第5話

 今日は始業式だが、先に二、三年のクラス替えをやるらしい。

 一年はその間何をするのかと思えば、自己紹介だった。

 一人ずつ立ち上がって名前と趣味などを言っていく。

 出身中学は? と思ったが、俺以外は全員中等部から上がってきた事が判明した。

 せめて高等部受験組がいてくれたなら、多少は馴染みやすかったんだが……。

 しかし、全員の顔と名前を覚えられるかなあ?

 覚えないときついんだけど……やっぱり名前を覚えているって方が印象はいいはずだよな。

 相羽とデジーレと先に知り合ったおかげで、ちょっとは楽できるけど。

 皆の自己紹介が終わると先生は言った。


「クラスの委員も決めなくてはなりません」


 先生は黒板にチョークで書いていく。

 丁寧で見やすい字だった。

 俺の席が一番前っていうのもあるかもしれないけど。

 正副委員長、風紀委員、保健委員、美化委員、体育委員、選挙管理委員、文化委員か。

 どの委員も二名ずつ選ばれるとの事なので、全部で十四名決めなくてはならない。

 委員会に入るっていうのも一つの手だけど、生徒会とかけもちできるのかな?

 普通に考えれば無理だろうな……生徒会と委員会はそれぞれ別の組織だろうし。

 それに俺が手を挙げても認めてもらえるか分からない。

 ……さすがに考えすぎか?

 俺がつらつらと考えていると、先生はてきぱきと進めていく。

 驚いたのは立候補者が多く、すんなりと決まっていく事だ。

 こういう時、他薦合戦になるというのが常だと思っていたんだが。

 全ての委員が決まった時、先生はチラリと時計を見て言った。


「そろそろ時間ですね。移動を開始して下さい」




 始業式と入学式ではあまり違わなかった。

 校長や生徒会長の挨拶があるのも同じだし、姫小路先輩が「唯一の男子生徒」について言及したのも変わらなかった。

 二、三年生は特に反応していない。

 と言うか式の最中にきょろきょろしているのが、俺くらいしかいなかった。

 お行儀いい子達揃いのようである。

 いちいち感心していたらキリがないとは思うのだが、それでもしてしまうのはさすが英陵ってところだろうか。

 続いて部活紹介に入った。

 まず陸上部でショートヘアのボーイッシュな感じがする、綺麗な先輩がはきはきと説明する。

 そしてバスケ部、合気道部……と続き、ソフトボール部が最後だった。

 こういう言い方は悪いけど、全体的にレベルはあまり高くないっぽい。

 あくまでも運動で汗を流すのがメインといった感じで、全国大会を狙っているといった事はなさそうだ。

 スポーツ特待生なんていないみたいだし、仕方ない事なのかもしれない。

 部活の予算が十分あるなら、獲得競争が起こったりもしないんだろうし。

 次に文化部で最初に美術部からで、最後がコーラス部だった。 

 日本舞踊と華道部、美術部はレベル高いみたいだな。

 全国コンクールで優勝とか金賞とか、凄そうだとしか分からなかったけど。

 ……ふと思ったんだけど、社交ダンスとか日本舞踊とか、学校の授業であったりしないよな?

 お嬢様学校ならありえない話じゃない。

 どうして今まで気がつかなかったんだろう。

 男子は免除とかないかなぁと思ったけど、日本舞踊ならともかくダンスなら男もできそうだよな。

 むしろ男でもできるものに変更されているかもしれない。

 やばいなあ、ダンスなんてした事がないぞ。

 まあ「もしかしたら」なんて事で心配していても仕方がない。

 相羽やデジーレに聞いてみよう。

 そう言えば教科書や時間割はいつもらえるんだろう?

 今日くらいだろうか。

 そもそも普通の授業が始まるのはいつなんだ……委員の決定が今日じゃないって事は、別に明日から授業が始まるわけじゃないのか?

