第60話 謎の夢

私は毎日悪夢を見る。


とはいえ悪夢にも種類があり、いじめ系、強盗殺人系、ホラー系、海外ホラー系、様々である。


中には、カテゴリーに分けられない謎の夢もある。


それは、謎の部屋に住んでいるという設定である。


いつも同じ間取りで、私はそこに住んでいて、設備は良いものの隣人が癖が強く奇妙な夢である。


実際に存在する間取りとは思えず、建築士が見たら倒れるだろうなあと思った。



今日のヘルニアは、とてもひどく、昨日から生活に支障が出ている。


靴下は履けない

トイレはできるけどかなりの時間を要する

湯船に浸かるために痛みがひどくかなり時間がかかる

足を洗えない

胡坐で座れない

膝と腰が悲鳴を上げている

寝返りをすると痛い

くしゃみが腰に響く


精神的な病みより、身体的な支障から出る病みの方が大きく、とても生きている心地がしない。


これでどうやって生活しろというのか。


塩対応のお医者さんの再診まであと2週間。


それまで身体がもちますように。

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