応援コメント

第428話「偏差値エリート」が「優秀な医師」になれるのか?」への応援コメント


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    おっしゃる通りです。学生を受け入れる大学医学部も感じているようです。
    わが県の高校は、「東大何人合格」というようなことは、もう目指していません。

    進学校理数科医学部進学コースは、医学部受験と医師として仕事をするに必要な素養を身につけることに重点を置いてます。
    試しに「新潟高校理数科」で検索してみてください。
    大学教授や現役医師から「死とは何か」という講演などが行われています。

    結果として、受験生が全国に散っていくので、医師不足にブーストがかかる状態ですが。
    向かないと思った人は、高校時代に別の学部に進むわけです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    医学部進学コースで、「医師として仕事をするのに必要な素養を身に着けること」に重点を置かれているとのこと、ありがたい限りです。

    私のような「なんでも屋さん」は「臓器専門性」に逃げることができず、患者さんの人生、取り巻く環境などなどと、もちろん多職種で、ではありますが、直面することになります。そうすると、きれいなものばかりではなく、汚いものも一杯見ることになりますが、それでも心折れず、「生命」への畏敬の念を持ちながら、なすべきことを行なっていくことのできる人が、医師になってほしいと思っています。

    「医師」は「仕事」ではなくて「生き方」だという医師もいます。それは半分正しくて、半分は「そこまで片意地はらずとも」と思っています。

    診療科格差(外科医や産科医などが少ないなど)の問題、医師という仕事に専念するほど、「家庭人」としての自分が失われてしまう事などなど、医療の世界にもいろいろな問題が横たわっていますが、それでも、今私が「医師」として仕事をさせてもらっていることを、感謝しています。