兄ちゃんとわたしとネギ味噌ラーメン

作者 東江 怜

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★★★ Excellent!!!

「お店の味を自宅で再現したいって、あるあるだよね~」
と頷きながら読み始めた私ですが、これはアガリ屋のネギ味噌ラーメンに匹敵するほど深い味わいのある作品でした。

味の研究という名目で久しぶりに兄妹で足を運んだラーメン店。
そこでの光景や会話から主人公の背景が少しずつ引き出されていく構成の妙と、ネギ味噌ラーメンの美味しそうな描写に唸りつつ堪能させていただきました✨

飄々とした兄に容赦ないツッコミを入れる雰囲気がリアルな兄妹の距離感を醸し出しつつも、心温まるストーリーになっています。

ネギ味噌ラーメンも食べたくなるけれど、家族で行っていた思い出のお店に再び家族と行きたくなる、そんな思いを呼び起こしてくれる素敵な物語です。

★★★ Excellent!!!

ラーメンや餃子の描写が、すごく美味しそうでした!
普段はそんなにラーメン食べたいと思うことないのに、この作品を読んでいると、ものすごく食べたくなるから不思議です(*^^*)
そして、ラーメンだけでなく、兄妹の絆も併せて書かれているので、余計に心があったまりました。
ありがとうございました(*^^*)

★★★ Excellent!!!

時刻は18時51分。ちなみに晩飯は食べていないので腹がギュルオオオッと鳴っている。
つまりこの小説を読んでいい資格を得ていない状態だったのだが、つい読んでしまった。

やばい、食欲をそそられる描写の数々が、すきっ腹にダメージを与えてくるっ! 

飲み物がごとく食べれてしまう炊き込みご飯や、生ビール。そしてしょうゆと練唐辛子で食べる餃子! そしてリーサルウェポンのネギ味噌ラーメン――。え? デザートにアイスもっすかっ?

よしっ、日高屋のピリ辛とんこつネギラーメンを食べに行こうっ。

こうして私は、近所の日高屋に直行するのだった。

紹介文の通り、この物語は夜の閲覧(飯を食べていない状態)は止めたほうがいいですね。本当に腹が鳴りますから(笑

★★★ Excellent!!!

まず……本作の紹介にもあるように、夜……それも寝る前に読む事はオススメでしません。無性にネギ味噌ラーメンが食べたくなります。
とても危険です!
正直なところ、料理を文字だけで美味しそうに表現する事は至難のワザだと思っていたのですよね。
ところがこの作品におけるラーメンの描写と来たら、湯気の立ち昇る店内で美味しそうなラーメンをすする情景がありありと浮かんで来るのです。不思議ですねぇ。実に写実的です。それこそ匂いまで漂って来そうな程に。
その中で見え隠れする妹の兄に対する想い。
どこか甘酸っぱい、けれど温かい……そんなお話です。
ああ……女の子とラーメン食べに行きたい……。そう思わせてくれました(笑)

★★★ Excellent!!!

味に秘められた想いが物語にうまく隠されていて、最後はほっこりする良作。
そんなお話でした。
短編にあまり細かな内容を盛り込むと、ネタばれになりそうなので、多くは語りません。
ただ、味に秘められた想いに気付いていく主人公の心情が、流れるように文章で表現されていて、思わず「上手い!」いや「美味い!」と思っちゃいました。

★★★ Excellent!!!

出ました、田舎ファンタジアシリーズでおなじみアガリ屋のネギ味噌ラーメンです!
そのおいしさをそそる描写は相変わらず、読んだ人は食べたくなること間違いなしです。
ほのぼのとした兄妹の会話もよくて暖かい気持ちになります。

そのおいしさから目が離せません!

「ラーメン、ラーメン。ラーメン、ラーメン!」

★★★ Excellent!!!

冒頭のラーメンの描写の時点ですでにお腹がすいてくる。
で、その後は、ただ兄と妹でラーメンを食べにいく話……じゃなかった!
読者の頭の中がラーメンでいっぱいになっている中で、作者はもくもくとその湯気に隠れて伏線を張っていました。
最後、底に隠れていたチャーシューを頬張るような、旨味あふれる結末に、読者の心も温まります!
オススメ!