEP05-06にて)。
セラさんを守って凶弾に倒れた探偵はどうなったのかも含めて、EP03の最後までお付き合い頂けますと幸いです!!
EP03-漆:極限解放の空中戦への応援コメント
応援コメント、失礼します。
ホテルの壁面という少々特殊な状況での戦闘でしたが、スリッパ先生、これらも全て事前知識と想像による戦闘描写なのでしょうか。そんな状況での戦闘を巧みに描きながら、ネクロの煽りも同時に描く緊迫した描写。凄いと思いました。
ネクロに散々贋作呼ばわりされ、本人も本物じゃないと思っているようですが、先代の魂を受け継いでいる彼は、やはり本物のヒーローだと思いました。技量ではまだまだ差があっても、人の為にここまで必死になれる姿はまさしくヒーローだと、そう感じます。しかし、ここにきて主人公のヒーロー度が更に増した気がしますね。
セラフィーナさんの事も心配ですが、それ以上に自分の生還すら喜べない寺嶋嬢に救いはあるのでしょうか?
追記
Xをちらっと拝見しましたが、単行本化の可能性があるのですか⁉
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントも、ありがとうございます‼
《全て事前知識と想像による戦闘描写》……と言えたらいいのですが、単に知識0で想像力というか妄想力が元気に駆け回った結果です(汗)
ただ大幹部である〈ネクロ〉の余裕ゆえの煽りと、それに苦しめられながらも必死に戦う光一の緊迫感は、実は書いた自分でも好きなところなので嬉しいです!
《主人公のヒーロー度が更に増した》、これも嬉しいお言葉!
EP01で「ヒーローとしての喜び=他者を救い笑顔を取り戻す」という彼本来の優しさが肯定され、しかしEP02ではそれが迷いとなって苦しみましたが、それでも心の中に灯った「泣いて欲しくない・笑顔でいて欲しい」と思う感情が、技量は足らずとも師匠の魂をしっかり受け継がせてくれたのかなと、今更ながら思います。
《セラフィーナと寺嶋姫澄の救い》、これは読み手によって意見が分かれるところかと思うので一概に言えませんね……。
改めて考えてみれば、作者としても「最高最善の救済だったとは言えないな……」とちょっと反省するところかもしれません……(汗)
ネガティブ先生がどう感じてくださるか、もしも最後まで読み終わりましたら是非教えていただければ嬉しく思います……‼
《単行本化》、なんて大袈裟に書きましたが、元々pixivで展開していた当シリーズ、同じくpixivさんの同人誌作成サービスで新しく印刷してもらおうかなぁ、みたいな話です……決して出版社などに見出されデビューみたいな話ではございません、ごめんなさい!(汗)
編集済
EP03-陸:裏表ランウェイへの応援コメント
応援コメント、失礼します。
全く考えなかったわけではないですが、寺嶋さん、実験体と化していましたか……。
「あのゴミ共の言いなりになることも、このベッドで汚い豚どもの相手をする必要もない」
この台詞から、かなり悍ましい想像が出来てしまいますが、寺嶋さん、両親との間に一体何があったんだ。
セラフィーナさんだけが、本当の自分を見てくれたとは一体? それにしても南野光一君、本人の意図しない形で2度も寺嶋さんの恋路を邪魔した形になるのでしょうか。身勝手な逆恨みをされそう……。
オーナーの予想に反して、現場にいたネクロと鉢合わせしてしまいましたが、大丈夫なのか!?
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントも、ありがとうございます‼︎
寺嶋姫澄、しっかり〈実験体〉になっちゃってましたね……
《悍ましい想像》、ほぼほぼ想像通りだと思います。彼女の場合、親からの愛情と呼べるものは得られず、利用できる点だけ利用されてきた……そんな子なので。
そんな家庭で育った彼女にしてみれば、周囲の人間が「自分を利用しようとするのが当然」で「無償の愛情」なんてものは無いと思っていたのかな、とも。
そういう意味ではセラフィーナの純粋さは彼女にとって「無償の愛情」と感じられるもので……考えてみれば「恋愛感情」と言うより「愛着障害」かもしれませんね……
光一、高校時代から逆恨みされてますね(本人の意図しないところで)
そんな光一が次回は〈ネクロ〉とバチバチ戦います‼︎
楽しんでもらえたら幸いです‼︎
編集済
EP03-伍:笑顔と違和感への応援コメント
応援コメント、失礼します。
やはり南野光一君と師匠とでは、戦闘技術でかなり差があるようですね。
その技術を教えてくれる師匠は既にいないわけなので、今後は主人公なりの戦い方を模索するのか、それともパワーでのゴリ押しになるのか。
「でも、そこが可愛いところでもあるんですけれどね。ふふ」
「自信に溢れた微笑みを湛えて、彼女は心配してくれる人間たちを頷かせる」
主人公は寺嶋姫澄さんの違和感に感づいたようですが、寺嶋さん、ネクロと通じている? 上記の台詞はスポンサーと通じているが故の、余裕と皮肉? まだ彼女の素が描かれていないので、人物像も分かりませんが……。
なんとなく、大神正仁さんと橋端三平さんの勝負はうやむやになるか、橋端三平さんが勝った体になりそう汗
作者からの返信
お読みいただき、鋭い考察交えた応援コメントもありがとうございます‼︎
《師匠との戦闘技術の差》、少々、いえかなり、ありますね……(汗)
ここから主人公がどんな戦い方を選んでいくのか、見届けていただければ幸いです……!(およそ予測通りにはなると思いますが……汗)
寺嶋さん、素の部分があまり描ききれなかったなぁ、と作者もちょこっと後から反省している子の一人です……(正直、ほとんどの子がそうなってしまっているのですが……)
主人公の気づいた彼女の違和感、その正体とは何か? また大神刑事と橋端探偵の勝負の行方はどうなるか?
そんなこんなを語るこの先のストーリーが、ネガティブ先生のお眼鏡にかなうかはわかりませんが、楽しんでもらえたなら幸いです!!
