日常の、ちょっとした幸せを感じる情景。何でもない話なんですが、こういう日々こそが幸せなんだなと思わされます。とても素敵な短編小説でした。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
ポケットには幸せとドラマとクリップが入っている素敵な宝物入れ。幼稚園の先生である彼のジャージを洗濯しようとしている彼女。しかし、ジャージのポケットには何か入っている。しかもこの感触……、えっ…続きを読む
彼も「わたし」もとてもいい人なのがよく分かります。主人公の心情がしっかり描かれて、短い中でもどういった性格なのか分かるのがすごいです。
日々の小さな幸せを拾い上げるのがなんとうまいことか!いつもほんわか幸せな気分になってしまう短編の数々。作者の腕は確かです!今回も素敵でした。少ししか描写されない旦那さん側の職場での日常を、主…続きを読む
人を深く愛することは、やっぱり素敵。素直にそんなことを思わせてくれる、細やかで暖かい物語です。主人公と、彼。彼のジャージのポケットからは、しばしばいろんなものが出てくる。何も知らない人が見た…続きを読む
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