第31話 さよなら軟骨、こんにちはヘルニア

昨日はカクヨムにログインするとエラーメッセージが出て更新ができなかった


私は諦めて動画の波にのまれた


遡ること1日


昨日の午前中に診察にて言われたこと


「これね〜椎間板ヘルニアね。神経をね圧迫してるんだわ〜」


椎間板ヘルニアという言葉を聞いて、母がヘルニアで困っていたことを思い出した


「つまり、重いものは持てないってことですか?こどもとか…」


「こども、抱っこするの?」


「保育実習あるんで…」


「実習行っていいけど、腰を痛めるような姿勢やったらいかんよ、実習先に言い。」


「分かりました…」


瞬間で駆け巡る、実習中止の走馬灯


そう、私は問題児


持病はいくつも抱え、加えて自然流産までしている


お酒たばこスロット大好き、ニート限界保育学生


ショックを隠したまま、私は大学の先生にメールをした


すると、すぐに返事が来た


「個人面談の必要があるため、土曜あけてね」


ああ、これフラグだわ


私は実家に帰りたくないから、保育実習を口実に帰省を取りやめたのだ


理由がなければ、待っているのは強制送還だ


怖くてたまらない


実習が受けられないと言うことは、資格が取れないのだ


椎間板ヘルニアに関しては、何も悪いことはしていない


私は処方された湿布を2枚貼り、眠りについた


朝起きると、ジャパネットタカタも驚きの痛みの無さである


今まで飲み薬では効果がなかったのに、湿布を貼ったらこんなに違うのか、と身に染みた


小さな頃に父や母が湿布を貼って欲しいと私にお願いしてきたときに、「そんな馬鹿な…こんなので治るわけないやん」と思っていた自分をぶん殴りたい


痛みが和らぎ、眠れたのは久しぶりで


少しだけ、ほんの少しだけ嬉しかった


明日はカクヨムのページにログインできますように


保育実習行けますように

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