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    第476話 悩むわ~。への応援コメント

    私も便潜血が出て、大腸ファイバーで、大腸腺腫がみつかりました。その場で切除して毎年検診して10年以上。
    再びファイバーの受けるのは、イヤなので「切りますか?」と言われて即決しました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    内視鏡の大きな利点は、ある程度のサイズまでのポリープはその場で切除ができることです。大腸がんの半分は正常粘膜→腺腫としてのポリープ→大腸がんという"adenoma-carcinoma sequence"で発生すると言われており、腺腫の段階、あるいは悪性化していても ポリープ内に限局していれば、切除して治療修了、となります。

    以前は開腹が必要だったサイズの大腸がんについても、進行の程度では、内視鏡的に切除が可能で、開腹を必要としないため、術後の社会復帰も速くなっています。

    私もそろそろ、上部、下部消化管内視鏡を受けなければならない年齢ではありますが、「多忙」を理由に逃げ回っています。下部消化管内視鏡は良いのですが、上部消化管内視鏡(胃カメラ)で、咽頭反射(オエッとなること)がかなり激しく、研修医終了の時に内視鏡の師匠に検査していただいたのですが、「あかんわ。暴れすぎやから、もう一本鎮静剤を打って!若いから大丈夫やろう」とのことで、2倍量の鎮静剤を使う羽目になり、トラウマとなっているからです。医者の不養生ってこういうことだと思います。


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    失礼いたします。
    たしかに茨城県は国立大学医学部は筑波大学ですが、もともと東京教育大学で高等師範学校の流れを組む学校なので、全国から志願者があつまる大学なので人材流出は当然といえば当然と言えるわけで……
    およそ人口100万人に定員100人の医学部があればバランスが取れるともいわれていますが。

    医学部の設置は、薩長藩閥政治時代に佐幕藩への懲罰の伝統とも言われ、その代表的なのが水戸藩があった茨城県と、長岡藩があった新潟県だと言われております。
    人口200万人の県に1校という過少配置だと。

    さらに、茨城県は筑波大学、新潟県は新潟大学ともに、関東地方からの受験生が多く、流出も大きいですし、医学部定員管理から新設は認めないという伝統は、「歴史的怨恨」と茨城、新潟ともに恨み節を言っているところです。

    会津藩の福島県は、東日本大震災の復興で県立医学部の設置となりましたが。

    その都市伝説は置いておくとして、最初に進む道、診療科を決めるというのは良くないですね。
    新潟県地域枠は、「総合診療を推奨する」と書いてはありますが、学生の一番の懸念である僻地勤務を解消するために、数百床ある基幹的病院への配置となっているようです。佐渡にも総合病院はありますし、そうでもしないと学生は来ません。

    前にも記載したような気がしますが、いわゆる新潟高校理数科は、医学部推薦進学することを前提としているようで、高校の願書を書くときから「医学部に進む意思がある者」という中学校の内申がないと無理なようです。
    他の学部に進む生徒は、医師に向いてないと決めたか、旧帝大理系に進学するというような動機だとか。(高校の段階で地域枠推薦進学となるので、ただ推薦を得るのは楽というわけもないようです)
    中学校3年生の段階で地域医療を担うか、決めさせるというのも酷な話ではありますが、そうでもしないとどうにもならない状況ですね……

    雑文失礼しました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    中学3年生で「医師になる」と選択する(させる?)こと、私自身も「ちょっとそれは…」と思います。

    以前にも書きましたが、私はアメリカと同様に"Medical school"は、今の法科大学院(これも司法試験制度は形骸化していますが)と同様に「大学院」扱いがいいと思っています。

    私自身は、工学系の学部を出て、修士課程を修了、博士課程を中退して医学部に入学しましたが、私自身のように、何らかの形で大学を卒業し、それでも「医師になりたい」と思う人だけが進学できるようになれば、「中学、高校と高偏差値だから」という理由で医学部を志望する人は減るように思っています。

    それと同時に、「そこまでして医師になりたい」と情熱を持っている人たちなので、「医療事故」に対する何らかの制度が確立し、「医療訴訟」のリスクが減れば、多少の職場環境の悪さはあったとしても、誇りをもって医師の仕事を頑張るのではないか、とも思っています。

    あと、国民皆保険制度を導入する前にしておけばよかったのでは、と思っていますが、医師をすべて「準国家公務員」として、厚生労働省が医師の配置の強制権を握っておけば、地域医療の貧弱化はなかったのかもしれない、とも思っています。

  • YouTubeを見させていただきました。
    息子さんがまだ生きているように撮られておりました。
    取材も長くされていたのではないかと思います。
    NHKの方々、ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    お母様も、ご本人も、「医師」としての覚悟を持って長期取材を受けられたのだと思います。

    私が小学生のころだったと思いますが、「飛鳥へ そしてまだ見ぬ子へ」という本がベストセラーとなったことを覚えています。この本は大阪にある岸和田徳洲会病院ができて間もないころに勤務していた若き医師、井村 和清先生の著書です。若くして骨肉腫を発病し、片足を切断。その後も医療の現場に戻りましたが、肺に転移。それでも身体に鞭を打って、勤務できるぎりぎりのところまで仕事をされました。そしてとうとう退職の日に、先生はスタッフに「3つの悲しいこと」をお話しされました。

    『私の心には三つの悲しいことがあります。一つめは、どうしても 治らない患者さんに何もしてあげられない悲しさです。二つめは、お金のない貧しい患者さんが、病気のことだけでなく、お金のことまでも心配しなければならないという悲しさです。三つめは、病気をしている人の気持ちになって医療をしていたつもりでも、本当には病気をしている人の気持ちにはなれないという悲しさです。ですから、私は皆さんに、患者さんに対してはできる限りの努力を一生懸命していただきたいのです。 』と言い残して病院を去られました。

    医学生になって後、岸和田徳洲会病院には医学生の時には見学に、小児科研修は岸和田徳洲会で受けました。徳洲会グループの草創期のスタッフは井村先生のことをご存じで、上記の言葉を胸に働いている方もたくさんおられます。私自身もこのことを、心に留めながら、謙虚に日々の仕事をしていきたいと思っています。


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    医師法、医療法の位置づけから、医師はオールマイティで、「医師の監督指導の下の補助作業として」という屁理屈をコネていろいろあったかと。

    ただ、「できない」というのは、「権限でできない」なのか「能力がなくてできないのか」

    (追記)
    ご返答、ありがとうございます
    ウチの妻なら、能力的にできないなら、できないというと思いますが、明らかな違法行為でなければ、権限外のこともやると思います。
    地方は人員が潤沢ではないので

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    某大学病院での看護師さんの「できない」発言。救急カートを運んだり、目の前にあるチューブを「チューブください」と手を出している医師に渡すだけなので、「能力不足でできない」という事ではなく、おそらく看護部の決まり事として、「そういう仕事は医師がするもの」となっていただけだと思います。

    この件では後輩はプンスカと怒っていましたが、「決め事」は「決め事」としても、「その処置をしないと患者さんが死んでしまう」状況で、医師が目一杯頑張っていて、目の前にチューブがあり、医師が「チューブをください」と言っているのに、「決め事」だから動かない、という看護師さんは、いったい何のために働いているのだろうか、と個人的には思った次第です。

    アメリカ心臓学会が主催しているBLS(Basic Life Support)、ACLS(Advanced Cardiopulmonary Life Support)という講習会があるのですが、医療従事者は受講資格があり(BLSは一般の人も受けられるはず)、ACLSをパスしないといずれの診療科にせよ専門医試験を受けられなかったと記憶しております。もちろん看護師さんもたくさんの方がACLS講習会に参加されております。

    大学病院の看護師さんなので、おそらくACLSの資格も持っておられるものと思うのですが、それでもその状況で「動こうとしない」のはなぜなのか、極めて理解に苦しむところです。

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  • 私が通院しているおじいちゃん先生、社会保険事務所か、医師会か、圧力に負けたのか、ついにマイナンバー保険証の機械が入りました。

    紙保険証は全滅です

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ほぼどの医療機関にも、マイナンバー保険証の機械が導入されています。しかしながら、高齢の方は機械の操作が分からず、受付の方も、手続きを代行することはできず、横で口頭で説明することしかできないため、ときにずいぶん苦労しているようです。

    外来をしていても、マイナンバー保険証に紐づけされた医療情報(薬や検査結果)がくっついてカルテが回ってくることが増えました。

  • 先生の文章はとても好きです。
    患者さんの感謝のお言葉が僕も素敵に思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ありがたい誉め言葉、汗顔の至りです。

  • 前段の部分ですが、私は大学院博士課程でD論の提出資格は取得したもののスランプになって満期退学。スランプなのに学割で映画を観まくっていた記憶があります(笑)

    後段、私立日本医科大学は「顕微鏡を覗いて発明するより町医者の育成」という建学の精神はあるものの、野口英世を始め優秀な医師がたくさん。私立大学で学費は?初期は無料だったようですが。
    研究者と医師の育成と相反する使命のジレンマがいつの時代もあるようです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    学問が長足に進歩しているので、臨床をしながら研究も、というのが難しくなってきているところはあります。

    患者さんのそばにいる、気楽に相談できる存在、が地域で医療を行なう事の一つの目標だと思っていて、私自身もその目標に向けて日々仕事をしています。


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    全く同感で、私もエッセイに書きました。
    英米仏大統領、首相の記名が公表され、すべてが核なき世界の実現のメッセージが書かれていた、と。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

  • 病院の計画とか再編は、昔、私がしていた仕事で今は担当から外れていますが、かなりマニアックで、一般の事務職は分からない話ですね。

    新潟県魚沼基幹病院建設計画の時、いくつかの県立病院を市に移管させ、という話も地元要望で県立存続となったりで、市民からは廃止反対運動が起こることが多いようです。
    魚沼基幹病院の敷地を提供した「ゆきぐに大和病院」は基幹病院開院後に有床診療場に転換する方向で検討が進んでいましたが、基幹病院が受けない患者を受け入れる病院になってしまって、増床をしたりと、やはり思いもよらない方向に流れたりしてニーズが読めません。

    背後には地方交付税を交付する総務省、その手先になって動く都道府県の意向が強く感じますが、「体調不良」というシナリオはあまりに杜撰な説明ですね。
    住民団体と交渉するのもブチ壊しで、落とし所のない泥沼が見えるようです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    背景に何があるのかはわかりませんが、少なくとも市長は「常勤医の体調不良」などといういい加減なことを言わず、明確に数字を提示して、「入院部門を抱えていることで失われているお金」を説明材料として、正直に「地域の診療所」を維持するためには、入院を取りやめることが必要だ、と話をすればよかったのに、と思ったりしますが、それはそれで、いろいろな人の思惑が入り込むのかもしれませんね。

  • 私の時代で、基礎解析、微分積分で複素数平面はあったかな?と調べたら無かったので、今は数学Ⅲで習うみたいなことが書いてありました。
    ただ当時は微分方程式は少し習った記憶があるのですが、今は無いみたいですね。

    大学1年で、余裕だと思っていたミクロ経済学で全微分や偏微分、微分方程式が出てきて、ナンじゃコリャー!と怒った記憶があります。
    大学の経済学部から来た教授のフリーダムさに悩みました。理系の友人に聞いて(なぜだか理解していた)なんとか、良は取った思い出があります

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私も「基礎解析」「微分積分」の高校時代を過ごしましたが、複素数平面はほんのわずかだけ、高校時代に勉強したように記憶しています。もちろん、大学に入ってからの線形代数などで、ひーひー言いながら勉強し、少しだけわかったようになっただけです。余談ですが、「微分」は「微かに分かる」、「積分」は「分かった積もりになる」なんてことを言っていたことを思い出します。


  • 編集済

    学生の時に、渋谷のハチ公の後ろに巨大なドブネズミがいるのを見て驚愕したのを思い出しました。
    長野県では昆虫食の習慣があり、戦時中は新潟の祖母はイナゴを捕まえて食べてたという話を聞きました。
    新潟で昆虫食が戦後に完全に無くなったのは、文明の力でもっと良いものがあるという話らしいです。

    そのため、新潟県では枝豆栽培など植物性タンパクの栽培、摂取が盛んになり、新潟と山形は大豆にシフトしたので、昆虫食は完全になくなりました。
    現在でもベンチャーが動物性タンパクの代替として植物性タンパクの方向を向いているので、地域性からコオロギという考え方は、新潟山形の行政には無いと思います。

    新潟山形の人が高身長なのは植物性タンパクという説もあります

    あと、貴見の通り動物性タンパクは生物濃縮の問題もありますし。
    まだ新潟県では、福島原発事故の関係でセシウムが含まれて採取禁止の山菜もあります

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    タンパク質については、私個人的にも「植物性たんぱく質」で十分なのでは、と思っています。

    「コオロギ食」のために、コオロギの餌として「おから」などを食べさせている、という記事を読んだことがありますが、「じゃぁ、おからでいいやん。卯の花、おいしいがな」と思ったことを覚えています。

  • 私は自分が他の医療機関を受診するときには2時間くらいの待ち時間は想定しています。
    最近はスマホなど時間つぶしの手段には事欠かなくなったので、さほど苦痛には感じません。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私も、医療機関に受診する際は、数時間の待ち時間は想定しています。なので、定期受診日には他の用事を入れないようにしています。

    私は待ち時間は、なんとなくぼんやりしていることが多いです。時にウトウトと寝入ってしまい、受付の方に起こしてもらう、なんてこともあります。

  • 「マイナンバーカードは実印と同じだ」と聞いた事があります。
    でも、徐々に扱いが雑になってきていますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通りだと思います。導入当初は、極めて厳格に管理をする、と言われていたはずなのですが、ほんの数年でこうも扱いが変わろうとは、と驚くばかりです。

