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  • 第630話 病棟待機医の苦悩への応援コメント

    DNRは誰が見ても一目でわかるような形でカルテに書いておいて欲しいですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    当院では急変時の対応については、黄色の用紙に患者さん、あるいはご家族の同意のサインをもらったうえで挟んでいます。色が違い、表紙のすぐ後ろに挟むルールになっているので、本来ならすぐわかるはずなのですが、深夜帯で非常勤医、看護師さんも夜勤専従の非常勤、という体制で、全員が当院のスタイルに「不慣れ」だったのかもしれません。

  • 脳室内出血でしょうか?
    ただ、脳室内出血の多くは脳内出血の脳室穿破でしょうから、ちょっと合いませんね。
    続きを楽しみにしています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    出血、と考えると脳実質とisodensityだったので、古いものと思われるのですが、側脳室はデブリ様のもの以外は、正常のdensityだったので、「古い出血」はless likelyだと思っています。

    spinal tapのできない病院(穿刺針がない)なので、行ないませんでしたが、septic menngitisで細胞成分が沈殿した、というのはどうかな?と思ったりもしました。ただそれにしては、経過中頭痛の訴えもなく、激しい高熱もなく、やはり合わないように思っています。

    患者さんは残念ながら永眠されました。

  • なぜか話をしている人のPHSが鳴る、という法則がありますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    本当にそうですね。


  • 編集済

    どこかで書こうかと思っていましたが、新潟県魚沼市、旧北魚沼郡入広瀬村の役場の人の話だと、昭和の時代は、ごちそうは熊の肉料理だったと言っていました。
    イノシシ、鹿は本来は新潟県にはいない動物です。
    ハレの日の料理で、熊射殺するな論は、イルカを目の敵にするグリーンピースと変わらないのです。

    マタギは奥羽山脈から新潟県あたりが南限ですが、アイヌや北方民族の関係性も言われています。

    マタギの現在はどのような活躍をしているかというと、射撃の技術を継承して自衛隊に入り、冬季オリンピックのバイアスロンが盛んな地域になっています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    熊の手は中華料理では高級食材、熊の胆嚢は「熊の胆」として漢方薬で重用されています。胆汁に含まれる「胆汁酸」の一つ、「ウルソデオキシコール酸」は、肝機能を保護する薬、として、日常臨床でもよくつかわれています。

    北海道にはヒグマもいるので、アイヌの人、北方民族とマタギの方、歴史をたどれば関連があるのだろうと思います。

    秋田県庁では、苦情の電話でてんてこ舞いだそうです。野生動物に対する「畏怖」の感情はないのだろうか、と疑問でしょうがないです。おそらく、日本の野生動物で最強、最凶なものは「クマ」だと個人的には思っています。「トラ」のような巨大ネコ科動物がいないので。

  • 第3話 制度のはざまへの応援コメント

    時折、医療職の方とお話しする機会があるのですが、訪問診療は本当に過酷だそうですね。他の話も一般人には想像もつかないものが沢山ありました。
    本当に医療の現場を支えてくださっている方々には感謝しかありません。
    前回の京都のお話も、面白かったです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    国が「在宅医療」へのシフトを考えていること、科学技術の進歩などで、私が訪問診療をはじめた20年近く前とは、自宅で行なうことのできる検査などが「機械があれば」増え、以前よりは参入しやすくなっています。

    とはいえ、医療機関のほとんどは「貧乏」なので、機械は発売されど高価で購入できず、自分自身の診察能力で訪問診療を行うことが多いのが実情です。

    訪問診療で一番の問題は、「家族の思いとどれだけ介護ができるか」というところなので、そういう点でも気を使う医療である、と思っています。

  • こういう事でも、ケトン血性嘔吐症になるんですね。勉強になりました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    次男については、外来ではぐったりして嘔吐を繰り返していたのですが、長男を迎えに行った20分程度の間に、点滴をつないで病棟に上がり、その20分間で外来の「グッタリ感」が嘘のようにニコニコしていました。このような経過を取る病態としては「ケトン血性嘔吐症」以外に思いつかなかったので、そう書きました。本来なら検尿でケトン尿を確認すべきなのですが、いかんせんこの場では私は、「医師」ではなく「患児の父親」なので、そこまでは情報を持っていないのです。


  • 編集済

    意外かと思われるか、鉄オタでは見たことあるかもしれませんが、
    ドイツのICE(高速列車)の入口ドアに「1」「2」と書いてあります。
    1等車、2等車です。

    これは、どちらに乗るか、これは厳然と意識しているようです。
    ドイツで社会党政権の首相が誕生したら公用車はフォルクスワーゲンの高級グレードになったとか、保守系(キリスト教民主党)だったらアウディとか、シャーシは同じでもブランドが違うなんて(w)

    フランスのTGVにも1等、2等が書いてありますし、地下鉄(郊外から乗り入れるRER)にも1等、2等の区別があります。

    このような感覚がヨーロッパでは厳然と残っており、都知事がエコノミーを利用するということは、保守系でなく革新系、労働者階級政党の出身なのか?と見るわけです。自民党でなぜエコノミーを利用?ですね。
    逆に保守系労働者階級はネオナチの危険分子と見なされる場合があるので要注意です。

    私は「んなもの、めんどくさい。日本はそんなもの廃止になっている」と言って「すべて2等だ!」と言い張った方が楽なことが多いです。ヨーロッパでは。

    窓口では行き先だけ言い、クラスを言わないと、2等券で発券されます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございました。

    なるほど、ヨーロッパではやはり「階級」が存在しており、それぞれに「適した」ランクのものを利用しているわけですね。大変勉強になりました。ありがとうございます。

    そうであるなら、やはりそこは「必要経費」として公金を出さざるを得ないと思いました。町側も、その理由を明確にすれば、「分からずや」はいるとは思いますが、多くの人は納得するのでは、と思いました。

  • たしかガンダムは核融合だったようですが、1回巨大な電力を使って核融合炉を起動させて連鎖的に核融合反応を起こせば?なんて考えますが核融合反応から出来るエネルギーから直接電気を取り出す技術は。まだ想像できません。いったん熱を発生させてボイラーでタービンを回すなどになるとかなり大がかりですね。
    アトムのジェットは核融合反応で発生する熱を噴流にすることはできそうです。
    実際に核分裂反応を利用した核ジェット機をソ連やアメリカは開発していましたが乗員は放射線を多く浴びて…

    オバQはよく考えるとホラーで、U子さんは貞子が家にいるというみたいな話で、平気なのでしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    プラズマ化した流体をコイルの間に流すと発電する、というMHD発電などというものが「原理」としては提唱されていますが、実用化は難しいものです。

    そうすると、どうしても発生したエネルギーを「熱」という形で水蒸気を作り、タービンを回して発電する、という今の形に落ち着くことになりますが、そうすると装置も馬鹿でかくなるので、なかなか…、という事になります。

    まぁ、本当は「空想の世界」。その世界観を受け入れて楽しむのが一番なのでしょう。


  • 編集済

    かなり鉄分多めですね
    阪急電車に始めて乗ったのは大人になってからでした。
    ただ土木マニアである私が一番興味を持ったのは、十三駅の構造です。
    ああいう駅は関東、JRでも見たことありません

    模型レイアウトに困りますね(笑)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    十三駅、複雑な構造ですが、かつてはさらに頭端式のホームがあり、十三駅発の京都線普通列車が走っていました。十三駅の頭端式ホームは、京都線の歴史を考えれば「納得」なのですが、関西私鉄の歴史、紐解いてみると面白いです。

  • 第622話 Crossroadへの応援コメント

    凄く懐かしい曲がたくさん出てうれしいです。

    Smoke on the Waterのイントロは練習の定番ですね
    最近はTopgun anthem(映画トップガンの挿入曲)などが練習の定番のようですね
    アメフトの開会式などでも演奏されるようになりました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    チョーキングの感覚が、エレキギターとその他のギターで全く違うのです。

    エレキギター、ギュイギュイ言わせるのは楽しいのですが、基本的な技術は押さえておこう、と思って、クラシックギター部時代の基礎練習、エレキギターでも続けています。

  • 第619話 小学校低学年か?への応援コメント

    親子で机を並べて勉強するのはいいですね。
    クラスメートがそうやってお父さんに数学を教えてもらって東大に行きました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    東大に行く子供を教えてあげることのできるお父さんも立派だと思います。

    私は、関数などは何とかなりますが、図形は壊滅的なので、問題集が「図形」のところに差し掛かると、多分息子よりも解答ができなくなると心配しています。

  • 私も糖尿病のままでいいと思います。
    名称変更でうまくいったのは、痴呆 → 認知症くらいでは?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私も「糖尿病」のままでいいと思います。
    患者さんのアンケートでは「印象が悪い」とありますが、実際、甘く見るととんでもないことになる疾患なので、「悪印象」だから「病名を変える」という発想がいかがなものか、と思っています。


  • 編集済

    第619話 小学校低学年か?への応援コメント

    どこか?(小説内?)で、「代数幾何の赤チャート」を使う場面を記載した覚えがありますが、今でもあるのでしょうか?

    三角関数なら基礎解析か微分・積分かな

    (御礼)
    ありがとうございます。
    私は文系でしたが、赤チャートと緑(青?)チャートを使っていた記憶があります。黄色、白は覚えがないのですが
    学校指定というのはなく、自発的に買っていたと思います

    作者からの返信

    チャート式参考書は今でも使われています。今も長男が赤チャートを学校指定で使っています。基本の色は白、黄色、青、赤の4種類で、難易度は白<黄色<青<<赤だそうです。

    私の通っていた高校では、青チャートを使っていました(一応公立上位校)。なので、赤チャートを使っているのは、東大、京大、医学部などをターゲットにしている人たちだと思います。

    次男君はまだ「三角関数」ではなく、「三角比」のレベル、数学ⅠAです。


  • 編集済

    私が大学に入った頃は、卒業後は「就職」するのか「研究者」になるのかという考えで、やりがいとかそういう考えはなかったです。
    就職氷河期が始まりだして、意中の会社に就職した人、不本意だった人もいて、「私は意中の会社に就職できず、この会社に決まったのは不本意だった」とはっきり言っていた人もいました。
    転職をいくつかして天職を見つけたという人もいました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私たちが就職期を迎えたころからだったと思いますが、新入社員に「訳の分からない」研修を受けさせることが始まったように記憶しています。「自己啓発セミナー」みたいなものを目にするようになったのもそのころからのように感じています。

    本書の主張は、「やりがい」「自身の成長」などの言葉を職員に使うことによって、「使用者」が本来支払うべきものを「ごまかしている」というものです。

    私たちのギルトの中でも、「医者は『職業』ではなくて『生き方』だ」と公言されている人もおられます。その言葉を否定するつもりはありませんが、神戸の「専攻医自殺問題」の根っこには、「そのような思想」があることも否定できないところだと思っています。

    「お客様の喜びは私たちの喜び」みたいな言葉を掲げている企業の中にはブラックな企業も多く含まれますが、例えば、「自身の成長」のために、勤務1時間前に「自社の掃除」のために出社させる企業があったとして、本書では「出社を強制するなら、その1時間にも時間外手当を支払うべき」という主張でした。

    個人的には、医療の世界で最も「やりがい搾取」されているのは「大学病院」だと思っています。理不尽な構造が成り立っている、不思議な世界です。


  • 編集済

    胸部レントゲンは「ききょーたてよここつなんちゅう」で診ることにしています。
    つまり気(気管)、胸(胸部)、縦(縦隔)、横(横隔膜)、骨(骨)、軟(軟部組織)、チュー(チューブ類)です。
    あと、以前のレントゲンとの比較には2枚横に並べて立体視すると、新しい病変部は浮かび上がって見えるので、そのような裏ワザを活用します。
    ただ、最近はAIが導入されたので、結節影や浸潤影はAIに頼りっぱなしですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    立体視については、当院のシステムが短期間で2回程入れ替わったこともあり、ディスプレイ上で、今回の写真と以前の写真を並べて表示すると、若干大きさに左右差が出ることがあり、ちょっと難しいところです。

