応援コメント

EP05-漆:白銀の正義」への応援コメント

  • 応援コメント、失礼します。
    情報は一種の武器とはいえ、警察側に誤情報がもたらされるだけで、こんな簡単にその刃を誤った方向へ向けてしまうのか……。以前スリッパ先生が仰っていた「正義を盲信する人間の危うさ」、自分自身の判断をほとんど伴わずに、鵜呑みにする事の恐ろしさを感じます。それと同時に、力ある者には相応の責任が伴うという事実も。その現実を理解しているからこそ、ネクロはこの大神正仁にX4を託したのでしょうか?
    だとすると、悪い意味で切れ者ですね。
    南野光一君を臆病者と罵倒する彼に、段々盲目的で滑稽な正義漢というよりは、ただの自己満足なだけの男だと感じてきました。相手の気持ちや事情を、一切考慮していないだけに……。全てを受け止める覚悟を持つ主人公に対し、その辺の違いもあってこの若手刑事さんは楽なのだろうなと。怒りが募る一方です。
    そして獅子内拓先生、獣化してしまったのか。それとも……。
    いずれにせよ、続きが気になっております!!

    作者からの返信

    お読みいただき、また鋭い応援コメントありがとうございます!

    《自分自身の判断をほとんど伴わずに、鵜呑みにする事の恐ろしさ》《力ある者には相応の責任が伴うという事実》、まさしく言いたかったことそのものを言語化していただき嬉しい限りです!

    当作品、いわゆる昭和のライダーをリスペクトした部分が多いのですが、特に原作者先生のヒーロー作品に多い「もし陰謀論が実在するなら?」という観点で執筆していまして。故に「知らない情報が多い刑事」である大神正仁は仰る通り《自己満足なだけの男》となっていますね(汗)

    特に〈ネクロ〉は意図して「大神正仁なら言葉巧みに誘導するだけでX4を使ってくれる」と内心でほくそ笑んでいる部分もあり……

    もちろん光一の《全てを受け止める覚悟》も、一年以上にわたる地獄じみた環境での戦いを経て形成されたもので、詰まるところ「自分自身が〈獣核〉の恐ろしさを体感している」=「獅子内拓先生の痛みも想像に難くない」という基盤あってのもの。

    つまらないことを言ってしまうと「人間、誰しも自分の知らないことは考えが至らない」という話かもしれませんね……

    さて、正義をお題目に力を振り回す大神正仁と、怒りのまま暴走する獅子内先生と、その両者を知っているからこそ苦しむ光一とで、この戦場がどう決着するのか、見届けていただければ幸いです‼︎


  • 編集済

    警官この野郎〜
    獅子内ナイス