    実にいい加減なものだと思います。

  • 私のかかりつけは、頭痛外来のおじいちゃん脳外科医院を除いて、みんなマイナ保険証になっていました
    歯科医院もです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    当院にもマイナ保険証を認識する機械を導入しています。マイナ保険証の運用が開始されているので、医療機関側としては置かざるを得ないと思います。

    先日ですが、私の通っているメンタルクリニックに、おそらく家族受診という形なのだろうと思いますが、息子さんのマイナンバーカードを持ってきた年配の「お母様」と思しき方が来られました。マイナ保険証の読み込み機にカードを差し込んだのですが、データの読み込みにはPINが必要だったようで、お母様はPINはわからず、機械の操作も、「マイナンバー制度」の規則上、スタッフの代行はできない、とのことで、お母様、途方に暮れておられました。ITで「便利」にするのが目的なのに、真逆のことになっています。

    COVID-19流行時の「COCOA」の一件以降、日本のデジタル行政を私は信用していません。なので、マイナ保険証のゴリ押しは「いやだな~」というのが正直な気持ちです。


  • 編集済

    私のところは長野県に近いこともあり、リンゴは「ハネ物」(いわゆる企画外を安く放出する農産物)などがよく出回るので、それらを仕入れて妻がジャムを家でつくります。
    道の駅、農産物直売所などのチェックは欠かせません。

    今も冷蔵庫に妻が作ったジャムが。
    他の果物(ブルーベリー)なども同様です

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    自宅でジャムを作るのは少々手間なので、どうしても市販のものを使ってしまいます。

    私の母は料理好きだったので、ジャムも時に手作りしてくれていました。母が作ってくれたリンゴジャムはおそらくバターと合うと思いますが、それを妻に要求するつもりはないですし、私が作るのも、私自身に気力が足りないので、難しいところです。


  • 編集済

    ウチの妻は、看護師ですが、さすがに医師を放って職場から離れられない、となっており、しかし超過勤務手当はしっかりと貰う、という形になってます。(協定の制限時間があり、事務長はオーバーしたという労基署報告が大変だとか)
    なので、年収で私を上回ることがあります

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    国公立病院や、私立の総合病院でも良心的で規模の大きな病院なら、各診察室に医師と看護師さん、医療クラークさんが配置されているようですが、私の働いた医療機関では、研修医期間は、人件費の管理に厳しく、外科外来2ブース+内科外来3ブースに看護師さん一人、という配置でした。

    前職場でも、現職場でも、人手が足りないと、患者さんの呼び込みや、診察終了後のカルテ処理まで自分でしてしまうので、「あまり手がかからない医者」ということで気に留めてもらえなくなるのかなぁ、と思ったりします。

  • 古い病院は歴史があって、お年寄りは大学病院よりも〇〇病院という人をたまに見るんですよね。
    私の祖父もそうでした。
    あの長岡赤十字病院は昔は海軍病院だったとか、県立新発田病院は、旧陸軍病院だったとか‥‥

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    前職場も、現職場も、医療機関の極めて乏しい、深夜や休日には全く医療機関が無くなる地域に昭和30年代につくられた診療所でした。そのころから24時間365日対応していました。

    その当時は「医療を受けることができるだけでありがたい」時代だったので、診療所の存在はとても大きなものだったと考えています。

    今はそういう時代ではなくなりましたが、そのような時代からのかかりつけ患者さんが、信頼して受診してくださってます。

    私ができるのは、その信頼を裏切らないように全力で診断を行ない、重症の疾患であれば、適切な初期治療を行ない、適切な医療機関につないでいくことだと思って、日々仕事をしています。

  • アベノハルカスだと高層ビルなので、ユラユラと気持ち悪いような揺れをします。

    今回の能登半島沖地震は私のマンションでも震度3から4くらいの揺れでした。
    マンションは高さがだいたい14階くらいで作るのが、いろいろと法律制限などで多いようです。
    私のところは構造を言ったらバレるのでいいませんが、不正事件直後でかなり頑丈な物件で、中にいると丈夫な箱を揺するような形で揺れます。
    ですので、中のモノが落下したり、倒れたりするのでその対策をします。

    震度4くらいまでなら、軽微な感じです。

    中越地震の時は安アパートに住んでいたので、柱などがギシギシ言って怖かったでした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    建築物の耐震、免震についてはいろんな方法があるようですね。

    あべのハルカスのような超高層建築、耐震は構造上何とかなると思うのですが、免震についてはどうするのでしょうか?土台に免震ゴムをつけるには、建物が重すぎる+しっかりした基礎が必要という事で難しそうですし、屋上に重量物を置いて、その慣性で揺れを抑えるようにするのでしょうか?

    ふとそんなことを考えてしまいました。


  • 編集済

    私は病院を作る仕事と出来たあと検査(保健所の検査前)の仕事をしていたことがあり、必ず存在するはずですが、おっしゃる通り「休む暇がない」というのが実際でしょう。
    呼び出しされた女性医師の託児所機能になっているところもあるようですし。

    勤務交代したあとは当直室で休息をとるなど、活用を願ってやみません

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    確かに「当直室」はあったはずで、シャワー室があり、シャワーを浴びたことは覚えているのです。ただ、当直室がどんな感じだったのかが全然思い出せません(特に嫌なことがあった、というわけでもない)。

    たぶん、ヘロヘロの状態でベッドに飛び込み、ヘロヘロの状態で叩き起こされて、という繰り返しで、記憶に残っていないのだろう、と勝手に思っています。


  • 編集済

    おっしゃる通りです。学生を受け入れる大学医学部も感じているようです。
    わが県の高校は、「東大何人合格」というようなことは、もう目指していません。

    進学校理数科医学部進学コースは、医学部受験と医師として仕事をするに必要な素養を身につけることに重点を置いてます。
    試しに「新潟高校理数科」で検索してみてください。
    大学教授や現役医師から「死とは何か」という講演などが行われています。

    結果として、受験生が全国に散っていくので、医師不足にブーストがかかる状態ですが。
    向かないと思った人は、高校時代に別の学部に進むわけです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    医学部進学コースで、「医師として仕事をするのに必要な素養を身に着けること」に重点を置かれているとのこと、ありがたい限りです。

    私のような「なんでも屋さん」は「臓器専門性」に逃げることができず、患者さんの人生、取り巻く環境などなどと、もちろん多職種で、ではありますが、直面することになります。そうすると、きれいなものばかりではなく、汚いものも一杯見ることになりますが、それでも心折れず、「生命」への畏敬の念を持ちながら、なすべきことを行なっていくことのできる人が、医師になってほしいと思っています。

    「医師」は「仕事」ではなくて「生き方」だという医師もいます。それは半分正しくて、半分は「そこまで片意地はらずとも」と思っています。

    診療科格差(外科医や産科医などが少ないなど)の問題、医師という仕事に専念するほど、「家庭人」としての自分が失われてしまう事などなど、医療の世界にもいろいろな問題が横たわっていますが、それでも、今私が「医師」として仕事をさせてもらっていることを、感謝しています。

  • 私は、仕事の疲労が貯まって抑うつの診断を受け、今までの研究仕事から、「パキシルを自分で試して見よう」とやってみました。簡単には書けないですが、精神世界をかいま見たと思います。
    今までと見方が変わった貴重な体験でした

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私自身も、仕事上、ハードかつストレスフルな状況に置かれ、「希死念慮」を伴う抑うつ状態となり、専門医の治療を受け、休職したことがあります。現在も内服継続中です。

    パキシルは登場当時はかなりもてはやされましたが、非投薬群と比べ、投薬群で若年層の自殺が増える、という事で使用が控えられるようになりました。

    精神薬理学に詳しい、知り合いの精神科医に聞くと「SSRIは、「陽」の方向にも「陰」の方向にもエネルギーを与えてしまう性質の薬なので、自殺の方向に向かう事も珍しくない薬」と教えてもらいました。

    現在パキシルではないSSRIを内服していますが、必ず主治医の指示のもと内服を続けていること、一般内科医としては、心の変調を訴える方については、最小量のベンゾジアゼピン系の薬を出すことはあるものの、精神科医への紹介を行なう事としています。

    私自身の患者さんではないですが、数例、衝動的な自殺の既遂例、未遂例を見聞しており、周りの人はとてもアンハッピーになるので、そのようなリスクの高い方は速やかに精神科医につないでいます。

  • 第424話 プリン(pudding)への応援コメント

    グリコのものはプリンより、寒天かゼリーのようなものだったと思います

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    仰る通り、寒天、あるいはゼリーのようなプルプル感で、「プリン」としては不自然な感じがします。

  • 第424話 プリン(pudding)への応援コメント

    モロゾフがプリンを作っているとは知りませんでした。
    僕は味音痴なのでプリンの違いがわからないのですが、プリンをむしょうに食べたくなりました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    モロゾフのプリンは、本当に特別なデザートでした。

    モロゾフのHPを見ると、ガラス容器へのこだわりも掲載されていました。

    今の容器は、私の子供の頃のものとは少し変わっているようです。


  • 編集済

    ほんとうは、genderとはsex(生物学的性)は分けて考えることになっていて、LGBTQは欧米では当然用語が違うので、病院の診察申込書ではそんな議論は出ないはずでした。自己申告で書いて自己責任です。

    今は書きませんが、アメリカ行航空機に乗るとパスポートコントロールで提出する書類がありましたが、きちんと「性別sex」と書いてありました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    英語には"gender"と"sex"という「社会的性」「生物学的性」を意味する単語が存在するので、彼らの思考の中でその違いを認識するのは容易だと思います。

    「言葉がなければ概念がない」とまでは言いませんが、日本語の「性」あるいは「性別」にはその社会的側面と生物学的側面の区別がないので、そこが難しさを生み出している可能性はあると思います。

    「個々の患者さん」を尊重する、という事は「LGBTQ」の問題を含むだけでなく、もっと大きなくくりで、個々の患者さんを尊重する、という事だと思っているので、「LGBTQ」への配慮、という声が大きくなることで、「個々の患者さんを尊重する」という大きな概念が矮小化されることを少し危惧しています。

  • マラソンでゴール直後にそのままとかも聞きました。フルマラソン走れるくらい元気そうなのにと思いましたが、見た目だけでは分からないんですね……。
    心肺停止ってCPAって言うのですね。初めて知りました。勉強になります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    CPAはCardioPulmonary Arrestの略で、Cardio:心臓、pulmonary:肺、arrest:逮捕する、捕まえる、止めるの意味で、まさしく心臓と肺が止まっている、の意味になります。

    蘇生処置はCardiopulmonary Resuscitation(resuscitation:蘇生する)の略で、CPRと呼んでいます。

    という事で、CPAで搬送された人にCPRを行なっています。

    略語を使うと、何のこっちゃ、訳が分かりませんよね。

    60代くらいまでの方が、急にCPAで運ばれ、CPRの甲斐なく死亡確認をすると、「今を生きている」ということそのものが「当たり前」ではなく「奇跡」なのだ、と思うようになります。呑気に文章を書いている私も、もしかしたら明日は生きていないかもしれない、という事を考えると、その「奇跡」に感謝したくなります。

  • お父さんと息子さんの語らいが素敵ですね。
    書店を守るためにアマゾンを使わないという心がけに尊敬します。自分の罪が数えられません。反省です。
    コウノトリはコロナ編も出ていて面白かったです。
    息子さん、負けないでいただきたいですね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    自分が子供のころ、自分が「父親」になるなんて想像もつきませんでした。

    妻と子供のおかげで「父親らしきもの」にさせてもらったと思っています。

    次男坊の葛藤、私も同じような葛藤を抱えてきたことがあり、気持ちがなんとなくわかるのです。

    彼の高校生活が本当に楽しいものになることを願っています。


  • 編集済

    元来、NHKが基本としているアクセントは東京式アクセントですが、肝心の東京でアクセントが変化してきています。北関東の流入の影響だと思います。

    旧来東京式アクセントが西関東(東京多摩、神奈川、甲信越)くらいになって、都下(23区)は北関東の影響が近年は強くなってます。

    もともと東京式は、単語の頭にアクセントを置くので、英単語は違和感のないアクセントになりますが、おっしゃるとおり現在はかなり変わりました。

    例えば「アバター」は旧来なら「アバ」にアクセントを置いて、「ター」が尻すぼみになるようにフェイドアウトするような発音が東京式ですが、今は「ター」にアクセントを置いたり、「ター」尻上がりになるような発音をします。2~30年前にはありませんでした。
    「リスキリング」は旧来東京式は「リ」にアクセントを置きますが、現在は「キリング」が尻上がりになるようなアクセントです。

    長野、新潟は旧来の東京式アクセントのママなので、東京の人間としてはイライラせず落ち着くのです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    人の移動によるアクセントの変化は、都会では致し方ないのかもしれないと思います。

    当方も、大学時代の6年間、研修医時代の6年間を除いて、生まれ育った地域で暮らしていますが、私や中学時代の同級生だった妻と、子供たちの言葉には、やはりわずかながらイントネーションの違い(関東風のアクセント)が見られることがあり、やはりこれは、人の移動に伴って、言葉が変化しつつあるのだろうと思っています。

  • 夏と冬の差が大きい人の場合は量を変更しています。
    患者さんには「上は140、下は90を死守せよ」と説明していますが、さすがに上が100を切ったら下がりすぎなので薬を減らします。
    皆さんはどうしておられるのでしょうかね?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私も基本は先生と同じようにしています。腎機能低下症例ではもう少し厳しく、とガイドラインでは推奨されていますが、あまり厳しいことを言っても、そこまできっちりとはできませんし、患者さんが生活していても、あまり縛りが多いと大変だと思っています。