EP03-肆:白い不安への応援コメント
応援コメント、失礼します。
つまり、あの白マントの大幹部=ネクロは再生幹部なのですね。
再生というと弱体化していそうですが、寧ろパワーアップして戻ってきたと。
本当に主人公の戦いに終わりはあるのか⁉
しかし、主人公とオーナーに一体何があったのか。
お互いに忘れえぬ事件があったようですが、それがこの二人を引き合わせたのでしょうか? 「かつての罪を糾弾して黙らせる卑劣な手段」とありますが、主人公は失ってしまった人々やオーナーに対して何か負い目でもあるのか……。
何か壮絶な経験をしていそうな主人公ですが、学生時代の話が出ると彼もまた少年なのだと改めて感じて少々辛いものがありますね。「成績、悪くなかったのに……」と呟く辺り、本当に寺嶋嬢に気があったのか? 単に三角関係を思い出すから嫌だという単純な理由なのでしょうか? 気になる。
しかし、最後の主人公の台詞。いずれ再戦する気満々のようですが、小手先の手段で勝てる気がしないのが若干不安です。そして、オーナーが思う主人公がヒーローを継がされた理由が、少々かっこいい。
作者からの返信
お読みいただき、嬉しいコメントもありがとうございます‼︎
仰る通り〈ネクロ〉、再生幹部のくせに強化されて帰ってきたというズルい奴です。おまけに倒した本人がいません。主人公=南野光一も気負ってしまうわけです。
オーナーとの過去、EP04にて詳しく展開されますが、仰る通り《主人公には負い目がある》……というか彼がそう感じてしまっている部分が強いことをオーナーは知っていて、そこを突くしか彼を止められないと思った……が近いでしょうか。
《寺嶋嬢に気があったのか》、これだけは確実に「NO」です。彼の場合、笑顔になれないというコンプレックスから人間関係では線を引いているところがあり、当然「恋愛」においてもあまり前向きでもない人間です。
「成績、悪くなかったのに……」も、寺嶋姫澄から亡き親友への恋慕を知っているからこそ、光一なりに彼女をよく見ていたのかなと作者は思っています。
《オーナーが思う主人公がヒーローを継がされた理由》、私も読み直して「いいな」とこっそり思いました(笑)
おそらく志だけでは勝てない強敵〈ネクロ〉との対決はどうなるか、この後も読んで楽しんでいただければ幸いです‼︎
EP03-参:依頼人は妖精のごとくへの応援コメント
応援コメント、失礼します。
南野光一君の師匠、断片的にですが情報が出てきましたね。なんとなくカラッとした気持ちのいい人物を想像しましたが、一体どのような経緯があるのか。
しかし、相変わらずスリッパ先生は容姿描写が上手い!! そんなに難しい言葉は使っていないのに、セラフィーナさんの容姿には惹きつけられました。
そして、ぎゃふんとは一体??
白マントの大幹部と再戦する雰囲気ですが、大丈夫なのか心配ですね。現状の主人公、補助武装頼りに戦っているイメージがあるので、基礎スペックで相手が上なら勝ち目が無さそう……。
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントもありがとうございます!
《カラッとした気持ちのいい人物像が浮かぶ師匠》、まさしくそんな感じの男です(具体的な活躍や経緯はEP04で、としか言えませんが……展開が遅くてそこは本当にすみません……)
《セラフィーナの容姿》、実は当時の自分がハマっていたキャラクターから色々ともらっていて、以前に読者様から「あのキャラに似てる」と看破されたことがあります(汗)
(「ぎゃふんと言わせる」から自分が驚いたり感動したりすると「ぎゃふん」と言う不思議ちゃんにアレンジしておりますが……)
《白マントとの再戦、基礎スペックで相手が上なら勝ち目がない》、まさしくそこを意識しておりました。実はEP01、02ともに経験値を含めて考えればスペック的に光一が勝てる相手ばかりでして。今回は大幹部ですので、そこもどんな戦いになるか、見届けていただければ幸いです……‼︎
EP03-弐:黒銀の新米刑事への応援コメント
応援コメント、失礼します。
警察官の新キャラ、登場ですね。
「自分たちの意見や考えを押し付けるために、他人を傷つけていいと思っていやがる最低な人間たち」
彼の信念かもしれませんが、主人公が悩み迷いながら戦っているのに対し、この新キャラ「大神正仁」さんがあまりに真っ直ぐすぎるせいか、善意の押し付けみたいなキャラになるのでは?、自分の考えを盲目的に信じるあまり他人を傷つけるのでは?と早くも思ってしまいました。
要は、曇らせキャラになるではと汗
主人公とは対比的なキャラにも見えるため、今後の主人公との絡みが楽しみですね!!
作者からの返信
お読みいただき、鋭いコメントもありがとうございます‼︎
警察官の新キャラこと大神正仁、登場いたしました!
仰る通り「真っ直ぐ(過ぎるほど)」で「善意を押し付け」「盲目的に信じる」……まさに、そういう人物です(汗)
もちろん彼なりの信念や正義感からですが、結果的には作者の想定を上回るくらい濃いキャラになりましたね……
彼が主人公とどう関わっていくのか、作者すら予測不能な今後の物語を楽しんでいただけたら幸いです‼︎
EP03-壱:本物を知る者への応援コメント
応援コメント、失礼します。
まだEP03ですが、「ヒーローの戦いに終わりはあるのか?」という鉄板ネタが出ましたね!! この作品には明確なラスボスがいそうなので、人間がいる限り戦いは終わらないという事は無さそうですが。そんな主人公の心情からか、新たな過去回想が出そうな予感と、先代?を知っているような過去一強そうな敵の出現!!
今後主人公に起こりそうな心情変化と、新たな敵に先が気になると同時に、伏線を張るのが上手くて尊敬します!
作者からの返信
読んでいただき、また嬉しい応援コメントもありがとうございます!
『ヒーローの戦いに終わりはあるのか?』、鉄板ですよねぇ! ヒーローもまた人間で、だからこそ「終わりの見えない戦い」に心が擦り切れる部分も出したかったので、汲み取っていただけて嬉しいです‼︎
《先代を知る強敵》、いわゆる大幹部が登場です! 新たな敵の脅威と、先代との関係は、ここから(ゆっくりではあるかもしれませんが)展開されていきます!
このEP03で明かされる過去はどんなものか、ここからどんな戦いへ発展するのか、楽しんでいただければ幸いです‼︎
EP02-拾:母に贈る華をへの応援コメント
応援コメント、失礼します!!
主人公が広井彩萌さんの命を救っているのに、誤解から橋端三平さんに罵倒されるのは、何だか特撮シリーズの牙狼を想起させられました。
しかし、南野光一君真面目ですね。元人間を殺しているがゆえに殺人ともとれる行為を、正義という免罪符に置き換えない所が……。その行為によって確かに救われている人はいるし、何よりこれは正義のための犠牲だと断じてしまった方が楽なのに。その真面目さが、本人の心を壊してしまわないか少々心配ですね。
以前広井彩萌さんと木吉梗さんに関しては、可能な限りの救いを描いたと仰っていましたが、もうこれ以上ないのではと言う程最高のラストに感じました!! 南野光一君の料理のレパートリーが増える設定がこう活きてくるのかと! 粋な演出に広井彩萌さんにも、準備担当の南野光一君にも賞賛の言葉しかありませんでした!!
願わくば、この罪を背負ってばかりのダークヒーローに、今後も小さな安らぎが続きますように。
作者からの返信
EP02最後までお読みいただき、嬉しい応援コメントも、本当にありがとうございます‼︎
『牙狼』シリーズ、まだ全ては観られておりませんが大好きな作品なので近しいものを感じてもらえて嬉しいですね!
