これを読んだ時に、彼女のように純粋でいられたら、どれほど良かったのだろうと少し寂しくなりました。そして、主人公のように、この純粋さを愛でられる人でありたいと素敵な物語をありがとうございました
と、心から主人公をねぎらいたくなる。 オーケストラが数時間の演奏のために何か月も練習を重ねるように、主人公は『会(快)心の瞬間』を何度も想像し鍛え上げたのだろう。 停滞し惰性化した(で、あろう)宇宙開発にも弾みがつこうというものだ。 詳細本作。
80年の時を経て、彼女の思いが届く時、男の時が動き出す。いい話でした!是非一読下さい。
どこにもそんな描写が無いのに"その時"の彼女の表情が浮かんでくるそれぞれ違う表情を思い浮かべるだろうけど、きっと皆彼女の表情が見えると思うそうさせる力のある物語俺も彼女に恋をしましたw
切なくなるほど純粋な、人間より遙かに心を持った知性体ユキ。思いを言葉に出来ず、でも惹かれていく僕。道叶わず形に出来なかった気持ちが時を越えて伝えられて…。ごく短い構成ながら、とても余韻を残すお話で、是非おすすめです。
これだけの短い文章で、ここまで心を動かされたのは久しぶりです。どこまでも壮大で、しかしそれでも人の想いは変わらず、まるで、すぐ隣で微笑んでくれているかのような――。ぜひ多くの方に読んで頂きたい作品です。素敵な時間をありがとうございました。
すれ違いの切ないお話かな?とおもいつつフタを開けてみれば、これも一つのハッピーエンドなのだと思います。人生の中ですれ違う人以上のナニカや誰かに出会った時、どう行動するべきか考えさせられます。
人工知性体の女の子と、その同級生だった「僕」のお話。空白の80年間を思うと心が苦しいけれど……。ラストのシーンにグッときました。壮大なスケールで旅した彼女の想いを、ぜひ読み味わってください!
素敵なお話でした。切なく、ほろ苦く、だけどとても暖かく美しい。長く静かな片想いの結末の瞬間は必見です。
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