クラスの美少女が住む神社で働くことになった僕は何故か巫女服を着ることになりました。

　母の借金と貧乏性のせいで美少女のクラスメイト、後鷹司（ごたかつかさ）陸香（りくか）の神社に住み込みで働くことになった千波（せんば）俊史（としふみ）は内心喜んでいた。

　もしかして役得があって学校一のアイドル的存在である陸香と仲良くなれるんじゃないか。そんな淡い期待をしながら神社に行った俊史だったが、後鷹司家に行くとメイドである重藤（しげふじ）梓（あずさ）ことオシゲに何故か巫女姿にされてしまう。違和感を抱きつつも巫女服姿で働いていた俊史が見た陸香は清楚で大人しく病弱という学校のイメージとは程遠い姿だった。