 漠然とした不安を覚えつつ、教室に戻った。

 相羽にさっそく話しかけようとしたタイミングで、小笠原先生が入ってきてしまう。


「これから時間割表を配ります。教室にも同じものを貼りますが、なくさないようにして下さい」


 先生はそう言いながら俺の方から紙を配っていく。

 一枚だけ取って後ろに回す。

 これは同じなんだなあと思った。

 後ろの子は髪を肩より下まで伸ばした、大人しそうな子だ。

 確か名前は……木野山だったかな。

 大きな家電メーカーと同じ名前だなと思ったけど、どういう関係なのかは聞けていない。

 そもそも言葉を交わした覚えはないし。

 もしかしたら「ごきげんよう」くらいは言われたかもしれないけど……。

 俺から時間割表を受け取ると、愛想よく微笑んでくれた。

 俺もぎこちなくではあるが、笑みを浮かべてから前を向く。

 紙一枚渡しただけで微笑みかけられるなんて、実に新鮮な体験である。

 木野山もデジーレや姫小路先輩ほどじゃないけど、かなりの美形だし。

 本当、この学校の美人率高いと思う。

 大体、先生からしてかなりの美女だもんな。

 さてと、いつまでもいらん事を考えずに時間割を確認しよう。

 と思って見た俺は固まってしまった。

 ……ダンスや日本舞踊の事は心配していたけど、さすがに華道や茶道の授業があるなんて想定していなかったよ。

 ダンス以上にどうしたらいいのか分からない。

 これはもう、誰かに泣きつくしかないのか。

 付け焼刃でどうこうなるもんじゃない気はするけど。


「時間割表、全員に行きわたりましたか? それでは本日は解散とします。各自、教科書と体操服を受け取りに行って下さいね。小早川さん、号令をお願いします」


 今日指名されたのは委員長になった女子だ。     


「起立、礼」


 透き通ったアルトがはきはきと号令をかける。

 俺よりもずっと見事なものだ。

 僻み混じりにそんな事を思いつつ、立ち去ろうとする先生を呼び止める。

 相羽やデジーレは級友達に囲まれてしまう、という事態があるのは昨日で学習したからだ。

 それならば思い切って先生に尋ねた方がいい。


「小笠原先生、少しよろしいですか」


 この言葉使いでいいのかなと思ったが、先生は咎める事なく振り返った。


「はい、赤松君。どうかしましたか?」


 クールビューティーという表現がぴったりな先生だが、言葉は柔らかい。

 無表情と言えなくはないが、口元は優しく緩んでいる。

 おかげで委縮せずに質問ができた。


「教科書と体操服はどこで受け取ればいいんでしょう?」


「ああ。誰かに声をかけて案内してもらえれば、それがきっかけで仲良くなれるかと思ったのですが」


 先生は彼女なりの腹案を明かしてくれる。

 そして教室を見回し、小さく嘆息した。


「確かに男子では声がかけにくいかもしれませんね」


 既にグループが形成されているからだ。

 相羽も普通に声をかけられたりしている。

 デジーレと俺しか友達がいないとは思わなかったけど、少し意外だったのも事実だ。

 こうなってしまうと先生が言ったように、俺が声をかけるのには勇気がいる。

 いい子揃いかもしれないが、こういう場合はあまり関係ないのだ。

 俺がへタレというのは否定しないけど。

 先生は少し悩んだ後、あるグループに声をかける。


「小早川さん」


 名を呼ばれた生徒は、慌てて立ち上がった。

 セミロングで気の強そうな印象の、我がクラスの委員長である。


「はい、何でしょうか、先生」


 どこか緊張しているような顔で返事をする。

 気のせいかクラスの中が静かになった気がした。

 小早川と呼ばれた女子のグループはおしゃべりを止めて、先生と俺を不安げに見ている。


「申し訳ないですが、赤松君の案内を頼めますか。彼は高等部からの入学で、教科書や体操服の受け取り場所を知らないでしょうから」


「あ、はい。お任せ下さい」


 実質拒否権はないんだろうなというのが俺の感想である。

 教師に頼まれたら断れない風潮があるのか、生徒達の気質によるものなのかまでは分からないけど。


「それでは、後は頼みます」


 小笠原先生はそれだけ言うと、さっさと退出してしまう。

 生徒同士で何とかしろっていう事なんだろうか。

 確かにクラスメートと仲良くなるのに、先生に頼ってばかりはいられないが。

 先生が去った後、俺は小早川達のグループと顔を見合わせる。

 全員で四人いるけど、皆困惑した様子だ。

 そりゃいきなり俺の世話を頼まれたんだから、無理もないよな。

 きっかけは先生が作ってくれたのだと割り切って、話しかけてみよう。


「えっと、赤松です。急にごめんなさい。まだ分からない事なので、教えてもらえるとありがたいです」


 同級生に対する言葉づかいじゃない気もするけど、相羽を怯えさせた前科があるからなあ。

 なるべく穏やかに、そして丁寧に、を心がけた。

 ぺこりと頭を下げると、小早川はほっと表情を和らげて、


「小早川です。一年間よろしくお願いします」


 と答えてくれる。

 それを皮切りに他の三人も村久保、芳沢、高梨と名乗った。


「ごめんね。自己紹介聞いただけじゃ、覚えきれなくて」


 そう言って謝っておく。

