祈らずにはいられない、それほどのリアリティ

なんと書けばいいのかずっと分からず、あんなに心揺さぶられたのに、なかなかレビューが書けなかった。

とりあえず第1話で泣いた。
そして第6章は泣きっぱなしだった。
(ちょっと涙腺おかしいくなったんじゃないかと心配になった)

それは、この作品に多くの人生がぎゅっと詰まっているからだと思う。
いわゆるモブと言われる人々にも、尊い人生があるのだと、改めて気づかされた気がする。

エルカシュ。彼はきっと元通りの生活には戻れないし、戻ることは許されないのだろう。でも、それでも、彼の人生にもう一度明るい花々が咲き乱れることを祈りたい。そして、アレッポの街にも。


(あーこれを書いてるうちにも思い出して泣けてきた)

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