    AIの導入、ものすごくうらやましいです。読影のたびに、「見落としはないか」とびくびくしています。

  • おめでとうございます!
    確か18年ぶりでしたか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    公共交通機関を利用していたりすると、街の「優勝フィーバー」の雰囲気を肌で感じることができるのでしょうが、自宅と職場を車で往復し、後は、近所のスーパーに買い出しに行くくらいしか社会と接点がなく、「18年ぶり」と言われても、別世界のように感じます。

    1985年の優勝(私が中2)の時は「久々の優勝」という事、家族にトラキチ(亡父)がいたこと、直近の優勝が私が生まれる前、という事もあり「久しぶりの優勝だ」と子供心に思いましたが、今から18年前には「初期研修医」として医師の仕事をしているので、同じ「18年ぶりの優勝」と言われても、あの頃のような感慨は感じません。

    これも「歳を取った」証拠でしょうか(笑)。


  • 編集済

    いやぁよかったです

    そういえば、私はヤクルトのファンなのですが(笑)
    タイガースには好きな選手が多かった覚えがあります。亀山とか、真弓とか

    最近は野球から遠ざかっていて選手がわかりません


    あ、思い出しました
    「アレ」
    フランス語でAllezは「行け!」と言う意味でした。「アレ、アレ」という応援は仏語として正しいので、フランス人には応援だとわかりますね

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私も「プロ野球」から遠ざかっていて、どのチームにどんな選手がいるのか、わかりません。

    ラジオの聴取者のすべてが「阪神ファン」ではないので、せめてNHKくらいは、阪神ファンに忖度することなく「優勝」と言うべきだったでは、と思っています。

    こちらの方では、優勝が決まってからも「アレ」を連呼している人が多く、その経緯を考えると、複雑な気分です。

  • 確かに「片方の正義は片方のトラウマ」ですね。
    そればかりか、戦争に負けた方は一方的に悪役を押し付けられてしまいます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    まさに「勝てば官軍負ければ賊軍」です。


  • 編集済

    実際はアメリカにはいろいろ多様な考えがあるようです。第二次大戦後、「日本は敵にしてはならない」という考えで一貫しているようです。
    田中角栄が中国と接近したのを警戒してロッキード事件を仕掛け中曽根で日本をアメリカ側に戻したとも言われます。

    イージス艦は特攻隊へのトラウマから開発された兵器ですし

    原爆は果たして開発してよかったのか、という議論もあり、すぐにソ連にコピーされ、自らが核に怯える立場になったということ。
    昭和天皇が和平終戦に動いていたのに使ったことはホントに余計でだったのではないか。

    実際に、日本がポツダム宣言受諾の最大の要因は祖父は、ソ連の参戦というのが決定的だったといい、原爆よりそちらの要因が大きいと言ってたような記憶があります。

    たしかオッペンハイマーのマンハッタン計画の邦訳を父親が持っていて読みましたが、核開発の話で、あまり戦争を終わらせるため、という考えとは思わなかったです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ポツダム宣言受諾の理由で最も大きかったのは、おっしゃる通り「ソ連の参戦」だと私も理解しております。ただ、アメリカの人の多くは「原子爆弾の使用が、戦争終結を早めた」と考えている、と何かの本で読んだことがあります。

    もともとの核開発のきっかけは「ナチスドイツ」への対抗のためだったと記憶しています。ゆえに、アインシュタイン博士なども参加した、と記憶しています。ただ、「開発者」の思いとは別の次元で、軍は核兵器を考えていたのでしょう。

    編集済
  • 先ほどニュースを見ました。
    送検は便宜的で、医師は不起訴の可能性が高いような気がします。
    患者が人工呼吸器の取り外しを明確に指示していることが分かる以上、裁判を待つまでもなく、起訴されないと

    交通事故で、相手も悪いので不起訴になるのと同じ理屈でしょう

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。不起訴になるかどうかは、医師のカルテがどのように記載されたかによって変わるのではないか、と思っています。

    報道で、名古屋大学の教授が語っていたように、「わざと肉体的苦痛を与えた」と検察が認識すれば「起訴」となるのでは、と思いますし、本文中に私が書いたように、「患者さんの希望に応じて、人工呼吸器の離脱を試みたが、離脱困難と判断し再装着した」と「医学的必要性のある行為」だったと認定すれば不起訴になると思います。

    そこでものを言うのは「カルテ記載」だと思います。カルテ記載、そういう意味でも重要で、私が念入りにカルテ記載を行なう理由の一つは、「自分の身を守るため」でもあります。

  • 第603話 義父の一周忌への応援コメント

    私は喪服は、喪に服している期間ときいているので13回忌は平服(ただしドレスコードは必要)だと聞きました。

    1周忌までというところもあります。数珠は基本的には必要ですが、お布施を包む水引は黒から黄色に変えたりするようです

    作者からの返信

    お教えいただき、ありがとうございます。

    お隣の方、本当に「普段着」でお見えになられていたので、びっくりしました。


  • 編集済

    農林水産大臣は漁業者をまもるのが仕事(環境省的役割もある)ので、本音が出たのだろうという話ですね。

    今朝新潟水俣病の会が批難声明を出した記事がありました「水で薄めたって放出する放射性物質(原発事故のデブリ)の量が減るわけではない」と

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    個人的には、農水相が単純に「言葉の使い分け」を知らなかっただけだろう、と邪推しています。あまり「漁業者を守る」という事も考えていないように感じているのは、私の穿った考え方かもしれませんが。

  • ウチも発熱の救急患者さんは多くがCOVID-19陽性です。
    時に重症化するので油断できません。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    当院の入院患者さんの年齢平均はおそらく80代後半かと思っています。

    そういう方では、COVID-19感染→食欲低下、食事がとれない→衰弱→永眠という流れが多くて、困っています。


  • 編集済

    臨床研究の場合、倫理委員会の手続きが1つの壁ですね。

    また、米国留学時代にいくつか感じた事があります。

    まず、研究者は雑用が少なかったです。
    アシスタント的な事はアルバイトに来ていた医学生がやってくれました。
    医学生にとっても意味のあるアルバイトだったと思います。

    それと当時、英語という言葉の壁は大きいものでした。
    現在ではITを駆使すれば、かなり乗り越えやすくなっていると思います。

    あと、科学に対する根本的な考え方の違いも大きいですね。
    事実と見解を厳密に区別する、何か述べるときはその根拠を示す、そしてロジックを大切にする、こういうことが骨の髄まで叩き込まれているのが西洋諸国における研究者だと感じました。

    中国や米国には大きく差をつけられてしまいましたが、日本の研究者はまだまだ秘めた力を持っていると、私は思っています。
    まずは、修士や博士を大切にする社会であって欲しいですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    いわゆるF欄大学も、ある意味「博士号取得者」の受け皿となっているのかもしれない、などと思ったりします。

    医系の大学院生は、アルバイトだけで暮らしていける、何なら家族も養えますが、一般学部卒の院生では難しいことです。

    そのような修士、博士、ポスドクが研究に専念できるようであってほしいと私も思います。


  • 編集済

    医師不足の議論は明治時代初期からあることを知りました。NHK朝ドラで牧野富太郎氏の話でも描かれている帝大と文部省の支配
    医師不足を解消したい内務省(今の厚生労働省)
    帝大の言い分は医師の粗製乱造は困るが、内務省は帝大1校は少なすぎるという対立があったといいます。
    医学部定員を握るのは文科省で、あれほど叩かれている厚生労働省は本音は医師の身方なんだとか。
    厚生労働省は医師は高官ですが、文科省は事務屋の世界。
    あまりにも事務屋の言い分が、医師の働き方に影響を与えているような気がします

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    厚生労働省も、医師免許を持っている医系技官よりも、文官の方が力を持っているようで、なかなか難しいところではあります。

    医系技官も「医学部卒業後5年以内」と受験に制限がつけられており、「希望する者に初期研修をしてもらう」ということについても「虎の門病院」という超名門病院なので、本当の意味で「庶民が集まる」泥臭い現場を知らない人たちの集まりだろうと思っています。

    「医師の不足」については、「医師数そのものの不足」、「診療科による偏り」、「地域間格差」の3つの問題が重なっているので、非常にややこしくなっています。

    欧米諸国のように「各科の『専門医数』の制限」、「『利益団体』ではなく、『公衆衛生に対して強制力のある』全員参加型の『医師会』」という形で、「医師」という「ギルト」の中で、自律的に診療科、地域による偏在を解決していければなぁ、と思います。

    編集済

  • 編集済

    私は博士課程単位取得満期退学した経験から思うのですが、課程博士の取得は実は、ある程度取りやすくなっているのに対し、論文博士の取得にハードルが多くあり、企業に博士取得者が少ない要因ではないかと思うのです。

    私は単位取得なので退学した大学には論文提出学位請求の資格はもっているのですが、指導教官は退官しており、D論を提出するには審査する教授捜しから始まります。規定で査読する副指導教官二人必要で、同分野の先生を選ぼうとしても二人いないのです。

    さらに論文博士には、参考論文数は課程博士よりさらに求められることになっています。大学紀要は原則在学中か教官のみ。
    今でも学会に年会費は払っていますが、学会誌に出すには指導教官の推薦が…

    頭がいたくなります。
    いっそのこと、博士を取るためき再入学するのが一番早いのかと。

    理系だと企業研究で大学とつながりがあれば社会人として論博は道は開けそうですが、文系は絶望的です。

    という事情もあり、国立大学教授でも文系は修士という人が結構います。
    博士でも学術博士がほとんどで、文学博士、法学博士はいわば珍種でしょう(失敬、相当、偉い先生ですね)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「理系」の修士と「文系」の修士では重みが違うと思っています。学位論文は「これまでになかった新しい発見」が求められます。文系では、それを新たに生み出すことはかなり大変で、「大学院に入学」のハードルそのものが「理系」と比べてうんと高いのでは、と感じています。

    「理系」は、「新しく分かったこと」の鼻先に「まだ分かっていないこと」があるので、そういう点では、「文系」の修士号や博士号と比べると、かけるエネルギーは「理系」の方が少なくて済むのでは、と思っています。

    MBAや法科大学院を除く文系大学院に進む方は、「本当に学問が好きなんだろうなぁ」と思って、尊敬の目で見ています。

  • かけるべき所にはお金をかけるべきですね。
    色々な面で日本の劣化が目立っているように感じます。
    身近なところでは、ペラペラのペットボトルとかすぐに破れるコンビニ袋が悲しいです。


  • 編集済

    MRIでの所見がなかったというのは何よりです。

    MRIは数回経験があります。頭痛持ちのため「念のため」ということです。
    私のかかり付けはクリニックでMRIがあるのですが、周りの患者さんを見ると重い症状の人もいるので、やはり脳の病気は気をつけないといけないといつも思います

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    MRIで所見なし=病気がない、ではないのが難しいところです。

    年を重ねると、いろいろとガタが来るのでしょう。10年後、20年後の警告かもしれない、と思っています。

  • 1つ言えることは、この記事を書いた人が中等症以上のCOVID-19に罹患したり後遺症が出たりした場合、やはり大騒ぎするのだろうな、ということです。
    その時は「日本の医療体制はなってない」という主張でしょうか?
    本当にコロナが終わってくれれば有難いのですが、それまでは淡々と診療を続けるのみですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通り、精一杯の誠意をもって、淡々と、目の前の患者さんの診療を続けていこうと思います。


  • 編集済

    大阪府の公立高校の入試問題が、3種類というのはホントですか?

