概要
ゴミスキルを分解して優良スキルに作り変えろ!
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。そうして様々なことを解決して有名になっていくうち、その名声は声が小さいことで知られる王様の耳にも届き、隣国との交渉を有利に進めるためにも、なんでも解決屋を出し物にしたいと告げられるが、その前に腕試しとして危険地帯のスラム街でやるように命じられる。