    先生と同じようにsBP 100を下回ったり、120代以下で、「しんどい」と言われる場合は減薬しています。

    先生の言われるとおり、夏と冬の差が大きく、夏は100を下回ったり、「薬を減らさないとしんどい」と言われたり、患者さんから「夏は血圧が下がるので薬を減らしたい」と希望があって、減らしても問題なさそうなら減らしています。

    私たちは普段の外来で、記事にかかれているように「患者さんをほったらかし」にしているわけでは決してなく、夏であれ、冬であれ、自宅血圧を見ながら、雑談をしつつ投薬内容を意識して微調整しているわけで、そこに強い不快感を感じた次第です。

    先生は脳神経外科医なので、血圧コントロールは重要なお仕事だと思いますが、先生の血圧コントロールの方針は適切だと思います。

  • 人事的業務をしていた時に往々にして大きな病気を見つけることもありました。

    私は昨年の健診で
    医師「胃潰瘍になって治ったあとがありますね」
    私「へ?」
    医師「自覚症状なかったのですね・笑」

  • 実は過去に編集者をやっていた時代に科学本の編集をしていたことがあります。
    ファクトチェックは編集者もすることになっています。
    エッセイに挙げていただいたブルーバックスも私が編集したものもあります

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    今はネット環境があるので、興味があれば科学的知識を涵養するYouTubeなど、私が子供の頃より学びやすい環境である一方で、似非科学情報もたくさんあり、現段階で「正しい」とされている知識に安心して接することができるのは、おそらく編集者もファクトチェックをしていると思われる、古くから続き「信頼できる」科学雑誌などだろうと思います。

  • 胸部CTで多発肝転移が指摘されたわけですが、肺野の方にはどのような所見があったのでしょうか?
    単純レントゲンで何もなかったとしても、胸部CTでは咳の原因となるものがあるはずだと思うのですが。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。胸部には数㎜大の結節影が数個散在していました。いずれも1cmに満たない小さな陰影であり、2か月前の単純レントゲンでは同定困難だったと思います(もし2か月前にCTを取っていたら、結節影はもっと小さかったかもしれません)。胸水貯留は認めませんでした。

    CTを撮影した後、結果については患者さんにお伝えし、「肺野には小さな影が両方に複数存在すること、これらの陰影については組織を取るなどの検査が必要と推測されること、この陰影が「長く続く咳」の原因だとすれば、根っこにある病気は長い闘いになる可能性がある」と説明しました。さすがに「転移性肺がん」の可能性がある、とは言えませんでした。

    読影所見を見てから、再度単純写真を見ましたが、CTで確認された部位に相当する部分に明確な異常影はないように思われました。

    「いったん咳がましになったけど、また悪くなった」と言われた時点でCTを考量すべきだったか、と激しく後悔と反省をしています。

    編集済
  • 「腫瘍マーカーで悪性腫瘍を診断してはいけない」というのは正論ですが、現実には「腫瘍マーカーが高値なので精査願います」とか「症状はありませんが膠原病マーカーが高値です」という紹介が数多く総診に来ます。
    なので、「腫瘍マーカーや膠原病マーカー高値」を出発点とした診療もまた必要なのだろう、と最近は思うようにしています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    先生のおっしゃる通りで、「腫瘍マーカー高値」をきっかけに悪性腫瘍が見つかる、という事も多く経験しています。私自身も肝硬変の患者さんのfollowの採血では、AFPとPIVKA-Ⅱを提出したりしています。

    先生のように「腫瘍マーカーで悪性腫瘍を診断しない」のが「原則」とわかっているうえで、悪性腫瘍評価のために検査を提出する医師ばかりではない、という事が悲しいと思っています。

    先日は施設入所予定の患者さんが持ってきた書類を記載していたところ、採血項目の中にCA19-9が入っていて、めまいを感じました。

    リキッドバイオプシーの技術が進めば、こういったことで悩まなくても済むのかもしれません。


  • 編集済

    第394話 「実印」の扱いへの応援コメント

    実印は役所に登録されて、役所の登録証明書があってはじめて効力があるのですが、妻と結婚して妻の登録用印鑑を見せてもらったとき、「?」となりました。
    名前だけ掘ってあったのです。
    キャバ嬢か!と思いましたが、「私はいつか結婚して名字を変える!」という強い意思のもとに、名前だけの登録用印鑑を作ったのです。
    驚きました。

    私の登録用印鑑はフルネームですが、法人の役員になっているので、実印の押印と登録証明書を時々求められて面倒くさいです

    作者からの返信

    女性の実印は、おっしゃられるとおり、ファーストネームのみの場合が多いと不動産屋さんでも聞きました。夫婦別姓が当たり前となれば、そのような習慣も過去のものになるのかもしれません。

    前職場では私も法人の役員だったので、実印を押さなければならない場面は好きではありませんでした。印鑑証明書も自分で取りに行く時間がなく、確か、妻にお願いしていたかと記憶しています。

    本当に面倒くさかったことを覚えています。今はそのような立場ではないので、気楽なものです。

  • 新聞を購読していますが、もっぱら文化欄。
    それにお悔やみ欄です。

    15年後、紙の新聞は消滅?
    https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680/episodes/16817330651571044261

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    紙に書かれた文字を読む、というのが結構好きなのと、広告欄での雑誌の広告も世相を反映して面白いなぁ、と思ったりしています。

    新聞の衰退は感じていて、当方の地域でも販売所が統合されました。新聞を毎朝自宅に届けてくれる、というサービスは廃れていくのでしょう。アメリカのように、「新聞は買いに行くもの」ということになるのでしょう。

    「新聞奨学生」も無くなるのでしょうか?時代の流れなのでしょうね。


  • 編集済

    私が免許を取ったのはバブル期でした。
    しばらく車を持たない生活でしたが、初めて持ったのは赴任先の新潟県柏崎市

    車が必要な生活とわかりで、中古車店でなにも考えず、手頃な値段で車検付きを即決
    バブル期のデザインのトヨタで、大きく丸くてゆったりしたビスタ
    マニュアル車
    運転は快適ですが、走りがなんか物足りない感じで、次に買ったのがフォルクスワーゲン・ゴルフ。
    これは走りも乗り心地も最高でした。
    故障もほとんどなかった

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。私も免許を取ってから、自家用車を買うまでに12年くらいの間があります。自家用車を買った経緯は拙文の「町のお医者さん」編に詳しく書きました。30代を過ぎて、普段運動をしない人間が、午前5時前に、駅までの10分間の全力疾走。体も心もめげました。

    VWのゴルフは、同クラスのメルクマールとなる車なので、本当にいい車なのだと思います。個人的にはワゴンタイプのゴルフ・バリアントが欲しいのですが、駐車場と庭、自転車置き場の関係から、3ナンバーの車では日常生活が苦しくなるので我慢しています。

    自家用車はスズキのソリオ、代車は同社のスイフトでした。個人的にはMT車が欲しいのですが、日常生活でマルチパーパスに使おうとすると今ではMT車の選択肢がありません。ソリオも、CVTが時に気に入らない以外は、私たち家族が「自家用車」に要求するものをほぼすべて満たしているので、(奥さんからもくぎを刺されてはいますが)買い替えの予定はありません。

    現行のゴルフ、ミッションがDCTですが、都会ではストップ&ゴーが多すぎて、おそらくトラブルのもととなるのでしょう(車のネット情報を見ると、ゴルフではDCTの不具合の報告が多いようです)。右ハンドルのゴルフ・バリアントにMTの設定があれば、買い替えを真剣に考えるかもしれません。

    編集済

  • 編集済

    欧米は一神教として、預言者や経典を絶対視していますが、日本人は従来宗教の仏教は経典の哲学的な面を重視していました。
    「法律」が仏法と同じ「法」と訳されたことにより、アジアの中でも、宗教改革のあとの人権、合理主義の西洋社会にすんなり合流できた、という側面があります。

    中国の人治主義とは違う流れで、日本統治下の影響が強い台湾はそうなってますが、韓国はアジア的な面と、法治主義の混在のようで

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    法律が「法」と訳されたことで、人権・合理主義の西洋社会にすんなり合流できた、という視点、ありがとうございました。勉強になりました。

  • 私もiDeCoとNISAを両方してまして、片方は国債、片方はニューヨークダウにしてますが、米証券は長期的には右肩上がりなので、短期に一喜一憂せず長期的に保有している方が良いと思います。
    ディトレしているなら別ですけど

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    デイトレードはしていないので、長期的な視点で見ていこうと思っています。


  • 編集済

    重要な視点ですね。
    新潟市から会津若松市を通過して福島県郡山市への磐越西線はずっと赤字ローカル線です。
    昨年の大雨で橋が落ちましたが、JR東日本は速やかに復旧を決めてこの春に全面開通します。

    東日本大震災で太平洋側の輸送ルートが道路も鉄道が全滅した時、磐越西線を使用して燃料輸送を行った重要路線なのです。
    その話が「はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ」という絵本になっていて教育に使っています

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    貨物列車のバイパス路線として、いくつかの路線は旅客路線としてはローカルであっても、あるいは第三セクター化された路線であっても存続が必要だと思います。

    貨物と旅客が別会社になっているのは難しいところです。今後、トラックの運転手の高齢化、運転手の減少に伴い、特に長距離間の貨物輸送は鉄道に振り戻されていくのではと予想しています。

    そういう視点でも、鉄道を考えていく必要があると思っています。

  • 食品衛生法ではGは店舗、製造所に入っていてはいけないことになっているのですが。
    店舗は、出来る限り無くすこととされます。
    食品製造業はアウトです。
    HACCPが厳格に適応され、大手食品メーカーは、完全にクリーンルームになって製造所に入るのに2段階でエアでクリーンする仕様になります(亀田製菓とかブルボンなどはそうでした)

    実際に、亀田製菓などは病院の手術室より厳しいクリーンルームになっています

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    妻の食べようとした点心は、おそらく輸入物の冷凍品だったんだろうと思っています。

    とはいえ、現実にこんなことがあるんだとびっくりしました。妻は思考が停止してしまい、こちらはこちらで、「クレーマー」と思われることなく、この状況を何とかしなければ、と必死になりました。

    本当にびっくりでした。

  • Gの毒殺はnecessary evilだと…

  • 実は私のペンネームは、阿倍仲麻呂の中国名です。
    「天の原~」の詩は、中国の李白と親友同士で一緒にお酒を飲んで詠った短歌だとか。
    阿倍仲麻呂と李白は同時代で友人同士だったんですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ペンネームの由来、そうだったのですね。初めて知りました。

    阿倍仲麻呂と李白が親友だった、というのは聞いたことがあります。


  • 編集済

    用語の統一ですが、医学とは違いますが、魚の「フグ」は販売流通時は標準和名を用いることが法定であり、地方名で販売すると免許取消です。

    よく最近、寿司で「のどぐろ」と言う魚がありますが、そういう標準和名の魚はありません。
    新潟、佐渡、山形県庄内で「のどぐろ」はアカムツを指す方言なので、アカムツだとわかります。
    東京湾では「ユメカサゴ」を指す方言だといわれます。
    ちなみに富山県ではアカムツを「ギョシン」「ギョスン」というようです。山陰ではアカムツを「メッキン」というようです。

    アカムツは高級魚ですが、他の地域の「ノドグロ」は何の魚を示しているか分からないのです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「フグ調理免許」そのような規定があるのですね。興味深いです。
    地方名で勘違いをさせて、誤って食べてしまうと大変なことになりますものね。

    お寿司、我が家では「回転寿司」のお世話になってばかりで、「のどぐろ」のお寿司は食べたことがありません。数年前、「鉄腕ダッシュ」という番組で、東京湾で「のどぐろ」を釣る、という企画が放送されていましたが、確かその時には、「のどぐろ」は「アカムツ」のことだと放送していたように記憶しています。もちろん、「地方によって指す魚が異なる」という事も説明していました。

  •  失神の3羽ガラスとして、迷走神経反射、消化管出血、不整脈があり、その順に多く、逆の順に怖い、と研修医には言っています。その他にもバリエーションはありますが、主要な3つを憶えておけば9割はカバーできるものと思います。
     TIAの場合は focal sign が見られるので、全く違う概念ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私の中では、「消化管出血」による意識消失発作では、その後バイタルが正常化することはまれ、という印象があるので、「ショック」の鑑別診断に入れることが多いです。

    おっしゃる通り、巣症状を伴わない「一過性意識消失発作」を「TIA」と連呼される(そのような先生方は年上の方が多いので)と、内心「違うやろー!」と思いながら対応しています。

    一度、早朝のER(AM6:30頃)に、トイレで小用を足した後、意識を失ったが、救急隊到着時は意識清明、というHotlineを受けたことがあります。「排尿失神」をいかにも思わせるエピソードだったのですが、バイタルが、意識回復後も血圧80台で頻拍だったため、ご本人の自覚症状はないものの、腹部の画像評価をしたところ、大動脈瘤の破裂と診断、慌てて心臓血管外科を読んだことがあります。ERボスも、「お前も排尿失神と思てたやろ。わしもそう思とった。こんなこともあるんやなぁ」とおっしゃり、二人して顔を見合わせたことがあったこと、思い出しました。

  • くも膜下出血前の頭痛は minor leak の事もありますが、血管痛の事もあると私は思います。
    動脈瘤が破裂する前に血管壁が引っ張られて痛いのではないか、と。
    というのも、昔、ひどい頭痛で受診した患者さんに動脈瘤がみつかったので、そのままクリップした事があるわけですが、開頭して直視下に動脈瘤を観察すると全く出血の形跡はありませんでした。
    以来、血管痛の可能性も考えるようにしています。