《光一の真面目さが心配》、全くその通りで返す言葉もございません……しかし作者個人としてどうしても表現したかったのは「こういう主人公」でして……(汗)
仰る通り《正義のための犠牲と断じてしまえば楽》なのは間違いなく、むしろヒーローと呼ばれる多くのキャラクターがその思考によって自らを守り、結果的に多くを守っているのだとも思います。
ただ光一は生真面目すぎて、それができないのです。割り切って進めば早いけれど、それは〈実験体〉にされてしまった亡き親友まで切り捨てるのと同義だ、とか思っているのかもしれませんね……
彼の心がどうなっていくかは今後のエピソードでまた描かれていきます、とだけ申しておきます……(至らぬ作者で申し訳ないですが……)
《最高のラスト》、作者冥利に尽きるお言葉、ありがとうございます‼︎
改めて考えるとこのラストは、「俯いてしまった誰かが、最後にまた前を向いて歩いていく」……という当シリーズの味が確立したものかもしれません。笑顔を失い罪を重ねることしかできなくなった主人公が、そんな人たちの笑顔に少しだけ救われる話、でもあるので。
改めまして、ここまで読んでいただきありがとうございました!
EP03以後は「敵幹部」に相応するキャラクターも登場し、世界観の暗さこそ消えませんが胸が滾る熱さも増えているという印象が(作者個人の見解ですが……)ございますので、よければまた読んでいただければ幸いです‼︎
EP02-玖:詩を織る人への応援コメント
応援コメント、失礼します!!
太合総合病院での出来事、その悲惨さに広井彩萌さんの心の傷が心配でしたけど、なんとか立ち直れそうで安心しました。お母さんの詩織さんとのやり取りが、温かくも切ないです……。
前回の戦闘で覚悟を再度決めなければならなかったであろう主人公の優しさが、不器用ながらも届いているようで嬉しさを感じています。ダークな世界観ながら、スリッパ先生がしっかり登場人物達に救いを描いている所に、読者的にも救いを感じております。
作者からの返信
読んでいただき、応援コメントも、ありがとうございます‼︎
《広井彩萌と母=詩織のやり取りの温かさと切なさ》、感じてもらえて嬉しいです! 自分の中でも、とても大切なシーンになっているので、すごくありがたいです……!
《主人公の優しさが不器用ながら届いている》、まさしくそんな想いで書いた覚えがあります。母=詩織は直接に光一と接点はありませんでしたが、彼が娘である彩萌を命懸けで守ろうとしてくれたことは感じていたんじゃないかなと。
《登場人物達に救いを描いている所に読者も救いを感じる》、本当にありがたいお言葉です……! 主人公である光一は「誰も救えない」と常々考え込んでしまう節のある子ですが、ちゃんと守れたものや救われた人がいる……それを読者様が感じてくれたなら、作者である私は一番に嬉しいです‼︎
EP02-捌:残虐なる死神への応援コメント
応援コメント、失礼します。
スリッパ先生、オーナーに対する解像度がかなり高いですね!!
実験体を殺す事で救いを示す事しか出来ない自分でも、誰かを救えるかもしれない……。基本的なスタンスがかなり辛いですが、ヒーローなのに誰かを救えるかもしれないという甘い幻想も見られないのかと、読者視点でも残酷な世界観だと感じてしまいました。ゆえに、南野光一君はヒーローでも、あくまでダークヒーローなのかもしれませんね。
しかし、今回の事件で一般の警察に姿を見られてしまいましたが、この出来事も今後の展開に影響しそうで気になります。
作者からの返信
読んでいただき、また応援コメントもありがとうございます!
《ヒーローなのに「誰かを救える」という甘い幻想も見られない、残酷な世界》
実はシリーズを通しても光一は自分の事を「ヒーローだ」と認めるタイミングがほとんどありませんが、まさしくこの残酷な世界に直面しているからこそかな、と作者としては思っています。
(作者の追求したリアリティの結果、とでも申しましょうか……)
しかし仰る通り、だからこそ彼は《ダークヒーロー》たりえるとも。
《一般の警察にも姿を見られてしまった》今回の件、実は今後の物語にとっても(正直、作者の想定さえ超える形で)影響してまいりますので、楽しんでいただければ幸いです!
EP02-漆:不死なる正義への応援コメント
応援コメント、失礼します。
ラジコン扱いの歪んだ殺戮兵器。
主人公に精神的な揺さぶりをかけるやり口といい、このハイエナ顔、かなり陰湿な外道ですね……。結局太合ルーカス先生も、揺さぶりのために利用していただけで消そうと思えば消せたと。
南野光一君にはヒーローとしての迷いを断ち切ってほしいと思う反面、そんな彼を見たくないという複雑な気持ちになりました。他者を救ってもいる優しさが、ヒーローとしては甘さにしかならない展開に心苦しい物を感じてしまいます。
しかし、目の前にいる南野光一君を広井彩萌さんはどう見ているのか?
仇? 憎悪の対象? 守護者?
どちらにしても前回同様、感謝される事は無い気がして悲しいですね……。
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございます!
(評価の⭐︎もいただき、ありがとうございます!)
《ハイエナ顔の陰湿な外道ぶり》、後で見返した作者本人さえ「なんて外道だ⁉︎」と慌てるくらいに外道になってしまいました。しかしこの悪意の権化こそ、ある意味で主人公=南野光一が「体を張ってでも止めねばならないもの」の片鱗かなとも。
そんな光一の《ヒーローとしての迷い》、《他者を救ってもいる優しさが、甘さにしかならない》、仰る通り読む側としてはスッキリしない、心苦しいものかと思います。
しかし当時の自分が目指していたリアリティが、この《複雑な気持ち》だと思っております。(読者さんの気持ちをガン無視する残酷な作者の視点なので、そんな輩もいるんだな、くらいに思っていただければ……)
広井彩萌にとって目の前にいる「仮面の誰か」をどう見ているか……難しいですね……一番に近いのは「なんだこいつ」でしょうか……?
「私はヒーローとしてお前を許さない!」ぐらい光一が言えたら理解も早いのでしょうが、いかんせん大事なことを何も言わない(言えない)ので……
光一が戦いのお礼に感謝されることは、残念ながら少し後のエピソードまでありません……(エピソードごとに登場人物たちの状態や視点も様々なので一定してどうなるとも言えませんが……)
ただ、間違いなく彼がその戦場にいたからこそ止められる悲運も、救われる誰かもいる……それだけは確かだと作者は思っております。
スッキリしない感が強いかと思いますが、このエピソードだけでも最後まで楽しんでいただければ幸いです……!