 すると小早川はくすりと笑い、


「そうですよね。私達からすれば赤松さんはとても覚えやすいですけど、赤松君にしてみれば大変ですよね」


 と同情するような目を向けてくれる。

 俺達の間にあったぎこちなさが薄れ、和やかなムードが生まれてきた。

 そしてやっぱり「さん」づけなんだな。  


「私達は皆、中等部から進学していますから」


 村久保と名乗った眼鏡をかけた真面目そうな子がそう言うと、他の三名もうなずく。


「赤松君は唯一の男子ですし、馴染むのは大変そうですねえ」


 声も顔も空気もゆるやかな、癒し系という言葉がぴったりな芳沢がのほほんと言い放つ。


「正直戸惑っています。まさか俺だけなんてね」


 自嘲気味につぶやくと、皆の視線が慈愛に満ちた者になる。


「私達にできる事があれば、気軽に仰って下さいね。せっかくのご縁ですし」


 小早川がそう言ってくれた。

 うん、マジでいい子達なんだなぁ。

 こんな事を言ったら絶対怒られるだろうけど、中学時代ではクラスのアイドルになれそうなレベルで、気立てもいいというのはすごい。

 そうじんわり思っていると、今まで黙っていた高梨が不意に口を開いた。


「正直、女子高だったところに入学してくる男子なんて、どんな人だろうと不安だったんですけど」


 遠慮しがちに、ゆっくりとした口調で上目づかいで俺を見ながら続ける。

 小早川と村久保が「ちょっと」と非難するような目を向けたが、俺がそれを制した。

 何となくではあるが、貶される事はなさそうだと思ったからである。


「優しそうな人で安心しました。失礼な事を言ってごめんなさい」


 そう言って頭を下げられた。

 俺としては苦笑するしかない。

 高梨の言いたい事が分からなくはなかったし、安心したと言われては怒れないじゃないか。


「正直、警戒されてそうだなーって思いはあったからね」


 だから気にしなくていいと言っておく。


「それじゃ、今から教科書を取りに行きますか?」


 小早川がそう言うと他の三人も一斉に立ち上がる。

 うん、先生が指名しただけあって、彼女がこのグループのリーダー格なんだな。


「はい。よろしくお願いします」


 小早川が先導するように前に立ち、俺がその後に続く。

 芳沢が俺の右、村久保が左、高梨が後ろという位置取りになった。

 全員が水準以上の美少女なので、何も知らない人間が見れば俺が四人の美少女を侍らせているように見えるかもしれない。

 だが、ここは英陵学園である。

 男が俺しかいないので、今の置かれた状況を誰も疑問に思わないのだ。

 俺という異分子には興味深げな目、どこか探る様だったり警戒していたりしそうな目が向けられたりするが。

 小早川に案内されたのは、食堂のすぐそばの購買だった。


「ここで教科書と体操服を受け取れるんです。パンや飲み物もここで買えますから、よかったらどうぞ」


 小早川の言葉にうなずく。

 当たり前だが既に行列ができている。

 見たところ学年ごとで分かれているので、そこまでは待たされないかもな。

 横目で食堂を見ると、広くて立派そうな作りだった。

 俺の視線に気づいた芳沢が口を開く。 


「食堂は生徒なら全員無料で使えますよ」


「え? そうなの?」 


 俺はびっくりして素っ頓狂な声を出してしまう。

 周囲の女子生徒達が何事かとこちらを見たので、ぺこぺこ謝る。

 視線の集中砲火が止んでから、小声で尋ねた。


「それじゃ購買の存在意義がないんじゃ……?」


 少なくともパンを売る意味がなさすぎる気はする。

 そう思ったのだが、芳沢はおっとりと答えた。


「でも、パン類は食べられないですから。サンドウィッチとか美味しいんですよ? 後、お菓子類も充実していますし」


 購買のサンドウィッチはとても美味しくて人気があるらしい。

 後、お菓子や飲み物の味も良くて種類が豊富だとか。

 食堂の座席は下校時間まで解放されているものの、営業時間は昼食時のみだという。

 だから購買で目当ての商品を手に入れ、食堂でお茶タイムという生徒は珍しくないらしい。

 無料でご飯が食べられるところがあるのに、わざわざパンを買って昼食にするというのは正直理解できないが、お茶とお菓子を買うというのは分かった。

 せっかく教えてもらった事なので、話のタネとして使ってみよう。


「芳沢さんとか小早川さんとかも利用しているのかい?」


「はい。中等部にあったところを何度も利用しましたよ」


 芳沢がにっこり笑うと村久保もうなずく。


「中等部より高等部の方が上なんですけどね」


 そういうのも何となくは分かる。


「赤松君ももしよろしければ一緒にいかがですか?」


 小早川が振り返ってそう誘ってきた。

 突然の誘いに驚いていると、芳沢が微笑みかけてくる。


「女の子と仲良くなるには、一緒に美味しいものを食べるのが一番ですよ?」


 そんなものなのかね。


「機会があればぜひ」


 甘いものは嫌いじゃないし、小早川達とは仲良くなっておきたいので、無難に答えておく。


「絶対ですよ」


 他の子は軽くうなずいただけなのに、芳沢は何故かやたらと乗り気だった。

 そう言えば、値段はいくらくらいなんだろう?

