応援コメント

EP02-漆:不死なる正義」への応援コメント

  • 応援コメント、失礼します。
    ラジコン扱いの歪んだ殺戮兵器。
    主人公に精神的な揺さぶりをかけるやり口といい、このハイエナ顔、かなり陰湿な外道ですね……。結局太合ルーカス先生も、揺さぶりのために利用していただけで消そうと思えば消せたと。
    南野光一君にはヒーローとしての迷いを断ち切ってほしいと思う反面、そんな彼を見たくないという複雑な気持ちになりました。他者を救ってもいる優しさが、ヒーローとしては甘さにしかならない展開に心苦しい物を感じてしまいます。
    しかし、目の前にいる南野光一君を広井彩萌さんはどう見ているのか?
    仇? 憎悪の対象? 守護者?
    どちらにしても前回同様、感謝される事は無い気がして悲しいですね……。

    作者からの返信

    応援コメント、ありがとうございます!
    (評価の⭐︎もいただき、ありがとうございます!)

    《ハイエナ顔の陰湿な外道ぶり》、後で見返した作者本人さえ「なんて外道だ⁉︎」と慌てるくらいに外道になってしまいました。しかしこの悪意の権化こそ、ある意味で主人公=南野光一が「体を張ってでも止めねばならないもの」の片鱗かなとも。

    そんな光一の《ヒーローとしての迷い》、《他者を救ってもいる優しさが、甘さにしかならない》、仰る通り読む側としてはスッキリしない、心苦しいものかと思います。
    しかし当時の自分が目指していたリアリティが、この《複雑な気持ち》だと思っております。(読者さんの気持ちをガン無視する残酷な作者の視点なので、そんな輩もいるんだな、くらいに思っていただければ……)

    広井彩萌にとって目の前にいる「仮面の誰か」をどう見ているか……難しいですね……一番に近いのは「なんだこいつ」でしょうか……?
    「私はヒーローとしてお前を許さない!」ぐらい光一が言えたら理解も早いのでしょうが、いかんせん大事なことを何も言わない(言えない)ので……

    光一が戦いのお礼に感謝されることは、残念ながら少し後のエピソードまでありません……(エピソードごとに登場人物たちの状態や視点も様々なので一定してどうなるとも言えませんが……)
    ただ、間違いなく彼がその戦場にいたからこそ止められる悲運も、救われる誰かもいる……それだけは確かだと作者は思っております。

    スッキリしない感が強いかと思いますが、このエピソードだけでも最後まで楽しんでいただければ幸いです……!