EP07-捌:死神の叫びへの応援コメント
暴走形態か、まあ取って付けの強化なら一番勝ちやすいよな。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
返信が遅くなってしまい、申し訳ない。
良くない言い方だとわかっていますが、誤解を恐れずに申し上げると「このコメントにどう返事をしていいかわからなかった」というのが本音です。
《取って付けの強化》、sahukiさんがそう受け取られたのなら、まあ、それで構いません。
仰る通り《勝ちやすい》……というより「絶対に勝たなければならない」という切迫あっての形態ですし、おそらくsahukiさんが楽しみにされていた強化改造には、一見しただけでも遠く及ばなかったものと推察します。
ご期待に添えず、残念です……
編集済
EP07-漆:嵐の中の仮面舞踏会への応援コメント
まだ研究所は見つかってないならまだ大丈夫なのか?
次回はどんな改造受けたのか楽しみ
作者からの返信
コメントありがとうございます。
次回、《強化改造を受けた》という割には少しモタついた感じがあるかもしれませんが、その成果は必ず見えてきますので、どうぞお楽しみに!
(投稿するコメントについてのご理解もありがとうございます。今後とも応援コメントを励みに頑張りたいと思います)
編集済
EP07-陸:取引とエゴイズムへの応援コメント
アンチ登場
これからが楽しみ
(ネクロへのヘイトがヤバイ)
申し訳ありません、控えます
作者からの返信
コメントありがとうございます。
楽しみにしてくださるのは大変にありがたいのですが「タヒね」等は書きこまないでくださいますと幸いです。
「早くやっつけてくれ」という気持ちは充分に理解できますので。
……どうぞ、明日から三日間、そのヘイトが溜まりに溜まった〈ネクロ〉との対決をご覧いただければと思います。
編集済
EP07-伍:夢でも幻でもへの応援コメント
外伝は最終回でまだ回収出来てない情報とか載せればいいのでは。(書くのなら)
記憶取り戻せればいいな。
あとネクロは逝って良し。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
《外伝は最終回後に情報の補完に》ということですね、確かにそうですね。読者さんにわざわざ言うべきことでもありませんでした、失礼。
編集済
EP07-肆:〈N-X-0〉への応援コメント
情報多いな
まさか界○拳に対して超サ○ヤ人使ってくるとは
作者からの返信
コメントありがとうございます。
《情報が多い》、自分もかなり失敗したなと感じているところですね……まあ、書きたくてもここまでの長編など二度と書ける気も致しませんが……
《界〇拳に対して超サ〇ヤ人》、個人的にそちらのマンガに疎いものですから調べました……とりあえず今回の〈N-X-0〉で「パワーインフレが起きているな!」と思っていただければ充分に役割を果たせたと思います! 正直よくわかりませんが!(笑)
EP07-参:夢の迷い人への応援コメント
絵画?
初代は実験体だったのかどうかきになるな、生身の人間だったらリアル化物だけど。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「ヴァイオリニストって言っていたのに、なんで絵画?」ってなりますよね(笑)
初代赤マフラーの謎は、今後のエピソードたちの中で出たり出なかったりしますので、そこも注視していただければ幸いです。
(と言いつつ、初代のプレゼンが他二人より明らかに弱いので……やはり外伝、書くべきかしら……などと思いつつ……)
EP07-弐:唯一の餞への応援コメント
不完全も不完全であれはセンスありすぎるな
EP02-陸:向き合って、逃げ切ってへの応援コメント
応援コメント、失礼します。
遂に獣核が暴走を始めたという事でしょうか。
結局、南野光一の葛藤は敵からすれば甘さでしかなかった、と。
やるせないです……。
大切な人のおかげで逃走できた彩萌さんですが、この状況下でここまで頭が回る事に驚嘆しておりました。今時の中学生は、これくらいが普通なのか⁉
木吉梗さんの事も大切な人と改めて思い至ったらしい彩萌さんですが、ここまでのストーリー自体もしかすると彼女達に襲い掛かる悲劇を前にしての、せめてもの救いだったのでしょうか……。
「ご都合主義的なハッピーエンドはありえない」と仰っていたスリッパ先生だけに、それもありえそうですし、今後の展開が気になります。
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございます。
《南野光一の葛藤は甘さでしかなかったのか》……これに関して言えば、申し訳ありませんが作者本人から光一に突きつける「あの奇跡は奇跡だったんだよ」という残酷な現実というほかありません。
それこそ、以前にもお答えした「ご都合主義的な救いなんてない」という視点を重視しようと考えたのが、このEP02であります。
ただ、木吉梗と広井彩萌の救いに関しては、叶うのならばEP02の最後までお付き合いいただければ幸いです。これを書いていた自分にできる、最大限の「救い」を描いたつもりです……抽象的な事しか言えず申し訳ありませんが……
ネガティブ先生のような「きちんと一つ一つがまとまった、けれど全体のストーリーもきちんと進む」というのができておりませんので、「絶対に最後まで読んでくれ!」とか言えませんが……良ければ、お付き合いくださいますと幸いです。
編集済
EP07-壱:モノクロの双眸 への応援コメント
喫茶店の名前初登場?
前回の先代赤マフラーか
見つかるといいな
ありがとうございます。
確かに口調が先代はもっとテンション高いしね
作者からの返信
コメントありがとうございます。
喫茶『かざみどり』、名前だけならEP01からちょこちょこ出ておりますが、確かに「依頼人の視点で描写される」のは初めてに近かったかもしれませんね。
《前回の赤マフラー》、分類するなら《初代》でしょうか?
今を戦う光一を《現役》、亡き師匠を《先代》とするのなら、二十五年前に「いたかどうかも定かではない、うわさ程度の誰か」にはなりますが。
さて、依頼人=鼎良次は、娘の真由実と再び会えるのか? 今後も読んでいただければ幸いです。
編集済
EP07-零:紅の残光への応援コメント
これはどっちだ?
ゴミ共は逝って良し
作者からの返信
コメントありがとうございます。
説明が不足していてわかりづらいですよねぇ……
本編の光一から見ると「隕石落下事故からあまり時間の経っていない世界」、つまり二十五年前のワンシーンです。
その時代に「こういう悪い事を平然と行うクソ野郎」が当たり前にいて、それを蹴飛ばす不思議な「紅のマフラーをした骸骨仮面」がいたよ、というお話です。
EP06-拾:結びの約束への応援コメント
武装を解いたオレの前身は
↓
武装を解いたオレの全身は
かな?
全身元の色に戻ってるのかな?
二人には支え合っていって欲しいね
作者からの返信
誤字のご指摘、ありがとうございます。
すっごい恥ずかしい……ですが、自分一人だとやはり見落としてしまうので、仰っていただけて助かりました。
《全身の色》ですが、光一の場合《右眼》が刻印カラー吸収を行っているので、光一本人はまだ黒髪で肌色もそのままです。神宮慈乃も同様に本来の色味に戻っております。
(文字だけだとわかりづらい描写でしたね……)
大神正仁と神宮慈乃、奪われずに済んだ命でこれから支え合って生きていけるようにと作者もこのEP06を書いたので、そう思っていただけたなら嬉しいです。
EP06-玖:これから君が生きる道への応援コメント
その義手何も無いといいね
作者からの返信
コメントありがとうございます。
鋭いですね……!
