六葉翼

誰もが見体験な場所でも。そこにあったような。どこか懐かしくきらきらした日々。まるで原風景のように散りばめられ。読んでいて懐かしくも切なく。愛おしい作品です。ひとつひとつの風景や心情…続きを読む

そのようなことが…そう思いつつ。主人公の視点と共に心が揺れる作品です。もし偽りであったなら。たとえ偽りでもそれは…まさにそれは小説のページを捲るのと同じように。今日を明日を生きるた…続きを読む

紙の書籍が世界から消える。それは現代の私たちの時代でも起きていること。強制でもなく政府や世界の陰謀でも弾圧でもない。それは時代の流れ。人はその波や流れに逆らえない。流れは冷たくもな…続きを読む

本土の都市伝説とは趣が異なる怪談。とても貴重で興味深く読ませて頂きました。文章も情景が浮かぶようで。旅が出来た気分です。しかも読んでるぶんには安全？ぜひお読み下さい！

切々と、そしてひんやりとした空気。この状況で語られる愛のお話ですが。とても詩的で清潔感があります。そしてこの愛の成就と呼べる結末。おっと…ここは拍手をしてはいけない場所が舞台でした…続きを読む

冒頭の書き出しから「上手いなあ」と思いつつ。その筆力の確かもさることながら。特筆すべきはこの作者様の跳躍力です。「ここからどうやって百合に？」その凡庸な読者の私の頭を軽々と飛び越え…続きを読む

これは短編ですか？長編化出来る設定と内容の濃さ。勿論返却令嬢（詳細は本編を）のキャラも立ちまくりで。楽しく読めました！ぜひ皆様も拉致監禁覚悟でお読み下さい！よい読書体験をありがとう…続きを読む

日記とエッセイの堺ってなに？読んでいて楽しいか否か。共感があるか否か。上手いが日常。とても難しいです。文章は人となり。まさにです。本作を読んで「他の作品も読んでみたいな」と思いまし…続きを読む

非常に緻密で作者様の拘りを隅々に感じるSF設定。「SF」と聞いて「小難しいのでは」「苦手」と二の足を踏む読者さんもおられるかも。しかしそれは物語好きとしては大きな損失です。本作のタ…続きを読む

ホラーというジャンルは私自身も書きますが。読み手をそれだけで遠ざけるジャンルでもあります。それでも「それは大きな損をしているよ！」そう訴えたい。特に女性の方にはぜひ読んで頂きたい作…続きを読む

私はつきのさんの作品が好きである。それより何よりも私には必要なのです。この作者様の紡ぐ言葉がどうしても。月は優しくも。天の孤独の高みにもあり。その光は言葉の美しい滴にも似て。なぜ、…続きを読む

人は罪を犯す生き物。いつも罪や後悔と背中合わせ。許されね購えぬ罪などないと・・しかし裁かれぬ罪もある。心溜まる澱。その澱みこそが私の罪だと。わかっていても。口を開き告解する神はいな…続きを読む

主人公出雲いずも桃太！冒頭からの戦いから！鬼と戦うための第二次、第三次、成長の記録！構成も見事です。軋むのは成長時のホネではなく。高鳴る心。あっと言う間に読んでしまいます。途中で止…続きを読む

作者の人柄が伝わる優しい文章と。登場人物たちに向ける眼差し。優しくてもあまあまではない。だから読み手はこの関係や世界が壊れてしまうのではないか・・そんな感情の起伏を我事のように思え…続きを読む

初恋は覚束無い。苦々しく。時には辛くも。みっともなくもある。それはでも石ころみたいな自分が輝く時間。輝いていたのは彼女の眩しさだったのかも。それは読む人の心に共感や愛おしさを呼びま…続きを読む

その手で握った塩むすび。上手い下手なんて関係ない！好きと情熱を込めた作品だ！見る人によっては飾りも素っ気もない白いおにぎりに見えるかも。それでもその手に込めた愛情は伝わる。涙だって…続きを読む

５話まで拝読しました。今後感想は変化するかもしれれませんが。すごく面白いです。主人公やヒロインや登場人物の描写はすごく丁寧で読みやすい。安心して読める力量を持った作家さんなのは、他…続きを読む

むせ返るような暑さの夏を通り過ぎ。過ぎゆく秋を思い。冬の寒さに備えるように。追われるように生きている。それでも人には季節が巡る。この作品の中で。感じて下さい。心地よい風に吹かれて。…続きを読む

普段から、素晴らしい長編を書かれる作者さんです。その、しらす丼さんの短編とあっては・・読まないわけにはいかない。これまで天敵のいなかった私たち人類。その私たちが、主人公の視点で読む…続きを読む

Átameとはアタックメールのことではありません。スペイン語で「私を縛って」確かそんな意味。昔見たスペインのコメディ映画のタイトルでしたか。本作のヒロインの名前は深雪。清楚で少女ら…続きを読む

はっきりとハッピーエンドやアンハッピーエンドな結末を書いてなくても。その狭間にあるヒロインの心を描いているのがよいです。譬喩表現の素晴らしさ。それは読んで感じて欲しいのです。恋愛の…続きを読む

