概要
これは全世界への狼煙となるだろう
1943年7月5日、ヒトラーは「城塞」作戦を発動した。独ソ両軍合わせて1000両を越える戦車が、クルスクを中心とするロシア中部の平原に入り乱れた。ドイツ軍が決戦場に選んだクルスク戦車戦はしかし、ソ連軍にとっては壮大な反攻作戦の「序章」に過ぎなかったのである。精鋭の装甲部隊を消耗させたドイツ軍に「終焉」の時が迫ろうとしていた。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!欧州戦を振り返って
ヒトラーのレーベンスラウムというコンキスタドールを決死に防ぐ、スラブ民族の攻防を読んでいて非常に興奮する。
ある意味ヒトラーのヒステリーによって起こされた感情的戦争であるが、ヒトラーに軍事センスが無くてよかったとしみじみ思うばかり。この点で言うとパーティーの用意はできるが、あと片付けが出来ないというとても面倒な人物なのだろう。だが現在にも某総裁にこの気質がありこれは今を生きる人間の頭痛の種に…。余談であるが、ハリコフ攻防戦がこれほど死者を出したとは思わなかった。某南京事件でも短期間でこれだけ殺せる訳がないと未だに騒がれているが、兵士同士でこれだけ死者を出せるなら無防備な民間相手でも、なおさら…続きを読む