    当県では高校入試は1種しかありません。内申点の比率(難易度の高い高校は内申3:試験7)という比率になっていたり、理数科は数学など理系科目が傾斜配点になっている形です。

    以前にも書きましたが、医学部を目指す場合は、理数科受験が基本で、普通科からも受験はできますが、推薦や奨学金などは理数科があきらかに有利なので、医学部に行きたい人は高校の受験の時から決める形になります。

    高校理数科では、2年生の時に「メディカルコース」を選択する形になり、その時点で医師になる適正も見られるので、高校2年で実質医学部に入るかどうか決まる形になる。(推薦入試で医学部に入る形ですね)

    工学系にしても、最近は工業高等専門学校の選ぶ生徒が増加傾向となっていて、
    高専は高校指導要領に拘束されないので、授業内容はフリー。
    高校なのに授業は実質大学工学部と同じです。高校で習う数学は2学年目には完全に終了し、低学年から大学の数学の授業が始まります。高専専用の数学教科書や大学の数学教科書を使用する。とくに長岡高専は実質長岡技術科学大学接続するので「高大一貫校」(それも国立)という位置づけ。
    そして高専はとにかく数学授業の内容が厳しい。現級留置きもあるので、現在の高専は完全なエリート教育校になっています。
    徳島の「まるごと高専」は高専は高校指導要領に縛られない、ということに目をつけたわけですね。

    普通科に行く生徒は、文化系が多くなるので、高校受験で進路を決めるという形がスタンダードになってしまいました。

    ですので中三の春というのが、一番大事な時期というのが、こちらの状況のようです。
    いずれにせよ、数学がダメだとどうしようもならず、選択肢が狭まって「気づいたら文系」になるわけで、『数学だけはやっとけ」と指導するのが精一杯。私の時代と全然違うわけでして

    ……って東京でもこんなことはやってません。
    いつからここはエリート育成地域になったのか……?

    (ご説明御礼)
    なるほど、大阪府の高校受験の仕組みがわかりました。
    実際、出来る子と、そこそこの子がいるわけですから、試験の難易度で振り分けてしまうわけですね。

    その点、こちらの学校は例えば新潟高校は、進学校というより、封建的な英国のパブリックスクールみたいな感じですね。入ったら名士の御子息だらけなんて話もあるので、受験難易度を上げてないような気がします

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    実際には、国語、英語(含リスニング)、数学が難易度によって3種類用意されている、ということです。簡単な方からA,B,Cとランク付けがされており、内申点と試験の得点の「合格判定」に使う比率も学校で決められています。

    合格者をどのように判定するか、も公開されています。試験の得点が良かった人を、定員の90%まで「合格」と判定します。試験の得点順で定員の90%~110%は、学校の指定した比率で内申点と試験の得点を合計して順位を決定します。定員ギリギリのところには、複数人がいるので、出願時に提出した作文から、学校の求める学生像に近い生徒(アドミッション・ポリシーとして明文化されている)を選ぶ、ということになっています。

    進学校(文理学科)はすべてC問題となっています。一度解いてみましたが、激ムズでした。リスニングでは、選択肢そのものがかなり捻っているので、リスニングが流れる前に選択肢の内容をすべて理解しないと選択できません(以前、拙文に書いたことがあります)。

    英語についてはTOEICや英検などを取っているとある程度の点数を確保してくれるようになっています。英検2級(高校卒業程度)なら、得点率80%と読み替えてくれます(3級は読み替えの対象となりません)。試験の結果と、読み替え得点率の高い方を採用してくれます。

    大阪府立高校でトップとなる「北野高校」の受験生は、その85%が「英検2級」を習得している、と新聞に載っていました。現実に、入試でのC問題より、英検2級の方が素直で、点数が取りやすいと思いました。と同時に、入学時点で、「高校卒業程度」の英語力がある、というのは笑い話だなぁ、とも思いました。

    人口が多くて、地域間の学力格差も大きい大阪府なので、A問題では「通分を必要とする分数の足し算」が出題される一方で、C問題はそのようなレベルの問題です。

    編集済
  • いつも為になる話をありがとうございます。
    チリも積もれば、と狙ってたのかもしれませんね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    法人側はそう考えているのだ、とわたしも思っていました(笑)。


  • 編集済

    私は大学院では、エビデンスに基づくというのは、あくまでも実践的学問であり、それは修士論文まで。

    博士論文はそこから新しい発見がないとダメだと指導を受けました。なので目いっぱい在学しても結局博士論文は取れずじまい

    パルスオキシメータの原理を発見した、青柳卓雄氏の論文をみて「これにはかなわない」と衝撃をうけました。
    エビデンスは自分が行った実験結果。
    これが博士論文だと。
    後輩に見せるのに、一番良い論文だと思っいます。

    文系だと兼子仁氏の「行政行為の公定力の理論」が法学の代表的な博士論文だとか。読んでわかりませんでしたが…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「博士論文はそこから新しい発見がないとダメ」という事は私も大学、大学院で口うるさく言われていました。理系学部では、学士論文も一応「新しい発見」となります。

    理系学科(数学科を除く)は、視点を変えるといろいろと「価値は低いけど新しいもの」を作れるので、文系の「博士号」に比べて取りやすいだろうと思っています。

    大きなブレークスルーがあると、一気に「新しい発見」が増えます。例えば、”iPS細胞”が確立されれば、”iPS細胞”を使った「何か」をすれば、それはすべて「新しい発見」となるわけです。

    理系分野ではたくさんの論文が発表され、博士号を取る人数も多いですが、「これまでの常識をひっくり返す」ような研究成果を見ることは、たとえ”Nature”や”Science”、”New England Journal of Medicine”、”Lancet”などの超一流雑誌を見ていても、少ないです。

  • 第576話 些細なツッコミへの応援コメント

    私のお金はすべて妻に管理されています。必要な時に必要な分をもらいます。
    私は給料明細を妻に出していますが、妻の明細は見たことありません。

    昨年、子どもの扶養の関係で社会保険の担当から電話がありました。
    「すみませんが、お子さんの扶養は外さないとならないと思いますが…」

    「え、そんなバカな。私の子ですよ!」
    「いえ、奥様の方の所得がここ何年間も上回っているので、奥様が扶養親族になってもらわないと…」

    あいつ、いくら貰ってるんじゃ!と
    気が小さいのでこの話言えず、引き続き扶養を拝み倒しましたが

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    収入の多い方に扶養を移さなければいけない、ということは初めて知りました。

    妻は、結婚後も、子供ができても仕事を続けることを望んでいましたが、私がたくさん当直し、帰宅も遅く、育児が十分にできないことから、専業主婦となってもらいました。

    妻の希望していた人生を犠牲にしてしまったなぁ、と今も申し訳なく思っています。

    子どもたちも大きくなったので、「仕事、どうする?」と尋ねましたが、「今は、特にしたい仕事がないから働かなくていい」とのことでした。

    その言葉に甘えて、専業主婦をもうしばらくお願いしたいと思っています。

  • 第571話 やはり異常だよ。への応援コメント

    今年は冷房嫌いの妻も冷房をつけて寝ています。
    例年だと、「別の部屋で寝る!」と言うのですが。
    (エコなダイキンのエアコンを入れたので、一晩回しても電気代は30円くらいだそうです)

    医療従事者(看護師)なので、病院で何か研修したかもしれません?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    我が家では、温度計+湿度計の下に、熱中症のリスク換算表を貼っていて、「厳重警戒」の基準を満たせば冷房をつけよう、と決めたのですが、なかなかうまくいきません。

    夏休みで子供たちもいるので、家族みんなの体調が心配です。

  • 父親の職場と仕事の様子が分かったのが、最大の「オープンキャンパス」だったと思いました。残念ながら宿題をクリアはできませんが。

    ウチの息子は、アホのようにアチコチのオープンキャンパスに参戦してます

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通り、「親父の仕事」を見るのは、大切なことだと思います。私を育ててくれた継父は、いわゆるブルーカラードの仕事をしていましたが、大学の長期休みには、継父の会社で、継父やその同僚の方々と一緒に仕事をさせてもらっていました。

    継父と同じ職場で、同じように汗水たらして(夏は毎日本当に、着ている作業服に塩がふいていました)働けたことで、たくさんのことを学ぶことができました。それは今の私の人生にも、大いに影響を与えてくれています。

    編集済
  • 第566話 たっか~い!!への応援コメント

    ガソリン高いですね。
    私が最近、買い替えたのは3,500ccのハイブリッドですが、地道の通勤で18.5km/Lくらいの燃費です。
    以前に乗っていた3,500ccのガソリン車が8.5km/Lくらいだったので、ガソスタに行く頻度が格段に低くなりました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    3500ccで18.5km/Lとは、なかなかすごい低燃費ですね。ハイブリッドでないと出せない数値だと思います。

    私自身はトヨタ派ではないのですが、豊田 章夫氏は好きで、自動車界のレジェンドとしては、本田 宗一郎氏と並べてもいいのでは、と思っています。豊田氏が言った「私は、ガソリン臭くて、音の大きい車が好きだ」という言葉は好きで(違法改造のことを言っているのではない)、軽自動車か5ナンバーのサイズで、MT車が欲しいなぁ(MT車はほぼすべて純内燃機関車)、なんて、SDGsに沿わないことを夢想しています。

  • 思わずアンジェラさんを検索しました。とても綺麗な方ですね。
    私も今日は昔の思い出のコラム(駄文)を書こうかな?少しウィスキーも効いてきました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

  • 人によってはタミフルでの異常行動があるわけですね。
    参考になりました。
    憶えておきます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    若年者の異常行動が問題になり、10代のタミフル使用が制限される直前のことでした。

    異常行動の発現率はタミフルについて使用、不使用で統計学的有意差がない、ということで現在は10代の使用制限は解除されていますが、4歳男児のA型インフルエンザ、タミフルで加療中に発生した異常行動の1例、ということでご理解いただければと存じます。目の前でそのような不調を起こしたので、大きくなった今でも、少なくとも長男には使いたくない、と思っています。


  • 編集済

    まさに私の高校、学生時代と被ります。
    1980年代にソ連のゴルバチョフ書記長が、「ソ連はこのままで良いのか」ということでペレストロイカが始まるわけですが、当時はまだ日本はバブル前とバブル期でした。
    それを受けたのが中国学生の改革運動で天安門事件に発展します。
    東京都内の大学は、まだ学生運動が活きていて、学生自治会では、東大は民青(共産党系)、早稲田は革マル派(法学部)、明治大学は中核派などのセクトが中心でした。御茶の水女子大や津田塾大学の女子学生も元気でしたね
    早稲田大学は1990年代初頭も全学ストライキでバリケード封鎖し期末試験のボイコットがあったくだりは私は小説に書いています。
    東大の自治会でも日本共産党に対する批判が高まるのですが、その批判を封じて弾圧したのが、今日の日本共産党の志位和夫氏だといわれ、これは他のセクトの大学にも伝わっています。
    私はnonpoliticalでしたが、さすがにあの党は…という感じ。

    中国の路線転換はそれからですが、天安門事件の引き金のもう一つは、昭和天皇崩御で、日本は一つの時代が終わったという意識が中国に伝わったとも。
    実際に天安門事件は昭和天皇崩御の直後ですし

    ついでに、私が韓国政府(それに乗ってる韓国芸能界)が好きでは無い理由が、学生運動を催涙弾を使って弾圧していた歴史をみてるので、信頼できない(北は当然にもちろん)からです。
    日本にいる人達には罪はないというのは言うまでもありません。それから逃げて来た人が大勢いますから

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私は1991年に大阪大学に入学しましたが、いまだに革マル派がヘルメットをかぶって行進している姿に驚いたことを記憶しています。

    昭和30年代に立てられた建物、そして掲示板が私の卒業後、建て替えられ、今のキャンパスは全く学生運動の香りは残っていないようです。

    という事で、学生運動の熱、その後80年代の冷めた時代とバブル、そして90年代の氷河期を経験している世代です。ただ、あの頃の大学は、まだ牧歌的な雰囲気が残っていたようにも思います。今の大学のように「管理」が行き届いたという印象はなかったです。

