至高のラーメンと甘酸っぱい想いと

まず……本作の紹介にもあるように、夜……それも寝る前に読む事はオススメでしません。無性にネギ味噌ラーメンが食べたくなります。
とても危険です!
正直なところ、料理を文字だけで美味しそうに表現する事は至難のワザだと思っていたのですよね。
ところがこの作品におけるラーメンの描写と来たら、湯気の立ち昇る店内で美味しそうなラーメンをすする情景がありありと浮かんで来るのです。不思議ですねぇ。実に写実的です。それこそ匂いまで漂って来そうな程に。
その中で見え隠れする妹の兄に対する想い。
どこか甘酸っぱい、けれど温かい……そんなお話です。
ああ……女の子とラーメン食べに行きたい……。そう思わせてくれました(笑)

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