温かいおつゆや。お腹を満たしてくれる麺。薬味のネギや七味唐辛子のパウダー。ひとつの丼には様々な思い出があります。そのように見事な作品でした。きっと食べて飲み干して。それから元気にな…続きを読む

ロードバイクとホビーレースの世界。なぜこの題材を作者は選んだのか？それは、一文字一文字章を捲るごとに、作者の緻密で、丁寧な描写で詳らかにされます。本作の主人公は読者とか必ずしも同じ…続きを読む

諸事情により、長らく読めなかった本作！装いも新たに超リブート！前作も面白かったので、初読の方も安心してお読み下さい！期待大です！お帰り呪文堂さん！ずっと待ってたよ！

参加大歓迎です！この作品はとても丁寧な描写をされるカナリヤさんの作品です。設定や知識を見せたがりのよくある作品ではありません。キャンプを通して主人公が学ぶこと。自分以外の人々との触…続きを読む

読むとアイスのように溶けていく心。ほどけるのは日々の生活。それが甘さに変わります。幸せっていいな！多分読み終わりには笑顔になっているかと。そんな二人のお話しです。ぜひお読み下さい！…続きを読む

人が生まれて生きる。季節とは、その時心に生まれる言葉や刻まれた風景。その季節に去来するもの。多分、言葉に遺すのは難しい。作者の筆が綴る人の心の四季折々の風景。その中で、読者さんは豊…続きを読む

私の好きなつきのさんの作品です。あなたは誰に会いたいですか？誰にこの言葉を言って欲しくて。言ってあげたい人はいますか？作者さんの持つ言葉と世界を見つめる眼差しが。それを特別なものに…続きを読む

ひとつの風景。その時に鳴っていた音。彼の爪が奏でた音色。青春の最中だった？そこに終わりがあるなんて思いもしなかった・・それでも今も心に残る音色。たとえあなたが忘れても。誰しもが通り…続きを読む

白雪姫症候群と呼ばれた子供たち。近未来設定ながら、誰もがかつて感じた焦燥や不安や怖れ。新任教師として、異能の子供たちと向き合う主人公。読手であるあなたは彼であり、本作に登場する魅力…続きを読む

つきのさんの作品は、様々なつきのさんの言葉に出会えるのです。優しく、強く、時には悲しく・・ぐちも、悲しいことも。それは私であり、あなたでもある。人が誰しも思い描くこと。それでもこの…続きを読む

静かに、読む人の心は小さな尾ヒレのように水を叩きます。広がる細波や波紋。水槽のガラスを隔て見ていた小さな瞳。そこには、語り継がれた昔話のように。禁や戒めもあります。心や愛があるがゆ…続きを読む

短い文書や言葉の中に。誰もがいた時間や自分の姿を見つけることが出来る。そんな希有な作家さんです。まずこの作品を読んでみて下さい。果たせなかった思い出。あなたにもありますか？そんな方…続きを読む

劇的サプリメントで体重が激減した…わけではない(残念！(>_<"))ある朝目が覚めたらふんわり。重力から解放された少女。いつも手が届きそうで手が届かない。そんな幼なじみ。彼の名前は…続きを読む

月と海月。見上げるものと天から見下ろすもの。その境界線が物語の中で消えて行く。これがロマンチックでなくて、素敵なお話でなくてどうしますか。ぜひ耳を傾けて下さい。波の音と星の瞬きがあ…続きを読む

心にすっと染み込んで来るような、そんな言葉遣いが素晴らしい作品です。孤独な主人公の少年が、なけなしのお金で手にしたぱたぱた鳥は、不思議な魔法の玩具ではありません。うっかりすれば、い…続きを読む

離れて暮らす父と息子の剣道を通じての物語です。家庭事情は少しわけありかも。そこが作家さんの個性で最後まで読み手を惹きつける作品となってます。ぜひお読み下さい！おすすめですよ(o^－…続きを読む

文月八千代さんの作品は食物が登場すると必ず美味しそう。そして食べた人や読んだ人の心はなにかを語ります。さて目の前のチョコの味はいかがですか？ぜひ食してみて下さい！おすすめです！

よくあるファンタジーではありません。剣や魔法バトルや幻獣の類いも出ません。それなくして非凡さを感じさせる作家さんです！是非お読み下さい！きっと異世界からの手紙があなたにも届くでしょ…続きを読む

三題を見事に消化しつつ面白い！だけではなく普遍的な魅力を持った作品たちです！ぜひお楽しみ下さい！どのお話もおすすめです！

僕はラスト好きですね。前半の緊張が持続してピークまで来た時に迎えるラスト、いいですね。常松さんも強面よ！

以前から文月八千代さんの食べ物について書かれた文章が大好きです！読んで興味を持たれた方作者さんの名前を辿り探して見ては？美味しい物に出会えますよ😋🍴💕

ぜひ大勢の方に読んで頂きたい作家さんです。描く世界は様々あれど。きっとこの物語の主人公同様に。読む人にとってかけがえのない存在となるでしょう。そのような未来はすぐ目の前にあります！…続きを読む