裏設定ですが、実はこの義手の提供元はEP01で名前だけ出ていた白川幸吉という義手開発メーカーの社長です。
大神正仁の今後は、少し後(具体的にはEP11)で描かれますので、良ければ気長にお待ちくださいますと幸いです。
編集済
EP06-捌:刑事と死神への応援コメント
誤解?が溶けてよかった。
アルビノ?が移ったってことはまた白くなったのかな?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
《誤解の解消》、今にして思えば強引な〈ネクロ〉の語りで、かなり無理矢理だったかもしれませんね(汗)
とりあえず「赤マフラーは敵ではなかった」と気付いた大神正仁のその後については、本日22時に更新いたしますので、よければ見届けていただければ幸いです!
EP06-漆:刻印の悪魔への応援コメント
がんばれーネクロを○せー
ム○カ大佐ww
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「目が……目がぁぁぁ……⁉︎」
とくれば、やはり思い浮かびますよね笑
某有名アニメの大佐っぽく目をやられた〈ネクロ〉と、ボロボロの赤マフラーの対決、その行方も見届けていただければ幸いです!
編集済
EP06-陸:極限の一手への応援コメント
まじか、よりにもよって敵地でか。
ここまで来たらせめてあの二人組は助かってくれんと
作者からの返信
コメントありがとうございます。
二人組は果たしてどうなるのか、見届けていただければ幸いです!
編集済
EP06-伍:正義を嗤うへの応援コメント
平等が無いのはそう。
大神刑事はもうたすからんのかなぁ。
編集済
EP06-肆:幼馴染の憂鬱への応援コメント
ネクロォ貴様
EP02-伍:家族の境目への応援コメント
応援コメント、失礼します。
重いですね……。
EP01の時も、今回の実験体も事情に深入りしなければ、楽でいられるのに。
あくまで当事者ではなく、第三者としての目線でいれば苦悩せずに済むのに。
それでも南野光一が広井彩萌さんに関わってしまうのは、その優しさゆえなのかと思うと、辛いものがありますね。
スリッパ先生、良い意味で作家としても人間としても経験値が私とは桁違いだと感じます……。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
コレ書いている時の自分、どうしても「重たい話を書きたい」と躍起になっていた頃でして……汗
仰る通り、南野光一が「ただ目的の為、他人など考慮しない兵器」でいられたなら、きっと楽だったのでしょう。
ただ、彼はどうしても「他人事と思えない」、そう感じてしまうと途端に無関係な第三者でいられなくなる……そういうエゴイストなのかなと、作者個人は思います。
《作家としても人間としても経験値が桁違い》、どうでしょう……私は大人になりきれない子どものようなものですから汗
むしろネガティブ先生のように真っ直ぐな熱量を一貫して描ける作家の方が憧れます!
編集済
EP06-参:伝えたかったこと、伝えたいことへの応援コメント
もし魂?的なものを擬似的に留めたり出来るのなら輪廻の輪にも戻れないのでそれも気になる。
もしあるなら壊さねば。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
《輪廻の輪に戻れなくするのなら壊さねば》、まったくその通りです。
光一がそれをやり遂げられるかどうか、見届けていただければ幸いです。
編集済
EP06-弐:悪夢と依頼とカカオの芳香への応援コメント
ひっさしぶりの探偵さんそういや名前しらねぇ
(忘れてるだけか?)
追記 探偵さんの名前の事です分かりづらくすみません
バッタは最強初代仮面ライダーさんもそう言ってる
作者からの返信
コメントありがとうございます。
久しぶりの探偵です、《大神正仁の名前》は知っているはずなのに、するっと忘れてますね。
追加:すみません、《探偵の名前の事》と仰いますが、よくわかりません……「橋端三平」以外に探偵を名乗る人物は当作品にはおらず……
「そんなキャラいたな、忘れてた」とsahukiさんが思われているだけなら良いのですが、何か勘違いをさせるような人物や描写がありましたでしょうか……?
さて初代ライダーさんを最強たらしめた昆虫《バッタ》、以後の物語でどう戦うか、見守ってくだされば幸いです。
編集済
EP06-壱:追想の刑事への応援コメント
お前赤マフラー殺そうとしてない?
いやまあ大量テロ殺人犯と思ってるからかもしれんけど。
まあ子供の頃からこんな目にあって尊敬出来る正義がいたらこうなるか
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、大神正仁が赤マフラーについて知っていることは《大量殺人犯のテロリスト》です。そこそこ直情型の若者ですから「殺す」まではいかずとも「叩きのめしてやる!」くらいは思っているでしょうね……
子どもの頃から刑事として正義を貫いていた父親を尊敬し、高校生の時にその父の殉職を経験した彼だからこそ、かもしれませんが……
さて、この後はどうなるのやら……見守っていただければ幸いです。
EP06-零:神が死んだ夜への応援コメント
実験体?相手に生存者だしたのは凄いよな
作者からの返信
コメントありがとうございます。
言われてみれば……確かに凄いですね……作者なのに割と見落としていたかもしれません(汗)
しかして、生存した人物の心境やその後の物語も、これから更新していきますので、見守ってくださると嬉しいです!
編集済
EP05-拾:泣き虫たちの十字架への応援コメント
転生の次は遂に霊まで
次章待ってます
追記
現代ファンタジータグがあるからそんな気になりません
作者からの返信
コメントありがとうございます。
実は裏設定がありまして、今後の作中で明言できないだろうことが確定しているので先に申し上げておきます。
主人公=南野光一は〈EMANCIPATION(解放)〉の能力を作動させて以後、右眼の色が白くなっております。
以前にsahuki さんがご指摘くださった通り、本来その色を目に宿していた少女の能力が光一に移動した結果であります。
して、実は彼女の能力、普通の人には見えないものが〈視える〉というもの。
その異能が光一に移った今、転生したっぽい猫を見れば「まさか、あの子なのか……」と何となく感じたり、幽体離脱した誰かを〈視る〉ことができてしまったり……、という具合です。
正直「転生だの幽霊だの、もうSFじゃない」と思われましたら、どうぞ捨て置いてください。
「そういうのがちょこちょこ出てきても良い」と仰ってくださいますなら、今後とも毎日22時更新を続けていきますので、よろしくお願いいたします。
EP05-玖:正義のために進む先への応援コメント
そっか両方二代目か
ネクロの計画上手くいかなそー
EP02-肆:死者の行進への応援コメント
応援コメント、失礼します!!
