コズミックリリーフ

　高校生になってから訪れた五月――。
　玉本晴太は、クラスでも美少女と名高い里音と、ひょんなことから、デートの約束をしてしまう。
　委員長となった中学からの知り合いである千梨、暴言を吐きつつも、昔のようなよりを戻したい幼馴染みの明の三人から、頼まれごとや頼みごとをこなしていく中、自宅療養中の母が、ある宗教団体の人間と付き合うようになり、晴太もその集会に赴くことに。
　コズミックリリーフという名の宗教団体。その教祖となる五味が、亡き父とそっくりなことに晴太は驚かされる。
　やがて、コズミックリリーフとの出会いが、社会をも揺るがす大きな出来事へと発展していく。

　晴太がそこで見たものとは？



　一ページにつき二千字から四千字で掲載しております。

※この物語はフィクションです。登場する団体…続きを読む