ふぃふてぃ

日常が壊れ始め、だんだんとホラーが侵食していく、ストーリー展開に引き込まれます。 ストーリー展開もさながら、終わり方もコレぞホラーといった感じで、謎のままの閉幕。後味の悪さが良い…続きを読む

辛くも、たくさしく生きる残された者たちの涙と、そっと見守る海鳥の囀りが微笑ましいヒューマンドラマ。

哀愁ただよう中にも、温かみがあって素敵な作品でした。

仕事を続けていると出くわす不思議な事。
真実は定かではないが、物語へと発展させる発想力は流石です！

作者らしい温かみのある内容ながらに、神様の狂気的な冷徹対応がマッチしてます。 「何でも叶えるという」神の施しに対し 「大切な人を生き返らせたい」という有りがちな返答。 しかし、…続きを読む

　一人の少女が失敗や挫折、後悔を積み重ねながら一歩一歩と歩む。その努力の果てに到達する強み、そのストーリーが良い。 　そして、その成長のスピードが早過ぎず遅過ぎず、よい塩梅の構成…続きを読む

メガネを題材にした漫才台本です。 ただ、まぁ〜コレが、よく出来てること、良く出来てること（大切なことなので二回） しっかりとオチもあり、実際の漫才を見てみたいとまで思わせる傑作で…続きを読む

愛の為に拳闘士になることを決意した天真爛漫な少女の物語であり、その少女を支える苦労多き弟の物語でもある。 純愛と姉弟愛が折り重なるハートフル？なストーリーが魅力的。 盲目なる猪…続きを読む

悪役令嬢ものの最初のハラハラ感は、いつ読んでもタマラナイ！！そして、書き手の情景描写が更に物語へと没入させる。 困難に立ち向かう主人公が本当の幸せを手にした瞬間、素敵な感動に出会…続きを読む

まだまだ時間はたっぷりある成長期の子供に、儚い時間を語るのは難しい。だからこそ見えてくる色がある。 桜の咲く手前の希望に満ちたピンク色の子供と、長雨に打たれ燻む薄桃色の大人。 …続きを読む

『ささくれ』のテーマから、ほとんどが指やら心やらに発想が飛ぶ作品が多く見られましたが、良い意味で裏切られました。 予想の斜め30度くらいを行くような作品です。 1000文字とい…続きを読む

『箱』の中身に思いを同調させて心情を描いて行くストーリーの展開に優しい色合いがあり、とても心地よい作品でした。 箱に物質的なものを入れる作品がほとんどの中で『こころ』という思いを…続きを読む

オチで根本的な問題に指摘があるのが、とても素晴らしい作品でした。 最後にバーチャル視点を追加する事で、簡潔なストーリーながらに奥行きが出ていて面白かったです。 もし、あなたが肉…続きを読む

カクヨム祭１回目のお題はプラスアルファ付き。ピンポイントなお題をこなす人がいるかと思えば、、、いました！さすがです。 そして、プラスアルファの作品ながらも面白い設定で楽しませても…続きを読む

まだ連載中の作品ですが、ぬるぬるとストーリーが進む文体が心地良くクセになりつつありますので、このタイミングでレビューを書かせていただきました。 読みやすい文体。これだけで星3つの…続きを読む

現実逃避を繰り返す現代に現れたVRという恰好の逃げ道。フルダイブを繰り返す主人公の末路が、なんとも感慨深い！ 人は何に逃げ、何を願ったのか！？ 哲学的ながらに現代視点ストーリー…続きを読む

読み終えて思ったこと、それは……続きが気になるぅ〜〜！！でした。 面白い設定だけに、ここで終わってしまうことは、もったいないオバケ大量発生の危機でございます。（笑） 主人公たち…続きを読む

個人的な考えかもしれないが、自然から遠く離れたところに本があると思う。 人としての共同体感覚としての言葉。動物である人が人として存在するための言葉を、筆者は巧みに使い自然を表現し…続きを読む

コロナ禍だからこそ、人としての歩みを止めてはいけない。そんなことを自分は思っていました。人とは…… 生命を脅かされるという恐怖心から、他人を拒絶し罵倒していたという面と裏返しに、…続きを読む

人の一生を大切に描いてきた素晴らしい作品です。 一人の少女が足掻きながら、もがきながら努力し、時には華やかに笑い、時には沈みに沈みながらも温かい人に支えられ地に根付く感覚が印象的…続きを読む

読後感のある鮮やかな着地。

話しのテンポも良く、発達しきった文明を舞台に「好奇心」という人間らしいストーリーが面白かったです。

最近の酒のイメージはというと、もっぱら、酔うための道具。安酒、飲み放題、二日酔い、、、からの酒浸り、酒乱と今も昔も、良い言葉より悪い言葉がひしめき合っている。 それでもなお、酒の…続きを読む

現代社会の病に待った無し！という切り返しを、SFじみた現代ファンタジーで活路を見出す。作者の発想がタマラナイ。 もう日本には、こういった爆発力のある解決策が必要なのかもしれない。…続きを読む

執筆者の近況のコメントでフォロワーの方が投稿されていた全力応援の文字を勝手ながら使わせてもらいながら、遅読ながらも完読しました。 今作は前作を超えてきている！ というのが、一番…続きを読む

ブラスバンドにチア、アルプス視点の描写も華やかで良いが、なんと言っても選手視点。臨場感があるピリついたベンチの空気が伝わってくる。 ストーリーは、あだち充先生の「H２」と、みんな…続きを読む