非道……と言いたいところですが、現状何とも言えませんね。
人類の歴史上、人体実験は歴史の暗部として存在するはずですし……。
実験体の言った内容を鵜呑みにするなら、確かにこの行為の恩恵を受ける人はいるかもしれないわけなので。
あくまで、鵜呑みにすれば……ですが。
まさか、EP01で描かれた希望が、こんな形で主人公に迷いや苦悩を与えるとは。
確かに抱いていた希望が甘さとなり、新たな悲劇を生みそうな予感に、皮肉めいたものを感じますね。
時々特撮作品でも描かれている「運命共同体」の設定を、上手く描く展開に目が離せませんでした!! 主人公が今後さらなる覚悟を求められそうな展開に、新たな悲劇が生まれないか不安を感じております。
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございます‼︎(お返事が遅くなってしまい、すみません……)
まず、今回の敵役である〈実験体〉が語る正義について、とても真剣に捉えてもらえて嬉しいです。
仰る通り、歴史の暗部に忘れ去られたであろう人々の苦しみから得られたデータや薬そのものが、現実に誰かを救っている部分はきっと否定できないはずでして。
〈実験体〉の語る通りになればおそらく誰かしらは恩恵を享受できるのでしょう。
また、主人公=南野光一が前話で感じた希望が裏返されるこの物語、今にして思えば作者から主役への「揺さぶり」だったのかもしれません。
前話は正直「本来の想定より120%ハッピーエンド成分高め」になってしまい、言い方は悪いのですが「アレが通常運転と勘違いされると困る」という私の身勝手がありまして……
しかし光一にとってみれば「見出した希望」が一瞬で逆転しかねない状況で。
彼がこれから「運命共同体」となってしまった患者達や、彼らを正義の名の下に使う〈実験体〉とどう関わるか、見届けていただければ幸いです……!!
EP05-捌:解放の死神への応援コメント
ネクロだったっけ向こうの司令塔
作者からの返信
コメントありがとうございます。
〈ネクロ〉、わかりにくいですよねぇ……正体を隠して警察内部にいる敵というのを描くのは、やはり難しいものですね。
編集済
EP05-漆:白銀の正義への応援コメント
警官この野郎〜
獅子内ナイス
編集済
EP05-陸:復讐と覚悟への応援コメント
警官タイミング悪すぎ
作者からの返信
コメントありがとうございます。
あの刑事、いつもタイミング悪いんですよね……EP03の時から「言ってることは正しいかもしれないけど、今それ言うんじゃないよ⁉」って、後で読み返した作者も思いました(笑)
刑事の乱入で搔き乱される戦況も読んでいただければ幸いです!
EP05-伍:届かぬ声の、その先にへの応援コメント
先生ェ
EP05-肆:黒銀のベテラン刑事への応援コメント
その英雄実験体にされたりしてない?
EP02-参:母親の代わりへの応援コメント
応援コメント、失礼します。
南野光一君、至って真面目な性格のようですが、逆に面白いですね。
なぜそう感じるのかよく分かりませんが笑
言い回しなのか、真面目さが一周回って面白さに変換されているように感じます!
しかし、彼はマカロンも作れるのか⁉
それにしても、彼は対応がかなり大人ですね汗
かなり踏み込んだ話をされているのに、怒りもせず、相手を気遣う言葉まで……。
実際二十歳前に見えませんが、それだけに部分的にしか明かされていない過去が気になります。そして、最後に木吉さんに伝えようとした言葉も。
とにかく続きが気になっております!!
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
昔、ある大御所脚本家先生のインタビューで「真面目な奴はギャグになる」という旨のコメントがあり、今にして考えると真面目過ぎる主役を日常パートに使うとギャグっぽくなるのかもしれませんね笑
《対応が大人》、なるほど言われてみれば確かにそうかもしれません。
しかし光一の場合、たぶん「相手の事を考えてしまう」が強いのかなとも思います。
木吉さんの事情を知り、彼なりに考え、その結果として彼女が発した言葉に滲んだ気持ちに納得してしまう……ゆえに彼なりに伝えようとしたことも……
続き、ゆっくりで構いませんので、読んでいただければ幸いです‼
EP02-弐:生者の眠りへの応援コメント
応援コメント、失礼します!!
切ない……ですね。
広井彩萌さんがお母さんと交わした約束を未だに守り続けている姿が。
いくらでも破る事は出来るし、中学生なら尚更恥ずかしいと感じているだろうに。
しかし、太合ルーカス先生、寄り添っている風に見えるのにどこか表面的なだけと感じますね。医者として正しい事をしているはずなのに、無責任というか、楽観的というか。黒幕なのか、他の第三者が絡んでいるのか? 気になります。
二人きりの病室(しかも片方は意識が無い状態)で内容を進める周囲の観察眼、太合ルーカス先生に対する違和感等を微細に表現する巧みな言葉運びが、凄いと思いました!!
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
《切なさ》、このエピソードがすごく大切にした部分なので感じ取っていただけて嬉しいです!
広井彩萌、実は「ママ」と呼ぶのはこの病室だけで、他所ではそもそも母の話を避けております(裏設定にもならない話ですが……)。
ただ母親本人の前でだけはその呼び方を続けるのも、目覚める可能性は低いと理性でわかっていても、やはり目覚めて欲しいと想う理想というか幻想というかゆえなのかな、とも。
太合ルーカスの《違和感》、今後どのようなものか見えてくると思いますので、この後も読んでいただけると嬉しいです!!
EP05-参:夢と現のサインへの応援コメント
少女の正体気になりますね。
次回も楽しみにしてます。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
夢の中に現れた少女は誰なのか?
光一に何を伝えたかったのか?
これから語られますので、今後も見守ってくださると嬉しいです!
EP02-壱:少女と美女と噂への応援コメント
応援コメント、失礼します。
つまり、料理のレパートリーはまだあるが、現状力加減が分からず数に制限が……という事なのですかね。何となく、改造されて間もない頃の本郷猛や南光太郎を想起させられました。しかしスリッパ先生、会話と同時並行でキャラの容姿を描写するのも上手いですね。EP01の頃から感じてはいましたが汗
しかし、謎の言伝を残した少女と少女を知っているらしい美女。
再婚? 連れ子??
病院の怪現象との関わりは?
謎は深まるばかりですね!!
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
料理のレパートリー、あるにはあるのですが、それは今後もちょこちょこと出たり出なかったりですね……汗
《改造されて間もない頃の本郷猛や南光太郎》、まさにそのイメージで書いております!
テレビシリーズではどうしても最初だけやって終わる設定なのですが、個人的には原作者の石ノ森先生がこだわっていたポイントかなと思いまして……
《会話と同時並行での容姿描写》、上手く伝わっているようで嬉しいです!
