第6話 いつだって君(トイレ)は隣に
朝起きて、熱あり身体の痛みありだるさありの役満でもやることがある。
オンライン授業に繋ぐこと(カメラオフ・ミュートは鉄則だ)と、朝ごはんを無理やり押し込み、抗生物質を流し込むことだ
しかしながら、腎盂腎炎というのはここまでしんどいものなのか…?
是非経験者の方がいたら教えてほしい
先ほどから聞こえてくる教授の声は、ポケ○ンの名前みたいな単語ばかりで、私の大好きな某サングラスゲーム実況者を思い出す
朝ごはんを目の前にすると、胃がむかむかし、お腹がごろごろする
しかし、食べなければ薬は飲めない
意を決して朝ごはんを食べ、薬を流し、私は布団に入った
もちろん講義は続いているため、90分授業のうち60分は寝られるだろう
タイマーで60分とセットし、布団で暖まる
結局、痛みと闘い、いつのまにか時間は過ぎていた
カウンセリングの電話が鳴り、事情を説明した
「今日は休みましょう」
その言葉に甘え、今日はカウンセリングをやめることにした
お昼を食べ、休んでいたら、急に激痛が身体を襲った
もうこれはヤバいと脳が言っている為、単位を落とすことにした
命には変えられん
両親に謝罪の連絡をし、担当の教授にメールを入れる
痛くて痛くて動けない
何故この文が書けているかと言うと、現実逃避の他ならない
話す相手も看病してくれる人もいない
吐き出し口はここしかないからだ
夕ご飯ももちろん過食嘔吐
しっかり吐いて、しっかり食べて
しっかり薬を飲んだ
痛みも熱も下がらず、両親が来てくれることになった
寂しさからか、元彼に連絡し始めた私は
きっと冷静じゃない
腎臓治れ、クソが
パピコを半分こで食べられる最愛の人が欲しいと願った
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