    あと、「におい」ということであれば緑膿菌ですね。
    我々はピオと呼んでいましたが、脳死の患者さんの部屋に入るとプンとにおいました。
    最近はあまり経験しなくなりましたが。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    先生のご経験からのご意見、大変参考になりました。ありがとうございます。

    緑膿菌も独特の匂いがありますね。においだけで診断することはありませんが。

    「脳死」状態の方の部屋に入ると独特なにおいがすること、初めて知りました。そのような話を伺うと、「脳死」もやはり「人の死」の一つの在り方なのかもしれませんね。


  • 編集済

    これで思い出すのは舞鶴市長が挨拶をしている土俵の上で倒れて心肺停止になってしまったニュースです。
    たまたま居合わせた看護師さん達がCPRを始めたのですが、土俵は女人禁制ということで「土俵から下りてください」というアナウンスがされていました。
    「じゃあ誰か代わってやれよ。力だけはある奴ばっかりだろうから」と私なんかは思いますね。
    もちろん、そんなアナウンスは無視して彼女らがCPRを続けた結果、市長は見事に復活して次の選挙にも出たのだとか。
    当落までは憶えていませんが。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そのニュース、私も記憶しています。

    アナウンスをする暇があれば、CPRしろよ、と思ったことを覚えています。

    先生もご存じの通り、心マ、交代要員がいないと続けられませんもの。


  • 編集済

    昨年10月に盛岡マラソンがあって、そのときにバスの中で心肺停止になった男性が居たところ、新潟大学の看護師免許を持つ大学院生と、教育学部の准教授(スポーツ科学)が乗り合わせていたそうです。准教授は大学院生に「お前、できるよな、俺はAEDを探してくる)と。
    心肺蘇生に成功し、心肺停止になった男性は無事退院したそうですが、こういう場面でも師弟関係が発揮されるとは、と思いました。
    AEDの普及が一番大きいと思います。除細動器ですからね…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通り、AEDの普及が心肺停止状態の方の蘇生率向上に大きな影響を与えていると思います。

    とはいえ、AEDが届くまでの間の心臓マッサージの継続も同様に重要なのは言うまでもありません。

    そういう意味で、誰かが倒れたときに「心臓マッサージ・AEDが必要だ」とすぐに気づき行動できる人が増えたことが、最も大きなことだと思います。

  • この歌詞を見て、「ダニーボーイ(Danny Boy」を思いだしました。
    たしか映画「メンフィス・ベル」で主人公が挿入歌として歌っていました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私がこの曲を初めて聞いたのは、何かのラジオ番組だったと思います。

    歌詞を調べて、少年ながらにいろいろな思いが去来したことを覚えています。

    今、現時点で目の前で全く同じことが起きていること、とても悲しく思っています。


  • 編集済

    おっしゃる通りなのです。
    内燃機関というのは、実際は簡単に作れるものではありません。エンジンのシリンダーとピストンのブロックは鋳型でも作ることは可能ですが、高出力を確保するためには燃焼したガス漏れを防ぐ「ピストンリング」が必要で、これはわが国の理化学研究所の最大の発明と言われます。
    このピストンリングを製作できる会社は世界でも数社しかないと言われます。
    次世代の切り札とされる水素エンジンですが、世界各国はこのピストンリングの問題に突き当たるので、水素エンジンを放棄してEVに鍵を切ったのが実情です。

    その水素エンジンの開発拠点になっているがの、ピストンリングを製造する新潟県柏崎市の理化学研究所の流れをくむ「リケン」です。

    EVは脱炭素化社会で、水素で日本に主導権を取られるのを防ぐ「綱引き」です。

    実際にはドイツなどは、日産が開発したガソリンエンジン発電機を搭載した電気自動車(e-power)を現実的な技術だと認めているようです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    なるほど。おっしゃる通り、水素エンジンでは圧縮した水素混合ガスを漏らさない「ピストンリング」が必須ですものね。

    教えていただき、ありがとうございました。

  • 私は今日の新聞の訃報で伊東絹子さんが亡くなったとあり、ひとつの時代が終わったと感じました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

  • いかなる議論においても言葉の定義が重要です。
    さらに事実と見解を区別する態度も大切です。
    これらができていないと未熟な議論だということにならざるを得ません。
    残念ながら声高に自己主張する人にはこのような姿勢(言葉の定義、事実と見解の区別)が欠けている事が往々にして見られるように思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    全くおっしゃる通りだと思います。

    日本人の多くは、それに加えて、「議論」に「感情」を持ち込むので、なおさら話がややこしくなりますね。国会中継、よくラジオで聞くのですが、「議会」で「議論」が成立しないのが常態化している、という皮肉な現象に頭を抱えます。

  • こういう古代文書の解読は人工知能が得意そうですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    今の人工知能は深層学習で、たくさんの「問題」と「正解」を教えて学習させるので、「正解」が知られていない、人類そのものがその「正解」を持っていないものに対しては「無力」なのだろうと思います。

    1を100にするのは可能でも、0から1を生み出すのは、やはり「人間」の得意技なのかもしれないなぁ、と思います。


  • 編集済

    このタイプの事故は「あるある」ですね。
    私が見聞した症例も甲状腺手術、頚椎前方固定術、頚動脈内膜剥離術、下顎歯肉癌摘出術などの後でした。
    声門付近の気道狭窄の時はSpO2が低下する前に不穏の方が目立つので、まさか気道狭窄と思わずに鎮静剤を使ってしまって余計に事態を悪化させがちです。
    このような状態をCICV (Can't Intubate Can't Ventilate) と呼び、それだけで一大テーマになっています。
    輪状甲状靭帯切開ができれば換気可能になりますが、ほとんどの医師は経験が無いと思います。
    私自身も気管切開は何十回もやりましたが、輪状甲状靭帯切開は1回もやった事がなく、その場面で落ち着いて喉を切れるかは確信がありません。
    喉を切ることのできる人が到着するまでの時間稼ぎとしては、経鼻で挿管チューブを途中まで入れ、左手で口を塞いでエア・リークを防ぎ、右手で挿管チューブに接続したバッグで強引に換気するという方法があります。
    CICV を切り抜ける裏ワザとして、是非、内科の先生方も知っておいていただきたい手技です。
    方法さえ知っていれば誰にでも簡単にできます。
    この事については自らの経験を私の小説の方紹介しましょう。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    裏ワザ、大変役に立ちそうです。裏ワザを使う機会には出会いたくないですが、もしその時には、その技を使わせてもらいます。

    気管切開術、何度か助手として立ち会わせてもらい、指導医から丁寧に教えていただきましたが、今でも自分でできる自信はありません。

    輪状甲状靭帯切開(というか、「ミニトラック」挿入)は吸痰困難な患者さんに、吸痰目的で挿入することが多かったので、個人的には「ミニトラック挿入」はできると思います。

    同期の筋骨隆々のやつが、ミニトラック造設の際に、ガイドワイヤ挿入用の針を誤って輪状軟骨に刺してしまい、「あれ?」と思いながら「えいやっ!」と挿入し、輪状軟骨を突き抜いてしまったことを覚えています。

  • 第340話 ああ、梅田峠!への応援コメント

    このような話題だと、何時間何ページもあっても足りませんね(笑)私も鉄道好きですが、鉄道土木や計画を見るのが好きです。
    東京汐留のようにターミナルが廃止されたあとの再開発はなにか味気ないものがあります。

    グーグルで衛星写真を見るのが一番楽しいですね。
    新潟駅周辺をみると、信越本線が最後にカーブして新潟駅に入る形になってますが、衛星写真だとまっすぐ伸びる線路があって貨物駅(沼垂貨物駅)があります。
    日本石油の製油所跡があり、ドック・オン・レールで新潟港まで伸びていた形跡があります。
    これは戦前、今の北朝鮮になっている清津までの連絡船があった名残で、東京から満州国首都の新京までの最短ルートになってました。

    阪急の十三、梅田も今度よく衛星写真を見てみます

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    地図や衛星写真を見るのは楽しいですね。

    国土地理院の古地図や古い航空写真を見るのも好きです。

    自分にゆかりのある場所の昔の航空写真を見て、その土地の変遷を考えるのは面白いです。

    学問としての「地理」は丸暗記が多く苦手でしたが、自分と関連づいた「地理」は非常に興味深いと私も思います。

  • そもそもアラームって9割は誤作動ですから、つい軽く扱われてしまうのでしょうね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通りなのですが、読売新聞ではもう少し詳しく記載されていて、アラームが鳴りだしてから「30分後」にCPAで発見された、とのことでした。

    10分はOKで30分はNG、などというつもりはないのですが、鳴っているアラームを30分間放置し続けるという事は一つの問題だとは思います。その間に誰かがモニタを見て、「これは放置できない波形だ!」と言って、臨機応変に動くことができなかった体制、これについては裁判の争点になると思います。

    医療訴訟は、サポートする弁護士さんと、その背後にいる医師団によって結果が左右されます。私が起こしたトラブルではありませんでしたが、「常識で考えて、当方に非があるだろう」と私が思っていた事例、相手側の弁護士と、背後にいる医師団が全くおかしなことを争点としたことで、当方の完全勝訴となりました。組織にいる人間として、「勝訴」を喜ぶべきなのか悩ましかったことを覚えています。


  • 編集済

    今は成長から、「生活の質」的向上と持続可能性が求められるようになり、現在の新潟県土地利用計画(国土利用計画に該当する)の中で、都市は「生活の質」も求められると記載されました。

    私は以前に長岡市和島にある久須美酒造の社長と話をしたことがあり、今年操業190年を迎えるそうです。あと10年で200年。「夏子の酒」のモデルになり、テレビドラマでも撮影につかわれた酒蔵ですが、フジテレビから続編の撮影のオファーがあったけれど、「身の丈の経営」が一番大事で、酒を飲んでくれる地元の人が(旧和島村の近所の人たち)が一番大事。これ以外は望まない、といって続編の撮影を断ったそうです。

    サスティナビリティ、持続可能性と言われますが、200年近く続く企業の理念はそういうものだと感心しました。

    久須美酒造の「亀の翁」は最高峰と言われるプレミアムですけど

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通りだと思います。

    どこかで「商売をするなら、周囲4kmの人を大切にしろ」と聞いたことがあります。

    地元の人に愛される商売なら、よほど世の中が変わらない限り、続けていくことができると思います。


  • 編集済

    以前、昨年くらいから、こちらの県では増えていると感染症情報がありました。
    いわゆるマッチングアプリが売買春の温床になっているという話です。
    東京は遅きに失している感じ

    その他の問題は、女性層は真面目な婚活で、それにつけ込む輩がいると

    (追記)
    最後の話は面白かったです。
    なんとなく分かりますが、エビデンスがあるんですね

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    梅毒についてはこの数年、多くの地域で急上昇している、という話はありました。

    人口が集中していること、有名な繁華街があること、COVID-19の公的対策にゴールが見えたことから、梅毒に軸足を移したのでしょう。

    マッチングアプリはおっしゃる通り、大きな問題だと思います。

    売買春の温床、というだけでなく、一部の男性が多くの女性を食い物にして、却って婚活の邪魔になっている、という事です。

    かつて、動物生態学の本を読んだ時の記憶ですが、パートナーの選択権は男性、女性のどちらが握っているか、という話で、人間はその選択権は女性が持っている"female choice"生物だと読みました。もちろん社会システムとして、男性が選択権を持っているように見える場合が多いが、人間の本質は”female choice"とのことです。自然に任せれば、80%の女性が上位20%の男性を奪い合う、という事になるそうです。

    ただ実際にはそうはならないようで、実験心理学での結果ですが、男女同数の被検者を、顔以外はすべて白タイツで覆い、体形なども分からない(身長はしょうがない)ようにして、インディアンポーカーのように自分の額に、自分ではわからないように数字を書かれ、「書かれている数が少ない方が優秀だと考えてください。自分にふさわしい相手とペアを作ってください」と課題を出すそうです。15組で行なったそうですが、全員がペアを作った時に二人の数字を見ると、お互いの数字が極端に異なる、という事は少なく、ほぼ、誤差が2~3程度に落ち着いたそうです。そんなわけで、実生活では収入や生活態度なども含めて、自分と同程度のパートナーを選ぶ、という事になっているそうですが、マッチングアプリは、いわゆる一部のハイスぺ男子が、ハイスぺ~ミドルスペックの女性をターゲットにしてしまうので、結局、上位20%の勝ち組男子と、そうでない負け組男子、そして、勝ち組男子と短期間ではあってもパートナーとなったため、自分に本来はふさわしいはずの男子を選べない(妥協できない)女性を作っているように感じています。

    最後の話はどうでもいい話でした。乱文乱筆失礼しました。


  • 編集済

    そもそもインフルエンザが疑われる場合は小児科などは特に動線を分けている医院も多いですけれど。
    内科、耳鼻科などでなければ、今までもインフルエンザが疑われる場合はインターホンで受付と話をする医院が大多数だったと思います

    (追記)
    詳細な説明ありがとうございました。
    息子のかかりつけは、インフルエンザのような症状(実は私の妻は小児科の看護師です)は、医院のインターホンで受付で話をして、すぐ隔離の待合室(個室)に入る仕組みでした。
    看護師もしくは医師が来てその部屋で検体採取→検査→陽性だったらその場で診察→自家用車へ薬局で薬をもらいに行く流れで他の患者には接触しない方法で徹底されてました。

    私自身のかかりつけ医院もすぐ隔離待合室に入る仕組みでした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    実は小児科クリニックの方が、内科クリニックよりも感染症隔離については充実しています。というのも、「水痘(みずぼうそう)」がある(今は「あった」になっているか?)からです。

    確か、水痘ワクチンが定期接種になってからまだ5年程度だと思いますが、それ以前の任意接種のころは、水痘はcommon diseaseでした。前職場は「内科・小児科クリニック」だったので、小児科も診ていましたが、2週間に一人くらい、流行期は毎日患者さんが来るような疾患でした(そのころからまだ10年経っていません)。

    3歳ころから10歳ころまでの年齢で罹患すると、ほとんどの場合は軽症で済みますが、実は水痘、空気感染をする疾患(明確に証明されています)で、ウイルスの病毒性(virlence)もかなり強く、その年代を外れて罹患したり、あるいは免疫不全状態で罹患すると、命を落としてもおかしくない疾患です。実際、骨髄移植を受けた私の親友が、それで死にかけました。かかりつけだった40代の男性が子供さんから水痘をもらったときは、抗ウイルス薬のバルトレックスを使用しても全身に水疱が多数みられ、7日間、40度の熱が下がりませんでした。お元気になられてからお話を聞くと「本当に死ぬかと思うほどしんどかった」とのことでした。

    水痘ワクチンも接種対象は1歳からなので、0歳児には危険な疾患となります(多くの場合は、母親からのIgG移行免疫で6か月くらいまでは守られていますが、それを超えると危険です)。

    今や麻疹を見ることはほとんどありませんが、水痘についてはそんなわけでつい最近までよくある子供の病気でした。なので、小児科専門クリニックには、必ずと言っていいほど「水痘患者さん」を隔離する部屋が用意されていると思います。

    水痘の基礎再生産数と病毒性を考えると、インフルエンザの感染力はかわいいものです(抗ウイルス薬が開発されてからは特に)。

    そんなわけで、前職場では、おたふく、水痘は別室待機、別室診察と診察後の換気を行なっていましたが、インフルエンザは、患者さんに不織布マスクを着けてもらい、普通の待合室で待ってもらっていました。

    編集済

  • 編集済

    !医師は学会費を経費として控除できるんですか!