謎の少女と、その子を知る依頼人の美女と、怪談話の病院と……どういう話になるのか見届けていただけると幸いです!!
EP02-零:静かな夜の病院への応援コメント
新たなストーリーの幕開けに、心躍ります!!
スリッパ先生、最低限の情報開示で読者の心を惹きつけますね……。
看護婦さん達のシチュエーションや会話が妙にリアル汗
しかし、病院内で一体何が起こっているのか⁉
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
この頃の自分、とにかく「リアル調でいきたい!」とやっていた頃なので嬉しいです!
ただ《最低限の情報だけで惹きつける》……ストーリーが進むごとにできなくなったなと感じているので、今後はそういうエピソードもあるかもしれませんが……
変わらず楽しんでいただけたら幸いです!!
EP05-壱:巨獣、強襲への応援コメント
見た目ライオンだったんだ
色々な捕食者の力やな
作者からの返信
コメントありがとうございます。
《色々な捕食者の力》……なるほど確かにそうですね。
頭がライオンという点以外は深く考えてませんでしたが、今後この〈実験体〉とどう向き合うのかも見届けていただけると嬉しいです!
EP05-零:最終調整への応援コメント
行き過ぎた正義は悪か失敗になるからな
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「正義とは神仏そのものを指す言葉であり、人間はその味方をするよりほかにない」という考え方がございます。つまるところ、人間の振りかざす正義は、他者にしてみれば悪と映ることもあるわけで。それを失敗と捉えられるかどうかは、置かれた状況によりけりかなと、私は思います。
さて、大神正仁刑事が自分の信じる「正義」によってどう変わるのか、ここから見届けていただければ幸いです。
編集済
SS-3:Sinnerへの応援コメント
スポンサーに対する敵意?殺意?が上がるイベントかな。
もう一人?の友達の方はどうなってるのかきになる。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
解釈は読み手にお任せするしかないので、今回のサイドストーリーをどのようなイベントだと受け取っていただいても構いません。
ちなみに、仰ってくださっているもう一人の友達が「岡切慎」(葉音智那と同時期に消えた大学の同級生)のことでしたら、葉音智那と同様に名前がアナグラムになっております。無論、作中での明言はしておりませんから「解釈はご想像にお任せします」とだけ。
EP01-拾:英雄もいない街でへの応援コメント
応援コメント、失礼します!!
自分の事をヒーローと名乗る奴に碌な奴はいない気もしますが、南野光一君、自分なりの正義で戦っているわけではないんですね……。彼が何を信じ、何を支えに戦っているのか。自分なりの正義が無いヒーローが、今後迷い悩む事はないのか。
気になる所ばかりですね。
そして……巨大な悪意に翻弄された少女達に救いがあって、本当に良かった!!
罪を負うばかりの主人公にも、一時の幸福があってこちらも嬉しくなりました。
(ちゃっかり見せ場のあったらしい橋端さんも笑)
人の幸せを喜べる主人公に、いつか笑顔と共に彼自身の幸せが訪れる事を願ってしまいました……。
私自身まだ一部しか読了していないので☆を入れていませんが、もっと評価されるべき作品だと感じています。
今後も少しずつ読ませていただきますね!!
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
まずはEP01を読んでくださり、ありがとうございました。
南野光一、自分なりの正義もなく戦っているというより「オレのこれは単なる復讐でしかなく、この殺戮を正義なんて呼んではならない」……そういう心向きが強いかなと、今なら思います。
ゆえに、彼はこれから多くの場面で悩み、苦しみ、迷いながらこの悪意渦巻く街の闇の中を走ってまいります。
(彼の戦いが始まった物語はEP04で本格的に描いております……だいぶ遅いと今なら理解できますが……汗)
少女たちの救い……、喜んでもらえて何よりです!
実はこの物語を書き始めた当初は「そんなご都合主義みたいな救いはない」なんて思っていたのですが、気付けばこの道以外に考えられなくなっていました……私が河島千代子のことを大好きになってしまったので笑
しかし「笑顔を喪失した主人公」が、「失うはずだった幸せを取り戻せた誰かの笑顔」によって救われる……そんな物語全体の指針ができたのかなと、今なら思います。
今後ともゆっくりお読みいただければ幸いです!!
SS-2:Diaryへの応援コメント
死神になる前からやってたんならコーヒー違和感なく淹れられるか。
黒猫転生体かな?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
主人公にとってコーヒーは、戦いの日々より前からずっと続けてきたものですね。ゆえに味覚を失っても淹れることができるという部分があります。
本日更新分で今回のSSも終了しますので、よければ最後までご覧いただけると幸いです。
編集済
EP01-玖:宿業の死神への応援コメント
応援コメント、失礼します。
元人間である怪人を倒す、より明確に言えば殺すという事。
それは、こういう事なんですよね。
悪意の元で人ならざる存在にされた人間にも、その人間を大切に想う誰かはいるわけで。そして、その誰かにとっては大切な人を殺されただけでしかない……。
でも、山城玲さんをあのままにすれば、その甘さで関係ない人間が犠牲になる。河島千代子さんの優しさが、今はわずかに甘さに思えてやるせないです。
色々腹を括っているであろう主人公にも、人としての優しさがある事が描かれていたので……。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
〈元人間である怪人を倒す事〉、それが当作品の本質的に言いたかった事なので、感じてもらえて嬉しいです!
河島千代子にとって「死なないでほしい」と願う山城玲は、しかしこの時点で、親友の命も、その他の大勢の人々の安寧も見境なく奪う側だったかもしれない。
ゆえに死神となって戦う少年は「終止符」を打ちにやって来た。
しかし、目の前で親友を傷付けられた河島千代子の嘆きがわからないほど心が凍てついた主人公でもなく……
というのを描きたくて出力されたのがこの時点までのお話です。
よければ次のパート……このエピソードのエピローグもお読みいただけると幸いです……どうぞ、よろしくお願いいたします。
EP01-捌:偽りの親友への応援コメント
外道……。
敵の所業があまりにも残酷すぎる。
しかも、尾雲桃子という名の悪魔が、この状況を楽しんでいるのが尚更異質さを感じさせますね。初期ショッカーでさえ、自らの行為に悦楽は感じていないように見えたのに。
自らの死をもって親友を助けたい、解放されたいと望む玲さんと、あくまで親友を助けたいと望む河島千代子さん。
ヒーローの行動が両者、あるいは河島千代子さんの心に暗い影を落とさないか、心配ですね……。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
初期ショッカー、洗脳によって作戦行動をさせることの多かった意味でも「悪事を楽しむ」というのは確かに少なかったかもですね。
互いの救いを求める山城玲と河島千代子。そんな二人の前に現れた赤いマフラーの死神がどんな結末をもたらすのか、見守っていただけると嬉しいです!
編集済
SS-0:Kittyへの応援コメント
猫?