物語の登場人物。歴史上の偉人。それらが一堂に会したならば……

誰もが一度は考えた思考実験。その火蓋が切って落とされた！その全容を見逃すな！！

なかなか話数を見ると膨大な力作に尻込みしてしまうが、いざ読んでみると、その軽快な文体にスラスラとページが進む。 かと言って内容はギュギュッと詰まっていて、「異世界ファンタジーの宝…続きを読む

知識不足。そこに気づかされた。諸外国は気づいている。もしくは、もうすでに問題となっている。 カクヨム内でしっかりとした「LGBTQ…」を扱う作者は二人目になる。数の少なさを問題提…続きを読む

それなりのボリュームですが、ラノベ感覚でスラスラと読み進めることができます。 冒頭、ガンシップの描写、カッコいいですね。武器や戦闘機に、それなりに詳しい方が執筆されているのだと思…続きを読む

流れ流れついた伝承のような話。言い伝えのような、噂話のような、イソップ童話のような道徳的な話にも聞こえる。

願わくば、世界が無知の無知に覆い尽くされないことを祈るばかりだ。

この作品は、星を「２」にしようか「３」にしようか？と迷った作品です。ありがちなバトルものにしては引き込まれる。先が気になる。なんでだろう…… うん！星３つ。やっぱ、描写力ですね。…続きを読む

この作品のレビューは本質を捉えた素敵なコメントが数多い。作者がステキなのか、作品がステキなのか？読み進めるとわかる……両方だ！！ 題材は「PSAS」性的ジェンダーを扱っている作品…続きを読む

物語は、冷たい湿気を帯びたロンドンの空気から始まる。 時代の流れに翻弄されながら、気が狂いそうになりながらも必死で足掻く主人公の少年。 無慈悲なまでに酷な現状をありありと見せつ…続きを読む

心世界と呼ばれる不思議な空間に存在する、ふわりとした掴みどころない少女。そして、ちょっぴり名前がユーモラスな毅然とした一匹の猫。の物語。 楽しみ、悲しみ、憂い。そんな心をごちゃ混…続きを読む

今回は、読みはじめなのにレビューを書いてしまいました。 序盤から面白かったので紹介しておこうと思います。話が完結して、完読したらレビューを更新する予定です。 この執筆者の作品を多…続きを読む

淡い恋心の中にワクワクとドキドキと……その他、諸々の様々な思いが詰まってます。 冒頭で出てくるチョコの甘味と苦味が、口の中で色を変えながら、ストーリーは核心へと進んでいきます。 …続きを読む

氷菓みたいな冒頭。身近なものに興味をもつ少女に振り回される主人公が、なんとも現代風のミステリーで楽しい！ そして、たどり着いたラストは、作者らしいオチでした！さすがにそれは「わか…続きを読む

コレぞ「K-enterpriseさん」って作品。ど直球なSFと主人公の葛藤、そこからフルスロットルで進み出すストーリー。 SFながらスラスラと読めるので、昼間のラウンジでコーヒー…続きを読む

種族間抗争の果てに生まれた「差別」 人は語る。 「差別いけないよ」 「そんなこと昔の人がやることだ」 「今は平等が一番だよね」 でも、真実は…… SFで形作られた現代風の作品…続きを読む

この作品は「交差点に舞う風」の続編になります。更に前前作は「交差点で見た色」です。 今作は、そんな交差点シリーズの集大成と言っても過言ではない作品に仕上がっていると感じます。 …続きを読む

ラストでこのオチとは、なんとインパクトのあるドラマ。短編ならではの結語。ジェットコースター以上のバンジー如きオチが素晴らしい作品です。 油断して読んでいると、アナタも気持ちを持っ…続きを読む

父の帰りを指折り数える日々。待ち人の心をディテールの細かい龍を模した月の表記で綴られる「日記」が全てを物語る。 お題が生きている作品です。 ストーリー自体も読後感があり、KAC…続きを読む

タグの欄を見ると『いじめ』『悪夢』といったワード。読もうか悩んでしまう。 お題は真夜中。鬱々した深淵の闇を想像していたが、最後一筋の光が灯った時には安堵した。 「情けは人の為な…続きを読む

KACも後半になり「連作短編乙女ゲームシリーズ（勝手にそう呼んでます。汗）」が癖になりつつある。 同一世界で様々な「出会いと別れ」を繰り返して来た連作短編だからこそ。今回のお題の…続きを読む

出会いが有るように別れも然り。それでも、人は永遠を夢見てしまうもの。別れを意識すれば、なお感じる相手への思い。 相手を思う気持ちが徐々に高まり、溢れ出す。感情のウネリが上手に表現…続きを読む

予想を上回る、ドラマを感じられる作品です。 読んだ誰しもが「焼き鳥で……なんで」と思うような、しっとりとしながらも焼き鳥と共に過ぎていく時間が甘ジョッパイ！ 読後感も良いので、…続きを読む

なぜ人は争うのか？ 相手の脅威を知ってもなお戦地に赴くのか？ 老いた魂が若い命を重んじる。そこに、平和の祈りのようなモノを感じました。 長き戦乱の世を生きた老兵の末路。それは、…続きを読む

栄華を極めし者も必ずや必衰する。老いとは怖きものだ。

どんな強者も、最後はやはり人間らしき散るモノなのでしょう！

朱紀侍音さんの描く女子は、いつもユニークで生き生きとしていて、キャラ作りの勉強になるし、率直に好きだ。 今回のヒロインは女子高生。「好きだ」と聞いて僕を犯罪者あつかいは、しないで…続きを読む

飯テロ乙女ゲー

この言葉に尽きる作品です。多方面からの誘惑が五感＋αを擽る。

「寂しいな」なら誘惑されてしまえ！読んでしまえ！！