予知夢的症例◆ある学生の考察とアプローチ

佐野康弘は夢を見た。あまりに鮮明で詳細、現実感を持った夢だった。佐野は友人に相談し、オカルト研究会の議題に上げてもらうが、同じような夢を見たという報告がネットでいくつも上がっていることを指摘される。
だが、待ってほしい。夢の中ではゾンビが溢れていたんだ。ということは――。

「予知夢」という超能力が実際にあり、未曽有の大災害を予見したら……。そんな荒唐無稽な設定ながら、リアリティのある考察と解析により、高校生のオカ研が真実に迫っていく。
夢を見ることの恐ろしさと気怠さ、少しのワクワクを凝縮したオカルトホラーの名品。

自己紹介欄に書き方についてコメ欲しいと書かれていたので。

地の文が上手すぎるかな、と思いました。
三人称一元視点ですが、一人称寄りで書かれています。
という事は、主人公の普段の言葉遣いを再現する方が自然だと思うんですね。
主人公達はまだ若く、主人公が使う言葉としては難し過ぎるかなぁと。

ただ、難読な熟語や小難しい言い回しは味になっているので、無くしてほしくはない。
今よりもっと三人称を意識した書き方にして、主人公の感情が重要なところのみ、主人公寄りの書き方にした方がより自然になるように思います。

あくまで個人の感想となります。
失礼しましたm(__)m

1/14現在まだ作成途中の作品です。

題材としては鮮烈な夢を見る少年と、その周りにいるオカルト研の奮闘だと思います。この作品の売りは普段は捨て置かれてしまう夢について全員で一致団結し謎に迫るところに一目置いています。

鮮明な夢を「明晰夢４K」や鮮烈な夢を見る原因を「人類５G仮説」等、現代風にアレンジされています。そういったリアリティの中で現れるオカルト的な夢の正体をを、どう主人公が理解し、解明し、行動に移すか、今後の続きに乞うご期待あれ！

追記として、最後まで読んで星三つに上げました。最後に分かる作者の世界観。コレを知れば、この作品はより面白くなる！