    〇市計画学会の学会費を毎年払ってますけど、考えたことはありませんでした。

    通院も入院もしてないので、申告の必要性が低く、すべて源泉徴収で済ませてます

    もしかして、大学の校友会費も?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    勤務医は税制上はサラリーマンですが、サラリーマンでも、業務に必要な経費は「特定支出控除」という形で控除できます。

    大学の校友会費は厳しいかもしれませんが、学会費は多分大丈夫だと思います。

  • かつてのコンピュータは、「総当たり」方式で検索、シーケンシャルに「あたり」を付ける方式でしだか、今はベイズ統計を利用したアルゴリズムを組むことが確立されたので、AIでもかなり正確に答えを出していけます。

    おっしゃるとおり、人間には観察による直感的なひらめきがあるわけで、思いがけないエラーにより発見もあり、それはAIには無理なんです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私たちの診断学でもBaysの定理は重要かつ、診断学の基本で、心のどこかで常に「事前確率」「検査や身体所見の有無などの尤度比」「事後確率」を意識しています。

    もちろんそれだけではなく、「直感一発」で当たることもあるのが人間の面白いところです。

    研修医時代、一年上の先輩が「意識障害」から非常にまれな疾患を発見され、学会発表をされたのですが、その予演会を聞いていても、なぜその疾患を想起したのか、まったく理由がわかりませんでした。診断学の教科書的なステップを踏んでいけば、なかなかそこにたどり着けないのですが、いきなりその診断名で検査を行なっていたので、先輩にその理由を聞いても、「いや、何となくそうかなぁ、と思って」という答えしか返ってこず、困惑したことを覚えています。私の先輩方にはそんな「野生の勘」みたいなものを持っている人が多く、それはそれで面白かったことを覚えています。


  • 編集済

    笑いました!
    好む特定のナンバーがあるそうです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    その筋の人のことはわかりませんが、MINIのCooperに乗っている人は「3298」を好みますし、チンク好きの人は「500」、86好きの方は、「86」というナンバーを欲しいと思うでしょう。

    私事ですが、継父の苗字は漢字一字で"Einstein"の日本語訳なのですが、自由にナンバーが選べなかった時代、継父が車を買ったところ、ナンバーがたまたま「1456」だったそうです。さすがにそれはなかろう、と思い「申し訳ないが、ナンバープレート変えてくれませんか?」とお願いしたことがある、と継父に聞いたことがあります。

  • まさに「杞憂」という言葉が相応しいですね。
    飛行機事故と自動車事故の死亡率
    飛行機事故が怖いといって飛行機を嫌うようなもの。
    (高所恐怖症は仕方ないですが)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通りです。

    日本人だけのことなのか、他の国の人もそうなのかはわかりませんが、「リスク」の評価が日本人は苦手だ、と感じています。あるいはマスコミの誘導のせいかもしれませんが。

    医療行為はほとんどのものに「リスク」を伴います。例えば普通に行われている肘正中皮静脈からの採血や点滴、1万人に一人くらいの割合で伴走する神経を損傷し、長期にわたるしびれ感や筋力低下を来たすことがわかっていますが、半ば習慣化されているので、行う側も行なわれる側も抵抗感なく行われています。

    薬についても、頻度不明ですが「致死的」な副作用のリスクはすべての薬剤に存在します。

    内視鏡検査やその他の侵襲的な手技にも、極めて低い頻度ではありますが、合併症のリスクがあります。検査予約の前に、そのリスクを説明すると、「いや、怖いわ。やめとこうかな」と言われる方も時々おられます。内視鏡については、胃がんなどの可能性が高い場合は、当然放置する方のリスクが高いのですが、そのようなことを言われる方もおられるのが事実です。

    そういう方には、「いろいろとリスクは書いてありますが、頻度を考えると、道を歩いていて交通事故にあうほうがリスクが高いですよ」と伝えると「何だ」という顔をされて検査に同意されることが多いです。

    起こりうるリスクとその頻度、感覚的ではなく、数学的に考えるという事が苦手なのかなぁ、と思うことが多い次第です。


  • 編集済

    明治天皇まで一夫多妻制で、明治以降は西洋式の家庭制度を参考に民法を作ったので、自民党がいう家庭やら社会やらが、歴史と伝統あるものでは無い、ということは確かですね
    戦国武将も衆道といって男色をしてました。織田信長がいい例です。

    何をもって歴史とか家庭と「自称保守」は言ってるのでしょうか、と思います

    いい変えれば「自分の宗教に似たるもの」を価値判断にしているだけでしかないと。

    (追記)
    一夫多妻制の名残りみたいなものとして、妾(めかけ)みたいなものは、昭和の時代まてあったと思います。(2号さん)とか俗に言われていたような記憶も。大規模農家、中小企業の社長くらいまであったのではないでしょうか。法律的には一夫一婦制ですが、
    民法でも、認知制度がありますので、そのような形で。

    ただ男子が多いというのはエビデンスは怪しいと思います。

    自家の相続で幕末の生まれの人まで遡って見ましたが、男児が多いというような、そのような形跡はみられません。
    また業務上土地権利調査もしましたことがありますが、他の家庭も同様かと。

    多産多死の時代なので、多くは子どもにの時代に無くなってしまったのでは、とは思いますが。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    最後におっしゃられた「自分の宗教に似たるもの」、ここに「旧統一教会」が関与していたことが報道されていたように記憶しています。

    個人的な疑問、恐縮なのですが、将軍、大名、天皇家などなど、いわゆる「位の高い人たち」は「一夫多妻」が可能だったと思うのですが、江戸時代の一般庶民は、一夫多妻を実現できたのでしょうか?江戸では男女比が8:2くらいで、男性が大きくあぶれていたように聞いています。地方の農村などはどうだったのでしょうか?現実的には「多夫多妻」だったのでしょうか?

    いずれにせよ、誰が誰を好きになるか、誰をパートナーとして家族を作るのか、ということについては、憲法にある「両性の合意」という文言から見直しが必要なのかもしれない、と思っています。


  • 編集済

    実は、今まで原子力を推進するための風説が含まれています。

    降雪地域の太陽光発電の発電効率はそれほど落ちないことが分かっており、降雪地域でもメガソーラーが建設されています。

    さらに日本海沿岸の新潟県から秋田県にかけて安定的な風力発電が可能なことも分かっており、2030年までには、原子力発電所数基分の風力発電所の建設が始まっています。
    ゴールデンウィークなど企業活動が低下する時は、東北電力の全電力の半分以上は再生可能エネルギーになっており(平時でも30%程度?)、東北地方は再生可能エネルギーの最先端地域になってます。
    アップル社の部品調達は再生可能エネルギーでの生産が条件となっており、東北地方新潟県では半導体関連産業の進出が進んでいます。
    今後欧米でもそのような動きは加速するため、新潟県から秋田県沿岸では商社が風力発電にしのぎを削っています(秋田洋上風力発電は最大原子力発電所1基に相当し先日 能代市は稼働しました)

    ※太陽光発電の結晶シリコンは温度上昇すると発電効率が下がるため、むしろ東北地方は太陽光発電に向いているとされます

    (追記)
    ご返答ありがとうございました。
    太陽光発電については、新潟県と出光興産の共同事業で、
    すでに商用発電の段階に入っており、CIS薄膜太陽電池によって、多様な気象にも対応できるようになっているので、冬の日照量の曇天については特段支障はないことが実証されています。
    最高気温にしても、実際に日本海沿岸はピーク時の温度でそれはわずかな時間であり、午前中は夕方に掛けては温度低下するのでやはり北日本に分があります。

    東北各県は梅雨や秋霖が短く、太平洋岸の半分程度の期間しかありません。
    梅雨も1~2週間程度で、東京の3~4週間より短い。
    日本海沿岸は日照は少ないと思われがちですが、実際は春から秋にかけては、太平洋岸より日照時間が多いのです。
    季節的に冬が曇天で日照時間が短いイメージを持たれているようですが、
    実際は日本海側の日照量が下回るのは冬の4ヶ月間です。
    その期間は季節風が強まるので風力でカバーが可能というわけです。

    新潟地方気象台の解説
    https://www.jma-net.go.jp/niigata/menu/bousai/met_character.html

    参考までに商用太陽光発電について、出光興産のリンクを張ります。
    https://www.idemitsu.com/jp/business/megasolar/niigata.html

    実際は太陽光パネルが落雪構造になっており、発電をなるべく阻害しない工夫がされています
    https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/feature/00001/00097/?ST=msb

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    秋田県での複数の風力発電プロジェクト、私も存じ上げております。心配なのは、巨大風車の故障率が高く、一旦故障すると修理に時間と多額のお金がかかる、ということです。

    2020年にイギリスのNPO法人「再生可能エネルギー財団」のレポートでは風車が大きくなるほど故障のリスクが高く、デンマークの陸上及び海上の風車6400機について調査したところ、2MW以上の風車については使用開始約2年で風車の30%に故障が発生したことが分かったそうです。秋田県の風車は1基4MWの風車、ということで、故障率もその程度かと思われます。風車そのものが巨大なので、修理そのものが手間とお金がかかるようで、その点では、中型の風車の数を増やすのが良いのでは、と思います。

    太陽光発電については、発電効率と発電量との区別が必要かと思います。気温が低くて曇天であれば、発電効率(当たった光を電気に変える効率)は良くても、発電量は少量です。気温が高くてもガンガン光が当たっていれば、発電効率は悪くても、発電量は多くなります。発電効率の低下は
    0.2~0.4%/℃とのことでした(温度が上がれば、当然内部抵抗は上昇するでしょうから)。

    秋田と大阪で平均気温を比較しましたが、冬季も、夏季もおよそ4度の差でした。秋田は日本海側なので、冬は曇天が多いと思います。大阪は結構晴れが多いです。夏季も平均気温差が4度程度であること(最高気温の平均差も4度程度でした)と、太陽光パネルが黒色で熱を吸収しやすいので、太陽光パネルの温度差は夏季ではそれほどの違いはないのでは、と思います。と考えれば、総発電量は日照時間の差で、大阪に分があるか(つまり、多少気温が高くても、日照時間の長いほうが総発電量は多くなる)と思います。

    おっしゃる通り、isepの報告では東北電力は30%近くが再生可能エネルギーとなっているようです。時期によっては多くの電力会社で、再生可能エネルギー(ほとんどが太陽光発電)が必要電気量の100%を超える瞬間があったようです。ただこれが問題で、常に電気の需要と供給を等しくしなければならないので、電力が不足しても、過剰になってもブラックアウトを起こします。

    ソースはSOLAR JournalのHPですが、東北電力で2021年のGW、5/4の午前11時~午後0時(最も太陽光発電の発電量の多い時間)で、再生エネルギーが東北電力総発電量の87.7%を占めたそうです。総発電量はエリア需要を大きく上回り、「火力発電所の出力抑制と、エリア外への送電、揚水発電設備、蓄電池の起動などで、需給バランスが取れた」とありました。

    個人的には、太陽光発電設備は、現在の設備で十分であろうと思っています。少なくとも、光合成でCO2を吸収し、酸素を供給する能力のある植物をはぎ取って、メガソーラーを作る意味はなかろうということと、出力が人間のコントロールできない要因で変化する電力を導入するのであれば、なおさら、需要と供給を一致させるために、人為的にコントロール可能な電力の必要性が高まるのでは、と思います。

    長文となり、申し訳ありません。アドバイスをいただいたので、本文を多少訂正させていただきました。ありがとうございました。乱文乱筆失礼いたしました。

    編集済
  • ひどい話ですね。
    ニュースでは会社の代表取締役で住所が芦屋市東山町となっていました。
    グーグルマップで見ると六麓荘には及ばないものの大きな家の多い場所のようです。
    搬送されたのも近所の子供なのに、これからどうやって御近所付き合いするのでしょうか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    芦屋市は山の手と海寄りで居住者層が異なりますが、山の手での事件だったとのこと。