    編集済

  • 編集済

    第562話 A Day in the Lifeへの応援コメント

    奥様のご病気が早くご快癒されることを願っております。

    私は今年の鳥インフルエンザ対応で渡されたタミフルを密かに保管していて(内緒)

    自分の小説は「PLAY LIST」にしてますが、タイトルや曲被りがないかチェックしていますが(漏れがあるかも…)思い出の曲が200を超えのは自分でも驚いています。

    ひとつ思い出したのは、かつての海軍はどんな上官であっても、水兵の作業を妨げてはならない、横を避け通るのが原則だったそうです。
    山本五十六の言葉は結構長くて、続きを知ってすごい人だと思いました。教育パパで府立一中(現、東京都立日比谷高校)に息子を入れるために鎌倉市から引っ越ししたという逸話もあるようです(笑)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    妻もだいぶ症状が緩和されてきたようです。

    「どんな上官であっても、水兵の作業を妨げてはならない」、その通りだと思います。下のものに支えられての上官ですから、実務をしているものの邪魔をしない、ということは上のものとして、当然の振る舞いだと思っています。

    実社会では、なかなかそうなっていないところが残念なところです。


  • 編集済

    昔のCMはリミッターが外れていましたね。
    新潟で、深夜に海からビキニの外国人女性が現れるのですが、胸にブラをつけていない、「丸出し」というものでした(安心してください、下は履いてます)。大阪のようなお笑いでも、東京のようなエロでもなく、かなり「健康的な」感じです(笑)

    新発田市にあるレコード店で「サウンド北越」という店ですが、今は大きくなって「ハードオフコーポレーション」になりました。
    買取販売の最大手ですね。ブックオフコーポレーションの筆頭株主でもあります

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    今は、いろいろと制限が多くて、クリエイターの人たちもやりにくいのかもしれない、と思ったりします。

  • 自宅で診断して自宅で隔離していたのであれば誰にも迷惑をかけずにすむベストの選択だと思います。
    逆に、医療機関を受診していたらケモ中の患者さんとかHIVの患者さんたちに飛び火して大変なことになるところでした。
    学校の先生は自分の頭で考えることをしないのでしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    このような問題は、COVID-19流行前からあり、冬季のインフルエンザ流行期に、「熱が出た/頭が痛いなど」の症状発現から間を置かず、「職場から検査をするように言われました」と言って受診される患者さんや、「インフルエンザにかかっていないことの証明をもらうよう、職場から言われました」と言って受診される方が、例年わんさかとおられました。

    いわゆる「小企業」でなければ、衛生委員会や産業医の設置義務があるはずなのに、「なぜこのような無意味な受診を職場は指示するのだろう」と憤慨しながら冬季の外来をしていました。

    おそらく社会全体が、「感染症、あるいは健康に関するエトセトラ」については「医師のお墨付き」あるいは「医師の責任」という事にして、責任を取りたくない、という思いがあるのだろう、と思っています。

    変な世の中だ、と思っています。

  • 「その一斉メールの一因となったのは間違いないだろうと思った」

     うーん、「親は医師」と言うことが通じない、お役所仕事…
     わが家は子供が発熱症状(結果的に陰性)で、「母親は看護師だったな」で学校はそんな対応はなかったような

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    学校からの電話連絡に対応したのは私ですが、敢えて言うこともない、と思い私が医師だとは伝えませんでした。多分それも理由なのだと思います。

  • 呼び出されたら車で病院にかけつける、という生活をずっとしてきたせいか、私もアルコールを飲む習慣はありません。
    呼び出されない立場になったら、次は親の急変で施設に呼び出される事がたびたびあり、アルコールを気軽に飲めないのは相変わらずです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    いつ呼び出しがあるかわからない、というのは心の休まるときがありませんね。

    大変お疲れ様です。


  • 編集済

    私も学生時代は、親からお金を出してもらっている身、で自分のアルバイトで得たささやかなお金でしたお酒は飲みませんでした。
    地方出身者も多く、学生時代で馬鹿騒ぎで飲む学生は多くはなかったと思います。

    就職して、自分の給料で飲むようになると、500mlの缶ビールを三本毎日飲む(30代の始めのピーク)のを、「やめなさい」と止めたのが今の妻です。

    造り酒屋の主人のお話だと、日本酒は「お料理」であると。

    食事とは関係なく飲んで、騒いで、依存になるようなものは、妻は「薬物乱用」といいました。

    良い例えですね。
    飲みにケーションでも、接待であればお酒はお料理ですが、「俺の酒が飲めないのか!」は大麻パーティーとかわりません。

    全く、ソバーキュリアスみたいになるような、飲まない生き方は「宗教」だと思います

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「日本酒は『お料理』」いい言葉だと思います。日本酒だけでなく、ビールも、ウイスキーも、造り手側は細心の注意を払って、「良いお酒、おいしいお酒」を造ってくれていると思っています(ごく一部例外はあるとは思いますが)。

    それを、適切に楽しむのは大切なことだと思っています。

    話題に上げた「ソバキューリアス」の人たちも、飲むときは飲むようですが、「人を交えてお酒を飲む」ことの意味が私たちの世代とは異なっているのだろうと思っています。私たちの世代は、「つながりの深くない」人たちが「お酒を一緒に飲む」ことでつながりを深くする、という機会としていましたが、今は、「すでに仲の良い人たち」が集まってお酒を楽しむ(もちろん私たちの世代にもありましたが)という事により強く重点を置いているようです。

  • 現代医学をもってすれば、お父様ももう少し調子良く長生きができたでしょうね。
    同僚でI型糖尿病の医師がいますが、幸い普通に50代の生活を送っています。
    医学の進歩は素晴らしいものだと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通り、時代が時代なら、と思わぬわけではありません。

    父が受けていたであろう医療、現在提供している医療の差を考えると、「医学の進歩」は急速に進んだのだろうと思っています。


  • 編集済

    これは、「あるある」ですね。
    私も「第153話 マンションを買わされる男」に書きました。
    私が研修医の頃からすでにあったので何十年も同じスタイルのセールスです。
    「折り返します」といっても絶対に自らの名前も電話番号を言わないのが特徴で、なぜ名前も電話番号も言わない人間からマンションを買わなくてはならないのか、理解に苦しみます。
    いっそやり取りを録音してYouTubeか何かで晒してやったら、と思います。
    誰かやってくれないでしょうかね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    何十年も続いているスタイルなので、やはりある程度は引っかかる、あるいは私の先輩のように「考えて、その話に乗る」人がいるのでしょう。

    ただ、あまりに無礼な人は、本当に「いかがなものか」と不快に思います。


  • 編集済

    小学校の国語の教科書だったでしょうか。
    アメリカで医師が救急の患者で呼び出され、その途中である男に車を止められ拳銃を突きつけられて車を奪われる。
    医師は何とかタクシーを拾って病院に駆けつけたら、救急患者の子供は亡くなっていた。
    その横に、自分の車を奪った強盗がいて、車を奪った相手が誰だったかを気がついた。
    という話


    かつての日本海軍では、たとえ将校であっても、作業をしている一水兵の作業を妨げてはならない、というルールがあったそうです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    まさしく「因果応報」ですね。

  • 誤字報告です。
    鈴木梅太郎氏が今のビタミンB1を発見して名付けたのは
    ❌オニザリン
    ⭕️オリザニン
    です。オリザってお米の意味でしたよね。

    作者からの返信

    ご指摘ありがとうございます。すぐに修正します。

    オリザ=米の意味なのですね。もう間違えずに済みます。

    ありがとうございました。

  • 警察事務の知り合い(新潟県警ですが)、食事は、いくつかあるお弁当業者からの入札で決めているそうです。
    カツ丼というのは基本的にはなく、逮捕されたばかりの容疑者は弁当が足りないので、仕方なくカップ麺で我慢してもらうとか(笑)

    留置所にもっていく弁当についてですが、
    新潟では職場にお弁当の売り子さんが来て、注文をとったり販売するのが多いようです。500円以下でしょう。
    栄養士はついて献立を決めているので、こちらでは留置所にいる人と、シャバの事業所は同じようなものを食べています

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    県によって対応が異なるようですね。新潟の人はラッキーだと思います。

    古い話ですが、私がCOVID-19に感染し、ホテル療養中のお弁当、内容はとても「栄養士」が管理しているとは思えない貧弱なものでした。申し訳程度に、1日1回、野菜ジュースが1パック200mlついていたことを覚えています。

  • 第546話 一気呵成にへの応援コメント

    いつも楽しみにしております。
    なかなか知らなかった医学の知識を得られて参考になります

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    逆に晁衡さんの博識に、いつも驚いています。いつも勉強させてもらっています。

    ありがとうございます。

  • 本来、道路が冠水して路面が見えない場合は走行すべきでない、と自動車学校では教えているはず…
    一般のセダンだとボンネットの高さまで浸水すると全損になります。
    おっしゃるとおりエンジン吸気するものですし、ボンネットというのはバッテリーの高さで、電気系統がすべてパーになります。
    電気自動車ならなおさらでしょう。
    冠水した道路の走行は、コンピュータを水に浸しているようなものです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通り、「路面が見えない場合は走行すべきでない」のですが、今日のように、走行中にどんどん状態が悪化して、という事は避けられないと思っています。

    私をあおっていた車は、「車は電気回路の塊+吸気系に水を吸い込んだら全損」ということをわかっているのかなぁ、という走りっぷりでした。

    思い込みでこういうのも良くはありませんが、あのような走り方をする人が、冠水した道路を「水たまりの延長」と思って速度を出して突っ込み、エアクリーナーから水を吸い込んで車をおシャカにするんだろうなぁ、と思った次第です。


  • 編集済

    確かにニュースになるほどのAIなら医師の聴診をこえないといけませんね。
    それとも健診時のスクリーニングに使うのでしょうか。

    不整脈については私はAfが有る(=脳梗塞のリスク)か無いかを確認するだけなので、自分の指で脈をみるだけで済ませています。
    12誘導心電図をとるまでもない省エネ診察です。

    あと、自分の歯科受診の時には、その前後に自分で抗菌薬を服用しています。
    その方がいいんじゃないかと信じての事です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    Lancetに原著論文が載っていて、EF、三尖弁逆流速度(肺動脈圧を推定)、弁膜症の有無を評価する、とのことでした。弁膜症の診断よりも、EFと三尖弁逆流速度を推測できることの方が、臨床的意義は大きいと思いました。健診時のスクリーニングに使うのは有効かもしれません。

    心房細動は私も常に注意を払っています。聴診でAfを疑うリズムであれば、橈骨動脈を触れ、心電図も取っています。心房細動が見つかることもあれば、散発する期外収縮で、Af様のリズムになっているだけ、ということも結構あり、心電図検査の前に「心房細動、という不整脈を疑っているが、もしそうであれば抗凝固療法をする必要がある」と伝えているので、「この不整脈なら薬の追加は不要です」ということもしばしばです。

    AMRの問題が言われていますが、ある程度の年齢以上の方なら、IE予防にアモキシシリンを飲むくらいはいいだろう、と個人的には思っています。

    編集済

  • 編集済

    あと、若い時に「ハードロック・カフェ」のTシャツを着ていた話をプラスして書いていただくと、我々の年代に、グサリと刺さりますね(笑)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    実は、ハードロックカフェのTシャツ、20年近くタンスの肥やしにしていて、昨年、自宅用の普段着として着つぶしてしまいました。


  • 編集済

    少し触った程度で深く理解している訳ではないですが、診断予測AIはネットから拾うのでなく、電子カルテのデータベースから拾うことを想定しているようです。
    それで、とにかくたくさんの電子カルテのデータベースを構築すること。
    ベイズ統計理論で、検査数値の異常などの例を検索して似たような、検査数値の異常のあるカルテを絞りこんでいくわけです。
    そうすると、統計理論的にある診断が割り出される仕組みです。

