ツイッターでいいねした身内に設定を与えて登場人物として出すという試み。
いやホント、勢いで書いてると作者本人は仰ってましたが、よくここまで書けたなぁと。
ちゃんとそれぞれの特徴を捉えて、半ば強引にストーリーを組み立てた感じではありましたが、その破茶滅茶感は登場人物たる我々は大いに楽しめました。
もっとも関係していない人が読んでも「何だ、こりゃ」と言った感じでしょうし、その点は作者自身もそう仰ってますからね。
ともあれ、この試みそのものは斬新で面白いと思いますし、別な可能性をあるんじゃないでしょうか?
例えば著名な商業作家さんたちでコレをやるなんていうのも……。
この作者は自分がどれだけ人気者かわかっていません。
普段から素手でクマを倒すだの妻子供との仲睦まじい様子だのこの作品がレビュー100件行ったら焼き肉をご馳走してくれるだのツイートしている(してない)梧桐さんがあんなタグにこんな面白い回答をしたら、そりゃあ100人いくでしょうよ!
今回これだけの反響を得たからにはようやく身をもって自覚したことでしょう。
これを機にしっかり反省するべきです!
一方で全員の(うち数名はまったく交流がなかったにもかかわらず)趣味嗜好特徴をよく観察よく模倣したのは本当にある意味偉業です。
「ああうんいつもこの人こんな感じの内容をこんな感じで言ってるよねw 言ってなくても言ってそうだよねw」の連続です。
日頃の梧桐さんとその交友関係を知らない方にはまったく通じない内輪ネタだらけなのは事実。
なので、うっかり何も知らずにこの小説にたどり着いてしまった方はまず作者のtwitterアカウントフォローから始めましょう。
たぶん「素手でクマをだね」と返してくれるはずです。