新章楽しみにしてます
作者からの返信
コメントありがとうございます!
本当は続いてEP05といきたいのですが、どうしてもEP04で描ききれなかったサイドストーリーとなっております……明日から三日間ほどお付き合いくださいますと嬉しいです!
EP01-漆:残された言の葉への応援コメント
橋端三平さん、意外と探偵らしい能力を有していますね!!
ただの三枚目なのか?と思っていたので、少々見直しました。
心理描写と謎解き要素でここまで丁寧にストーリーを運べるのは、羨ましいと同時に尊敬します!! 30分の特撮作品群というより、丁寧に作られたミステリー要素込みの特撮映画を視聴しているような感じですね。
しかし、倉庫の扉の向こうに一体何が⁉
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
橋端三平、ただの賑やかし三枚目のようで、意外にも探偵しております笑
《丁寧に作られたミステリー要素込みの特撮映画》!
とても嬉しいお言葉、ありがとうございます!
倉庫の向こうに広がる世界、泣きます(作者が)……どうぞよろしくお願いいたします!!
編集済
EP04-拾:七夕の願い事への応援コメント
お疲れ様でした
目が移ったから覚醒したのかな?
力上がるって言ってたし
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
目の色と覚醒の〈解放〉、どのような因果関係か、今後のストーリーでご確認いただけると嬉しいです!
編集済
EP04-玖:虹架ける死神への応援コメント
やっぱり苦戦した相手を圧倒するのはいいな、覚醒はやっぱいいな。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
《苦戦した相手を圧倒する覚醒》、いいですよね! 自分もこのパートはとても力を込めて書いたところなので、楽しんでもらえたようで嬉しいです!
編集済
EP04-捌:喰らいつく殺意への応援コメント
覚醒きたか?
次回楽しみにしてます
作者からの返信
コメントありがとうございます!
長らくお待たせいたしました、仰る通り、次回はスーパー覚醒タイムとなります!
楽しんでいただければ幸いです!
EP01-陸:親友のいない雨の日への応援コメント
南野光一君、優しい……。
本当に非情な人間は、ここまで誰かを気に掛けたりしないから。
不器用な優しさが河島さんに届いているのが、嬉しくもあり不安も感じさせる展開ですね。
何となくそんな気はしていましたが、南野光一君の過去は創世王の座を巡って戦いを強いられた二人の王子?
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
南野光一、非情な私刑人でいようとしているけれど、この不器用な優しさを捨てられない人間ではあると思います。
だからこそ、ダークでもヒーローなのかなと。
仰る通り、南野光一とその親友の名前は、それぞれ創世王候補の彼らからいただきました。私個人はリアルタイム世代ではありませんが、とても素晴らしい作品で好きでして汗
EP04-漆:道化師の嗤う声への応援コメント
久しぶりの終止符だ
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
確かに久しぶりの「終止符だ」ですね。
この後、本当に終止符にできるのか、見守っていただけると嬉しいです。
編集済
EP07-玖:破顔の死神への応援コメント
応援コメント、失礼します。
「破顔の死神」という個人的にかなり気になっていたタイトルでしたが、今回の〈暴騒〉の力とその戦闘、南野光一君の心をかなり傷つけていそうですね……。
誰かの笑顔を守るためではなく、自らの愉悦のために敵を殺した事で。
血赤のマフラーには、自らの殺戮本能に飲まれないという誓いも含まれていただけに。どことなく、ジャラジ戦のクウガを彷彿とさせられました。
それでも、彼が何の罪もない鼎真由美さんを殺す事にならず、その存在をトリガーに元に戻ってくれて本当に良かったです……。
今後彼が殺戮本能に負けた、オーナーや鼎真由美さんを殺しかけた事で自らの弱さを責めないか、自己嫌悪に陥らないかが少々心配になりましたが。
最期は哀れみさえ抱かせる形で退場したネクロですが、以前仰っていたネクロをここまで駆り立てている物とは、〈アンチ・ゲノム同盟〉との戦いに駆り出された事から始まった生存本能、死にたくないという思いだったのでしょうか……。
周囲の〈ゲノム・チルドレン〉達への劣等感や対抗意識以上に。
だとするなら、悪魔的存在として描かれてきたネクロも、かなり同情できる哀れな悪役だと思えました。
追記
前の話である「死神の叫び」の一文、「こんな不毛な戦いは辞めて、私の軍門に下るというのは?」の「辞めて」の部分、誤字でしょうか?
作者からの返信
お読みいただき、ありがたいコメントもありがとうございます!
まずは誤字についての謝辞を。
今しがた訂正させていただきました。ご指摘ありがとうございます! めっちゃ恥ずかしい!!
《ジャラジ戦のクウガを彷彿とさせられました》、私も書いている中で意識していた部分でしたので、そう書いていただけて嬉しいです。
光一にとって初戦闘以来の「自身の意思だけではまるで制御できない力」を振るっている状態なので、仰る通り、彼の心はかなり抉られる形になったと言えるでしょう。
それでも鼎真由実と彼女が発した師匠の口癖をトリガーに、荒ぶる力から自身の制御を取り戻せたのは、作者個人としては「赤マフラーと呼ばれた人たちが繋いでくれたもの」と勝手に思っています。
子どもの頃の鼎真由実を助けた「誰か」、その生き様に感化された「師匠」、そんな師に道を示された「光一」……特別に繋がりがったのは師匠と光一ですが、少なくとも3人の赤マフラーと実際に対面した彼女だったからこそ意味があると言いますか……まあ、これは作者の勝手な戯言なので流してもらっていいのですが……(汗)
《悪魔的存在として描かれてきたネクロも、かなり同情できる哀れな悪役》、嬉しい評ですね!
作者個人の考え方のクセかもしれませんが、やはり悪魔のような思考に陥る人間には何かしら理由があるのではないか……という疑問が昔からありまして。
ひどいトラウマを抱えているのでは? 子どもの頃に最悪に近い現実を目の当たりにしてしまったのでは? それこそ命の危機に直面する痛みで狂ってしまったのでは??
……そんな具合に考えた時、この〈ネクロ〉という男は全部が揃ってしまったケースとなりまして。
子どもの頃に殺されかけた記憶も、怖い戦いに駆り出され続けた苦悩も、周りの強化に置いていかれるばかりの劣等感も、敗北によって受けたダメージにより薬物に頼らなければ死ぬと脅されている恐怖さえも……
人間ではなさそう疑惑の出ている〈ゲノム・チルドレン〉ですが、肉体はどうあれ〈ネクロ〉の心は間違いなく人間だったのかもしれません。ただし「気高い人間」ではなく「弱い心を必死に隠しながら、自分が安心できる場所を得る為には悪魔のようなことさえできてしまう人間」……ということになりますが。
EP07も次のパートで終わってしまいますが、良ければ最後まで楽しんでいただければ幸いです!