概要
幼稚園児・風花。妻・祥子。
富士見L文庫さんより書籍化となりました。
タイトルは……
「小暮さんちのおいしいカタチ 今日からパパが主夫になります」
表紙は、くじょう様。
詳しくは近況ノートの方に書かせていただきましたので、
お時間ありましたら、ぜひお立ち寄りください。
アップしてあるものに、大幅改稿・加筆したものが書籍となります。
さらに楽しんでいただけると思います。お手に取っていただけましたら幸いです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!我が子と向き合うこと。それは未成熟な自分自身と向き合うこと。
恥ずかしながら全てのお話を涙を流しながら拝読しました。
日常生活において、涙を好きに垂れ流せる時間は少ないので、それゆえに日数をかけて読ませて頂きました。
この『空色エプロンたまご焼き』は、子を持つ親にしか分からない、それもちゃんと我が子と向き合わないと気付かない、日々の苦悩や些細な喜びの一つ一つを丁寧に描かれている作品です。
こちらの作品は筆者様のシリーズ物であり、正直に申し上げると、私はこの風花ちゃんとパパの物語があまり好みではありませんでした。
それが何故かと言うと、これまでのお話は、ハンディキャップを背負った親子と、その健気に生きていく姿がどうしても目立ってしまい、読んでいて胸…続きを読む - ★★★ Excellent!!!逆だったらよくある話
お母さんが葛藤をしつつ子供がいるけどこの仕事したい‼️
と言った勇気
自分の仕事に誇りがあるからこそ
「仕事したい‼️」
という嫁をサポートする決意をする旦那
美談っぽいけど、それからそれから
すごく協力的な周囲の助けを感謝しつつ子育てに七転八倒
嫁が母になってから子供のために工夫して頑張ってくれてたことをやっと理解したり
仕事してたときにはおざなりになっていた成長を喜ぶということをしみじみ感じたり
ママ友の不思議な関係に巻き込まれたり
子供も親を試していることにはっとしたり
など
お父さんレベルをぐいぐい上げているお話しですが
自分の親も環境は違えど
こんな感じ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!パパと風花の幸せな365日。
愛する妻の単身赴任。幼い娘はまだ三歳。その日まで仕事一途だった夫は、育休を取得して専業主夫になる選択をします。
思いがけず、小さな風花ちゃんと日々向きあうことになったパパ、祐輔さん。
ママのいない育児と家事。それはまさしく大冒険!
父と娘、二人きりの日々に待っていたものとは?
* * *
風花ちゃんが祐輔さんにくれたものは、光り輝くような時間でした。
大好きなママがいなくても、若草のようにすくすくと健やかに育ってゆく風花ちゃんのけなげさに胸打たれ、ママの分まで娘を懸命に見守ろうとする祐輔さんの真心溢れる誠実さに感動します。
そして祐輔さんが人間として成長してゆく姿は、まるで小さな風…続きを読む - ★★ Very Good!!家庭を守ることを決意した夫の物語
職場復帰で単身赴任した妻、育児と家のことを任された夫。まずこれは、夫婦の信頼関係がなければ不可能なことである。
夫が家を守る間、妻はきっと仕事で苦労していることだろう。家族にも会いたいだろう。そう思うだけで胸が熱くなった。
専業主婦(夫)というのは憧れもあるとは思うが、本当は実に大変で責任重大な仕事である。子供がいれば尚さらだ。給料もなければ休日もないのだ。その立場が妻ではなくて夫だったら? どんな物語になるか想像するだけで楽しみだ。
子供の成長、夫の成長、家族と離れた妻の成長、それらが重なり家族がどのように成長を遂げるのだろうか。きっと様々な葛藤もあることだろう。
まだ序盤ゆえに期…続きを読む