応援コメント

EP03-玖:正義の味方の向かう先」への応援コメント


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    応援コメント、失礼します。
    なんと、ネクロが警察組織に籍を置いていたとは!!
    警察組織に潜入しているネクロのプレゼンしていた強化スーツ、未確認生命体第4号をモチーフにした「あのスーツ」のようだと感じましたが、ネクロの発言で一喜一憂する大神正仁さんが現状本当に滑稽なだけなのが気になりますね。本当に南野光一君を倒せる装備を与えるわけもないですし。
    本当の敵に小馬鹿にされている上、大神正仁さんを犬に例えたネクロの表現が的確過ぎて、ネクロへの苛立ち以上に大神正仁の視野の狭さに苛立ちが募りました。
    ネクロの手の平にある警察、視野の狭すぎる大神正仁が今後主人公の真意を理解しないまま、妨害してきそうな展開に若干不安を感じています。
    しかしスリッパ先生、警察関連の描写といい、知識が幅広くて凄いです!!

    作者からの返信

    お読みいただき、鋭い応援コメントもありがとうございます!

    《ネクロの提示するスーツ》、まさに「未確認生命体第4号モチーフのそれ」みたいなものです!
    執筆当時は「映画の黒いのっぽくしよう!」と笑っていましたが、当作品の〈X4〉、後に作者の首を絞めるスーツとして大変に頭を悩ませました……今後の登場で光一をどう苦しめるか、どうぞお楽しみに!(?)

    《大神正仁への苛立ち》、作者の気持ちとシンクロしてもらえて嬉しい限りです!
    仰る通り、大神正仁は「視野の狭い人間」……つまり「事件を断片的にしか知らないせいで、敵の全体像がまるで視えない新米刑事」という立ち位置で書きまして……
    ただこれは「この世界の警察は何してんだよ!」という特撮番組でよく突っ込まれた視点に対する私なりのアンサーでもあります。

    大神正仁のように「仲間だからと疑いもせず信じてしまう」のもいれば、その先輩の水早亮介のように「疑ってはいるが、なかなか尻尾が掴めないから深く切り込めない」というのもいる。
    それぞれの考えや思いはあっても、人間である限り完璧な一枚岩になって皆を守れるわけではない……と言いますか……うまく言えませんが……。

    また「警察内部に紛れた情報操作をする敵」は、私が好きな特撮ヒーロー番組にずっと抱いていた疑念への私的見解でして。
    今の時代は特にそうですが、情報は一種の武器。特に「情報による裏付けあってこそ初めて力を発揮する」のが組織……数の力です。逆に言えば、その情報を握られてしまえば、組織は鈍るはず。〈スポンサー〉の扇動する実験への余計な茶々入れをさせないためにも、このポジションはいるだろう、と。

    すみません長くなりました……汗
    次でEP03も最後……作者が読み返す度にぽろぽろ泣き出すラストも、お付き合いいただければ幸いです……!