    実際に生成AIはネットから拾いあつめているので、ネットから集めるのか、電子カルテデータベースの違いです。ネットにはガセもフェイクもたくさんあり、不正確になるのはわかります。ただ電子カルテは誤診は予測の下の方になっていくわけで、大多数の医師がこう診断している、というのが上位検索結果になる仕組みですね

    画像イメージからも検索は可能になって、結核などはすぐにでも実用化レベルでしょう。医師はGoproのようなカメラ付がついた眼鏡をかけて、患者さんの口を覗くと、その眼鏡のスクリーンに、矢印が出て「〇〇」だと見ることがすぐソコの未来にあるわけです。

    腫瘍なども、電子カルテのMRI画像などが一定整えば出来ることが見込まれます。

    MRIやCTのほか、fMRIや今後開発が進むと言われるfNIRSなどが蓄積していけば、診断補助としてはかなり、有効なものと考えられます。

    それにはGPUによる計算速度向上が図られる必要がありますが、それを積極的に開発していたのは、詐欺で逮捕された斎藤元章氏(現在は弟が会社代表で出所待ち)、女性問題で失脚した米山隆一衆議院議員

    斎藤氏の著書「エクサスケールの衝撃」ではその構想が簡単に触れられています

    (ご返答御礼)
    ありがとうございました。
    現場も、そのあたりに気がついていて、AIの予測は、複数候補がでて最終的に診断するのは、「人の手」だとか。
    結核あたりは、もうレントゲンのデジカメにマーキングして出力なんてことは可能かもしれませんが、検査機関の喀痰検査などもネットワークにつながって、電子カルテに自動で入っている、みたいなことも出来るとか、なんとか、みたいです。

    長文失礼しました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    問題は電子カルテを基にしたデータベース、いや、医師が記載したカルテそのものの信頼性がどの程度あるか、というところだろうと思います。

    以前聞いたことのある昔話ですが、いつごろかは知りませんが、東大病院で「名医」と呼ばれていた内科教授の退官講演で、自身の診断と病理解剖での診断を比較して、自身の診断の正診率を発表したことがあったそうです。正診率は約2/3,誤診の中でも「小さな誤診(同じ系統の、似たような病気との誤診)が誤診の6割、残りの4割は「臨床診断」とは全く違う診断だった、と発表されたそうです。

    私が主に高齢者の内科を診療していて、基本的には複数の疾患を抱えた状態で、終末期の方も多いせいかもしれませんが、当院に紹介入院となる方の紹介状と、本人の病態が全く異なっていたり、想定されている疾患と全く違う病態だった、なんてことはよくあるので、「自分自身」も含めて、患者さんの「診断」を確定するのは難しいです。

    一例ですが、発熱を主訴に他院救急外来に搬送された方で、「尿路感染症」の紹介状をもって受診された70代女性の方がおられました。紹介状は非常に丁寧に書いてくださっており、データもつけてくださっていたので、それらをよく見ると明らかに「尿路感染症ではない」とわかりました。当院での簡易の採血結果も踏まえ、「細菌感染症ではなく、『血球貪食症候群』という血液疾患の可能性が極めて高い」と判断しました。

    紹介元の病院の血液内科は非常にしっかりしているので、患者さんに「紹介元の病院の血液内科に紹介状を書くので、もう一度受診してください」とお願いしましたが、その病院が結構山奥の不便なところにあるので、「あそこは遠くていやだ!近くのかかりつけ総合病院に紹介してほしい(そこにも「血液内科」はある)」と強く頼まれました。

    紹介状には強く、「細菌感染症ではなく、血球貪食症候群!」と記載していたのですが、紹介先からは、「細菌感染症として入院してもらいました」と返信が届き、ガックリしました。

    それから3日後、患者さんは急変され、先の山奥の病院に転院となり、そこで永眠。臨床経過、血液検査の結果からは私の「血球貪食症候群」が正しい診断だったようです。

    ということで、正しい診断名を書いて紹介しても、誤った診断名で入院されることもあります。

    AIの制度を向上するためには、正しく「正解、不正解」を判断する必要がありますが、現実としては「誤診」は珍しくないこと、「誤診」しても大外ししなければ、患者さんの自己治癒力で良くなるので、「誤診」(悪性疾患は、正診率ほぼ100%ですが、その他の疾患ではなかなか100%は難しい)と気づかずに治癒してしまうことなど、なかなか難しいところです。

    ちなみに、結核の陰影は典型的なものはAIで外すことはないと思いますが、結核の異常影はあらゆる肺陰影(急性間質性肺炎を疑うもの、びまん性肺損傷/急性呼吸促拍症候群を疑うものなど)を取るので、実はレントゲンやCTで、結核が全て診断できるか、というと難しいところです。私の師匠は呼吸器内科医で、研修を受けたのも大阪市西成区に次いで結核の多い地域でしたが、非典型的な陰影で、結核除外のためにルーティーンで提出しているPCRや塗抹検鏡で「排菌している結核」と診断がつき、バタバタすること(いや、半分は慣れっこ?)も多かったです。

    長文失礼しました。

    編集済

  • 編集済

    ウチも救急外来でのコロナ陽性、そして入院の必要な人も増えてきました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    COVID-19陽性でも、入院が不要な方であればまだ助かるのですが、入院が必要となると、やはり隔離が必要となるので、スタッフに大きな負担がかかりますね。当院は、高齢者病棟で、ただでさえ「お迎えが来るかもしれない」キワキワの患者さんが多いので、COVID-19患者さんが発生すると、みんなの胃が痛くなります。

  • 琵琶湖疎水!
    1度行った事がありますが、良い所ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    蹴上から南禅寺に降りて、疎水に沿っての散策、とてもいい雰囲気です。


  • 編集済

    輸出産業が多いわが地域は、円安を喜ぶ傾向があり、どちらがいいか、と、なかなか口に出せないです(笑)

    都民なのに私はタイガースファンというイメージが分かりやすいかも(?)

    あまり野球の話は書かないですね。
    バーのママ、お姉さんは、「野球、政治、円高円安、大雪で大変」とかいろいろネタにしない話題があって「大雪は除雪で収入が増える業者、人がいるからだとか

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    なるほど、確かに輸出企業は円安はうれしいですね。

    接客業の人は、常に話題を選んでいる、という話はよく聞きます。

    リラックスして楽しんでもらう場所なので、そのためのネタを用意しておくと聞きました。

  • 勉強になる症例を呈示していただき、ありがとうございました。
    ところで糖尿病性ケトアシドーシスによる倦怠感と水中毒による倦怠感は、症状に何か違いがあるのでしょうか?
    検査する前にあたりをつけられたら、と思ってお伺いする次第です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    今回の症例は、傍目には全く重篤感のなかったDKAで、ちょっとレアな症例だと思っています。実際にDKAの人の多くは、Walk inでも嘔吐されたりしていることが多く、結構な重篤感を有しています。

    水中毒でも全身倦怠感や嘔気嘔吐などはあると思うので、「症状」での鑑別は難しいかもしれませんが、おそらくDKAは病態の基礎に「高度の脱水」があるので、「バイタルサイン」は鑑別のヒントになるのでは、と思います。ただ、これまで経験した水中毒、DKA、HHSの患者さんを思い出しても、バイタルサインまでは覚えていないので、あくまで「推測の域」を越えませんが。

    不勉強で申し訳ありません。

  • 第526話 Old Brown Shoeへの応援コメント

    実は生のリンゴスターを見たことがあります。
    彼の娘さんが脳腫瘍になり、ロンドンの医師たちが匙を投げたため、治療を受けるために一緒にアメリカに来たのです。
    リンゴスターはMRI撮影中の娘さんに付き添っていましたが、有名人見たさからか、いつもより技師さんの数が多かったように感じました。
    当時はまだ実験的に過ぎなかった我々のシステムを使って見事に脳腫瘍を亜全摘することができました。
    ネットで調べると、彼女は今でも元気そうなので治療の甲斐があったというものです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    娘さんの「脳腫瘍」のエピソードは聞いたことがあります。

    先生もそこにかかわっておられたのですね。「伝説」と「リアル」がつながった時に感じる「驚き」を強く感じました。


  • 編集済

    第529話 ふざけるな!への応援コメント

    大腸ファィバー検査でデカい腺腫が見つかって、(その前に便潜血の反応あり)、「どうする?今同意しないと、もう一回、ケツに内視鏡差し込んで手術だなぁ~」

    と言われ、

    「今すぐ切ってくれ!」と言ったわたしはヘタレ

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ヘタレでも何でもないと思います。大腸ファイバー検査は胃カメラに比べて事故発生率が10倍くらいあり、前日からのプレップもあるので、一度に済ませたほうが明らかに楽だと思います。

    まともな医者が「こうした方がいいと思う」というときには、言うことを聞いておいた方がいいと思っています。ほとんどの医者の頭の中は、「儲け」ではなく、「患者さんへのより良い治療」で占められています。


  • 編集済

    私は、原作の日産のe-powerですが、加速は多分ガソリン車以上で、エコモードにするとアクセルを離すと強力な回生ブレーキの発電が作動するんですよ。
    実際のスポーツ感はガソリン車とあまり変わらない感じなのです。
    ジェット機と競争するCMがありますがゼロヨンなら大差ないかもしれません。さすがスポーツカーの日産だと思いました。

    農機具を触らせてもらっているので、マニュアルやツーストロークエンジンや混合油とは切っても切れない生活です。マニュアル愛好家は、これからの時代はバイクと農機具ですね

    おっと、内燃機関エンジンを開発している会社がある県としては、水素もありますが、スタンドの普及がネックのようです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    モーターの特性を考えると、加速がガソリン車以上というのは大いに納得できます。

    バイクも考えているのですが、若いころのように、「夏暖房、冬冷房」に耐えられるか、身体が敏捷に動くか?というところに不安を感じています。

    最近は、軽トラックでもMT車は少なくなっているので、寂しいところです。

  • 第524話 究極の選択だへの応援コメント

    薄毛の人は短くしてしまった方が良いと思いますよ。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    確かに側頭部や後頭部に残っている髪の毛が伸びてくると、「落ち武者」のようになってくるので、そうならないうちに散髪に行くようにしています。

    あまり髪の毛を短くしてしまうと、人によっては「威圧感」が出てしまうので、その辺りの加減が難しいところです。

  • 第524話 究極の選択だへの応援コメント

    正直、私もハゲです。前からも頂点からも来てます。
    床屋で、「後ろはいかがですか?」と鏡を見せられ頂点が薄くなっていて毎回ショックを受けます。

    ただ、モテるとハゲの相関関係は無いと思います。

    勤めていた出版社の社長が、自身のお見合いの話をしていて、「相手のスペックを比較するようなものだ」
    と言っていて、「それは違うだろう」と言ったような記憶が…w

    私はモテる方では無かったのですが、一念発起して合コンなどや、職場の女の子などとの飲み会に出まくって、妻と知り合ったわけですが、結局は本人同士で会って話をして、相手と相性が合うかどうかだと思います。
    少しハゲかかっきた私ですが、どちらかというと、妻の方が結果として積極的でした。

    以上の方程式の結果から、
    答え…;ハゲとモテるの相関関係は無い

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    このエピソードで一番思ったのは、なぜ、「結婚相談所」など、人を介した「真剣に結婚相手を見つける」ためのツールを使わないのだろう、ということです。

    いわゆる「釣書」としては、「薄毛」は大きなビハインドだと思いますが、実際に会ってみると「そうでもない」ということは多いと思います。

    しばしば耳にすることですが、「女性の結婚相手への評価は総点方式」という言葉があります。「薄毛」というビハインドをはるかに超える「人間的魅力」や「経済力」があれば、総点で「合格」ということもあると思います。

    人が「恋に落ちる」なんて、各要素とは全く関係なく起きることも珍しくはないので、「スペック」前面のマッチングアプリという戦場で戦うこと自体が、「場所の選択ミス」だろうと思っています。

