概要
最愛の人、ってやっぱり自分の命とだったら天秤にかけちゃうのかな?
仕事に追われる平凡な日々を送る「僕」は、会社の休憩室で先輩から奇妙な都市伝説を聞く。
「ヒーロー・チェーン」――それは、選ばれた者が最愛の人をモンスターから守るために変身し、その代償として命を落とすという呪いのような噂。 その力は無作為に他者へと受け継がれ、まるでチェーンメールのように広がっていく。
どこか他人事だったはずの話。
だが、家に帰った僕は気づく。
首に刻まれた、黒い痣の存在に。
これはただの噂なのか、それとも――。
都市伝説が現実になるとき、人は「ヒーロー」になるのか。
「ヒーロー・チェーン」――それは、選ばれた者が最愛の人をモンスターから守るために変身し、その代償として命を落とすという呪いのような噂。 その力は無作為に他者へと受け継がれ、まるでチェーンメールのように広がっていく。
どこか他人事だったはずの話。
だが、家に帰った僕は気づく。
首に刻まれた、黒い痣の存在に。
これはただの噂なのか、それとも――。
都市伝説が現実になるとき、人は「ヒーロー」になるのか。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!モンスターから最愛の人を守るヒーローとなるか、愛と罪が紡ぐ選択肢とは?
『ヒーロー・チェーン』。
心から愛した人がいると浮かび上がる首の痣。
愛した人の命を奪いに襲い来るモンスターから守るため、自らの命を捨ててヒーローとならなければならない。
そしてその痣は無秩序に連鎖していく、という都市伝説を巡る群像劇。
親子、兄弟、恋人……様々な愛が語られ、守るべきは自分の命か最愛の人かを選ばされる人間たちの思いが臨場感を持って描かれています。
どこか悲哀を伴った各章の主人公たちの人生を眺めながらも、愛か命の選択を迫られるシーンはこちらもドキリとしてしまいます。
自分ならば、果たしてどのような道を選択するのか……。
各章ごとに主人公とテーマが変わる群像劇で、色んな切り口…続きを読む - ★★★ Excellent!!!人の想いが人の命を奪っていく
都市伝説としてまことしやかに囁かれている『ヒーロー・チェーン』を題材に取り扱った作品です。
人と人との関わり合い、想いがテーマとなっている連作短編です。
連作短編なので章タイトルで気になったところから読むのもいいのではないでしょうか。
この作品の特徴的なところは、選択肢が登場してくるところです。
必ずしも読者の思うような選択肢が選ばれるわけではないの(元はノベルゲームだったものを長編に落とし込んでいる、というこの作品の出自から来るもの)ですが、EX.として別の選択肢を選んだ場合のシナリオ分岐も記載されているので「あのときこっちだったら」が読めるのが親切設計ですね。
個人的には最後の兄弟の…続きを読む