おまけ 電車内に潜む妄想女子達

これは前話のおまけみたいなものです。


※恋のABCご想像にお任せします。


微妙な線引きなのではと正直自分でもわからないので性描写設定要るのではもしくは

要らないよのどちらかのコメントいただければと思います。










「ねぇ江菜は蓮に恋愛感情生まれて正式に付き合う事になったらどうしたい?」


「私ですか?」


『蓮地さんもう終わりにしましょう』


『江菜が僕を変えたのにそれはないと思うんですけど』


『ですが、その』


『何ですか?』


『……お願いします』


「駄目です、そんな事!」


「何考えてたの!?」


「それは…そういう雪は?」


「話逸らしたぁ。まあいいや私は」


『蓮、もう一回』


『今したよね』


『もぅ、いいの。もう一回!否定したからもう二回』


『増えた!!…仕方ないなぁ』


「ふ、普通に手を繋ぐことから」


「顔を真っ赤にしておいて。嘘つきには夢がないですね」


「言ってないだけで嘘は付いてない」


「らしくないですね」


「ぅ。じゃあ聞くけど、仮に鈴奈ちゃんが付き合えたらどうしたいの?」


「私ですか?」


『お兄ちゃんと恋人になれるなんて。やっぱり兄妹の愛が最強なんだね』


『そうだね。呼び方は鈴、それとも鈴奈の方がいいかな?』


『いつも通り。じゃあお兄ちゃん。ね』


『喜んで』


「私には、これが限界です」


「鈴奈さん鼻血!」


「え?これはべべべべべ別に変な意味のじゃ」


(お二人は一体何を考えていたのでしょうか?)

(一体、二人は何考えてたの?)

(一体この人達はお兄ちゃんを使ってどんな事考えてたの?)



(ったく…何を考えてるのか知らないけど俺の目の前で変な想像してないだろうなこいつら。にしても今いない蓮地が不憫に感じる。まさか本当に)


その頃の蓮地


「っくっしゅん。うぅぅ。何か寒気がするんですけど。ライダージャケット着れば良かったかな?」



(((フフフフフ)))

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