    私の妻は中学のクラスメイトだったので、「薄毛」もへったくれもない時期に知り合いましたが、薄毛については「結婚の時までは、髪の毛を残しておいてほしい」、子供が生まれたら「せめて小学校の入学式までは髪の毛を残しておいてほしい」と希望されました。

    どちらも条件をクリアしたので、「薄毛はもう気にしなくていいよ」と言われています。

  • ついにかかりつけの頭痛外来のおじいちゃん先生も、マイナ保険証になって、薬局もなってしまいました。

    マイナカードは、通院(歯科も含めて)しか使わないので、お薬手帳に挟んでいます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「マイナカード、作ろうか作るまいか」とウダウダ考え、行動を起こして胃内我が家です(恥)。


  • 編集済

    第521話 「四苦八苦」への応援コメント

    よいお話でした。
    思いだしました。

    新聞の訃報の書き方は、様々で、いろんなな表現があると思いました。「浄土に旅だたれた」「浄土にお帰りになられた」の他に
    「仏様のお弟子になられた」という訃報も聞きました。

    (追記)
    たしか、クリスチャンは「天に召された」というような表記もありました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    こちら(大阪)では、新聞の死亡広告ではほとんどが「永眠いたしました」となっています。そういう点でも、死亡広告で多彩な表現があるのは興味深いと思いました。

  • 親族の臨終に立ち会った時ですが、やはり田舎の方ほど宗教観がしっかりしているようで、
    「お迎えがこられたようですね」の一言でみんな理解してくれて
    「では、苦しまないよう痛み止めをお願いします」
    というやりとりを見ました。

    仏教徒もクリスチャンも同じようだとは思うのですが…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ほとんどの場合、「命の終わりは、神様がお決めになります。不完全な存在である『人間』が作った『医学』がそれを左右することはできません」や、「お迎えが来られたようです」ということで丸く収まるのですが、やはり予想外のことが起きるのがこの世の定め、びっくりするようなクレームがつくこともあります。

    そういう点でも、仏教徒やクリスチャンなど、同じようだと思います。

  • マイナンバーとマイナンバーカードは言われたら違いますね! 医療関係者の方でないとわからない発想です! これは目から鱗です。
    カードがないと診察ができないというのはおかしいですよね。確かにマイナンバーと紐づけしたら数字の暗記が必要ですがカード無しで受ける方も便利になりそうです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    マイナンバーには厳しい制限がついており、主に「お金の管理」についての各省庁間の連携のための番号、として生まれたようで、「マイナンバー」に「お金と直接関係のない何か」を結びつけるものとしては生まれなかったようです。

    という点で、明らかに「マイナンバー制度」ができた時点から、全然未来へのビジョンがなかった、という事で、それはそれで「システムを作るもの」の「先見性のなさ」にがっくりするところです。

    取ってつけた対応で、今までうまく回っていたことを回らなくさせるのが、最近の日本政府は好きなようです(悲)。

  • マイナンバーはいつにもらったか忘れましたが、紙で送られて年末調整の時に出した覚えがあり、制度設計はアメリカの社会保険番号制度がベースのような気がします。

    女の子にあげたお小遣いが「売春」だと言われて辞職した知事が我が県にはおりましたが(今は元レースクイーンの評論家の恐妻家になってます)、彼が構想したのは診療所から病院から薬局が持っているカルテをビッグデータとして統合して、診断予測のAIを製作することでした。その構想は、政府への補助金申請で違うことをやって、普通は補助金返還で済むはずのところを、詐欺罪で懲役実刑というあり得ないことで刑務所に入れられた斎藤元章氏です。彼は放射線科医師で実際にMRIなどのメーカーのテラリコンの創業者。現在も詐欺に問われた会社は理化学研究所と一緒に研究を継続して成果を上げています。

    新潟県内の病院診療所薬局介護施設などの医療機関はほぼすべて新潟大学の支配下にあり、実際に町医者にいたるまでほぼ電子カルテ、マイナ保険証に切り替わりました。
    まだやっていないのは、もうすぐ引退廃業の医院くらいでしょう。
    200万人規模の医療データの整備が進んだので、よほどの難病でなければ、近い将来かなり有望な診断予測AIが出来るのではないか、という話のようです。
    斎藤元章氏は彼の著者でそれの開発を行うような話を書いているので、それはかなり大きな「利権」が絡む話です。
    「女の子にお小遣いの人」は原発絡みの利権による失脚かと思いましたが、深くつながっていた斎藤氏もなぜか臭いメシを食わされているので、
    「マイナ利権」は初めからきな臭い匂いがしました。

    しかし、新潟大学の強力な支配という元ならともかく、てんでバラバラの行政や医療情報の統合は上手くいきません。
    行政の職員の資質、受託者の質は玉石混交で、アサっての人とひもづけしてれば、「最高のビッグデータ」はできませんし、国税をガッツリ取ろうという財務省の思惑も絡んでムチャクチャなのが今の状況だと思いました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    行政そのものが、本質を忘れた施策に右往左往している時点で、残念に思っています。

  • そもそも夫婦だって大抵の場合、血はつながっていないわけですから。
    必ずしも血のつながりだけが家族にとって大切なものだとは思いません。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私自身も、「血のつながり」だけが家族を構成するものではないと思っています。

    なので、キャンドル・ジュン氏の発言がなおさら引っ掛かったわけです。兄弟仲良くしているところに、わざわざ言うことではなかろう、と思ったのです。

  • いわゆる「不倫」というものは、姦通罪が刑法から削除されて違法行為ではなくなり、民法上の「不法行為」として、当事者間の問題と整理されているはずですが、なんでマスコミは大騒ぎしているのか、疑問なんですよね。

    他人の家庭を除き見しているのと対して変わらないんですけどね。

    再婚をして連れ子があるという家庭は、少しずつ増えていくので、いろいろ家庭のあり方を考えていかなければ、ならないでしょう

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    有名人の不倫で大騒ぎするのは、やはりそれで視聴率が上がったり、雑誌の売り上げが上がったりするからなのでしょうね。「ジャーナリズム」よりも「商売」というところなのでしょう。

    私の兄弟も、一番下は継父と母の子供、いわゆる「異父弟」なのですが、母も、継父も、年齢順で、「私が長男」という形で扱ってくれています。私自身も、次弟、末弟とも、「兄弟」と思っています。なので、「長男と、次男、長女は『血がつながっていない』という表現はいかがなものか」と思って駄文を書いた次第です。

  • めっちゃ切ない話ですね。
    似たような話の経験もあり、次の短編はそのような話を書こうと考えて構想しています

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    この話については、プライベート丸出しなので、恥ずかしいです。

  • 私も早食いの習慣がついてしまって治したいです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    なかなか「早食い」の習慣、変えるのは難しいですね。


  • 編集済

    音楽理論で、コード進行など一定のルールがあるので、ジョン・レノンやポール・マッカートニーの曲を統計的に分析すれば、ある程度「それらしい曲」ができあがる気がします。
    問題は「詩」ですが、トンチンカンな詩ができあがるので人の手を加えなければならないですね

    秋〇康は、詩がトンチンカンな時があるので、ビートルズより、AKB48や乃木坂46の曲をAIに作らせたら分からないかも(笑)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ジョン・レノンは音楽理論には極めて疎く、インスピレーションで曲を作るので、「時間(20分ほど)を置いてから、『もう一度あの曲を』と言われても同じものが再現できなかった」というのはファンの間では有名な話です。

    一度それを聞いただけで記憶し、「こうだったよ」と再現するのはジョージ・ハリスンだったそうです。

    ビートルズの中期以降、ポール・マッカートニーが天賦の才をどんどん開花させていきましたが、バンドの「華」である「リードギター」をなぜジョージが務めていたか、そのことでわかります。先日発表された"Get Back"でも、ジョンが弾いたものをもう一度再現するシーンではジョージがその役を担っていました。リンゴが曲を書いたときにサポートしたのもジョージでした。

    そんなわけで、たぶんポールの曲はそれらしく再現できても、ジョンの曲、再現は難しいのではないかな(変調子がやたら多くて、それでも辻褄が合う)、と思ったりします。


  • 編集済

    私はなぜか昔の彼女が夢に出て来ることがなく不思議です。記憶に鍵をかけたのかな、と

    今回のエッセイを読んで、映画の「きみに読む物語」(原題Notebook)を思い出しました。痴呆症になった妻のために自分たちの記録を小説にして、痴呆の妻に読み聞かせるのです。
    最後に妻が「それは私たちだわ」と思い出す場面。

    何かのために、大事な記録は、私小説にまとめようかなと思いました。
    (今書いているのも、かなり入っていますが)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私の夢に「過去の想い人」(彼女ではない)が出てくるのは、一つは「彼女・彼氏」という関係にはなれなかった、という事と、私自身の内面的特性として、「女性」に弱い、というところがあるのだろうと考えています。

    私が年を取り、認知症になった時に、今理性で抑え込んでいる自分の性質が顕在化することを一番恐れています。

    「あのセクハラ爺さん、昔は内科のお医者さんやってんて」
    「あぁ、やっぱり、医者とか好色なんやなぁ」

    なんて、介護されている人から言われる(しかも自分は認知症だからわからない)なんて「最悪だぁ!」と、今からいらぬ心配をしている私です。


  • 編集済

    第503話 電光石火!への応援コメント

    跡継ぎには、家の中で一番良い部屋を与えるといいます。
    なぜか私は子供時代に一番日当たりの良い部屋をもらっていました。

    息子には、私がマンションを買った時に私が使っていた部屋を妻の暗黙の圧力で与えることになりました。
    残念ながら、リビングを通らず玄関に一番近い部屋で、結果的に隔離に最適。窓は北東向きですが、佐渡と沖を行く船が見えて、街の夜景がよく見える部屋です。
    私はマンションの通路に面した「鉄格子」の付いた部屋に移動。虜囚の気分です

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    我が家は日中は、ほぼみんながリビングで過ごしています。最近は妻が「天岩戸」にお隠れになることもありますが、リビング、居心地がいいようです。

    子供たちに、それぞれ部屋を与えようと思ったこともありますが、長男坊は「いらない」とのこと。長男に与えないのに次男に与えるのもなぁ、と思い、子供部屋は用意していません。

    子供たちが小さいころは、6畳の和室に布団を敷いて、家族4人で寝ていたのですが、子供たちが大きくなると4人で寝るには狭くなり、まず私が出ていきました。私の寝室は「仏壇」のある部屋です。

    その後は妻と子供二人で、結構長いこと和室で寝ていました。布団を3セット敷くことができるので、3人で過ごせていました。次男坊と妻の折り合いが悪くなり、私の寝室の横にあった、たくさんの本を置いてあった部屋、そこを少し片づけて、妻の「天岩戸」ができました。

    寝るときには大人が二人とも2階に上がってしまうので、1階が「子供たちのパラダイス」になります。

    長男坊の進学先、次男坊の進学先によっては、数年後には夫婦二人暮らしに戻るのかもしれません。子供の成長、振り返るとあっという間でした。

  • Hardrock cafeのTシャツを思い出しました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    若いころ、私もそのTシャツを着ていました。結構丈夫で長持ちしたことを覚えています。

  • Twitterでアンケートを取っている人がいました。何万人という人数で99パーセントの人がカレーを食べたのは適切に押していました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ほとんどの人が、「適切」と判断されたことについて、ほっとしています。

    ただ、残りの1%の人が「不適切」と考えていること、「どういうところ」を「不適切」と考えているのか、知りたいなぁ、とも思います。

  • 我々も勤務中に自動販売機でジュースを買ったりしていますしね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    本当にその通りです。午前診が遅れていて、午後にも予定が入っているときに、検査待ちの間に昼ご飯を済ませてしまう、なんて普通のことです。

