応援コメント

第400話 悔しい…。大変申し訳ない。」への応援コメント

  • 胸部CTで多発肝転移が指摘されたわけですが、肺野の方にはどのような所見があったのでしょうか?
    単純レントゲンで何もなかったとしても、胸部CTでは咳の原因となるものがあるはずだと思うのですが。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。胸部には数㎜大の結節影が数個散在していました。いずれも1cmに満たない小さな陰影であり、2か月前の単純レントゲンでは同定困難だったと思います(もし2か月前にCTを取っていたら、結節影はもっと小さかったかもしれません)。胸水貯留は認めませんでした。

    CTを撮影した後、結果については患者さんにお伝えし、「肺野には小さな影が両方に複数存在すること、これらの陰影については組織を取るなどの検査が必要と推測されること、この陰影が「長く続く咳」の原因だとすれば、根っこにある病気は長い闘いになる可能性がある」と説明しました。さすがに「転移性肺がん」の可能性がある、とは言えませんでした。

    読影所見を見てから、再度単純写真を見ましたが、CTで確認された部位に相当する部分に明確な異常影はないように思われました。

    「いったん咳がましになったけど、また悪くなった」と言われた時点でCTを考量すべきだったか、と激しく後悔と反省をしています。

    編集済