空色エプロンたまご焼き

読んでくださった方への小さなつぶやき

　来てくださってどうもありがとうございます。

　ほんとうに有難い幸運で、この「空色エプロンたまご焼き」は「小暮さんちのおいしいカタチ　～今日からパパが主夫になります～」というタイトルで２０１８年１２月に書籍化をさせていただきました。

　応援くださった方々、力をお貸しくださった方々に感謝でいっぱいです。

　他のところでも書かせていただきましたが、この物語はまだ未完成です。

　書籍になったものはここにアップしてある部分に、新しくいくつか章を加えたうえで、加筆・修正をしたものです。構成も大幅に変えました。

　アップしてあるものについては未完のためにまだしっかりと改稿はしておらず、いま読みなおすと修正したいところも多々ありますし、書いてはアップ書いてはアップという形であげていましたので、構成もまだまだ工夫が必要なところもあります。他の書籍化された作品と違って、そういう意味でも未完なのです。

　書籍化にあたって下書きに戻そうかとも思ったのですが、担当の編集の方とご相談したときに、そのままでもいいのではとご意見いただき、わたしもあえてこのまま残すのもいいのかもしれないと思いました。

　書籍化のお声がけをいただいたときに、編集の方はこの状態の物語を読んでご連絡をくださいました。その事実が、もしかしたら誰かの応援になるのではないかと思ったのです。

　わたしにとって、とても大切な物語ですので、自分の思うラストまで書き上げたいと思っていたのですが、諸事情ありまして作品として形にできずにいました。せめてもと完結をつけずにいましたが、ひとつの区切りとして、このまま完結にすることにしました。

　もしかしたら誰の目にも触れないかもしれませんが、ちょこっと書かせていただきました。

　根っから自分に自信がない人間なので、ともするとマイナス思考全開な言葉を書いてしまいそうで緊張しながら書きました。

　ちゃんと伝わっていたらいいのですが……。

　書籍化していただけたとはいえ、並み居るすばらしい書き手の方々の仲間入りができるまでには、まだまだ道は遠いです。

　ただ、いつか、この物語を本にしてくださった方々へのご恩返しができたらという夢を持ちながら、一生懸命に努力を重ねていこうと思っていますし、どのような形であっても書き続けていきたいと思っています。

　お付き合いいただき、ほんとうにありがとうございました。

　ありったけの感謝を込めて。