    本当に、今後の近所づきあい、大変困ると思います。


  • 編集済

    芦屋市というのが気になりますね
    六麓荘とかだったら、目も当てられないです。
    ただ芦屋市六麓荘町の地価と、新潟市中央区西大畑の斉藤家別邸の地価は同じくらいで、へーそんなものか以外と安いな、と思いました。
    東京の成城とかムチャクチャしますもん

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    芦屋市は山の手と、海岸寄りでは少し居住者層が異なります。山の手は高級住宅街ですが、海寄りは普通の住宅地です。

    別の方のコメントで、この事件は山の手で起きたとのこと、伺いました。

    う~ん、お金の有無と常識人であるかどうか、は別問題なのだろうと思いました。

  • インフルエンザワクチンは製造に鶏卵を使用するのですが、今年は鳥インフルエンザにより養鶏場が被害を受けています。
    農林水産省によると、食用でない鶏卵養鶏場は範疇でない管轄外らしく、かといって厚労省は養鶏場の指導といわれると?(彼らは食品衛生が担当)
    お役所仕事も困りものですね

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    本当にこの冬は、鳥インフルエンザが大流行のようで、鶏肉や卵の価格も上がってますよね。

    ワクチン製造用の鶏卵、必要となるのはもう少し先でしょうが、そのころにどのようになっているのか、心配です。おそらくワクチン価格にも影響が出るのだと思います。

    お役所仕事も、鳥インフルエンザの流行も困ったものですね。


  • 編集済

    車のフロントガラスの雪や氷を溶かすのはなかなか苦労します。
    お湯を掛けるとすぐ冷めます。
    丈夫な買い物ビニール袋を用意して、残り湯などをバケツに入れて準備します。
    買い物ビニール袋に残り湯を入れて、フロントガラスをなでるようにしてみてください。
    山間地のマイナス何度という場所でなければ効果あると思います。

    鍵穴の凍結で鍵を入れられない場合は、使い捨てカイロなど暖かくして、しばらく貼ってみてください。湯のように温度が低下しませんので

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    今度試してみます。

    雪が降らなければ氷も厚くはないので、現在のところ、「市販の氷溶かし剤」を噴霧して対応しています。氷溶かし剤は、効果はありますが、乾燥してしまうと汚れとなってフロントガラスが見にくくなるので、通勤の帰りには、エンジンをかけた後に暖機運転として、窓をフキフキしてから帰宅しています。

    編集済
  • 第289話 ここ一番の備えへの応援コメント

    御長男はまさにあの電車に乗っておられたわけですね。
    駅ではタクシー待ちの長蛇の列ができていたとか。
    お父様が迎えに行くことができて良かったです。
    スマホの電池切れは想定外でしたが「緊急時にはむやみに動画なんかを見たりしない方がいいみたい」とレジデント達と話し合いました。
    とにかくお疲れ様でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    数年前、大阪北部地震があり、その時も長男は京都から身動きが取れなくなりました。たまたまその日は私が当直だったため、彼を迎えに行くことができず、彼と一緒に動いていた友人のお父様が迎えに行ってくださり、事なきを得たことがありました。その時に、自分が動けない歯がゆさを強く感じており、今回、息子を迎えに行くことができ、ほっとしました。


  • 編集済

    第289話 ここ一番の備えへの応援コメント

    新快速の立ち往生ですが、関東は降雪や凍結でポイントが切り替え出来なくなる件が多々あるので、すぐ電車を止めます。意外と首都圏はすぐ止まるのです。
    JR西日本はもう少し早い判断が出来なかったのか悔やまれます

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    JR西日本もすぐ電車を止めますが、今回は予想外のことが起き、中途半端なところで電車を止めてしまったようです。

    計画運休のアナウンスはあったのですが、荒れた天候で架線に飛来物が絡みついてしまう、ということが滋賀県、兵庫県の両方で起きたので、予定外に止めざるを得ず、止まってしまったところに雪が降って、ポイント故障が起き、このような事態になったようです。

    並行して走っている阪急京都線はそれなりに走っていたのですが、20時過ぎに人身事故が起き、そのために全線で運転停止となりました。ついていないときは、ついていないものです。


  • 編集済

    いつも参考になります。
    地元紙本日(1/23)新潟日報社会面の記事の要約
    ・今回の第8波は感染者数が今までで一番多く、ο株は死亡率は低くても結果として多くの死亡者を出し今までの波で最多の死亡者であった
    ・今回の波で高齢者施設でのクラスターが多発した
    ・厚生連新潟医療センターでは受け入れた患者は、熱など新型ウイルスの症状が全身の状況を悪化させ、特に誤嚥性肺炎で亡くなるケースが目立った
    ・同院長は、高齢者は繊細であり接する人は観戦させるリスクを背負っていることを自覚して行動して欲しい

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    第6波以降は、病院の種類にかかわらず、自院で発生したCOVID-19は、本当に自院で対応できないほど重症化しなければ、自院で対応(高齢者施設なら、施設で対応)ということになりました。

    なので、第6波以降のCOVID-19患者さんは入院管理の経験があるのですが、COVID-19感染で、高齢者の方は熱の有無に関係なく、衰弱する人は一気に衰弱します。逆に、ケロッとしている人もいるので、何が両者を分けるのかはわかりません。

    衰弱する人は、嚥下機能も低下するので「誤嚥性肺炎」を起こしやすいのは確かですが、肺炎とは関係なく、「衰弱」して亡くなられる方も多い印象です。

    そういう点で、高齢者のCOVID-19感染とその後の経過は「神のみぞ知る」「医学の限界の向こう側」という印象です。

  • 「悪くなったら、もう一度私のところに受診してください」
    素晴らしいお言葉、偉大な恩師ですね!
    最近になって、私もその言葉の意味が分かるようになりました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    恩師の言葉に、何十年も診療所を続け、地域の信頼を勝ち取ってきた恩師の「矜持」と「優しさ」を感じ、強く心打たれたとともに、自分の未熟さを恥じたことを今でも覚えています。

    「悪くなったら、もう一度私のところに受診してください」、本物の臨床医であればあるほど、この言葉の重さを理解されると思います。

    今の私も、この恩師の言葉を胸に抱いて、自信と覚悟を持って「悪くなったら、私のところに来てくださいね」と患者さんに伝えています。

  • 井伊教授、ちょっと痛い人ですね。
    「週刊女性」の記者も、もう少し事実関係を調べてから書いたらいいのに。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「週刊女性」という雑誌自体が、どちらかと言えば「売れればよい」的な紙面構成になっているので、「事実」よりも「インパクト」を求めているのだろうと思っています。

    世の中を実際に動かしている(政策を決定する、など)は文系の人なので、文系の人が、物知り顔で現場から見たら「?」な決定をするのは残念だなぁ、と思いながら見ています。

  • モデル事業は発展的に医療事故調査制度になったものと理解しています。
    経験上、スタッフが「おかしい」と言った場合の打率(本当に何か起こっている確率)は5割、患者さんの御家族が「おかしい」と言った場合の打率は3割、と私は思います。
    結構な打率なので、医師としてはどちらにも真剣に対応する必要がありますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私自身は先生の「打率」より少し高めに見積もっていて、スタッフが「おかしい」、あるいは患者さんをよく診ている家族が「おかしい」と言った場合には、頭の中で「赤ランプがくるくると点灯」します。

    周囲を見回すと、少なからずスタッフの「おかしい」という意見を一蹴する医師もおられるので、個人的には「怖くないのかなぁ」と思っています(往々にして、スタッフの方が正しい)。

    編集済

  • 編集済

    第284話 2類でも5類でもへの応援コメント

    こういうと怒られそうですが、今は公費負担で治療がされていますが、まだ危険な感染症であるのは確実なので、もう1年くらい、税金投入は国民の文化的最低限の生活からやむを得ないかも、と思う次第です。
    コロナ禍による貧困層の拡大で、治療費負担増による「受診控え」が生じては、パンデミックを長引かせる懸念があり、どこで公費負担を辞めるか、というのは財務省でなくて、公衆衛生学の出番だと思いますが…医療と政策をリンクさせて、考える事例は、わが国では様々な思惑に絡まれて、あまりないような気がします?

    (ご返信ありがとうございます)

    〉抗ウイルス薬がバカみたいに高価なので、COVID-19に対する抗ウイルス剤のみ税金での対応とするのが適切かと思います。

    私の意図する要点を的確に記載していただきました。それです。
    5類で保険診療しても、かなりの患者負担が生じて、それが受診控えにつながらないか、という懸念でした。
    どなたかが言ってた、2.5類とか5.5類とかあたら枠組みを特例措置をするのが望ましいと思います

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    これはなかなか難しい問題です。COVID-19の問題は私たちに「医療の限界性」、「医療と財政の問題」など、これまでごく一部にしか知られていなかったことを明確に国民全体に明らかにしてくれたと思っています。

    2019年末にCOVID-19の初めての患者さんが発生し、2020年2月頃から日本でも感染が拡大しましたが、その当時は死亡率6%、基礎疾患のない方でも命を奪う危険な疾患であり、治療法も確立されておらず、2類感染症に分類したのは妥当だと思っています。

    その一方で、総感染者数が1000万人に達するまでが、2020~2022と2年間かかったのに対し、2022年の1年のうちに総感染者数が3000万人を超えるほどの速度で患者数が増加したわけで、現実的にはこれを2類相当として対応し続けるには、人員的にも、金銭的にも限界だろうと思われます。

    貧弱ながら、当院で発熱外来を行ない、通年では1000人程度の陽性者を診断し、病棟でも3回クラスターが発生し、数名の方が亡くなりましたが、本当の意味で「COVID-19」そのもので命の危機に瀕した人は2名だけです。外来で陽性になられた方はほとんどが「風邪症候群」のレベルで、対症療法薬を処方しただけです。病棟クラスターの場合は、ある意味「入院している」というバイアスがかかるので、内服できる方には抗ウイルス薬を処方し、薬を飲み切った方で亡くなられた方はいませんが、「薬が飲めなかった」人は、おそらくCOVID-19の流行がなくても、早晩旅立つ人だったと思っています。

    という意味で、ある意味COVID-19はただの風邪、というのも90%くらいは正しく、医療介入なく、治癒している人も現実として多いと考えています。

    医療政策の策定は厚生労働省が行うべきものであり、厚生労働省の認識も、財務省の思惑とは独立して、「2類」→「5類」への変更が適切、と考えているのだろうと思っています。

    現実問題として、臨床の立場にいるものとして一番恐ろしいのは、「待合室で移された」とか、「病棟クラスターで移された」という事で医療訴訟を起こされることです。

    以前にも少し「防衛医療」という言葉を書きましたが、現在でも「発熱外来」「COVID-19 専用病棟」を作っていても、院内クラスターが、どの病院でも、どの老人施設でも発生しているのが現実です。そこに対して、医療従事者に対して、法的な免責があれば、当院のような貧弱な医療機関でもできることは増えるだろうと思います。逆に、その免責がなければ、結局2類だろうが5類だろうが、対応できる医療機関に制限が付き、医療の状況は現在と変わらないだろうとおもっています。

    抗ウイルス薬を用いなければ、COVID-19の外来診療にかかる費用は、従前の「インフルエンザ」の受診にかかった費用と同程度のものだと思います。入院治療についても、例えば肺炎球菌性肺炎や、マイコプラズマ肺炎でも重症化し、ECMOを必要とした症例は見聞きしています。肺炎球菌性肺炎重症化に伴うECMOには自己負担があり、COVID-19重症化の場合は自己負担がない、というのもおかしな話です。という事で抗ウイルス薬がバカみたいに高価なので、COVID-19に対する抗ウイルス剤のみ税金での対応とするのが適切かと思います。

    無駄に長くなってしまい、申し訳ありません。COVID-19も診つつ、他の疾患も診つつ臨床業務をしている、場末の医師の意見でした。


  • 編集済

    私は大学を卒業して就職1年目。当時の仕事は秘密ですが、2月頃日本赤十字社の医療救護団の経理担当で派遣される予定になりました。
    ただ、医療ニーズが減少したことにより私の派遣は中止に。
    テレビで現場映像を見ると今でも涙が出てくるようなトラウマがあるので思い出したくない話です。

    そのあと数年後に、新潟県中越地震を新潟市で味わうことになります

    (追記)
    ご返信ありがとうございました。その体験がきっかけで都市計画部門の仕事に変わり、何年か後に防災とかインフラ関係のことに携わるようにもなったので、いわば貴重な体験でもありました。

    謝っていただく必要はございません

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    思い出したくない思い出に触れてしまい申し訳ありません。


  • 編集済

    ウチは父方が臨済宗ですが、ついぞ和尚さんから公案をきいたことがありません。
    それはそれとして、隻手音声の方は国際学会のパーティーでオーストラリア人に問うてみたことがあります。
    彼女はしばらく考えて「1人では音が出せないけど、2人いればたとえ隻手でも2人で音を出すことができる」と答えました。
    「お前はどう思う?」と訊かれたので、「空手の形みたいなものかな。たとえ1人で演武をしても、ありありと敵の姿が見えるようなものこそが最高じゃないかと思う。そのような拍手もあるんじゃないか?」と答えました。
    公案は、あれこれと解釈を考えるプロセスが大切なのかも、と思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    お二人のお答えも素晴らしいものだと思います。

