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2024年11月13日 20:40
応援コメント、失礼します。元々再生幹部だったネクロですが、「ネクス・ゼロ」という新たな力を得て強化復活してきたと。主人公が何らかの強化を遂げて幹部クラスを打ち破るのは鉄板ながら、この物語では敵キャラもパワーアップするのですね汗 かなり凄惨な目に遭っている南野光一君の一方、冷たい感覚と呆気なさを感じさせる敗走が妙にリアル。そして師匠、鼎真由美さんを自分が助けた大多数の一人としてではなく、「笑っていてほしい人間の一人」と見ているのがかっこいいですね。良くも悪くも小を切り捨てる事が出来ないのが、師弟でそっくりだと感じます。それだけに、彼らには幸せになってほしい、ほしかったと思わざるを得ないのも悲しいですが……。
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントもありがとうございます!《この物語では敵キャラもパワーアップする》、そうですね……確かに「オマエ再生幹部のくせに強化形態があるのかよ、ずるいな〜」というのはあるかもしれませんね……改めて指摘された事で私もそう思います。ずるいぞ。ただ、「映えるアクション」としてではなく「命のやり取りの殺し合い」としての戦闘を描く以上、主人公だけが特別に意味や理由もなく強化形態だったり敵を圧倒する能力だったりを獲得し続けるというのは、作者である私にはひどく不自然に思えます。それこそネクロにとって、これまで大神正仁を操ってきた経緯は単なる嫌がらせ以上に「この新兵器〈N-X-0〉を完成させる」という明確な目的もあったのです。むしろ光一が覚醒した〈解放〉の能力の方がよほど「意味がわからない……」とネクロを戦慄させた事でしょう。そもそも何がネクロをここまで駆り立てているのかは、当エピソードを見届けていただければわかる……かもしれません……たぶん、おそらく……《良くも悪くも小を切り捨てる事が出来ないのが、師弟でそっくり》、確かにその通りですね。というか、当作品における赤マフラーと呼ばれる者はみんなどこかしら、そういう気質を持っている気がします。多くを救うために少ない側を切り捨て続けるのが正義というなら、極論、石ノ森章太郎先生など昭和のマンガ家先生たちが描いていた悪の秘密結社の思想こそ真実「正義」ということになります。ネオショッカーあたりに言わせれば「人口爆発で食糧不足が起これば飢餓となる」というのも、考え方としては間違っていない。日本ほか先進国では少子高齢化が加速している現状ですが、途上国ではものすごい勢いで人口は増え続けているわけで。あながち悪の秘密結社の言葉だからと全否定もできません。ただ。「そういう建前を傘に独善的な悪事を働くものより、そんな世界でも小さな幸せを守るために戦える者にこそ《正義の味方》という称号は相応しいとは思わないか?」と、石ノ森先生の作品を読んでいると、そう問いかけられている気がしてくることもあります。あくまで個人の解釈で、それこそ実際にお会いしたこともないので本当のところは分かりませんが……脱線をしました、失礼。自分の幸福を失った男たちが、しかし誰かの小さな幸せを守りたいと思う。一種の祈りにも似た想いがあればこそ、赤いマフラーを巻く彼らはダークであってもヒーローと呼べるのだと私は思います。さて、そうは言っても光一は大ピンチ。このままでは亡き師匠の守った人も、守りたかったオーナーも、守り抜きたかったこの街さえも全てがネクロの毒牙に……絶体絶命のダークヒーローに起死回生のチャンスはあるか?良ければ当エピソード、最後まで見届けていただければ嬉しいです!
2024年1月9日 20:41 編集済
外伝は最終回でまだ回収出来てない情報とか載せればいいのでは。(書くのなら)記憶取り戻せればいいな。あとネクロは逝って良し。
コメントありがとうございます。《外伝は最終回後に情報の補完に》ということですね、確かにそうですね。読者さんにわざわざ言うべきことでもありませんでした、失礼。
応援コメント、失礼します。
元々再生幹部だったネクロですが、「ネクス・ゼロ」という新たな力を得て強化復活してきたと。主人公が何らかの強化を遂げて幹部クラスを打ち破るのは鉄板ながら、この物語では敵キャラもパワーアップするのですね汗 かなり凄惨な目に遭っている南野光一君の一方、冷たい感覚と呆気なさを感じさせる敗走が妙にリアル。
そして師匠、鼎真由美さんを自分が助けた大多数の一人としてではなく、「笑っていてほしい人間の一人」と見ているのがかっこいいですね。良くも悪くも小を切り捨てる事が出来ないのが、師弟でそっくりだと感じます。それだけに、彼らには幸せになってほしい、ほしかったと思わざるを得ないのも悲しいですが……。
作者からの返信
お読みいただき、嬉しい応援コメントもありがとうございます!
《この物語では敵キャラもパワーアップする》、そうですね……確かに「オマエ再生幹部のくせに強化形態があるのかよ、ずるいな〜」というのはあるかもしれませんね……改めて指摘された事で私もそう思います。ずるいぞ。
ただ、「映えるアクション」としてではなく「命のやり取りの殺し合い」としての戦闘を描く以上、主人公だけが特別に意味や理由もなく強化形態だったり敵を圧倒する能力だったりを獲得し続けるというのは、作者である私にはひどく不自然に思えます。
それこそネクロにとって、これまで大神正仁を操ってきた経緯は単なる嫌がらせ以上に「この新兵器〈N-X-0〉を完成させる」という明確な目的もあったのです。むしろ光一が覚醒した〈解放〉の能力の方がよほど「意味がわからない……」とネクロを戦慄させた事でしょう。
そもそも何がネクロをここまで駆り立てているのかは、当エピソードを見届けていただければわかる……かもしれません……たぶん、おそらく……
《良くも悪くも小を切り捨てる事が出来ないのが、師弟でそっくり》、確かにその通りですね。というか、当作品における赤マフラーと呼ばれる者はみんなどこかしら、そういう気質を持っている気がします。
多くを救うために少ない側を切り捨て続けるのが正義というなら、極論、石ノ森章太郎先生など昭和のマンガ家先生たちが描いていた悪の秘密結社の思想こそ真実「正義」ということになります。ネオショッカーあたりに言わせれば「人口爆発で食糧不足が起これば飢餓となる」というのも、考え方としては間違っていない。日本ほか先進国では少子高齢化が加速している現状ですが、途上国ではものすごい勢いで人口は増え続けているわけで。あながち悪の秘密結社の言葉だからと全否定もできません。
ただ。
「そういう建前を傘に独善的な悪事を働くものより、そんな世界でも小さな幸せを守るために戦える者にこそ《正義の味方》という称号は相応しいとは思わないか?」
と、石ノ森先生の作品を読んでいると、そう問いかけられている気がしてくることもあります。あくまで個人の解釈で、それこそ実際にお会いしたこともないので本当のところは分かりませんが……
脱線をしました、失礼。
自分の幸福を失った男たちが、しかし誰かの小さな幸せを守りたいと思う。一種の祈りにも似た想いがあればこそ、赤いマフラーを巻く彼らはダークであってもヒーローと呼べるのだと私は思います。
さて、そうは言っても光一は大ピンチ。このままでは亡き師匠の守った人も、守りたかったオーナーも、守り抜きたかったこの街さえも全てがネクロの毒牙に……絶体絶命のダークヒーローに起死回生のチャンスはあるか?
良ければ当エピソード、最後まで見届けていただければ嬉しいです!