応援コメント

EP02-肆:死者の行進」への応援コメント

  • 応援コメント、失礼します!!
    非道……と言いたいところですが、現状何とも言えませんね。
    人類の歴史上、人体実験は歴史の暗部として存在するはずですし……。
    実験体の言った内容を鵜呑みにするなら、確かにこの行為の恩恵を受ける人はいるかもしれないわけなので。
    あくまで、鵜呑みにすれば……ですが。
    まさか、EP01で描かれた希望が、こんな形で主人公に迷いや苦悩を与えるとは。
    確かに抱いていた希望が甘さとなり、新たな悲劇を生みそうな予感に、皮肉めいたものを感じますね。

    時々特撮作品でも描かれている「運命共同体」の設定を、上手く描く展開に目が離せませんでした!! 主人公が今後さらなる覚悟を求められそうな展開に、新たな悲劇が生まれないか不安を感じております。

    作者からの返信

    応援コメント、ありがとうございます‼︎(お返事が遅くなってしまい、すみません……)

    まず、今回の敵役である〈実験体〉が語る正義について、とても真剣に捉えてもらえて嬉しいです。

    仰る通り、歴史の暗部に忘れ去られたであろう人々の苦しみから得られたデータや薬そのものが、現実に誰かを救っている部分はきっと否定できないはずでして。
    〈実験体〉の語る通りになればおそらく誰かしらは恩恵を享受できるのでしょう。

    また、主人公=南野光一が前話で感じた希望が裏返されるこの物語、今にして思えば作者から主役への「揺さぶり」だったのかもしれません。
    前話は正直「本来の想定より120%ハッピーエンド成分高め」になってしまい、言い方は悪いのですが「アレが通常運転と勘違いされると困る」という私の身勝手がありまして……
    しかし光一にとってみれば「見出した希望」が一瞬で逆転しかねない状況で。

    彼がこれから「運命共同体」となってしまった患者達や、彼らを正義の名の下に使う〈実験体〉とどう関わるか、見届けていただければ幸いです……!!