    そうやっていろいろと考えていくことが大切なんだろうと思います。

  • 太平洋側(大阪、瀬戸内海沿岸)の冬季の乾燥には、マスク装着により、鼻、喉の保湿効果によって粘膜の乾燥を防ぎ、感染しにくい効果を発揮すると思います

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通りです。

    また、人間にとって「鼻」は吸入した空気に加温、加湿を行なう働きをしていますが、冷たい空気だと血管が攣縮し、血流が悪くなるので、免疫系で重要な好中球、マクロファージなどの遊走も少なくなるので、マスクによる加温、加湿は鼻粘膜の免疫能を低下させない良い方法でもあります。

    なぜそこまでマスクを嫌がるのかなぁ?と「反マスク派」の論調を見るたびに思います。


  • 編集済

    第273話 崇峻天皇御書への応援コメント

    私の祖先、上杉家臣はほぼ鎌倉仏教の曹洞宗ですが「正法眼蔵」は岩波文庫から出ているようです。ただ檀信徒は簡略化された修証義の方をよく読む(葬儀でも)ので正法眼蔵は恥ずかしながら良く読んだことは無いというか遠い昔に読んだみたいな記憶です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    歎異抄、長男坊は図書館から借りてくるつもりですが、正法眼蔵も含め、私自身が購入しようかと思います。

    私自身が子供のころから科学好きで、読む本は科学の本ばかり、人の内面を深く掘り下げる文学や哲学とは遠いところにいたので、自分を深めるためにも購入しようと思っています。

    ありがとうございます。

    追記:私が不勉強でした。正法眼蔵、かなり分量があるようでした。なかなか気合を入れないと読み切れないようです。現代語訳も含め、適切な書物を探そうと思います。

    編集済
  • 第270話 追悼文への応援コメント

    1987年だと35年前ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そうですね。自分の年と、親父を無くした年を考えても、25年はおかしいですね。

    ご指摘ありがとうございます。

    編集済
  • いいお話でした。「恩返ししたいときに親はなし。その時は恩返しを子どもにする」
    いわゆる「恩贈り」私の座右の銘です。
    きっと先生も同じ気持ちでしょうか

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    職場は変わっても、今でも恩師の思いを胸に仕事をしています。


  • 編集済

    お疲れさまでした。
    私は仕事多忙で虫歯が進行してお正月に痛くなっても治療法できないと、慌てて虫歯治療してきました。
    歯科医師は「かなり進行してますね。お正月に痛くはならないよう処置しますから、正月明けに確りと治療しましょう」と言われました。

    投稿しようと思っていた内容でした。
    手間が省けたという思いです。

    良いお年をお迎えください。
    私も正月に呼び出されるかもしれない仕事ですが。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    お正月、呼び出しがないことをお祈り申し上げます。

  • 年末までお疲れさまです。
    「3日前から熱があったけど、とうとう我慢できなくなって今になってしまったわけですね」と、私も言うよう心掛けています。
    そうすると「そうなんですよ!」と感謝され、皆さん素直になってくれるので、省エネ診療になる気がします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通りで、多くの人は受診できなかったなにがしかの理由があるのですが、あまり治安のよくなかった私の研修病院では、見た感じで「いかにも」という人では、「時間外だと通常外来より空いているから」という理由を挙げる人が多かったです。

    ただ、対立関係になってしまうといろいろと面倒くさいことになるので、そこはうまいことかわす、ということになります。いずれにせよ、先生のおっしゃる「省エネ診療」(くだらないことに時間を使わない、という意味で)になると思います。

  • まさにおっしゃる通りです。
    診療所でも、わたしのかかりつけの耳鼻科や脳外科は発熱患者を区画するのは不可能で、このような診療所を分母の数に入れるのはおかしいです。
    ウソをつくとき統計を使う、とはよく言いますから

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    本当にその通りです。これがネットニュースなら、「はいはい」とスルーしてもいいと思うのですが、新聞でこのような「特集」を組むのであれば、多視点から多面的に議論してほしいと思っています。

    特に、「発熱外来」の開設数については何度も問題になっているテーマでありながら「なぜそのような分布になっているのか」ということに対しての議論を一度も紙面で観たことがなく、そこを掘り進めてほしかったなぁ、というのが本音です。

    すべて、ではありませんが、多くの医師が「発熱外来」をする、しないにかかわらず、COVID-19のためにできることをしてきた、と考えています。


  • 編集済

    第254話 見当外れ?への応援コメント

    筋性防御の無い急性腹症というと腹部大動脈瘤破裂か上腸間膜動脈血栓症を思いつきますが、経過からは違うみたいですね。
    糞便イレウスが解除されたのでしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    当院では造影CTが取れないので確定診断をつけられないのですが、腹部大動脈に瘤はなく、かなり目を凝らしましたが、大動脈解離のflapもありませんでした。腹水もありません。SMA thrombosisやSMA dissectionについても、単純CTながら目を凝らして確認しましたが、それを疑うような所見はありませんでした。

    Sigmoid Colonに便塊は貯留していましたが、下行結腸はempty、横行結腸は普通のガス像+便塊像で、上行結腸だけが極端に拡張していました。小腸にニボー像や拡張像は認めず、上行結腸~横行結腸にも閉塞機転はなく、糞便性イレウス、という感じでもありませんでした。

    今朝の回診では、腹痛、残便感は残存するもののバイタルは安定しており、「先生、昨日はありがとうございました」と私の手を握って感謝してくださいました(病棟の患者さんや、訪問診療の患者さんの診察時には手を握りながらお話しするように(患者さんが嫌がればしませんが)心がけているのです)。

    Over triageでしたが、腹痛の原因、まだよくわかりません。


  • 編集済

    この話で言いたいことは山ほどあるのですが、大阪府が人口あたり死者数がNo1になったのは是非切り込んで欲しいです。
    都道府県医療の最後の砦になる府立病院の徹底的な合理化と廃止。
    新潟県立病院はたくさんあると批判されますが(10以上)、救急、精神科、感染症は県庁、知事から県立病院長に電話が「ひきうけてくれ、ベッドを増やしてくれ」とすぐ電話がいくそうです。
    最後の砦がたくさんあるので、新潟県のコロナ死者数は260人くらいにおさまっており、それはすべて高齢者です。大阪府の人口は新潟県の4倍。大阪府の死者数は1000人くらいにおさまってないとおかしいですよね。確保したベッドは本当に稼働して、見合う医療従事者は本当にいたのかと。

    維新の政治家が府立病院長に「お前が最後の砦だ、頼む」という先の病院がほとんどない状態になっている。いや、直接に電話をかけてお願いしたのかと。政治家がどれほど汗をかいたのか?
    これはいずれか総括しなければならないと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    これについてはなかなか複雑な問題が横たわっていると思います。

    私は公立病院での臨床経験はありませんが、民間病院では、病棟の損益分岐点が、稼働率90%程度になります。

    COVID-19はエアロゾル感染を起こすので、本来は陰圧室で管理すべき疾患なのですが、陰圧室は結核病棟でない限り、大学病院レベルでも2,3床です。なので、一つの病棟を完全にCOVID-19病棟にせざるを得なくなります。

    私が修業をした病院は、私の師匠が院長をしており、呼吸器内科医でもあったため、最前線で戦っておられたようです。ICUでECMOまで回していたそうですが、緊急性の高い心臓血管外科手術、循環器内科の急性心筋梗塞緊急PCI後、脳神経外科手術を行なわなければならないため、ICU8床のうち、3床(すべて隔離管理部屋)しかCOVID-19に使えませんでした。一般病棟が9病棟で415床の病院なので、1病棟あたり約45人、90%の病棟使用率なので各病棟に約40人の患者さんがいることになります。一病棟を空けようとすると、その40人をどうにかしなければなりません。COVID-19専用病棟を1棟作っていたそうですが、患者数の激増でもう1棟増やさなければならなくなり、本当に苦労されたと聞いています。

    第6波だか、第7波だか忘れましたが、そこからは「自院内で発生、あるいは訪問診療などでfollow中の方がCOVID-19に感染した場合は、極力自院で対応すること」となったので、第7波の感染大爆発の時は、急性期病院は目いっぱい。急性期病院に新たな病棟を確保しようとしても、あふれる患者さんをうけとるべき私たち回復期、療養型病院も院内クラスターで患者を受け入れられない、という状態になっていました。

    病棟の損益分岐点が稼働率90%、というのはおそらくどの病院でもそれほど変わらないので、「ベッドを空けてくれ」と言ってすぐにベッドが用意できるほどの余裕がある、という事は、通常運転時であれば「赤字垂れ流し」病棟、という事でもあります。ちなみに病院の病床数を越えて患者を受け入れる「オーバーベッド」、へき地の病院に修行に行った際にしばしば起こりましたが、月の半分まではお目こぼし、月の半分を超えると地方厚生局からペナルティ(詳しくは知りませんが)があると聞きました。

    第7波では医療従事者にも影響を与えました。特に中堅の看護師さんは既婚者が多く、家族の誰かが感染すれば「濃厚接触者」となって出勤できなくなりました。私の病院でも、看護、介護職の方はピーク時には感染者、あるいは濃厚接触者として1/3以上が出勤できなくなったようで、病棟師長が頭を抱えながら、綱渡りの勤務を組んでいました。当然、必要数のスタッフを充足させることはできず、出勤したスタッフはオーバーワークとなりました。

    システムに冗長性を持たせればコストがかかり、赤字体質になる。冗長性を削れば、このような緊急事態に対応できない。これはジレンマだと思います。

    これは個人的感想ですが、第7波で、全国で1日に21万人以上の新規患者さんが発生していた時は、大阪では純粋にベッドも、医療従事者も不足していた、と思っています。


  • 編集済

    私はバブルは高校→大学なので
    山下達郎の「クリスマスイブ」
    それからマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」
    そしてクリス・レアの「ドライビング・ホーム・フォー・クリスマス」

    三段活用となりました

    (追記)
    ご返答ありがとうございます。
    私も、クリス・レアの前は、ワム!を何回かループした覚えが。

    BASICのgosub returnの式のように(波)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    山下達郎の「クリスマス・イブ」、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」はよく耳にするのですが、クリス・レアの「ドライビング・ホーム・フォー・クリスマス」という曲は今日初めて知りました。YouTubeを見ましたが、いい曲だと思いますが、初めて聞いた曲です。教えてくださり、ありがとうございます。

    私は、達郎、マライアと、あとはワムの「ラスト・クリスマス」の三段活用になりますが、活用したことがありません(泣)。ラスト・クリスマス、中学時代の曲でしたが、大人になり、歌詞の意味が分かると切なくなりました。

  • 「クリぼっち」もさることながら、「シングル・ベル」もいい得て妙と思います

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そうでした。僕らのころは「シングル・ベル」と呼んでいました。

    最近、適切な用語が出てこず、あとで「ああ、そうだった」と思い出すことが多くなってきました。

  • 子供には、欲しいものを短冊に書いてクリスマスツリーにぶら下げる、というものでした。和風ですね。

    「サンタクロースを信じなくなったら、サンタさんはやって来なくなる」という説明が子供には分かりやすかったようです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございました。

    和洋折衷もかわいいですね。

    我が家は、サンタさんがやってこなくなったのは、全くこちらの事情なので、恥ずかしい限りです。


  • 編集済

    失礼いたいます。
    δまでは感染者数が少なかったのですが、οになると感染者が多く、死亡率は低くても分母になる感染者の数が大きいので、見た目上、οの方が多くなるような印象ですね

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通りです。母数が比べ物にならないくらい多いので、重症者数は大きくなります。


  • 編集済

    親に子供を育てる能力がなかった場合には、子供を育てる施設が存在するわけです。
    新潟市ではおよそ半数強の児童が里子として養育できる親のもとに行くわけで、その率としては全国1位です。
    新潟市担当はもっとこの割合を増やして行きたいそうですが、他の自治体は2割とかその程度。生みの親と育ての親の縁は切れない形で。

    本来あるべき児童福祉が不備なばかりにこうした事案があることが日本という国の福祉の貧困をものがたっているようです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    新潟市、半数強の子供が里子になれるとのこと。びっくりです。

    少しずつ改善しつつはありますが、施設育ちの子供が18歳で全くサポートが外れること、大学生は生活保護を受けられないことなど、民法では18歳を成人の年齢としていますが、実際問題としては18~24歳くらい、いわゆる「大学生」となる年齢の(施設で育った子供たちへの)サポートがとても不十分だと感じています。

    里親になること、私たち夫婦も考えたのですが、子供たちが嫌がったので諦めました。

  • 地域枠で入った学生はその責務を果たして欲しいですね。
    諸般の事情でそれができない場合には、学費全額返還だけではなく、さらなる金銭的なペナルティーを科すべきかと思います。
    東北大学、新潟大学はそれぞれ旧帝、旧六という名門なので全国から人が集まるのは仕方ない部分があります。
    それでも地元に残ってもらうためにはあの手この手で引きとめる事を考えるべきでしょう。
    高給での引き留め合戦は厚労省に禁止されてしまったので、住宅などの待遇面での工夫も1つだと思います。
    私自身、医師リクルート係をしばらくやっていたので色々苦労させられました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    家族を持ち、子供を持ってしまうと「教育」の問題が出てきます。どうしても学歴をつけさせることを考えると、どうしても都会に出ざるを得なくなりますね。

    医師の偏在については、難しいところがあると思います。

    個人的には、第二次世界大戦後すぐの時に、医師をすべて準国家公務員扱いとし、国家政策として医師の配分を強制的に行うシステムを作っておけば、とブラックなことを考えてしまいます。


  • 編集済

    COVID-19の第8波の東高西低には、仮説があっていわゆる冬季による気温低下で暖房のため部屋を閉め切り換気不十分になることによるものといわれています。
    西日本も気温が下がり、冬季の暖房によって部屋を閉め切ればクラスターも増えていくでしょう。家庭用エアコンをはじめほとんどのエアコンには換気機能はありませんから。

