風乃あむり

「不器用な人」は普段はなかなか動かない足を、不意に大胆に踏み出して、一歩二歩と恋を進めていくことがある。 そう、それはまさしくその不器用さゆえ、なのだ。 人との距離の詰め方が苦手…続きを読む

主人公南くんのズレズレなご発言が、その恋の出発点でした。 こんな形で始まる恋物語もなんだか可愛くて、どうしてだか好感がもててしまう🎶 南くんと一緒に読者も元気になれちゃう、そん…続きを読む

真夏のある日、ひっそりとたたずむ図書館で出会った彼。 優しくてミステリアスな彼に惹かれる主人公の一夏の恋の物語。 物語は王道でしっかりしており、安心して楽しめます🎶 瑞々しい…続きを読む

小学1年生の女の子が主人公の、恋の始まりの始まりのお話。 純真な少女の一人称で進むストーリーは、勇気や思いやりといったあたたかな気持ちに包まれていて、読者を優しい気持ちにさせてく…続きを読む

とある中学校で4時間目の国語の時間に繰り広げられる飯テロ。 作中で実際には誰も食事をしていないというある意味異色の「美味しい」話ですが、国語の先生の巧みな表現に私たち読者もヨダレが…続きを読む

恋の花をのせた爽やかな春風。そんな心地良さを肌に感じる作品です。

こんな恋がしたいなぁ、という読者の気持ちに応えてくれる王道恋物語に、読めば胸がトキメクはず！

人工知性体の女の子と、その同級生だった「僕」のお話。 空白の80年間を思うと心が苦しいけれど……。ラストのシーンにグッときました。 壮大なスケールで旅した彼女の想いを、ぜひ読み…続きを読む

残酷な運命を、清らかな美しさで優しく包んで、そっと読者に届けてくれた。 タイトルに示された場面を、ぜひ多くの人に味わって欲しい。 眩い描写に目を奪われるはずだ。 ……なんて、頑…続きを読む

頑張ったから良かったよって言ってほしい。でも催促するのは恥ずかしいし、期待するのは怖い。 料理でも、仕事でも、そして小説の執筆でも、私たちはみんな、この小さな「りつかちゃん」なの…続きを読む

誰かと一緒に美味しいものを食べていると、思わず心があったまってほぐれてしまって…… 普段は言えない言葉や、意識もしてなかった本音がポロリとこぼれることもある。 兄と妹のそんな優し…続きを読む

雨は時に優しいリズムを刻み、大地を潤し、私たちの恵みとなる。 けれど一方で、私たちを苛立たせ、災難となり、涙をよぶこともある。 何事にも陰陽がある。人との関係においてはなおさら…続きを読む

悲しい物語のはずなのに、なぜか優しい気持ちになれる。それはきっと、「彼女」の心があたたかいからだ。 笑顔も、ときめきも、涙も、過去も未来も、この短いストーリーにギュッとつめこまれ…続きを読む

ごく幼い頃に始まった恋心を、大切に育んでいる二人のお話。 幼少期の二人様子が、眼に浮かぶように丁寧に描写されています。 読了後、そっと少年の背中を押してあげたくなる。そんなあた…続きを読む

丁寧に時間をかけた料理には、心が宿っている。そしてその心がまた、感謝の心を育んで……。

気持ちが沈んだ時に読み返したい、優しい気持ちになれる作品です。

ローマからブリテン島へ、そしてやがて「新大陸」へ。

林檎とともに人も想いも伝えられていく。

まるで神話の一節のような、気高い物語。

相手を大事にすればこそ、強がってみたり、背伸びしてみたり。

同じ気持ちなのにすれ違ってしまう切なさと、それを乗り越えるたくましさに心打たれる物語。

王道、胸キュン、ごちそうさまでした！
その展開を待っていたのよっ！！

深夜に読んで大失敗。 正統派の飯テロでした。 お茶漬けを食べる描写の合間に、彼の人生の一端が見えて、ほくほくとこちらの心まであたたまるよう。 お茶漬けの季節が去ると、今度はずい…続きを読む

的外れなレビューになっていたら本当に申し訳ない、と最初にことわっておきます。 最初に読み終えた後、「いったい何が起こっていたのだろう」と思い、もう一度読み返した。 2回目、「あ…続きを読む

終わり方が衝撃的でした。
この放り出し方、なかなかできない。

彼女の実直な愛の行方を考えると……。

前半のギャグパートは異常なほどの中毒性あり。一話読み終えても、またすぐ一話……と、スクロールする手が止まりませんっ！ そして、まさかの後半シリアスパート。泣きます。泣かされます。…続きを読む

いやもう、ホント、一言で言うと胸キュンです！ イケメンでかなりの変人&超強引。そんな王子に振り回される、やや身分の低い貴族のお嬢様アリア。 王道胸キュンラブコメ展開ですが、そこに「…続きを読む

なんと書けばいいのかずっと分からず、あんなに心揺さぶられたのに、なかなかレビューが書けなかった。 とりあえず第1話で泣いた。 そして第6章は泣きっぱなしだった。 （ちょっと涙腺お…続きを読む

電車の中とかで読んじゃダメなやつです。全力でニヤニヤしちゃいます。

ダイエッターにも、玉木宏ファンにも、くすっと笑いたい人にもオススメしたい作品！

【熱砂の戦士団】までのレビュー いつか勇者が救う世界で必死に生きる人々ーファンタジーの世界に生きる普通の人々の物語。 硬派なファンタジー小説で、一話一話が派手な物語だというわけで…続きを読む

3人ともいかにもどこかにいそうな高校生。一人称の語り口でダダ漏れの自意識が、痛々しくも懐かしいような、眩しいような…。 癖のある3人が、これからどんな風にかかわっていくのか、とても…続きを読む

主人公「凛紅」と狐の「九十九」が魅力的。
迫力の戦闘シーンを楽しみたい人にもおすすめできます。