第2話 2時間ごとの強制アラーム(痛み)

緊急外来から帰宅した私は、うどんを食べ、布団に入った


熱さまシートを貼り、毛布と布団をセットにして、まるで風邪仕様である


なにか違和感を感じたが、分からない為寝ることにした


22:00、目が覚めた


背中と腰と脇腹が激痛で寝られない


ラマーズ法で気を紛らわし、大好きなグ◯タキ○タの動画を流しながら寝落ちを試みた


24:00、目が覚めた


背中と腰、脇腹(以下略)


トイレに這いつくばりながら行き、ポカリを飲み、眠りについた


そこから私は1〜2時間おきに、身体が起こす強制アラームで目を覚まし、眠ることはできなかった


翌朝、昨日の病院に行くと、とても混んでいて、いつ呼ばれるか分からなかった


結局呼ばれたのは2時間待ってからだった


専門医の先生の診断は、「腎盂腎炎」であり


とても冷静的確な対処をしてくれた


昨日の研修医とは大違いだ


診断ミスは別に責めたりしない


態度の違いは許されるものではないと思う


なぜ、専門医の先生は優しく、研修医は偉そうな態度をとるのか全く理由は分からないが、そういうものらしい


私は抗生物質と痛み止めを処方してもらい、薬局に行った


薬局の薬剤師さんはいつもの人で、


「どうしたの〜??何があったん??」


「いや〜腎臓が腫れてるみたいで…笑」


「笑えないよ〜?もう〜心配やわ〜」


そこから私の愚痴(昨日の研修医)が止まらず

薬剤師さんは私の抗生物質が薬局に届くまで話を聞いてくれた


帰ってうどんを食べ、特級呪物の指ほど大きな粒の薬をたくさん飲み、眠りについた


しかし熱も下がらず、身体の痛みは引かない


もぅ〜大変〜!?

明日からの学校生活どうなっちゃうの〜!?

次回

「熱さまシートとノンオイルシースルーバング」

腎臓早く治れ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る