    「運転手が休憩中に、カレーを食べていた」とクレーム係に連絡した人、いったい何が問題と考えたのでしょうか?いまだに理解に苦しみます。

  • ウチの病院でも術前検査で結構陽性が出ます。
    殆どが無症状なので、調べる必要無いんじゃないか、という声もチラホラ出ています。
    お大事になさってください。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    術前検査で陽性が出るのは、なかなか厄介ですね。

    「無症状なら調べなくてもよいのでは」というのも一理あるかと思いますが、時に重症化することがある、というのが悩ましいところです。

  • ご家族みなさまお大事になさってください

    作者からの返信

    コメント、お心遣いありがとうございます。

    感染症ですから、気を付けていてもかかるときにはかかりますものね。

    次男君にも「マスクしてて、手洗いもしてて罹ったんやったら、しょうがないよ」と声をかけて出勤しました。

  • 子どもを保育園に預けるのは、様々な感染症に感染させて免疫を獲得させるものだと実感しました(笑)

    保育園からの呼び出しも、親の忍耐の修行ですね。

    マスクはかつて「パッシブ」としての効力な低いと言われてました。
    ただ「アクティブ」(ウィルス拡散防止)には有効であると以前から言われていたと思いますが、「みんなで付ければ怖くない」ということが分かったようです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    飛沫感染、飛沫核感染によらず、人の口や鼻から出ていく瞬間は粒子径が大きいので、感染者にマスクをつけることはとても有効です。飛沫核感染、空気感染を起こすことが証明されている「結核」でも、感染者は普通の「不織布マスクでよい」とされています。もちろん、周囲の人はN95マスクを着けています。

    飛沫感染であれば、ある程度の粒子径が保たれているわけですが、不織布マスクの隙間は20μmほど、飛沫感染の粒子は10μmと粒子は小さくなりますが、繊維を帯電させたりする工夫で、飛沫感染する疾患では「飛沫」そのものでの感染はかなり抑えられます。マスクをつけていても、インフルエンザに罹患した、などという場合は多くの場合、飛散した粒子(かつて、TVで行なわれていた実験では、前方約2.5m程度まで飛沫が飛散していました)が取っ手など、物体に付着し、それを触った手で「痒い目を掻く」、つい「むずむずした鼻をこすってしまう」などして、「接触感染」という形で感染することがおおいと聞いたことがあります(なので、手洗いが重要です)。

    飛沫核感染(粒子径が5μm程度)となれば、さすがに不織布マスクの線維が帯電して、電磁気力で粒子を吸着しようとしてもとらえきれないものが増えるため、「有効性は低下」します(ゼロではない)。手を介した接触感染は同様に起きます(結核については、結核菌が肺胞に届かなければ発症しないので別ですが)。

    という事だと考えています。

  • 医学部に入る前、スーパーサイエンススクールなどでは、積極的に医療とはなんなのか、という教育を実際に始めているんですよね

    医学部も偏差値だけが高い学生は要らない、って言い始めてますし

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「偏差値だけが高い学生」は不要、全くその通りです。
    サイエンスとして、生物としての「人間」への「興味」と「敬意」
    生活者としての「人間」に対する「興味」と「敬意」と「愛情」
    現象としての「疾患」に対する「科学的興味」
    「疾患に悩む人間」と、その周囲の人達に対する「敬意」と「愛情」と「配慮」
    共に仕事をする同僚に対する「敬意」と「配慮」

    こういったものを持っている者に「医師」という仕事をしてほしいと思っています。

    記憶すべきこと、身に着けるべき技術が莫大な量にわたるので、「ある程度高偏差値」の人でなければ、医学生生活を乗り越えられないのは事実ですが、「頭が良くても人格が…」では如何なものか、と思ったりしています。

    私が上記の資格に当てはまるかどうか、と問われると、言葉を失ってしまいますが(恥)。

  • これはヘタをしたら退学ですよね。発言にちょっと怖くなって震えております。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    さすがに退学、とはならないと思いますが(あくまで個人の感想なので)、その人が外科系の医師の道を進んだときに、その発言者だと身バレすれば、つめた~い視線を浴びることになるだろう、とは思います。

    学年が上がって、それぞれの学問領域にスペシャリストがいて、それで医学が進歩している、その分野の持つ価値には変わりがない、ということに気づけばよいなぁ、と思いました。

  • 広島市へは羽田から岩国空港から入る方が多く、宮島経由で市内に入るルートを使います

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。関東からのアプローチだと、飛行機の方が楽だと思います。

    大阪から東京へは、新幹線、飛行機は半々だと思います。私は高いところが苦手なので新幹線を選んでます。宇都宮辺りまでは新幹線を乗り継いでいこうと思いますが、仙台、となると飛行機をえらびます。

  • 急行きたぐに、懐かしいです。新潟から高松までの出張で乗りました。
    ワクワクで眠れなかった思い出があります。三段ベッドの一番上でした。
    トワイライトエクスプレスは一度で良いから乗りたかったです。
    新潟県の柿崎から柏崎駅にかけて海沿いを走り、ちょうどその時間あたりが夕暮れで日本海に沈む夕日が綺麗でした。
    撮り鉄が山ほどいました。

    作者からの返信

    前職場に勤め始めたころ、電車通勤でしたが、土曜日の仕事を終えて電車を待っていると、複々線の急行線を、ちょうど「日本海」が函館(当時)に向かって走り去っていく時間でした。ブルーの客車を見ながら、「あれに乗っていれば、北海道まで行けるのだなぁ」としみじみしたことを覚えています。

    トワイライト・エクスプレスは「乗りたい」と思いながら、やはり私も乗れなかった一人です。


  • 編集済

    おっしゃる通り東京は地価が高いため、もちろん家賃の賃料も高くなり、それがあらゆる物価に転嫁されます。

    らーめん1杯も、地方から見れば5割から10割増し。同じくらいの品質でです。

    バブル崩壊直後は数年間、地価が下がったから、物価も下がるだろうと多くの人は思っていましたが、物価は「下方硬直性」という経済原理が働くので、
    それに気が付いた多くの優秀な人が東京から脱出しました。バブル崩壊から5年後からエクソダスがはじまりました。
    「東京にいるのはアホらしい、やってらんない」と

    今の東京は、残らざるを得ない人と、詐欺師と、アホしか居ないはずです(笑)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    メガロポリス、恐ろしいところです。

    おそらく東京23区内でも古くからの「下町」は存在するのだろうと思いますが、「地価」を考えると、固定資産税も大変だろうなぁ、と思います。

    年を取って、介護が必要になれば、在宅介護は何とかなっても、「施設入所」となると、都内を離れることになることが多いのだろう、と思います。

    それを考えると、大阪、まだ住みやすいのだろうと思います。


  • 編集済

    車線変更の方向指示器ですが、新潟バイパスは非常に交通量が多く、首都高より多い台数が走ってます。
    全国1位か2位と言われてます。

    新潟バイパスでの車線変更は、方向指示器を出せば後続車が譲る、というルールで地元ではなってます。
    他県から来た人は、空いた隙間のタイミングを見計らってウィンカーを出そうとしますが、タイミングが見つからず、降りたいインターチェンジのレーンに入りそびれることも多数
    間違って本来後ろに並ぶレーンから先に行ってしまっても、イジワルして入れないことは無いです。「タイミングを失ったのね」という感じで入れてくれますから。イジワルすると白い目で見られて、まあオススメしません

    車線変更のウィンカーは早めに、適切なタイミングで出した方が良いですね


    (追記)
    お返事ありがとうございます。
    右折で直前にウィンカーを出す人アルアルです!
    ハズレを引いた気分になります。
    当地はかなり車速は早く流れるので、30mというのは遅いくらいで(苦笑)
    小さな道は別として、実際には100m以上前くらいからウィンカーを出して後続車に車線変更できるようしています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    当地では、そのような心優しい運転をする人はそれほど多くはなく、「隙あらば」と割り込んだりする人が多いです。

    自宅近くの交差点ですが、右折レーンのない2車線の道路。対向車も多い道です。その車線の内側を走ると、そのままJR駅をくぐるトンネルへとつながるのですが、その手前の信号でよく引っかかるのです。

    あらかじめ、前の車が右折の指示器を出してくれていたら、外側の車線に移ってやり過ごすのですが、結構、信号が変わり、車が動き始めてから右折の指示器を出す人が多いのです。

    信号が変わると、外側の車線もそれなりの速度で流れ、対向車が多いので目の前の車は止まったままで、少し「イラチ」な私は、車の中で「交差点の30m手前から方向指示器やろ~!なんで信号が変わってから指示器出すね~ん!後ろについてしもたから、身動きできひんやろ~!」と(心の中で)叫んでいます(笑)。前もって方向指示器は出しておくべきものです(笑)。


  • 編集済

    これは地元なので、それなりの事情は知っているのですが、
    3次救急を担っている新潟市民病院が飽和状態で、ほかに救急車の受け入れ病院が分散化し、さらに専門病院ごとに分化してしまっているため、救急隊はどこに運ぶか、という問い合わせが増えているという状況です。

    実際に、軽傷、軽症だった場合は診療所に運ばれます。私の息子が保育園の時に怪我をして救急車を保育園が呼んだところ、骨折のようだ、というところで救急隊から私に電話がありました。
    以前に骨折を見てもらった診療所にカルテがあると思いその整形外科を伝え救急車で運ばれたところ、レントゲンで「当院では手に負えない外科的措置も必要」として先生から痛み止めを打ってもらって市民病院へ救急車で搬送となりました。

    実際その台数を受け入れるというのは、県の施策「断らない救急を目指す」ということで、基幹となる病院を設置することでした。
    来年に開院する三条市の県央基幹病院はその方針で、救急車はまず受け入れるということを前提で、整備されます。
    それに併せて政令指定都市は県の管轄外なので、医師会を通じて済生会新潟第二病院を基幹病院とすることとなりました。
    もともとドクターヘリの発着も可能な施設をもっていました。
    交通の便から考えて、まあ妥当ですが、もう一つの候補であった厚生連医療センターも補完的な病院として整備を念頭に置いているようです。

    「断らない救急」が実現されることを期待してます。

    ※姪っ子がこの済生会病院で看護師でつとめてますけど・・極楽トンボで大丈夫なのか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    本来は3次救急を担う病院がパンク、ということが由々しき問題だと思います。本当に3次救急を必要とする患者さんは、本文でも書きましたが、高エネルギー外傷、命にかかわる多発外傷、広範囲の重症熱傷くらいだと思っています。もちろん致死的な疾患はありますが、それらは2次救急のレベルだと思っています。

    私は徳洲会グループの病院で研修を受けました。初期研修医時代に聞いた話ですが、フラッグシップとなる湘南鎌倉病院、急性虫垂炎の患者さんを救急で受けたが、病床が満床、とのことで、ERから手術室へ(これはよくあること)、術後はまたERに戻ってきて、結局2泊3日、病棟に上がることなくすべてをERで終えて退院した、という話を徳洲会理事から聞きました。

    理事は自慢げに話していましたが、「それは本当に患者さんにとっていいことをしたのか?」と疑問に思いました。ERのストレッチャーで2泊3日、野戦病院です。鎌倉という都会でもあり、病院はほかにもあるはず。術後に他院転院とでもすれば、患者さんは硬いストレッチャーではなく、ベッドで過ごせたはずなのに、とその時は思いました。

    しかしながら、COVID-19の爆発的な流行時、病棟もERのストレッチャーも埋まっていても、それでも引き受け手のない重症患者を受け入れ、待合室のソファで治療を行なっている姿を見て、「そこまで本気で『患者さんを断らない』医療」を提供しているのは尊敬すべきことだ、と少し考えが変わりました。