    こちらでは、早くから部屋の換気励行が呼びかけられていました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    診察室は換気のため、ずいぶん寒く、外来日は厚着をして、凍えながら仕事をしています。待合室は暖房が効いて暖かいですが、換気、という点から見ると難しいところです。


  • 編集済

    ここには別の問題があります。厚労省、文科省は東京にあって主に東日本にしか目が向いてないようですが、とくに東北大学、新潟大学などに顕著な課題があります。

    旧帝大で全国から一番学生が集まる大学はご存じでしょうか。
    実は東北大学なのです。東北大学での宮城県出身学生は18%程度しかいません。
    新潟大学の医学部も新潟県出身学生は20%から30%くらいでしょう。
    なぜなら関東地区の学生が東北大学、新潟大学の医学部に来るのです。
    他の県はここまで顕著じゃないのですが、宮城県は私立医大があるので賄えますが新潟県の10万人あたりの医師数は全国最低レベル。県民のための医学部でなく、関東地区の医学部になってしまっています。
    そのため、近隣東北地方の県の医学部に進学して、その県の医療を担う人材になってしまう。帰りたくても帰れないという問題に直面するため、そのための地域枠ということになります。
    新潟大学も手をこまねいているわけでもなく、通常100人くらいの医学部定員も120人くらいに拡大していますが、いわばその枠を東京の学生が食っている状態は変わりません。
    地域病院では症例も集まらす、医師も来ないということで、魚沼基幹病院は大学病院の分院にしたりしていますが、なかなか良い方策が見つからない、というのが実情。
    医師の海外留学補助も行う自治体も出てきました。

    ただ、地域枠など公金を投入して育成された医師はその目的を果たして欲しいですね。医道審議会に掛けて欲しいくらいに思います(笑)

    (追記)
    ご返答ありがとうございました。
    だいたい認識は一致しているような気がします。
    旧帝国大学は、それぞれの地方に1校(東北に1校、関東に1校…)という考えから始まっており、九州大学はやはり6割から7割は九州地方出身者になります。
    ただ、東北大学の東北地方出身は約4割と言う形でおっしゃるとおり東京から新幹線で学生がやってきます。北大、名大、九大あたりは圏域出身者が多数をしめています。新潟大学は完全に関東の大学の扱いです。地元出身が2割となると医師が残りませんね。

    東大は約6割は関東地方だと思われます。そしてほとんどが東京都内という印象です。全国から学生が集まると思われている早稲田や慶應も半数以上は東京とその近郊(神奈川、埼玉、千葉)出身です。地方の人は少数派になります。

    私はコンサルみたいな仕事で医師ではありませんが、そういういろんな問題を解決する一つとして地域枠というアイディアなのでしょう。
    症例の話は詳しくはわかりませんが、脱線なのでまたいずれかご教示いただければと思います

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    全くおっしゃる通りです。私の在籍した鹿児島大学では、鹿児島県に全国区の進学校である鹿児島ラ・サール高校と、それに匹敵する県立鶴丸高校があり、その他の高校を含めた鹿児島出身者が1/3,修猷館高校や久留米附設高校、熊本高校など鹿児島県以外の九州出身者が1/3、それ以外が1/3という人数分布でした。その他1/3でも、関西圏<首都圏という人数構成でした。

    私が在籍したころは九州新幹線がなかったころなので、今は変わっているかもしれません。

    東北大学と新潟大学に首都圏の学生が集まる理由の一つは新幹線の存在だと思います。首都圏からのアクセスの良さ、東北大学はそれに加えて旧帝国大学であることが大きいと思います。

    いわゆる「エリート校」の多くが首都圏、近畿圏にあり、生徒総数も多いことから、人口の多い県から少ない県に人が流れていくのは避けられないことではあります。

    以前は、医学生はほとんどが出身大学の医局に残っていたので表面化しませんでしたが、初期臨床研修必修化により、初期研修医が大学に残らなくなってしまったことは、地域医療の維持に悪影響を与えたものだと思っています。

    地域の中核病院の症例数については考え方が2通りあり、一つの考え方は、重症患者さんの受け入れ先はその病院しかないので、多彩な症例を経験できる、という考え方です。私のような「総合内科医」にとっては理想的な状況です。その一方で、各専門領域、という視点での症例数はどうしても人口に比例するので、「臓器別専門医」が手技をトレーニングする、という点では利点が少なく、どうしても人口の多い地域で修業を積む、ということになります。ただ、ある程度の「臓器別専門医」がいないと、重症例に対応できないので、「総合診療医」と「臓器別診療医」のどちらも、地域の中核病院には必要です。

    少し脱線してしまい、すみませんでした。ご意見ありがとうございます。


  • 編集済

    ちょっと前ですが、ストライキ通告は公告されるので、「県報」に掲載されていたのを見たことがあります。
    民間病院だと、深夜12:00から30分とかでした。賃金の問題だったでしょうか。
    15年くらい前でしたでしょうか。県立病院で看護師確保出来ず妙高病院病棟の閉鎖が協議がこじれて経営側が強行したとき、朝8:30から30分くらいで10以上ある県立病院でストライキになったのをみました。

    民間病院の深夜ストライキ通告はたまに見かけます。通告なので実際に行われてたかはわかりません

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私の勤務先でも職員のストライキがありました。時間は1時間。やはり患者さんの命優先なので、私が子供のころに良く行われていた鉄道のストライキみたいに、完全に仕事を止めて、というわけにはいかないところが難しいところです。

  • 第231話 おバカちゃん…。への応援コメント

    難しいですね、この問題!
    私には見当もつきませんでしたが、調べてみると「著効した」という症例報告がチラホラありました。

    あと、軌道は気道でしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    誤字が多くてすみません。ご指摘ありがとうございます。


  • 編集済

    なるほど、勉強になります。
    味気ない症例報告と違って、私も同席している気になるくらいリアルに書いていただいて、ありがとうございました。
    1つ教えていただきたいのですが、振り返ってみて、A病院で行うべき治療はどのようになるのでしょうか?
    たまにフェリチンが馬鹿上がりしている症例に遭遇することがあるので、この機会に知りたいと思う次第です。

    あと「画像評価は前日B病院で目一杯してくれていたので」は「画像評価は前日A病院で目一杯してくれていたので」が正しいのでしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    患者さんが最初に運ばれたのはB病院で、そこのERで徹底的に検査をしてくださったので、「画像評価は前日B病院で」のままでよいです。

    血液内科がしっかりしているのもB病院でしたが、ご本人がどうしてもB病院は山奥だからいやだ、という事で、しぶしぶA病院に紹介した、という流れです。

    自身で血球貪食症候群の治療をしたことはないので、文献からの情報になりますが、血球貪食症候群は遺伝子異常に伴う家族性のものと、ウイルス感染や悪性腫瘍に起因する二次性のものがあるそうです。

    治療については、標準としてはHLH-2004プロトコルというものがあるようで、ステロイド、シクロスポリンA 、エトポシドの3剤併用を行なうのと同時に、原因となった疾患を検索。原疾患に対する治療を行なう、とのことです。家族性の血球貪食症候群では骨髄移植を行なう、とのことで、いずれにしても免疫抑制+抗がん剤での治療、となるようです。

    不勉強で申し訳ありません。

    追記
    再度本文確認しました。私の記載が間違えていました。すみません。ご指摘ありがとうございます。

    編集済

  • 編集済

    確かに8時半頃というのは魔の時間ですね。
    ウチもよくトラブルがありました。
    むしろ魔の時間の怖さを知っている先生は、その時間にかかりそうな症例には応需しませんでした。
    8時半からの担当医を決めて確実に引き継ぎをするようにしてから、そのようなトラブルは減りました。
    ただ、今度は魔の時間にかかりそうな症例は、応需しておいてすぐに引き継ぐ「取り逃げ」みたいな事が起こりがちになりましたが、その方が100倍マシかと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「途中から引き継ぐ」というのはどうしてもリスクがありますね。

    私が有床診療所で働いていた時の恥ずかしい思い出ですが、とある土曜日のお昼過ぎ、3軒隣の歯科クリニックから意識消失の患者さんが担ぎ込まれてきたことがありました。当院に受診歴のない、全く事前情報のない人でした。

    理事長である私の恩師が対応されましたが、しばらくすると処置室から「あなたは私を馬鹿にしているのですか!」という恩師の怒鳴り声が。

    ちょうど午前の診療を終えたところの私が覗きに行くと、患者さんはニヤニヤした感じで、自分の名前は問うと答えるが、その他の質問には答えない(本当は答えられない)状態でした。その態度を見て、恩師は怒っていたのですが、私も診察に加わり、恩師に「先生、馬鹿にした態度ではなく、意識障害、JCS-3ですよ」と伝えると、恩師も落ち着き「先生、そうですか。一応院内の検査では全く異常はありませんでしたよ」と伝えてくださいました。

    院内ではCBC,CRP,AST,ALT,BUN,Amy、Na,K,Clが緊急検査で行えるので、恩師の「検査で異常なし」という言葉から、感染や代謝異常を除外してしまいました。研修医時代に同様の症状で、前頭前野の脳梗塞患者さんを経験したことがあったので、前頭前野の脳梗塞を疑い、近隣の大学病院の脳卒中センターに紹介、恩師が救急車に同乗して搬送となりました。

    そして週明けの月曜日、検査会社からのデータを整理しているときに倒れそうになりました。

    上記の通り、院内検査には血糖は含まれておらず、血糖の確認は別個に簡易血糖測定器で測定していたのでした。自分が最初から見ていれば、必ず血糖も確認しているのですが、恩師は血糖を確認しておらず、検査データでは血糖 35mg/dl。血圧が維持されているのに少し汗をかいていたことなど、いろいろな謎が氷解するとともに、やはり途中から介入するのは難しいなぁ、と実感したこと、総合内科専門医のボードを持っていながら、こんな初歩的なミスをするなんて、と非常に恥ずかしく思ったことを覚えています。

    編集済
  • 先日はたいへん失礼いたしました。サッカーの掃除のことです。自分の言葉足らずでした。申し訳ございません。

    以下が舛添要一氏のtweetです。
    『日本のサポーターがスタジアムの清掃をして帰るのを世界が評価しているという報道もあるが、一面的だ。身分制社会などでは、分業が徹底しており、観客が掃除まですると、清掃を業にしている人が失業してしまう。文化や社会構成の違いから来る価値観の相違にも注意したい。日本文明だけが世界ではない。』
    と舛添要一氏がtweetして批判を浴びておりました。

    座席周りだけらしいですが、僕は外国でも掃除してくれた日本の人、ありがとうと思いました。すみませんでした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私の返信で不快な思いをさせてしまっていたら、大変申し訳ありません。

    加藤さんから頂いたコメント、反論するつもりでは決してなく、掃除をして帰る日本の観客、素晴らしいと思っています。

    舛添氏のツイートも存じておりました。観客が掃除まですると…の下りですが、清掃を生業にしている人は、それでも残った汚れなどを掃除されるので失業することはない、とも思っています。

    日本国内に目を移すと、必ずしもみんなが道徳心を持っているわけではありませんが、それでも、このような大会で、少なくとも自分の出したごみを持って帰る日本人、それを海外の人が称賛する、ということはとても良いことだと思っています。

    私のコメントで、不快な思いをお感じになられたら、大変申し訳ありませんでした。

    今後とも拙文で楽しんでいただけたらと思っております。よろしくお願い申し上げます。


  • 編集済

    息子さんがサッカーのユースチームに所属している患者さんから聞いた話です。
    そのチームでは掃除、洗濯、服を畳むことなど、身の回りの事をサッカーと同じくらい仕込まれるそうです。
    ユースチームといえどもプロになれる子は数十人に1人。
    プロになれなかったとしても、キチンとした躾はその子にとっての財産です。
    そう考えると代表チームの選手たちも掃除の習慣が体に叩き込まれていたのかもしれませんね。
    そのような価値観を持つ国に生まれて本当に幸せな事だと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    先生のおっしゃる通りだと思います。

    「チームで仕事をする」という点ではサッカーと共通だと思いますが、消防学校、警察学校、自衛隊、アメリカ軍、そして先日YouTubeで観ましたが、アメリカ海軍の精鋭 SEALSの訓練でも、まず最初にマスターすべきことは完璧なベッドメイキングと自分の衣服、持ち物をきちんと整理することだそうです。

    これは小さなタスクだが、小さなタスクを一つ一つ完璧に行うことによってこそ、大きな作戦が成功する、とYouTubeの動画で、SEALS出身の海軍大将が、自身の卒業大学のスピーチで述べていました。

    おそらくそれはどこに行っても同じことなのだと思います。もしかしたら、日本の歴史の中で、そのような躾の大切さが他の文化より強く残っているのかもしれませんが、私個人もそのような価値観のもとで生まれて幸せなことだと思います。

  • 舛添要一も同じようなことを書いていて、すごく叩かれていました。
    心が痛くないのか不思議に思います。
    僕は掃除してくれた方、ありがとうと言いたいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございました。

    実際問題として「文化の違い」はあり、出たゴミは「ゴミ集め」をする仕事の人にお任せするのが正しい、とするところもあるので、難しい問題です。

    個人的には、「そんなの自己満足じゃないか」という批判に対して、「私たちの文化規範の中で「正しい」とされていることをしている「自己満足」であって、その自己満足の何が悪いんだ?」と思ったのです。

    いわば、「自己満足」で私たちの文化規範に沿って行った行為が、他の文化を持っている人から「素晴らしい」と言われたら、それは言葉通り受け取ればいいと思ったのです。

    ありがとうございました。