 ここが元お嬢様学校だという事を思い出し、俺は少し不安になった。

 値段表らしきものがあったのでチラリと見てみて、俺は目を剥く。

 コーヒー、紅茶ともに八百円だと……サンドウィッチやケーキが千円とか高すぎるわ。

 庶民の俺が気軽に注文できる金額じゃない。

 小早川達と仲良くお茶しようと思うなら、アルバイトをしないといけないかもしれないな。

 あ、だからこそ小早川達は軽くうなずいただけだったのか……?

 俺とは金銭感覚が違う事くらい、承知の上だったのか。

 それとも単に社交辞令として誘っただけなのか?

 ……いずれにせよ、気を引き締めた方がよさそうだ。

 今のままだと美少女達と仲良くして鼻の下を伸ばしている、だらしのない男って印象を持たれてしまうかもしれないし。

小早川達や相羽、デジーレはさておき、他の子とは話した事がないんだから、あまり油断しない方がいいだろう。

 まだ品定めされている段階だとでも思っておくかな。

 列がはけて俺達の番がくる。

 中年の女性は俺を見て、


「ああ、唯一合格したって男があんただね」


 と大きな声で言いながら、見るからによけてあった体操服と教科書を差し出してくる。 


「男物の服なんて一つしかないからねえ」


 そう言って豪快に笑う。


「どうもありがとうございます」


 俺が礼を言って頭を下げて受け取ると、おばさんは満足げにうなずいた。


「入学を許されただけあって、礼儀はちゃんとしているようだね。この分ならやっていけそうだね」


 一人納得している。

 要するに礼儀に気をつけないとこの先が苦しいって事だろう。

 そう解釈して俺は後ろの人に譲る。

 先に受け取っていた小早川が、列から少し離れた場所で待っていた。

 俺じゃなくて他の三人だろうけど、ちょうどいい。

 生徒会について訊いておこう。


「生徒会って今日も活動するんですか?」


 小早川は猫を思わせる目に怪訝そうな色を浮かべ、小首をかしげる。


「しているはずですけど、何か用でもあるんですか?」


 新入生、それも男がいきなり何の用だって思われたのかな。

 無理からぬ事だけど、さて言っていいものか。

 ……と思ったが、考えてみれば先輩達には隠す理由がないよな。

 積極的に言いふらしているとは思わないけど、それでも周囲に理解や協力を求めた可能性は否定しきれない。


「実は今日、声をかけられまして……」


 簡単に説明すると「なるほど」とうなずいた。


「そういう事でしたら、返事は早い方がいいでしょうね。先輩方も教科書を取る必要はあるはずなので、しばらく時間を潰してからの方がいいでしょう」


「そうですか。ありがとうございます」


 俺がお礼を言うと小早川は「どういたしまして」と微笑む。

 綺麗な花が咲き誇るような笑顔で、思わず見とれそうになる。

 さっき自分を戒めていなかったら危なかったな。


「もしよろしければ、一緒にお茶でもいかが?」


 小早川がそう言って誘ってくれたのは、善意もあるんだろうけど、ぶっちゃけ話の流れが大きいと思う。

 ありがたいんだけど、懐がやばいんだよな。


「ごめん、今日は持ち合わせがなくて……」


 こういう展開になるなら、小遣いを入れておけばよかった。

 購買がこんなに高いのも、同級生に半ば礼儀とは言え誘われるのも完全に想像していなかった。

 かなり本気で残念だったし、それが伝わったのだろう、小早川も


「そうですか。ではまたの機会に」


 と残念そうに言ってくれた。

 他の三名も無事教科書と体操服を受け取ったので、俺達に合流する。

 話を聞いていなかったらしい芳沢に誘われたけど、もう一度断っておく。

 そこで小早川がすかさず「またの機会にと約束した」とフォローしてくれたので、三人とも笑顔を見せてくれた。

 ひょっとしてこの四人とお茶する約束は成立してしまったんだろうか?

 ……バイト先、探した方がいいのかもしれない。


「時間を潰すなら図書館はいかがですか?」


 村久保がそう提案し、図書館への行き方も教えてくれた。

 四人はお茶をしてから帰るとの事なので、ここで別れる事になる。

 どうやら誰も部活に入らないらしい。

 四人とも笑顔で小さく手を振ってくれたので、俺も恥ずかしいのを我慢して手を振る。

 何事なのかと好奇心混じりの視線を浴びつつ、俺は購買を後にした。

 ……俺に声をかけてきたのは姫小路先輩だと言わなかったけど、別によかったんだよな?

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