ポケットのなかと

作者 新樫 樹

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★★★ Excellent!!!

ポケットには幸せとドラマとクリップが入っている素敵な宝物入れ。

幼稚園の先生である彼のジャージを洗濯しようとしている彼女。
しかし、ジャージのポケットには何か入っている。
しかもこの感触……、えっ! 生き物? もしかして苦手なアレ?
洗濯前のポケットにまつわる素敵なお話です。

日常の一部分を切り取ったようなドラマで、あぁ、こういうワンシーンが幸せなんだな、と思いました。

ほのぼのしたい方、心温まるお話が好きな方、ポケットにティッシュを入れたまま洗濯したことのある方におすすめです♪

★★ Very Good!!

日々の小さな幸せを拾い上げるのがなんとうまいことか!
いつもほんわか幸せな気分になってしまう短編の数々。
作者の腕は確かです!
今回も素敵でした。
少ししか描写されない旦那さん側の職場での日常を、主人公と一緒に微笑みながら想像できて、ほっこりしちゃいました!
素敵な作品でした!!

★★ Very Good!!

洗濯する時、困るのがポケットの中身。
幼稚園の先生をする旦那様のポケットの中には日々いろんなものが詰まっていて……

ただ洗濯する前のワンシーンを描いた作品ですが、とても温かい気持ちになる素敵な読後感に思わず笑顔になりました。

物を通して感じる彼のやさしさ。
会話だけがコミュニケーションではないですね。
また、そこから自分の気持ちに気づくというのも素敵だなぁ、と思います。

★★★ Excellent!!!

人を深く愛することは、やっぱり素敵。
素直にそんなことを思わせてくれる、細やかで暖かい物語です。

主人公と、彼。
彼のジャージのポケットからは、しばしばいろんなものが出てくる。何も知らない人が見たら、明らかにゴミ箱に直行してしまいそうな、ちっちゃなもの。
けれど——そこには、一つ一つ、物語がありました。どうして、彼のポケットまでやって来たのか。

彼がポケットにそれらを大切にしまった理由。そして、その理由を知りたいと思う主人公。愛する人の心を細やかに感じ取り、思いを分かち合い、笑い合う。人を愛するって、こういうことだ——彼の心の中にある「愛情」の大きさと、その彼を愛する主人公の真摯な思いに、思わず涙がこみ上げます。

さらりとした中に、愛情の深さと細やかさのたっぷり詰まった、キラキラと輝くような物語です。

★★★ Excellent!!!

ほんわかとした日常。ポケットに入っている物から、沢山のことが想像できるし妄想できます。それは不安だったり、温かい想いだったり……。とても優しい作品で癒されます。

そして勇気をもらいました。
私も気合いを入れます。「よしッ! やるぞッ!」