第48話 偽善者

昨日の女の子との関わりを反省する中で、私は周囲の目が嫌だった


偽善者だと言わんばかりの目、障害を差別する目など様々で


今日、明日いつ自分がその貶している立場である障害者になるか分からないのに


人の立場に立って考えることのできない人ばかりで


私は嫌な気持ちになった


純粋に可愛くて、笑顔になってほしくて関わった

それだけのことなのに


たしかに、線引きは必要だと思う


でも、必要な人に必要な支援が行き、それが普通だと思える人が増えたら良いのに


理想郷のようなことを考えた


自分の子どもが、お腹の中で亡くなる気持ちや、やっとの思いでこの世に産んだら障害や先天性の病気を持っていて複雑な気持ちになることがどれだけのつらいことか


どうして、分かってくれないのだろうか


若い子はしょうがないとしても、私よりもはるかに人生経験豊富な大人が何故差別や偏見をするのか分からない


障害があろうがなかろうが、気持ちはある


こうやって書いていると、きっと偽善者だと言われるだろう


うるせえ、関わりのないやつや経験したことねえ奴が言ってんじゃねえよ


中学の頃の素行の悪さを思い出させるような感じだった


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