    編集済
  • 第482話 Oh!Jアラート!への応援コメント

    正常性バイアスですね。
    広島の原爆も単機で飛来したB29に市民が無警戒だったということですから

    作者からの返信

    そこが怖いところです。油断させたところに「ドカン」というのが一番困ります。なので、前もって「この期間に人工衛星を打ち上げる」と通告し、それらしき軌道を通過させて実はミサイル、という可能性を否定できない限り、アラートは出さなければならない、と思っています。

    ただ、「地下に逃げろ」と言っても、沖縄に地下街があったかどうか?と思ったのも確かです。沖縄の人、困っただろうなぁ、と思いました。

  • 第481話 摩天楼?への応援コメント

    実際にマンションに住んでいるとですが、ウチは14階建てですが、屋上に出ると相当高く感じます。たしか一番高いところで60mくらいです。

    時々、エレベータのメンテナンスがあり、その時は階段を上るのですが、ホニャララ階の私はさすがに上り下りは辛いです。
    災害で停止して水を運んだりすることを考えると、私の階あたりが限界かと……。

    地震においても、標準的と言われる14階建ては耐震構造がある程度確立され、経験則と施工実績が多いため、建物の頑丈さがわかり、東日本大震災の際の震度5程度でも安心感はありました。

    海が見える家に住みたいという子ども時代からの夢は叶ったので、それはそれで良いのですが……怖いのはやはり地震ですね

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    タワーマンションは電力が止まってしまうとにっちもさっちもいかなくなるので、大変だと思います。

    昨年だか、一昨年だか、台風で、神奈川県だかのタワーマンションが、洪水で電力の供給がストップした時、ずいぶんいろいろなことがニュースになっていたと記憶しているのですが、その中でも宅配業者さんのツイート「水20Lを35階まで階段で届けてきた!✕✕(伏字)」というのがあって、その切実なツイートに笑いつつ、共感したことを覚えています。

    我が家は高台ですが一軒家なので、自宅に帰るまでが大変ですが、帰ってしまえば何とかなります。

  • 患者さんの些細な一言で、正しく病状を理解し、命を救うお医者さん、本当にすごいです。そう思うと同時に、自分が受診した際には、どんなに小さなことでも気になることはちゃんとお医者さんに話した方が良いと、改めて思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    現実問題として、患者さんの言葉にあまり耳を傾けない医師も多いのですが、私自身は、患者さんの言葉をしっかり聞こうと常に考えています。

    気になることは遠慮せず、どんどん医師に質問してください。メモに書いて持参してもらってもいいと思います。その質問に誠実に答えてくれるかどうか、というのも「よい医師」を判断する一つの指標としてよいと思っています。


  • 編集済

    第476話 悩むわ~。への応援コメント

    私も便潜血が出て、大腸ファイバーで、大腸腺腫がみつかりました。その場で切除して毎年検診して10年以上。
    再びファイバーの受けるのは、イヤなので「切りますか?」と言われて即決しました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    内視鏡の大きな利点は、ある程度のサイズまでのポリープはその場で切除ができることです。大腸がんの半分は正常粘膜→腺腫としてのポリープ→大腸がんという"adenoma-carcinoma sequence"で発生すると言われており、腺腫の段階、あるいは悪性化していても ポリープ内に限局していれば、切除して治療修了、となります。

    以前は開腹が必要だったサイズの大腸がんについても、進行の程度では、内視鏡的に切除が可能で、開腹を必要としないため、術後の社会復帰も速くなっています。

    私もそろそろ、上部、下部消化管内視鏡を受けなければならない年齢ではありますが、「多忙」を理由に逃げ回っています。下部消化管内視鏡は良いのですが、上部消化管内視鏡(胃カメラ)で、咽頭反射(オエッとなること)がかなり激しく、研修医終了の時に内視鏡の師匠に検査していただいたのですが、「あかんわ。暴れすぎやから、もう一本鎮静剤を打って!若いから大丈夫やろう」とのことで、2倍量の鎮静剤を使う羽目になり、トラウマとなっているからです。医者の不養生ってこういうことだと思います。


  • 編集済

    失礼いたします。
    たしかに茨城県は国立大学医学部は筑波大学ですが、もともと東京教育大学で高等師範学校の流れを組む学校なので、全国から志願者があつまる大学なので人材流出は当然といえば当然と言えるわけで……
    およそ人口100万人に定員100人の医学部があればバランスが取れるともいわれていますが。

    医学部の設置は、薩長藩閥政治時代に佐幕藩への懲罰の伝統とも言われ、その代表的なのが水戸藩があった茨城県と、長岡藩があった新潟県だと言われております。
    人口200万人の県に1校という過少配置だと。

    さらに、茨城県は筑波大学、新潟県は新潟大学ともに、関東地方からの受験生が多く、流出も大きいですし、医学部定員管理から新設は認めないという伝統は、「歴史的怨恨」と茨城、新潟ともに恨み節を言っているところです。

    会津藩の福島県は、東日本大震災の復興で県立医学部の設置となりましたが。

    その都市伝説は置いておくとして、最初に進む道、診療科を決めるというのは良くないですね。
    新潟県地域枠は、「総合診療を推奨する」と書いてはありますが、学生の一番の懸念である僻地勤務を解消するために、数百床ある基幹的病院への配置となっているようです。佐渡にも総合病院はありますし、そうでもしないと学生は来ません。

    前にも記載したような気がしますが、いわゆる新潟高校理数科は、医学部推薦進学することを前提としているようで、高校の願書を書くときから「医学部に進む意思がある者」という中学校の内申がないと無理なようです。
    他の学部に進む生徒は、医師に向いてないと決めたか、旧帝大理系に進学するというような動機だとか。(高校の段階で地域枠推薦進学となるので、ただ推薦を得るのは楽というわけもないようです)
    中学校3年生の段階で地域医療を担うか、決めさせるというのも酷な話ではありますが、そうでもしないとどうにもならない状況ですね……

    雑文失礼しました

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    中学3年生で「医師になる」と選択する(させる?)こと、私自身も「ちょっとそれは…」と思います。

    以前にも書きましたが、私はアメリカと同様に"Medical school"は、今の法科大学院(これも司法試験制度は形骸化していますが)と同様に「大学院」扱いがいいと思っています。

    私自身は、工学系の学部を出て、修士課程を修了、博士課程を中退して医学部に入学しましたが、私自身のように、何らかの形で大学を卒業し、それでも「医師になりたい」と思う人だけが進学できるようになれば、「中学、高校と高偏差値だから」という理由で医学部を志望する人は減るように思っています。

    それと同時に、「そこまでして医師になりたい」と情熱を持っている人たちなので、「医療事故」に対する何らかの制度が確立し、「医療訴訟」のリスクが減れば、多少の職場環境の悪さはあったとしても、誇りをもって医師の仕事を頑張るのではないか、とも思っています。

    あと、国民皆保険制度を導入する前にしておけばよかったのでは、と思っていますが、医師をすべて「準国家公務員」として、厚生労働省が医師の配置の強制権を握っておけば、地域医療の貧弱化はなかったのかもしれない、とも思っています。

  • YouTubeを見させていただきました。
    息子さんがまだ生きているように撮られておりました。
    取材も長くされていたのではないかと思います。
    NHKの方々、ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    お母様も、ご本人も、「医師」としての覚悟を持って長期取材を受けられたのだと思います。

    私が小学生のころだったと思いますが、「飛鳥へ そしてまだ見ぬ子へ」という本がベストセラーとなったことを覚えています。この本は大阪にある岸和田徳洲会病院ができて間もないころに勤務していた若き医師、井村 和清先生の著書です。若くして骨肉腫を発病し、片足を切断。その後も医療の現場に戻りましたが、肺に転移。それでも身体に鞭を打って、勤務できるぎりぎりのところまで仕事をされました。そしてとうとう退職の日に、先生はスタッフに「3つの悲しいこと」をお話しされました。

    『私の心には三つの悲しいことがあります。一つめは、どうしても 治らない患者さんに何もしてあげられない悲しさです。二つめは、お金のない貧しい患者さんが、病気のことだけでなく、お金のことまでも心配しなければならないという悲しさです。三つめは、病気をしている人の気持ちになって医療をしていたつもりでも、本当には病気をしている人の気持ちにはなれないという悲しさです。ですから、私は皆さんに、患者さんに対してはできる限りの努力を一生懸命していただきたいのです。 』と言い残して病院を去られました。

    医学生になって後、岸和田徳洲会病院には医学生の時には見学に、小児科研修は岸和田徳洲会で受けました。徳洲会グループの草創期のスタッフは井村先生のことをご存じで、上記の言葉を胸に働いている方もたくさんおられます。私自身もこのことを、心に留めながら、謙虚に日々の仕事をしていきたいと思っています。


  • 編集済

    医師法、医療法の位置づけから、医師はオールマイティで、「医師の監督指導の下の補助作業として」という屁理屈をコネていろいろあったかと。

    ただ、「できない」というのは、「権限でできない」なのか「能力がなくてできないのか」

    (追記)
    ご返答、ありがとうございます
    ウチの妻なら、能力的にできないなら、できないというと思いますが、明らかな違法行為でなければ、権限外のこともやると思います。
    地方は人員が潤沢ではないので

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    某大学病院での看護師さんの「できない」発言。救急カートを運んだり、目の前にあるチューブを「チューブください」と手を出している医師に渡すだけなので、「能力不足でできない」という事ではなく、おそらく看護部の決まり事として、「そういう仕事は医師がするもの」となっていただけだと思います。

    この件では後輩はプンスカと怒っていましたが、「決め事」は「決め事」としても、「その処置をしないと患者さんが死んでしまう」状況で、医師が目一杯頑張っていて、目の前にチューブがあり、医師が「チューブをください」と言っているのに、「決め事」だから動かない、という看護師さんは、いったい何のために働いているのだろうか、と個人的には思った次第です。

    アメリカ心臓学会が主催しているBLS(Basic Life Support)、ACLS(Advanced Cardiopulmonary Life Support)という講習会があるのですが、医療従事者は受講資格があり(BLSは一般の人も受けられるはず)、ACLSをパスしないといずれの診療科にせよ専門医試験を受けられなかったと記憶しております。もちろん看護師さんもたくさんの方がACLS講習会に参加されております。

    大学病院の看護師さんなので、おそらくACLSの資格も持っておられるものと思うのですが、それでもその状況で「動こうとしない」のはなぜなのか、極めて理解に苦しむところです。

    編集済
  • 私が通院しているおじいちゃん先生、社会保険事務所か、医師会か、圧力に負けたのか、ついにマイナンバー保険証の機械が入りました。

    紙保険証は全滅です

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ほぼどの医療機関にも、マイナンバー保険証の機械が導入されています。しかしながら、高齢の方は機械の操作が分からず、受付の方も、手続きを代行することはできず、横で口頭で説明することしかできないため、ときにずいぶん苦労しているようです。

    外来をしていても、マイナンバー保険証に紐づけされた医療情報(薬や検査結果)がくっついてカルテが回ってくることが増えました。

  • 先生の文章はとても好きです。
    患者さんの感謝のお言葉が僕も素敵に思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ありがたい誉め言葉、汗顔の至りです。

  • 前段の部分ですが、私は大学院博士課程でD論の提出資格は取得したもののスランプになって満期退学。スランプなのに学割で映画を観まくっていた記憶があります(笑)

    後段、私立日本医科大学は「顕微鏡を覗いて発明するより町医者の育成」という建学の精神はあるものの、野口英世を始め優秀な医師がたくさん。私立大学で学費は?初期は無料だったようですが。
    研究者と医師の育成と相反する使命のジレンマがいつの時代もあるようです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    学問が長足に進歩しているので、臨床をしながら研究も、というのが難しくなってきているところはあります。

    患者さんのそばにいる、気楽に相談できる存在、が地域で医療を行なう事の一つの目標だと思っていて、私自身もその目標に向けて日々仕事をしています。


  • 編集済

    全く同感で、私もエッセイに書きました。
    英米仏大統領、首相の記名が公表され、すべてが核なき世界の実現のメッセージが書かれていた、と。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。