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2022年12月10日 05:05 編集済
なるほど、勉強になります。味気ない症例報告と違って、私も同席している気になるくらいリアルに書いていただいて、ありがとうございました。1つ教えていただきたいのですが、振り返ってみて、A病院で行うべき治療はどのようになるのでしょうか?たまにフェリチンが馬鹿上がりしている症例に遭遇することがあるので、この機会に知りたいと思う次第です。あと「画像評価は前日B病院で目一杯してくれていたので」は「画像評価は前日A病院で目一杯してくれていたので」が正しいのでしょうか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。患者さんが最初に運ばれたのはB病院で、そこのERで徹底的に検査をしてくださったので、「画像評価は前日B病院で」のままでよいです。血液内科がしっかりしているのもB病院でしたが、ご本人がどうしてもB病院は山奥だからいやだ、という事で、しぶしぶA病院に紹介した、という流れです。自身で血球貪食症候群の治療をしたことはないので、文献からの情報になりますが、血球貪食症候群は遺伝子異常に伴う家族性のものと、ウイルス感染や悪性腫瘍に起因する二次性のものがあるそうです。治療については、標準としてはHLH-2004プロトコルというものがあるようで、ステロイド、シクロスポリンA 、エトポシドの3剤併用を行なうのと同時に、原因となった疾患を検索。原疾患に対する治療を行なう、とのことです。家族性の血球貪食症候群では骨髄移植を行なう、とのことで、いずれにしても免疫抑制+抗がん剤での治療、となるようです。不勉強で申し訳ありません。追記再度本文確認しました。私の記載が間違えていました。すみません。ご指摘ありがとうございます。
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なるほど、勉強になります。
味気ない症例報告と違って、私も同席している気になるくらいリアルに書いていただいて、ありがとうございました。
1つ教えていただきたいのですが、振り返ってみて、A病院で行うべき治療はどのようになるのでしょうか?
たまにフェリチンが馬鹿上がりしている症例に遭遇することがあるので、この機会に知りたいと思う次第です。
あと「画像評価は前日B病院で目一杯してくれていたので」は「画像評価は前日A病院で目一杯してくれていたので」が正しいのでしょうか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
患者さんが最初に運ばれたのはB病院で、そこのERで徹底的に検査をしてくださったので、「画像評価は前日B病院で」のままでよいです。
血液内科がしっかりしているのもB病院でしたが、ご本人がどうしてもB病院は山奥だからいやだ、という事で、しぶしぶA病院に紹介した、という流れです。
自身で血球貪食症候群の治療をしたことはないので、文献からの情報になりますが、血球貪食症候群は遺伝子異常に伴う家族性のものと、ウイルス感染や悪性腫瘍に起因する二次性のものがあるそうです。
治療については、標準としてはHLH-2004プロトコルというものがあるようで、ステロイド、シクロスポリンA 、エトポシドの3剤併用を行なうのと同時に、原因となった疾患を検索。原疾患に対する治療を行なう、とのことです。家族性の血球貪食症候群では骨髄移植を行なう、とのことで、いずれにしても免疫抑制+抗がん剤での治療、となるようです。
不勉強で申し訳ありません。
追記
再度本文確認しました。私の記載が間違えていました。すみません。ご指摘ありがとうございます。