概要
音楽の前に、人の命も喜びも悲しみも、恋や世俗もすべてが無意味。
※ 改題しました。落選につき再掲。
孤児の古謝は、楽の才能を認められ後宮へ入るために試験をうける。
おなじく楽の才能がある少年・蓮や、高飛車な少女・倭花菜も試験を受けにきたが、彼らは楽人になること以外に目的をもっていた。
天帝の暗殺をもくろみ復讐に燃える蓮と、天帝の寵愛を得てすべてを屈服させようとする倭花菜。
さらに楽人試験の場に、後宮を支配する残虐な美蛾娘(びがじょう)が現れて「妾を満足させる音でなければ殺す」と言うが――神々と筝曲をめぐる音楽ファンタジー。
※一部、暴力描写があります。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※作中で引用する地歌は、一部創作・改変してあります。
孤児の古謝は、楽の才能を認められ後宮へ入るために試験をうける。
おなじく楽の才能がある少年・蓮や、高飛車な少女・倭花菜も試験を受けにきたが、彼らは楽人になること以外に目的をもっていた。
天帝の暗殺をもくろみ復讐に燃える蓮と、天帝の寵愛を得てすべてを屈服させようとする倭花菜。
さらに楽人試験の場に、後宮を支配する残虐な美蛾娘(びがじょう)が現れて「妾を満足させる音でなければ殺す」と言うが――神々と筝曲をめぐる音楽ファンタジー。
※一部、暴力描写があります。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※作中で引用する地歌は、一部創作・改変してあります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「すばらしかった」
完結済みの長編作品です。
読み終えて、ひとこと――「すばらしかった」。
舞台は後宮ですが、普通にイメージされる後宮とは少し違うと思います。男女問わず、何かの才能を持った者が天帝の住む後宮に集められ、寵愛されます。
物語の中心となる古謝、蓮、倭花菜は音楽の才能を認められて後宮に入ります。
またこの物語で重要なのが「才能を持った者が、神を降ろすことができる」ということで、この三人は神を降ろすことのできる「神触れ人」です。
神は人を守るものというわけではない、ただただ圧倒的な存在。そこがまた、この物語を魅力的にしています。
三人はそれぞれの目的を持って後宮入りするのですが、後宮を支…続きを読む